北海道(札幌エリア)観光のおすすめ定番10選

北海道(札幌エリア)観光のおすすめ定番10選

北海道(札幌エリア)観光のおすすめスポットをお探しですか?

札幌には、大通公園・さっぽろテレビ塔のような定番から、札幌市時計台の見どころ、リニューアルした北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)といった歴史的建造物、そして北海道神宮へのアクセス方法が気になるパワースポットまで、魅力的な場所が満載です。

藻岩山(もいわやま)の夜景も見逃せません。さらに、体験も!北海道(札幌エリア)観光おすすめスポットとして、白い恋人パークの楽しみ方、札幌市円山動物園の魅力、大倉山展望台からの絶景、サッポロビール博物館(見学)での試飲、元祖さっぽろラーメン横丁でのグルメ体験もご紹介します。

この記事では、北海道(札幌エリア)観光おすすめ総まとめとして、初心者にもわかりやすく各スポットの魅力を解説しますので、ぜひ旅の参考にしてください。

  • 札幌観光の定番スポットと見どころがわかる
  • 体験型施設やグルメスポットの情報がわかる
  • 各スポットの料金やアクセス方法がわかる
  • 効率的な観光プランを立てるヒントが得られる

目次

北海道(札幌エリア)観光のおすすめ定番スポット

  • 大通公園・さっぽろテレビ塔
  • 札幌市時計台の見どころ
  • 北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)
  • 北海道神宮へのアクセス
  • 藻岩山(もいわやま)の夜景

大通公園・さっぽろテレビ塔

札幌市の中心部、西1丁目から西12丁目まで約1.5kmにわたって続く大通公園は、まさに札幌のシンボルです。美しい花壇や芝生、噴水が整備され、市民や観光客の憩いの場となっています。

この公園は、四季折々のイベント会場としても有名です。春は「ライラックまつり」、夏は「YOSAKOIソーラン祭り」や大規模な「ビアガーデン」、秋は「オータムフェスト」、そして冬は世界的に知られる「さっぽろ雪まつり」や「ホワイトイルミネーション」が開催され、一年中楽しむことができます。

公園の東端に建つのがさっぽろテレビ塔です。地上約90mの展望台からは、まっすぐに伸びる大通公園の全景と札幌市街のパノラマを一望できます。特に、イベント開催中の景色や夜景は格別です。

さっぽろテレビ塔 展望台情報

営業時間9:00~22:00(最終入場 21:50)
※イベント等により変動あり
展望台料金大人(高校生以上)1,000円、小中学生 500円
アクセス地下鉄「大通駅」27番出口すぐ
お得情報札幌市時計台との共通入場券(大人1,200円)もあります。

2025年3月には「登録有形文化財」にも認定されました。札幌の歴史を見守り続けてきたランドマークからの眺めを、ぜひ体験してみてください。

札幌市時計台の見どころ

「がっかりスポット」なんて言われることもありますが、その歴史的価値を知れば必ず訪れたくなるのが札幌市時計台です。正式名称は「旧札幌農学校演武場」といい、国の重要文化財に指定されています。

この建物は、クラーク博士の提言により1878年(明治11年)に建設されました。北海道開拓の指導者を育成する農学校の施設だったのです。館内は資料館になっており、時計台の歴史や札幌農学校の歩みを知ることができます。

見どころは2階ホールです。建設当時の講堂の雰囲気が再現されており、クラーク博士から教えを受けた卒業生たちの歴史に触れられます。また、時計台の時計機械と同じアメリカ・ハワード社製の兄弟機も展示されており、塔時計の仕組みを間近で学べます。

毎正時に鳴る鐘の音

時計台の鐘は、140年以上経った今でも毎正時、時刻の数だけ鳴り響いています。電気を使わず、重りの力だけで動いている機械遺産です。見学はぜひ鐘の音が鳴る時間帯に合わせてみてください。

開館時間8:45〜17:10(入館は17:00まで)
休館日年始(1月1日〜1月3日)
観覧料大人 200円、高校生以下 無料
※さっぽろテレビ塔との共通券(大人1,200円)あり
アクセス地下鉄「大通駅」市役所側出口から徒歩5分
JR札幌駅南口から徒歩約10分

見学時の注意点

歴史的建造物を当時の姿のまま保存しているため、館内には冷房設備がありません。夏場は外気温以上に暑くなることもあるため、水分補給などの対策を忘れずに。また、駐車場はないため、近隣の有料駐車場を利用する必要があります。

