宮城県観光のおすすめ定番&絶景スポット10選

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宮城県観光のおすすめ定番&絶景スポット10選

宮城県観光のおすすめスポットをお探しですか?

この記事では、まず仙台・松島エリアから、杜の都の象徴・定禅寺通や、伊達政宗公が眠る瑞鳳殿、日本三景・松島島巡り観光船、圧巻の名瀑・秋保大滝、仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール、そして定義如来 西方寺(じょうぎにょらい さいほうじ)をご紹介します。

さらに、絶景・歴史スポットとして、神秘の火口湖「御釜(おかま)」、紅葉の絶景が広がる鳴子峡、片倉小十郎の居城「白石城」、やくらいガーデンの四季の花々まで、宮城県観光のおすすめの必見スポットを網羅。

最後に宮城県観光のおすすめ総まとめとして、旅のポイントを振り返ります。

  • 仙台市内の定番観光スポットの見どころがわかる
  • 松島や秋保、蔵王など郊外の絶景スポットがわかる
  • 歴史的建造物やテーマパークの情報がわかる
  • 各スポットのアクセスや料金、営業時間をまとめて確認できる

目次

宮城県観光のおすすめ【仙台・松島】

  • 杜の都の象徴・定禅寺通
  • 伊達政宗公が眠る瑞鳳殿
  • 日本三景・松島島巡り観光船
  • 圧巻の名瀑・秋保大滝
  • 仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール
  • 定義如来 西方寺(じょうぎにょらい さいほうじ)

杜の都の象徴・定禅寺通

定禅寺通(じょうぜんじどおり)は、「杜の都」仙台を象徴する美しいケヤキ並木道です。仙台市の都心部を東西に貫き、緑豊かな木陰が心地よい散歩道として市民や観光客に親しまれています。

中央分離帯の遊歩道には、グレコ作の「夏の思い出」をはじめとするブロンズ像が点在し、まるで野外ギャラリーのような芸術的な雰囲気も漂わせています。

四季折々に美しい姿を見せますが、特に有名なのが冬の一大イベント「SENDAI光のページェント」です。ケヤキ並木が一斉にイルミネーションで彩られ、幻想的な光のトンネルへと姿を変えます。

アクセス情報

仙台市営地下鉄南北線「勾当台公園駅」下車すぐ。JR仙台駅からも徒歩圏内ですが、地下鉄を利用すると便利です。

伊達政宗公が眠る瑞鳳殿

瑞鳳殿(ずいほうでん)は、仙台藩祖である伊達政宗公の遺言によって建てられた霊屋(おたまや)です。豪華絢爛な桃山文化の遺風を今に伝える建築美は、仙台観光で必見のスポットと言えるでしょう。

1945年の戦災で一度焼失しましたが、1979年に創建当時の姿を手本に再建されました。柱には彫刻獅子頭、屋根には竜頭瓦が復元され、そのきらびやかさには息をのみます。

同じ境内には、二代藩主・伊達忠宗公の霊屋「感仙殿(かんせんでん)」、三代藩主・伊達綱宗公の霊屋「善応殿(ぜんおうでん)」も並び立っています。また、発掘調査の資料や復元された三藩主の容貌像を展示する資料館も併設されています。

拝観情報

開館時間9:00~16:50(最終入館 16:30)
※12/1~1/31は16:20まで(最終入館 16:00)
休館日12月31日(資料館は1月1日も休館)
観覧料一般・大学生 570円、高校生 410円、小・中学生 210円
アクセス仙台駅西口バスプールから「るーぷる仙台」バスで約15分、「瑞鳳殿前」下車、徒歩約10分。

※「るーぷる仙台1日乗車券」などを提示すると、観覧料が団体料金(460円)に割引されます。

日本三景・松島島巡り観光船

日本三景・松島の美しさを満喫するなら、湾内に浮かぶ大小260余りの島々を巡る「松島島巡り観光船」が定番です。松島海岸駅から徒歩すぐの乗船場から、大型遊覧船が運航しています。

最も人気の王道コースは「仁王丸コース」です。約50分の船旅で、仁王様の姿に見える「仁王島」、4つの穴が開いた「鐘島」、伊達政宗公が感嘆した「千貫島」など、代表的な島々を間近に眺めることができます。

船内ではカモメのエサ(かっぱえびせんなど)が販売されており、デッキからエサやりを楽しむのもクルーズの醍醐味の一つです。

仁王丸コース(大型定期遊覧船)

営業時間9:00~16:00(1時間に1本運航)※冬季は15:00または16:00が最終便
所要時間約50分
料金(大人)1,500円(1階席) / 2階グリーン席は追加 600円
料金(小学生)750円(1階席) / 2階グリーン席は追加 300円
アクセスJR仙石線「松島海岸駅」より乗船場まで徒歩約5分

