
愛媛県宇和島市を代表する歴史スポットのひとつが宇和島城です。宇和島城について調べていると、現存12天守や日本100名城、藤堂高虎、伊達家、鶴島城といった言葉が出てきますが、初めて訪れるなら何がすごい城なのか、どこを見ればいいのか気になりますよね。
さらに宇和島城の入場料や営業時間、所要時間、JR宇和島駅からのアクセス、駐車場、日本100名城スタンプ、御城印など、実際に観光するために確認しておきたい情報もあります。
宇和島城は市街地のほぼ中央にある城山に築かれた平山城です。築城の名手として知られる藤堂高虎が近世城郭へと整備し、その後は伊達政宗の長男である伊達秀宗が入城。現在まで残る天守は宇和島伊達家2代藩主の伊達宗利によって江戸時代に建てられたものです。
私が宇和島城で面白いと思うのは、天守だけを見る観光ではないところです。城山を登りながら石垣や登城道を見て、最後に江戸時代から残る小さな天守へ入る。松山城や姫路城のような巨大な城とはまた違った、宇和島城ならではの楽しみ方ができます。
この記事では、宇和島城の歴史や現存天守の魅力をはじめ、石垣、上り立ち門、城山、料金、営業時間、所要時間、アクセス、駐車場など、訪れる前に知っておきたいポイントをまとめて紹介します。
- 宇和島城の歴史と藤堂高虎・宇和島伊達家との関係
- 現存12天守や石垣など城内の見どころ
- 天守の料金・営業時間・所要時間の目安
- JR宇和島駅からのアクセス・駐車場・観光時の注意点
宇和島城はどんな城?まず知っておきたい特徴
宇和島城は、愛媛県宇和島市丸之内にある城です。現在の市街地のほぼ中央に残る標高約73mの城山に築かれており、山頂には江戸時代から残る天守があります。まずは宇和島城を楽しむうえで知っておきたい基本的な特徴から見ていきましょう。
全国に12しかない現存天守が残る
宇和島城最大の特徴といえば、やはり江戸時代以前から残る現存12天守のひとつであることです。
江戸時代には全国各地に多くの天守がありましたが、明治時代の廃城や戦災、火災などによって、その多くが失われました。現在まで江戸時代以前の天守が残っているのは12城だけです。
宇和島城はその貴重な12城のひとつで、天守は国の重要文化財に指定されています。
現在の天守は鉄筋コンクリートなどで復元された建物ではありません。江戸時代に建てられた木造天守そのものへ入ることができるのが、宇和島城の大きな魅力ですね。
宇和島城は愛媛県にある2つの現存天守のひとつです。もうひとつは松山市にある松山城で、ひとつの県に現存天守が2城残っているのは愛媛県だけです。
城山全体が国の史跡になっている
宇和島城で注目したいのは天守だけではありません。
本丸や二之丸などを含む城山には曲輪や石垣が残っており、城山全体が国の史跡に指定されています。
現在は堀が埋められ、三之丸をはじめとした城郭の一部は失われています。それでも丘陵部分には約10万平方メートルにわたって城跡が残されています。
宇和島城では天守を目的地として一直線に向かうより、登城道を歩きながら石垣や地形を見ると、この城の面白さが分かりやすいと思います。
宇和島城を築いた藤堂高虎とは
宇和島城の歴史を語るうえで欠かせない人物が藤堂高虎です。今治城や伊賀上野城などにも関わった築城の名手として知られ、現在の宇和島城につながる近世城郭を造り上げました。
1596年から宇和島城の築城を進めた
宇和島城がある場所には、中世に板島丸串城と呼ばれる城がありました。
この場所へ藤堂高虎が入ったのは1596年です。
高虎は既存の城を大規模に改修し、1596年から1601年にかけて近世城郭としての宇和島城を整備しました。
当時の宇和島城は現在とは周辺環境が大きく異なり、城山の大部分が海に面していました。宇和島湾の地形を利用し、海を防御へ取り込んだ城だったんですね。
現在は市街地の中に城山があるため想像しにくいのですが、当時の地形を知ってから歩くと宇和島城の見え方がかなり変わります。
藤堂高虎が建てた天守は現在の天守ではない
ここは宇和島城で間違えやすいところです。
藤堂高虎は1601年頃に宇和島城の天守を完成させました。しかし、現在残っている天守は藤堂高虎が建てた天守そのものではありません。
