
北海道の網走観光で気になるスポットのひとつが、天都山にあるオホーツク流氷館です。
オホーツク流氷館について調べていると、見どころは何なのか、本物の流氷に触れることができるのか、クリオネは見られるのか、料金はいくらなのか、所要時間はどれくらい必要なのかなど、行く前に知っておきたいことがいろいろ出てきます。
特に網走の流氷は冬のイメージが強いため、夏でも楽しめるのか気になる人も多いかもしれません。オホーツク流氷館にはマイナス15℃の流氷体感テラスがあり、本物の流氷を一年を通して間近で見ることができます。さらに、流氷の天使と呼ばれるクリオネをはじめとしたオホーツク海の生き物、映像展示、天都山展望台からの景色など、流氷以外にも注目したいポイントがあります。
この記事では、オホーツク流氷館の見どころを中心に、流氷体験、クリオネ、料金、営業時間、所要時間、アクセス、駐車場、展望台、流氷ソフトクリームまで、初めて訪れるときに知っておきたい情報をまとめました。
- オホーツク流氷館ならではの見どころ
- 本物の流氷やクリオネを楽しむポイント
- 料金・営業時間・所要時間の目安
- アクセス・駐車場・展望台の楽しみ方
オホーツク流氷館はどんな施設?
オホーツク流氷館は、網走を代表する自然現象である流氷とオホーツク海の生き物をテーマにした観光施設です。実際の流氷がやって来る冬だけでなく、一年を通して流氷の世界を体感できるのが大きな特徴ですね。
網走の天都山にある流氷の体験施設
オホーツク流氷館があるのは、北海道網走市の天都山です。
流氷についてパネルを眺めるだけの資料館というより、実物の流氷、映像、オホーツク海の生き物、そして展望台からの景色を組み合わせて楽しめる体験型の施設になっています。
私がおもしろいと思うのは、実際に流氷が接岸していない季節でも流氷の迫力を体験できるところです。
網走で本物の流氷を見られる時期は自然条件に左右されますが、オホーツク流氷館なら季節を問わず本物の流氷を間近で観察できます。夏の北海道旅行で訪れても流氷を体験できるというのは、かなり大きな魅力ですね。
冬の網走観光だけでなく、春・夏・秋に網走を訪れる人にもおすすめしやすい施設です。本物の流氷とオホーツク海の生き物、天都山からの景色を一度に楽しめます。
オホーツク流氷館の最大の見どころは流氷体感テラス
オホーツク流氷館へ行くなら、まず体験しておきたいのが流氷体感テラスです。単に流氷を見るだけではなく、オホーツクの冬の厳しさまで体で感じられる展示になっています。
マイナス15℃の世界で本物の流氷に触れる
流氷体感テラスの室温はマイナス15℃。中にはオホーツク海から運ばれた本物の流氷が展示されています。
その量は約100トン。氷の塊を眺めるだけではなく、本物の流氷を間近で観察できるのがポイントです。
外が暖かい季節なら、入口を通った瞬間の温度差にも驚くと思います。北海道の夏に観光しているのに、一気に真冬の世界へ入ってしまう。この感覚だけでも記憶に残りそうですね。
流氷は遠くから見ると白い氷の塊ですが、近くで見ると表面の形や透明感などにも違いがあります。自然が作った流氷の形をすぐそばで観察できるので、ぜひじっくり見てみてください。
濡れたタオルを凍らせるシバレ体験
流氷体感テラスで人気なのが、濡れたタオルを使った「シバレ体験」です。
マイナス15℃の空間で濡れたタオルを振っていると、徐々にタオルが凍って硬くなっていきます。
写真や映像で寒さを見るだけでは分かりにくいですが、自分でタオルを凍らせてみると、氷点下の世界がどれほど寒いのか実感しやすくなります。
子どもはもちろん、大人でもついやってみたくなる体験かなと思います。
流氷体感テラスはマイナス15℃の低温環境です。体調に不安がある場合は無理をせず、滞在時間を調整してください。健康上の不安がある場合の最終的な判断は専門家にご相談ください。
クリオネなどオホーツク海の生き物に会える
オホーツク流氷館は流氷だけの施設ではありません。館内では、寒いオホーツク海で暮らす少し不思議な生き物たちも展示されています。
流氷の天使クリオネを間近で観察
代表的な生き物が、流氷の天使と呼ばれるクリオネです。
透明感のある小さな体で水中をふわふわと泳ぐ姿は、写真で見るのと実際に見るのとでは印象が違います。翼のように見える部分を動かしながら泳ぐ姿は、しばらく眺めていたくなりますね。
自然の海でクリオネを気軽に観察するのは難しいので、網走旅行で間近に見られるのはうれしいポイントです。
本物の流氷とクリオネを同じ施設で見られるという組み合わせも、オホーツク流氷館らしいところだと思います。