※2階グリーン席は開放的な展望デッキが利用でき、より高い視点から景色を楽しめます。
※ペットはケージに入れれば同乗可能です(ケージ貸出あり)。

圧巻の名瀑・秋保大滝

秋保大滝(あきうおおたき)は、仙台市太白区の秋保温泉郷のさらに奥に位置する、高さ55メートル、幅6メートルを誇る東北を代表する名瀑です。国の名勝であり、「日本の滝百選」にも選ばれています。

栃木県の華厳の滝、和歌山県の那智の滝と並び、「日本三大瀑布(大滝)」の一つに数えられることもあります。凝灰岩を割って轟音とともに流れ落ちる姿は圧巻の一言です。

不動滝橋のたもとにある駐車場からは、滝見台まですぐにアクセスできます。また、川沿いの遊歩道を下っていくと、滝壺のすぐ近くまで行くことができ、水しぶきと迫力を肌で感じられます(往復20~30分程度)。新緑や紅葉のシーズンは、特に美しい景観が楽しめます。

アクセス情報

  • 車: 東北自動車道「仙台南IC」より車で約40分。無料駐車場(約200台)があります。
  • バス: 仙台駅西口バスターミナル8番乗り場から宮城交通バス「秋保大滝行」で約90分(土日祝のみ1日2便運行)。

※滝壺への遊歩道は急な坂道や階段が続くため、歩きやすい靴が必須です。

仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール

仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」は、子どもたちに大人気の体験型ミュージアムです。JR仙台駅東口から徒歩圏内にあり、アクセスも便利です。

施設は2つのエリアに分かれています。

  • 2階 ミュージアム(有料): 「SLマンひろば」や「あかちゃんまんテラス」など、アンパンマンの世界に入り込んで体を動かして遊べるエリアです。やなせたかし劇場では、アンパンマンたちが登場するミニステージが毎日開催されます。
  • 1階 ショッピングモール(無料): アンパンマンの限定グッズやフードが楽しめるエリアです。レストラン「アンパンマン&ペコズキッチン」もあります。

1歳以上のお子様からチケットが必要となりますが、1階のショッピングモールは入場無料なので、お土産や食事だけの利用も可能です。

施設情報

営業時間[ミュージアム]10:00~17:00(最終入館 16:00)
[ショッピングモール]10:00~17:00
チケット(1歳以上)2,000円~2,200円(税込・価格変動制)
休業日元日、その他メンテナンス休業日あり(要事前確認)
アクセスJR「仙台駅」東口より徒歩約9分/仙台市営地下鉄東西線「宮城野通駅」より徒歩約7分
駐車場専用立体駐車場あり(115台/200円~/30分 ※日によって価格変動あり)

※障がい者手帳(ミライロID可)の提示で、本人と付き添い1名が半額になります。

定義如来 西方寺(じょうぎにょらい さいほうじ)

仙台市の中心部から車で約45分ほどの山間にある「定義如来 西方寺」は、縁結び、子宝、安産にご利益があるとして、古くから「定義さん」の愛称で親しまれているお寺です。

その歴史は古く、平安時代の末期、平清盛の家臣であった平貞能(たいらのさだよし)が、源氏の追討から逃れる際にこの地に阿弥陀如来の霊像を安置したことが始まりと伝えられています。

境内には、青森ヒバで造られた荘厳な大本堂や、美しい五重塔、緻密な彫刻が施された山門など、見どころも多くあります。参拝の帰りに、参道で名物の「三角あぶら揚げ」を味わうのも大きな楽しみの一つです。

アクセス情報

  • 車: 東北自動車道「仙台宮城IC」より車で約45分。無料駐車場(300台)があります。
  • バス: JR「仙台駅」西口バスプール10番乗り場から市営バス「定義行」で約80分、終点「定義」下車、徒歩約5分。

宮城県観光のおすすめ【絶景・歴史】

  • 神秘の火口湖「御釜(おかま)」
  • 紅葉の絶景が広がる鳴子峡
  • 片倉小十郎の居城「白石城」
  • やくらいガーデンの四季の花々
  • 宮城県観光のおすすめ総まとめ

神秘の火口湖「御釜(おかま)」

御釜(おかま)は、宮城県と山形県の県境にまたがる蔵王連峰の刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた、円形の火口湖です。蔵王のシンボル的な存在であり、釜状の形からその名が付きました。

湖面は太陽の光の当たり方によって、エメラルドグリーンや深い青など、一日に何度か色を変えることから「五色沼」とも呼ばれています。荒々しい火口壁と神秘的な湖水の色のコントラストが、非日常的な絶景を生み出しています。

湖水は強酸性のため生物は生息できません。蔵王ハイライン(有料道路)の終点にある駐車場から、展望台まですぐにアクセスできます。

冬期閉鎖と天候について

「蔵王エコーライン」および「蔵王ハイライン」は、例年11月上旬から4月下旬まで冬期通行止めとなります。この期間は御釜へ立ち入ることができません。
また、開通期間中でも、山頂は天候が変わりやすく、濃霧で視界が遮られることも多いため、天候情報を確認の上で訪問することをおすすめします。