北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)

「赤れんが庁舎」の愛称で親しまれる北海道庁旧本庁舎は、札幌の歴史を象徴する重要なスポットです。1888年(明治21年)に建てられたアメリカ風ネオ・バロック様式の美しい建物で、国の重要文化財に指定されています。

この赤れんが庁舎は、約6年半にわたる大規模改修工事を経て、2025年7月25日にリニューアルオープンしました。

リニューアルにより、単なる歴史的建造物の見学施設から、北海道の歴史や文化、魅力を多角的に発信する複合施設へと生まれ変わりました。建物の歴史的価値を保存しつつ、新たな展示機能が加わっています。

リニューアル後の見どころ

  • 2F 歴史と文化のフロア: 歴代長官・知事の執務室を再現した空間や、赤れんが庁舎の建築技術を紹介する展示、プロジェクションマッピングで札幌のまちの成り立ちを学べるコーナーがあります。アイヌ文化や北海道の遺産を紹介するエリアも充実しています。
  • 八角塔特別観覧エリア: これまで非公開だった庁舎のシンボル「八角塔」の内部が展望バルコニーとして公開され、札幌の街並みを新たな角度から眺望できます。
  • 1F 地域情報とにぎわいのフロア: 道内179市町村の特産品や工芸品を一堂に展示するコーナーや、雄大な自然景観をパノラマ映像で楽しめるスクリーンが設置されています。

リニューアル後の利用情報

リニューアルに伴い、これまで無料だった観覧が有料になりました。ご注意ください。

開館時間8:45~18:00
休館日年末年始
入館料一般 300円、大学生・高校生 200円、中学生以下 無料
アクセスJR札幌駅南口から徒歩約8分
地下鉄「さっぽろ駅」から徒歩約7分

北海道神宮へのアクセス

北海道神宮は、北海道で最も格式の高い「総鎮守」として知られる、道内随一のパワースポットです。1869年(明治2年)、明治天皇の命により北海道開拓の守護神として「開拓三神」が祀られたのが始まりです。現在は明治天皇も合わせて四柱の神様をお祀りしています。

円山公園に隣接する広大で自然豊かな境内は、市民の憩いの場でもあります。春には桜と梅が同時に咲くお花見スポットとして賑わい、運が良ければ野生のエゾリスに出会えることもあります。

ご利益は、開拓三神が祀られていることから国土経営や開拓、さらには金運、勝負運、商売繁盛など多岐にわたると言われています。また、境内にある「開拓神社」は、北海道開拓の功労者たちを祀っており、仕事運アップのご利益も期待できます。

参拝後の楽しみに「判官さま」

神宮の敷地内にある「六花亭 神宮茶屋店」では、ここでしか食べられない焼き餅「判官さま」が人気です。参拝後にぜひ味わってみてください。

主なアクセス方法

北海道神宮へは、公共交通機関の利用が便利です。特に地下鉄東西線の円山公園駅が最寄りとなります。

交通手段ルート所要時間
地下鉄地下鉄東西線「円山公園駅」下車徒歩 約15分
バスJRバス「北海道神宮」停留所下車徒歩 約1分
JR札幌駅から地下鉄南北線「さっぽろ駅」→「大通駅」で東西線に乗換 →「円山公園駅」下車電車約10分+徒歩15分
新川ICから約20分。駐車場あり(約200台)。祈祷利用時や時間帯により駐車料金のサービスがあります。

正月期間の交通規制

正月三が日は、周辺道路で大規模な交通規制が実施され、神宮の駐車場は利用できません。初詣の際は必ず公共交通機関をご利用ください。

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藻岩山(もいわやま)の夜景

藻岩山(もいわやま)の山頂から望む夜景は、「日本新三大夜景」にも選ばれた札幌観光のハイライトの一つです。標高531mの山頂展望台からは、宝石をちりばめたような札幌の街並みや石狩平野を360度の大パノラマで一望できます。

山頂へは、まずロープウェイで中腹駅まで登り、そこから「もーりすカー」というミニケーブルカーに乗り継いで向かいます。この空中の移動も、徐々に広がる景色とともに楽しめます。

展望台には、カップルに人気の「幸せの鐘」や、永遠の愛を誓う「南京錠」を取り付けるスペースがあり、ロマンチックなデートスポットとしても知られています。山頂駅のレストラン「THE JEWELS」では、美しい夜景を眺めながらカジュアルフレンチを堪能する、贅沢な時間を過ごすことも可能です。