フウセンウオやナメダンゴにも注目
クリオネ以外にも、館内ではフウセンウオやナメダンゴなど、オホーツク海に生息する特徴的な生き物が飼育展示されています。
名前を聞いただけでは姿を想像しにくい生き物も多く、「こんな魚が北海道の海にいるんだ」と新しい発見があります。
大型水族館のようにたくさんの種類を次々に見る施設ではありませんが、オホーツクという地域に焦点を絞って生き物を見ることで、その海の特徴を感じやすくなっています。
生き物は体調などによって展示状況が変わる場合があります。特定の生き物を目的に訪れる場合は、事前に最新の展示状況を確認しておくと安心です。
映像で流氷の世界へ入り込む
実物の流氷だけでなく、映像を使ってオホーツク海の世界を体験できるのも見どころです。実際には見ることが難しい流氷の下の世界まで知ることができます。
流氷海中ライブで流氷の下を体験
流氷海中ライブでは、360度カメラで撮影された映像によって、流氷の下に広がる世界を楽しめます。
冬に海岸から流氷を見ても、基本的に見えるのは海面より上の部分ですよね。でも、その下にも海の世界が広がっています。
流氷を単なる冬の景色として見るのではなく、海の中まで含めた自然環境として知ることができるのがおもしろいところです。
本物の流氷を見る前後に映像を見ておくと、「この氷の下にはこんな世界があるんだ」と想像しやすくなると思います。
5面スクリーンの流氷幻想シアター
流氷幻想シアターも見逃したくない展示です。
正面だけではなく左右や上下にも映像が展開する5面スクリーンで、流氷やオホーツク海の生き物などを映し出します。
スクリーンの総サイズは400インチ。普通の映画を見る感覚とは少し違って、自分の周囲にオホーツクの世界が広がっていくような映像体験を楽しめます。
流氷がどのような環境に存在し、そこにどんな生き物が暮らしているのかを視覚的に感じられるので、子どもと一緒に訪れたときにも楽しみやすい展示ですね。
天都山展望台から360度の絶景を見る
館内を見終わったら、そのまま帰らず展望台にも立ち寄ってみてください。オホーツク流氷館が建つ天都山は、景色そのものが大きな見どころです。
オホーツク海から知床連山まで見渡せる
天都山の標高は207メートル。展望テラスからは360度のパノラマを楽しめます。
視界にはオホーツク海をはじめ、網走湖、能取湖、濤沸湖、藻琴湖、さらに天候に恵まれれば知床連山や阿寒方面の山々まで広がります。
北海道らしい広大な風景を眺められるので、私は流氷体験と同じくらい展望台にも時間を取っておきたいと思います。
冬なら流氷が広がるオホーツク海、春から秋なら緑や湖と海がつくる雄大な景色と、季節によってまったく違う表情を楽しめるのも魅力です。
天都山展望台だけなら無料で利用できる
うれしいのが、天都山展望台の利用は無料ということです。
オホーツク流氷館の有料展示を見る場合には入館料が必要ですが、展望台だけなら料金はかかりません。
網走観光の途中で景色を見たいときに立ち寄ることもできますし、時間に余裕があれば流氷館と展望台の両方を楽しむのがおすすめです。
オホーツク流氷館では、地下の流氷展示だけで終わらず、最後に展望台から実際のオホーツク海を眺めてみてください。展示で知った流氷の世界と実際の海がつながって感じられます。
流氷ソフトクリームも食べてみたい
館内を歩いたあとは、1階にあるカフェ・ド・クリオネにも注目です。ここではオホーツク流氷館らしい名物を楽しめます。
青い塩が印象的な流氷ソフトクリーム
カフェ・ド・クリオネの名物が流氷ソフトクリームです。
オホーツク海の塩を使った塩キャラメル味で、見た目のアクセントになっている青い塩には海藻由来の天然色素が使われています。
流氷をイメージした見た目なので、網走旅行らしい写真も撮りやすいですね。
流氷体感テラスでマイナス15℃を体験した直後にソフトクリームというのはなかなか思い切った組み合わせですが、暖かい季節なら特に食べてみたくなります。
ミュージアムショップで網走のお土産探し
館内にはミュージアムショップもあります。
網走の景色や流氷をモチーフにしたグッズなどが扱われているので、旅の記念品を探すのにも向いています。
流氷やクリオネが好きな人なら、一般的なお土産店とは少し違った商品を探す楽しみもありますね。
オホーツク流氷館の料金と所要時間
ここからは、実際に観光プランへ組み込むときに気になる料金や所要時間を見ていきます。料金は変更される可能性があるため、訪問前の確認も忘れないようにしましょう。
入館料金はいくら?