アクセス

東北自動車道「村田IC」または「白石IC」から車で約60~65分。蔵王ハイライン(有料道路・普通車540円)の通行が必要です。※2025年10月時点の情報、料金は変更となる場合があります。

紅葉の絶景が広がる鳴子峡

鳴子峡(なるこきょう)は、大谷川の浸食によって刻まれた深さ約100メートルにも及ぶ大峡谷です。鳴子温泉郷から中山平温泉の近くまで、約2.5kmにわたって断崖絶壁と渓流が織りなす見事な景観が続きます。

四季折々に美しい姿を見せますが、圧巻は10月下旬から11月上旬にかけての紅葉シーズンです。カエデやモミジ、ナラなどが赤や黄色に色づき、渓谷全体が燃えるような色彩に染まります。

絶景ポイントは「鳴子峡レストハウス」の見晴らし台から、峡谷に架かる「大深沢橋」を見渡すアングルです。紅葉の絨毯の中を橋が貫く景色は、まさに壮観です。遊歩道も整備されており、散策しながら間近で渓谷美を楽しむこともできます。

アクセス情報

東北自動車道「古川IC」より車で約60分。紅葉シーズンは国道47号線が大変混雑するため、公共交通機関の利用もご検討ください。JR陸羽東線「鳴子温泉駅」からタクシーで約10分です。

片倉小十郎の居城「白石城」

白石城(しろいしじょう)は、伊達政宗の右腕として名を馳せた武将・片倉小十郎景綱の居城として知られる平山城です。仙台藩の南の要衝として、江戸時代を通じて片倉氏が城主を務めました。

明治時代に一度解体されましたが、1995年(平成7年)に、日本古来の建築様式に基づき、木造で三階櫓(天守閣)が忠実に復元されました。この規模の木造復元天守は、全国的にも数少ない貴重なものです。

城内では、白石の歴史や片倉家ゆかりの甲冑などを展示する「白石城歴史探訪ミュージアム」も併設されています。ミュージアム内の3Dハイビジョンシアターでは、白石城にまつわる歴史物語を迫力ある映像で楽しめます。

施設情報

開館時間4月~10月:9:00~17:00
11月~3月:9:00~16:00
休館日12月28日~31日
料金(白石城)一般 400円、小・中・高校生 200円
アクセスJR東北本線「白石駅」より徒歩約10分/東北自動車道「白石IC」より車で約10分

※武家屋敷などとの共通券(一般800円)もあります。

やくらいガーデン

やくらいガーデンは、加美町にある15万平方メートルの広大な敷地に、400種以上の草花が咲き誇る英国風の庭園パークです。四季を通じて色とりどりの花々が迎えてくれます。

園内はテーマごとに分かれており、特にハーブとバラの種類が豊富で見ごたえがあります。カフェも併設されており、こだわりのローストビーフサンドやドリンクを味わいながら、美しい庭園を眺めてくつろぐことができます。

また、10月から12月にかけては、イルミネーションイベント「星あかり」が開催され、昼間とは異なる幻想的な光の庭園を楽しめます。

施設情報

  • 営業時間: 10:00~17:00(11月は16:30まで)※最終入場30分前
  • 休日: 12月~4月中旬(冬期休園)
  • 料金: 大人 800円、小人(小・中学生) 200円
  • アクセス: 東北自動車道「大和IC」より車で約40分

宮城県観光のおすすめ総まとめ

宮城県の観光おすすめスポットを、仙台市内から松島、蔵王、県北まで幅広くご紹介しました。最後に、この記事の要点をまとめます。

  • 仙台市内は「定禅寺通」や「瑞鳳殿」など伊達文化に触れる
  • 「アンパンマンミュージアム」は子ども連れに人気
  • 日本三景「松島」は遊覧船での島巡りが定番
  • 秋保大滝は「日本三大瀑布」とも呼ばれる名瀑
  • 縁結び祈願なら「定義如来 西方寺」へ
  • 蔵王の「御釜」はエメラルドグリーンの神秘的な火口湖
  • 「蔵王エコーライン」は11月~4月下旬まで冬期閉鎖
  • 「鳴子峡」は東北有数の紅葉スポット
  • 「白石城」は片倉小十郎の居城を木造で復元
  • 「やくらいガーデン」は四季の花々とイルミネーションが魅力
  • 仙台市内・松島・秋保はアクセスが比較的容易
  • 蔵王・鳴子・白石は車での移動が便利
  • 季節限定のイベント(光のページェント、紅葉、冬期閉鎖)を要チェック
  • 宮城県は歴史・自然・グルメ・文化と多彩な魅力を持つ
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