営業時間と料金

ロープウェイ営業時間[夏季]10:30~22:00(上り最終21:30)
[冬季]11:00~22:00(上り最終21:30)
往復セット料金
(ロープウェイ+もーりすカー)
大人 2,100円、小学生以下 1,050円
アクセス市電「ロープウェイ入口」停留所から無料シャトルバスで約5分

整備点検による休業に注意

藻岩山ロープウェイは、年に一度、春先に長期の整備点検運休期間が設けられます(例: 2025年3月26日~4月24日)。訪問前には必ず公式サイトで運行状況を確認してください。


体験も!北海道(札幌エリア)観光おすすめスポット

  • 白い恋人パークの楽しみ方
  • 札幌市円山動物園の魅力
  • 大倉山展望台からの絶景
  • サッポロビール博物館(見学)
  • 元祖さっぽろラーメン横丁
  • 北海道(札幌エリア)観光おすすめ総まとめ

白い恋人パークの楽しみ方

白い恋人パークは、北海道土産の定番「白い恋人」の製造工程見学はもちろん、お菓子作り体験や美しい庭園散策も楽しめるお菓子のテーマパークです。

館内はイギリスの古都チェスターをモデルにした美しい内装で、写真映えするスポットが満載。有料エリア「チョコトピアファクトリー」では、「白い恋人」が実際に作られているラインを見学できます。

また、チョコレートの歴史を学べるプロジェクションマッピングショーも見ごたえがあります。

楽しみ方は見学だけではありません。「スイーツワークショップ・ドリームキッチン」では、クッキー作りやチョコレートのお絵描きなど、自分だけのお菓子作り体験が可能です(要別途料金・予約推奨)。

毎正時に時計塔で繰り広げられる「からくり時計」のショーや、夏に咲き誇るローズガーデン、冬のイルミネーションも見どころです。シャボン玉が舞う幻想的な雰囲気も楽しめますよ。

営業時間10:00~18:00
有料エリア最終受付16:30
有料エリア入館料大人 800円、こども(4歳~中学生) 400円
アクセス地下鉄東西線「宮の沢駅」から徒歩約7分
駐車場有料(有料エリアチケット購入で割引あり)

バースデー特典

お誕生日の前後1日(計3日間)に有料エリアに入館すると、白い恋人ソフトクリームとオリジナルバッジがもらえる特典があります。誕生日が近い方は証明書をお忘れなく!

札幌市円山動物園の魅力

札幌市円山動物園は、1951年(昭和26年)に北海道で初めて開園した動物園です。市街地からアクセスしやすい立地にありながら、円山の自然に囲まれた環境で多くの動物たちに出会えます。

最大の魅力は、動物たちの生息環境を再現し、その生態を間近で観察できる「生息環境展示」です。

特に2018年にオープンした「ホッキョクグマ館」は必見。国内最長となる約18mの水中トンネルがあり、ホッキョクグマが水中に飛び込む姿や、水中をダイナミックに泳ぐ様子を下から眺めることができます。

ほかにも、アジアゾーン、アフリカゾーン、類人猿館など、見どころは多数。動物たちがイキイキと活動する姿を引き出すためのイベントも毎日実施されており、何度訪れても新しい発見がある動物園です。

区分営業時間最終入園
夏期(3月~10月)9:30~16:3016:00
冬期(11月~2月)9:30~16:0015:30

料金と休園日

  • 入園料: 大人 800円、高校生 400円、中学生以下 無料
  • 休園日: 毎月第2・第4水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~31)など。※8月は第1・第4水曜日
  • アクセス: 地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩15分、またはバスで約5分

大倉山展望台からの絶景

大倉山展望台は、1972年の札幌オリンピックで使用されたジャンプ競技場のスタート地点真上に位置する展望スポットです。標高約307mの高さから、選手と同じ視点で札幌市街や石狩平野の大パノラマを一望できます。

展望台へは、実際に選手も利用するリフトに乗って向かいます。ジャンプ台の急斜面(助走路)のすぐ横を登っていくため、その迫力と高さに驚かされます。展望ラウンジからの眺めはもちろん、リフトで下る際のスリルも格別です。

また、施設内には札幌オリンピックミュージアムが併設されています。

ここでは、ウィンタースポーツの歴史資料の展示に加え、スキージャンプやボブスレー滑走などを選手気分で体験できるシミュレーター(疑似体験コーナー)が充実しており、大人も子供も楽しめます。