| 区分 | 個人料金 |
|---|---|
| 大人 | 990円 |
| 高校生 | 880円 |
| 小・中学生 | 770円 |
| 天都山展望台 | 無料 |
このほか、20名以上の団体料金や、対象者向けの減額料金なども設定されています。
料金は旅行計画を立てるための一般的な目安として考え、実際に訪れる際には最新料金を確認してください。
所要時間は1時間前後を目安に
オホーツク流氷館の所要時間は、見学の仕方によって変わります。
流氷体感テラス、生き物の展示、映像展示、展望台などをひと通り楽しむなら、1時間前後をひとつの目安にすると予定を立てやすいかなと思います。
ただし、これはあくまで一般的な目安です。クリオネをじっくり観察したり、映像をしっかり見たり、展望台で写真を撮ったり、カフェやショップまで利用したりするなら、もう少し余裕を持っておくと安心です。
特に天気がいい日は展望テラスからの景色が素晴らしいので、時間を詰め込みすぎないほうが楽しみやすいですね。
営業時間・休館日・駐車場
オホーツク流氷館は季節によって営業時間が変わります。夏と冬で開館時間が異なるため、北海道旅行の日程を組むときには注意してください。
営業時間は夏季と冬季で異なる
| 期間 | 営業時間 | 最終入館 |
|---|---|---|
| 5月~10月 | 8:30~18:00 | 17:30 |
| 11月~4月 | 9:00~16:30 | 16:00 |
| 12月29日~1月5日 | 10:00~15:00 | 14:30 |
基本的に定休日はありません。ただし、臨時休館や営業時間の変更が行われる場合があります。
営業時間や料金などの数値は変更される可能性があります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。
無料駐車場があるので車でも訪れやすい
オホーツク流氷館には駐車場があり、乗用車約150台、バス約50台に対応しています。
北海道の観光では車で移動することも多いので、まとまった駐車スペースが用意されているのは利用しやすいポイントですね。
ただし、冬の網走は積雪や路面凍結が発生することがあります。天都山へ車で向かう場合は、その日の道路状況や天候を確認し、無理のない運転を心がけてください。
オホーツク流氷館へのアクセス
オホーツク流氷館は網走市街地から少し離れた天都山にあります。車のほか、時期や運行状況によってはバスなどを利用して向かうこともできます。
所在地は北海道網走市天都山
所在地は北海道網走市天都山244番地の3です。
車で訪れる場合は、網走市街地と合わせて観光しやすい距離にあります。
公共交通機関を利用する場合は、季節によってバスの運行内容などが変わる可能性があるため、訪問日の交通情報を確認してから向かうのがおすすめです。
冬は特に天候による交通への影響も考えられます。時間には余裕を持っておいたほうがいいですね。
子連れでも楽しめる?
オホーツク流氷館は、流氷を見るだけではなく体験型の展示があるため、家族旅行でも組み込みやすい施設です。小さな子どもと訪れる場合に気になる設備も確認しておきましょう。
見るだけではない展示が子どもにも分かりやすい
マイナス15℃の流氷体感テラス、濡れたタオルを凍らせるシバレ体験、クリオネなどの生き物、5面スクリーンの映像と、子どもでも直感的に楽しみやすい展示があります。
「流氷について勉強する」というより、寒さを感じる、触れる、生き物を見る、映像を見るという体験を通して自然に興味を持てるのがいいところですね。
館内はバリアフリーに対応しており、1階には授乳室も設置されています。授乳室にはシンク、おむつ替えシート、授乳チェアがあります。
小さな子どもを流氷体感テラスへ連れて入る場合は、寒さへの反応を見ながら無理のない範囲で楽しみましょう。
冬以外に行っても楽しめる?
