吹割の滝の読み方は?2025年最新の駐車場や観光情報も解説
こんにちは。にほん旅さんぽ、運営者の「ちょぼ」です。
「吹割の滝」って、写真で見るとすごい迫力だけど、いざ名前を読もうとすると「ふき…わり?」「すいわり?」と迷ってしまいますよね。私も最初は自信がなくて、こっそりスマホで検索した経験があります。
でも、名前の読み方を知ることは、その場所の魅力を知る第一歩です。この記事では、正しい読み方はもちろん、これから現地へ行く方が絶対に知っておきたい「駐車場の裏技」や「2025年の最新注意点」まで、私の体験をもとにわかりやすくまとめました。
読み方のモヤモヤを解消して、安心して絶景への旅を楽しみましょう!
- 「ふきわれのたき」という正しい読み方と、そのユニークな名前の由来
- 2025年の冬季閉鎖期間や、最近話題のクマ出没などの安全情報
- 現地で迷わないための無料駐車場の選び方とアクセスのコツ
- 滝と一緒に楽しみたい、周辺の絶品ランチや温泉スポット
吹割の滝の読み方と名前の由来や意味
群馬県沼田市にある、この迫力ある滝。テレビやSNSで映像を見て「行ってみたい!」と思ったものの、名前の漢字を見て「ん?これなんて読むの?」と手が止まってしまった方も多いのではないでしょうか。
まずは、一番気になるその「読み方」と、なぜそんな名前がついたのかという深い理由、そして基本情報からしっかりとお話ししていきますね。
ふきわれのたきと読む理由や東洋のナイアガラ
結論から言うと、この滝は「吹割の滝(ふきわれのたき)」と読みます。
「吹く(ふく)」に「割れる(われる)」と書いて「ふきわれ」。最初は少し不思議な響きに感じるかもしれませんが、現地でその姿を見れば、これ以上ないほどぴったりの名前だと納得できるはずです。
なぜこの名前がついたのかというと、その地形の成り立ちに理由があります。川底にある岩盤(凝灰岩)の柔らかい部分が、長い年月をかけて水流で削られ、まるで「巨大な岩が吹き割れた」かのような裂け目ができたからなんです。高い崖から水が落ちるのではなく、川底の裂け目に向かって三方向から水が吸い込まれていく姿は、まさに自然が作り出した芸術ですね。
また、そのスケールの大きさから「東洋のナイアガラ」という別名でも親しまれています。落差は約7メートルとそこまで高くありませんが、横幅はなんと30メートル以上。本家のナイアガラ瀑布と同じように「横に広い」景観が、この異名の由来となっています。
知っておきたい豆知識 かつて、この滝壺は竜宮城に通じているという伝説もあったそうです。それほどまでに、底知れぬ神秘的な雰囲気が漂っているということですね。
吹割の滝の英語表記や住所などの基本情報
海外からの旅行者の方も増えているので、英語での表記や、ナビ設定に必要な住所などの基本情報も整理しておきます。
| 名称 | 吹割の滝(Fukiware no Taki) |
|---|---|
| 英語表記 | Fukiware Falls |
| 住所 | 群馬県沼田市利根町追貝(とねまちおっかい) |
| 指定 | 国指定天然記念物、名勝 |
| 入場料 | 無料(見学自由) |
住所にある「追貝(おっかい)」という地名もまた、難読地名として知られています。吹割の滝だけでなく、地名にも歴史が詰まっているのがこのエリアの面白いところですね。
見どころとなる鱒飛の滝や浮島観音堂
「吹割の滝」に行ったら、メインの滝だけ見て帰ってしまうのはもったいないですよ。遊歩道を歩くと、いくつかの見どころスポットが連続して現れます。
まず、遊歩道の入り口近くで見られるのが「鱒飛の滝(ますとびのたき)」です。かつて川を遡ってきた鱒(マス)が、あまりの激流に段差を越えられず、飛び跳ねていたことから名付けられました。落差はそれほどありませんが、水流の激しさは吹割の滝以上かもしれません。
そこから進むと、いよいよメインの吹割の滝が現れ、さらに奥へ進むと「浮島(うきしま)」へと渡る橋があります。ここには「浮島観音堂」があり、左甚五郎作と伝えられる「浮島如意輪観音」が安置されています。
さらに「吹割橋」を渡って対岸の遊歩道へ行くと、岩壁が般若の顔に見える「般若岩(はんにゃいわ)」など、奇岩の数々を見ることができます。自然が作り出した彫刻のような岩肌にもぜひ注目してみてください。