施設料金営業時間(夏期)
展望台リフト(往復)大人 1,000円、小学生以下 500円8:30~18:00(時期により夜間延長あり)
オリンピックミュージアム大人 600円、中学生以下 無料9:00~18:00

ジャンプ大会開催時の注意

ジャンプ競技の大会や公式練習が行われる際は、安全のためリフトの運行が休止され、展望台に登れないことがあります。訪問前には公式サイトのスケジュールを確認することをおすすめします。

サッポロビール博物館(見学)

サッポロビール博物館は、日本で唯一のビールに関する博物館であり、サッポロビール園の敷地内にあります。明治時代の面影を残す赤レンガの建物は、北海道遺産にも認定されています。

館内の見学方法は、大きく分けて2つあります。

  1. 自由見学コース(無料)
    予約なしで、自分のペースで館内を見学できます。日本のビール産業の礎を築いた開拓使の歴史や、サッポロビールの誕生から現在までの歩みを、当時のポスターなどの貴重な資料と共に学べます。
  2. プレミアムツアー(有料・要予約)
    ブランドコミュニケーターの案内で、より深く歴史を学べるガイド付きツアーです。ツアー参加者限定のシアター映像を見た後、創業当時の味を再現した「復刻札幌製麦酒」と「黒ラベル」の2種飲み比べが楽しめます。

プレミアムツアー詳細

  • 所要時間: 約50分(試飲含む)
  • 参加費: 大人 1,000円、中学生~20歳未満 500円
  • 予約: 事前のWEB予約が必要です。

見学後は、1階の「スターホール」(有料試飲コーナー)で、北海道限定の「サッポロクラシック」などを味わうのが定番です。また、隣接するサッポロビール園では、北海道名物のジンギスカンをできたてのビールと共に楽しめます。

アクセスと駐車場

JR札幌駅や大通公園から路線バス(直行便あり)の利用が便利です。車の場合は、サッポロビール園と共用の提携駐車場があり、博物館やレストランの利用者は6時間まで無料で利用できます。

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元祖さっぽろラーメン横丁

札幌グルメの代表格である「味噌ラーメン」。その発祥の地として知られるのが、すすきのにある元祖さっぽろラーメン横丁です。

1951年(昭和26年)に「公楽ラーメン名店街」として始まったこの横丁には、現在17軒の個性豊かなラーメン店が軒を連ねています。狭い路地にひしめき合うお店の雰囲気も、札幌ならではの風情を感じさせます。

各店が伝統の味を守りつつ、それぞれに工夫を凝らした自慢の味噌ラーメンを提供しています。もちろん、醤油ラーメンや塩ラーメンを楽しめるお店もあります。

どのお店に入るか迷うのも、この横丁の楽しみ方の一つです。ランチや夕食はもちろん、すすきので飲んだ後の「締めのラーメン」として立ち寄るのも定番のコースですよ。

スポット情報

  • 住所: 北海道札幌市中央区南5条西3-6 N・グランデビル1F
  • アクセス: 地下鉄「すすきの駅」から徒歩約3分
  • 営業時間: 店舗により異なりますが、多くが深夜まで営業しています。
  • 定休日: 店舗により異なります。

北海道(札幌エリア)観光おすすめ総まとめ

北海道(札幌エリア)観光のおすすめスポットを、定番から体験型、グルメまで幅広くご紹介しました。最後に、この記事の要点をまとめます。

  • 大通公園は札幌の中心にあり四季のイベントが魅力
  • さっぽろテレビ塔は展望台からの眺めが必見
  • 札幌市時計台は国の重要文化財で歴史を学べる
  • 時計台の鐘は今も現役で毎正時に鳴る
  • 北海道庁旧本庁舎は2025年7月にリニューアルオープン
  • 赤れんが庁舎は入館料が一般300円に変更された
  • 北海道神宮は道内随一のパワースポット
  • 神宮へのアクセスは地下鉄円山公園駅から徒歩15分
  • 藻岩山は日本新三大夜景に選ばれた絶景スポット
  • 白い恋人パークはお菓子作り体験もできるテーマパーク
  • 札幌市円山動物園はホッキョクグマ館の水中トンネルが人気
  • 大倉山展望台は選手気分の絶景とスリルが味わえる
  • サッポロビール博物館は無料見学と有料ツアー(試飲付)がある
  • 元祖さっぽろラーメン横丁は味噌ラーメン発祥の地
  • 札幌観光は歴史・自然・体験・グルメと多彩に楽しめる
サッポロビール博物館

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