オホーツク流氷館について調べていると、「夏に行っても意味があるの?」と気になる人もいると思います。むしろ、季節を問わず流氷を体験できることこそ、この施設の大きな魅力です。
夏でも本物の流氷を体験できる
実際のオホーツク海で流氷を見るには時期が限られます。しかも自然現象なので、冬に網走へ行けば必ず見られるとは限りません。
一方、オホーツク流氷館の流氷体感テラスでは、春でも夏でも秋でも本物の流氷を見ることができます。
夏の網走で半袖のまま観光していて、突然マイナス15℃の世界へ入るという体験もなかなかできません。
実際の海に流氷がない季節だからこそ、流氷館で北海道らしい体験をひとつ加えるのもいいと思います。
冬は実際のオホーツク海と合わせて楽しみたい
冬に訪れる場合は、流氷館で流氷について知ったあと、実際のオホーツク海を見るという楽しみ方ができます。
ただし、流氷の接岸時期や見られる場所は年によって異なります。2026年の網走では1月22日に流氷初日、2月1日に流氷接岸初日が発表され、4月19日が流氷終日となりましたが、これは2026年の記録であり、別の年にそのまま当てはまるものではありません。
冬の旅行で流氷そのものを目的にする場合は、その年の最新の流氷情報を確認することが大切です。
オホーツク流氷館は流氷を知って体感できる場所
オホーツク流氷館は、本物の流氷を展示しているだけではありません。寒さ、生き物、映像、そして実際のオホーツク海の景色までつなげて楽しめる施設です。
網走観光で立ち寄る価値のある体験スポット
マイナス15℃の流氷体感テラスで本物の流氷に触れ、クリオネなどオホーツク海の生き物を観察し、映像で流氷の下の世界を知る。そして最後に天都山展望台から実際のオホーツク海を眺める。
この順番で見ていくと、流氷を単なる「北海道の冬の景色」としてではなく、オホーツクの自然そのものとして感じられるかなと思います。
冬以外でも流氷を体験できるので、網走を訪れる季節を問わず候補に入れやすいのも魅力です。
時間に余裕があれば展望台からの景色をゆっくり楽しみ、最後に流氷ソフトクリームを食べてみるのもいいですね。
オホーツク流氷館では、本物の流氷、マイナス15℃の寒さ、クリオネ、映像展示、天都山からの絶景をまとめて楽しめます。網走で流氷の魅力を知る入口として、季節を問わず立ち寄りやすい観光スポットです。
展示内容、入館料金、営業時間、交通機関、イベントなどは変更される場合があります。旅行前には正確な情報を公式サイトでご確認ください。
オホーツク流氷館の基本情報
| 住所 | 〒093-0044 北海道網走市天都山244番地の3 |
|---|---|
| 電話番号 | 0152-43-5951 |
| 営業時間 | 5月~10月 8:30~18:00(最終入館17:30)/11月~4月 9:00~16:30(最終入館16:00)/12月29日~1月5日 10:00~15:00(最終入館14:30) |
| 定休日 | なし(臨時休館・開館時間変更の場合あり) |
| 料金 | 990円 |
| 駐車場 | あり/乗用車150台・バス50台 |
| アクセス | JR網走駅からバス約15分。女満別空港から車約20分。 |
オホーツク流氷館の場所
このあと、どこ行く?
今いる場所から近い飲食店・観光スポット・神社や寺院・ご当地グルメ・ホテルを探せます。
位置情報は検索のためだけに使用し、この機能では保存しません。
📍 旅を続ける
このあと、どこ行く?
今いる場所から、次に立ち寄れるスポットを探せます。
週末、どこ行く?
日本の魅力を、見つけに行こう
観光スポット・ご当地グルメ・神社やお寺など
あなたの次の旅がきっと見つかる、旅行情報サイト「にほん旅さんぽ」
今から楽しめる場所を探す
今いる場所から、次に行けるスポットを距離順で探せます。
観光・グルメ・神社やお寺・ホテルまで、旅の続きをその場で見つけよう。
🔒 位置情報は検索のためだけに使用し、この機能では保存しません。