2025年の冬季閉鎖期間と現在の状況
旅行の計画を立てる際、絶対に気をつけなければならないのが「冬季閉鎖」です。「せっかく行ったのに入れなかった!」という悲しい事態にならないよう、最新情報をチェックしておきましょう。
吹割の滝の遊歩道は、雪や凍結の危険があるため、冬の間は完全に通行止めになります。
【2024-2025年シーズンの冬季閉鎖予定】 2025年12月11日(木)より冬季閉鎖となることがアナウンスされています。 ※例年、翌年の3月下旬頃まで閉鎖が続きます。
「えっ、じゃあ冬は見られないの?」と思うかもしれませんが、ご安心ください。遊歩道には入れませんが、少し離れた高い位置にある「六角堂(ろっかくどう)」という展望台からは、雪化粧をした滝を見下ろすことができます。近くまでは行けませんが、冬ならではの静寂に包まれた景色もまた格別ですよ。
ただし、閉鎖予定日より前でも、雪が降ったり凍結したりした場合は、その時点で即時閉鎖になることがあります。11月下旬以降に行く予定の方は、必ず沼田市の公式サイトなどで当日の状況を確認してくださいね。
クマ出没情報と遊歩道の所要時間について
最近、全国的にもニュースになっていますが、このエリアでもクマの目撃情報が増えています。
2025年10月には、吹割の滝広場付近でクマが目撃され、一部の遊歩道(特に山側のルート)が通行止めになる措置が取られました。自然豊かな場所なので、こればかりは仕方がないことですが、私たち観光客もしっかりと対策をする必要があります。
安全に楽しむためのポイント
- クマ鈴を携帯する(音を出してこちらの存在を知らせる)
- 早朝や夕暮れ時は避ける(クマが活発になる時間帯です)
- 単独行動は避ける(なるべく複数人で会話しながら歩きましょう)
また、遊歩道をぐるっと一周する場合の所要時間は約1時間が目安です。遊歩道と言っても、一部アップダウンがあったり、水しぶきで地面が濡れて滑りやすかったりします。ヒールやサンダルではなく、履き慣れたスニーカーで行くことを強くおすすめします。

吹割の滝の読み方と共に知る駐車場やランチ
さて、読み方や見どころがわかったところで、次は「どうやって行く?」「どこに車を停める?」「お昼は何を食べる?」といった、より具体的な旅の計画についてお話ししていきましょう。
無料駐車場の場所と道の駅吹割の活用法
車で行く場合、一番悩むのが駐車場ですよね。吹割の滝周辺には、大きく分けて2種類の駐車場があります。
一つ目は、「道の駅 吹割」の駐車場です。ここは公営の施設なので、完全に無料で利用できます。トイレもきれいですし、農産物直売所などもあるので安心感がありますね。ただし、滝の遊歩道入り口までは徒歩で5分ほど歩く必要があります。
二つ目は、滝の入り口近くにある民間のドライブインやお土産屋さんの駐車場です。看板に大きく「無料」と書かれていることが多いですが、ここは「お店を利用するなら無料」という暗黙のルールがある場合がほとんどです。お土産を買ったり食事をする予定があるなら、滝に一番近いこれらの駐車場を利用するのが便利でしょう。
駐車場の選び方まとめ
- 道の駅 吹割:完全に無料で気兼ねなく停めたい人向け(少し歩く)
- 民間ドライブイン:お土産や食事も楽しみたい、なるべく歩きたくない人向け
車やバスでのアクセス方法とナビ設定
アクセスについても確認しておきましょう。
【車で行く場合】 関越自動車道の「沼田IC」から国道120号線を日光・片品方面へ約20分〜30分ほど走ると到着します。この国道120号線は「日本ロマンチック街道」の一部でもあり、ドライブコースとしても最高に気持ちがいいですよ。
カーナビを設定する際は、「吹割の滝」または「道の駅 吹割」で検索すればスムーズです。
【バスで行く場合】 JR上越線の「沼田駅」から、関越交通バスの「鎌田・大清水・戸倉スキー場行き」などに乗車し、約45分。「吹割の滝」バス停で下車すれば、目の前が滝の入り口です。バスの本数はそれほど多くないので、事前に時刻表をチェックしておきましょう。
周辺のおすすめランチと美味しい蕎麦屋
「吹割の滝 ランチ」で検索している方も多いと思いますが、この周辺のグルメといえば、なんといっても「お蕎麦」です!
利根沼田エリアは水がきれいなことで有名で、美味しいお蕎麦屋さんがたくさんあります。特に、滝の遊歩道沿いや入り口付近にある「水石(すいせき)」さんは、本格的な十割そばが味わえると評判です。滝を見下ろすような位置にあり、ロケーションも抜群です。
また、大型ドライブインの「伽羅苑(きゃらえん)」さんも人気です。こちらは駐車場が広く、自家製麺のうどんや蕎麦だけでなく、スイーツやお土産も充実しているので、家族連れやグループ旅行には使い勝手がとても良いですね。
そして、沼田市といえば「とんかつ」も有名。「上州沼田とんかつ街道」と呼ばれるエリアもあるので、ガッツリ食べたい派の方はそちらをチェックしてみるのも良いかもしれません。
老神温泉での日帰り入浴と宿泊情報
滝の周りを1時間ほど歩くと、思った以上にいい運動になります。そんな疲れを癒やすのにぴったりなのが、車で10分〜15分ほどの場所にある「老神温泉(おいがみおんせん)」です。
ここは「美肌の湯」としても知られる歴史ある温泉地。日帰り入浴なら「湯元華亭(ゆもとはなてい)」がおすすめです。露天風呂からの眺めが素晴らしく、食事処も併設されているので、滝見学の後の「温泉&ランチ」コースとして完璧ですね。
もちろん、時間に余裕があれば老神温泉に宿泊して、翌日に尾瀬や日光へ足を伸ばすのも素敵なプランだと思います。
周辺観光におすすめの尾瀬や川場田園プラザ
吹割の滝を見終わった後、「次はどこに行こう?」と迷ったら、以下のスポットがおすすめです。
まず外せないのが、車で約15分の場所にある「道の駅 川場田園プラザ」です。「家族で一日楽しめる道の駅」として東日本第1位に選ばれたこともある超人気スポットで、美味しいパンやビール、新鮮な野菜などが目白押し。ここを目的地に来る人もいるくらいです。
また、自然をもっと満喫したいなら、そのまま国道120号線を奥へ進んで「尾瀬国立公園」方面へ向かうのも良いですね。季節によっては水芭蕉や紅葉が見事です。
歴史好きの方なら、大河ドラマ『真田丸』の舞台にもなった「沼田城址(沼田公園)」や、歴史的な大事件の舞台となった「名胡桃城址(なぐるみじょうし)」を巡るのもロマンがあっておすすめです。
吹割の滝の読み方を再確認して旅に出よう
今回は「吹割の滝 読み方」という疑問からスタートして、周辺の観光情報までたっぷりとご紹介しました。
今回のまとめ
- 読み方は「ふきわれのたき」
- 岩が吹き割れたような地形が名前の由来
- 2025年12月11日からは冬季閉鎖になるので注意
- 歩きやすい靴と、クマ対策を忘れずに!
名前の読み方がわかると、なんだか親近感が湧いてきませんか?「東洋のナイアガラ」と呼ばれるその迫力を、ぜひご自身の目で確かめてみてくださいね。四季折々の表情を見せる吹割の滝が、あなたを待っています!
※記事内の料金や営業時間、閉鎖期間等の情報は執筆時点(2025年版)のものです。お出かけの際は、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。