高虎時代の天守は三重三階の望楼型で、自然の岩盤上に建てられた特徴的な天守だったと考えられています。
その後、宇和島伊達家2代藩主の伊達宗利による大改修で建て替えられました。
宇和島城では「城を近世城郭として整備した人物は藤堂高虎」「現在の天守を建てた人物は伊達宗利」と覚えておくと歴史を整理しやすいです。
宇和島城と伊達政宗の関係
宇和島城を訪れると「伊達」という名前を頻繁に目にします。仙台の伊達政宗を思い浮かべる人も多いと思いますが、宇和島伊達家は政宗と直接つながっています。
伊達政宗の長男・秀宗が宇和島へ入った
1615年、伊達政宗の長男である伊達秀宗が宇和郡10万石を与えられ、宇和島城へ入城しました。
ここから宇和島伊達家の歴史が始まります。
その後、宇和島城は明治時代を迎えるまで9代にわたり宇和島伊達家の居城となりました。
仙台から遠く離れた四国の宇和島に伊達家の城下町があるというのは、初めて知ると少し意外かもしれません。
宇和島が現在でも伊達十万石の城下町と呼ばれるのは、この歴史があるからなんですね。
現在の天守は2代藩主・伊達宗利が建てた
現在の天守につながる大改修を行ったのが、宇和島伊達家2代藩主の伊達宗利です。
1661年から1672年にかけて城郭の大改修が行われ、藤堂高虎時代の天守も建て替えられました。
現在の天守は1666年頃に完成したと考えられています。
つまり、現在の宇和島城天守は350年以上の歴史を持つ建物ということになります。
宇和島城の天守は三重三階の美しい現存天守
城山を登り、本丸へ到着すると白い天守が姿を現します。巨大な天守ではありませんが、均整の取れた姿と江戸時代の木造建築を間近で見られるところが宇和島城らしい魅力です。
1666年頃に完成した層塔型天守
現在の宇和島城天守は三重三階の層塔型です。
白漆喰総塗籠の外壁に屋根が重なり、比較的コンパクトで整った外観をしています。
姫路城のような巨大な天守を想像して訪れると、最初は「思っていたより小さい」と感じるかもしれません。
でも、私はそこが宇和島城の面白いところだと思います。
巨大さで圧倒するというより、江戸時代から残る木造天守をすぐ近くで眺め、その内部まで歩ける。現存天守ならではの距離感を楽しめる城ですね。
太平の時代を感じさせる天守
藤堂高虎が築いた天守は戦国時代の雰囲気を残す望楼型でしたが、伊達宗利が建てた現在の天守は江戸時代のものです。
玄関部分には唐破風があり、正面性を意識した装飾的な外観になっています。
戦闘のための巨大な要塞という印象より、藩の象徴としての美しさを感じやすい天守です。
藤堂高虎の城郭と、宇和島伊達家が建てた天守を一緒に見ることができるのが宇和島城の大きな特徴です。
宇和島城天守の内部も見学できる
宇和島城では外から天守を眺めるだけでなく、内部へ入ることができます。現代の観光施設とは違い、木造の床や急な階段など、歴史的建築そのものを体感できる場所です。
木造天守ならではの内部を歩ける
天守へ入ると、外観を眺めているときとは雰囲気が一気に変わります。
木の柱や梁、床などがあり、江戸時代から残る木造建築の内部を自分の足で歩いて見学できます。
宇和島城の天守には大規模な展示設備が並んでいるわけではありません。
だからこそ、建物そのものを見る意識で歩くのがおすすめです。
柱の太さや梁の組み方、窓の位置、階段などを見ていくと、「350年以上前の建物の中にいる」という実感が湧いてきます。
現存天守らしい急な階段に注意
宇和島城天守の内部には急な木造階段があります。
現代の建物の階段とはかなり感覚が違い、上り下りするときには注意が必要です。
天守にはエレベーターもありません。
天守内部には急な階段があります。また、天守へ向かう城山にも石段や坂道があります。足腰に不安がある場合は無理をせず、自分の体調に合わせて見学してください。
本丸から宇和島の街を眺める
宇和島城は標高約73mの城山にあるため、本丸周辺からは宇和島市街を見渡せます。天守だけでなく、高い場所から城下町を見ることも楽しみのひとつです。
宇和島の市街地を見渡せる
城山を登って本丸へ出ると視界が開けます。
現在は周囲に市街地が広がっていますが、宇和島城が築かれた頃は現在とは地形が異なり、城の近くまで海が入り込んでいました。
藤堂高虎はリアス海岸の最深部という宇和島の地形を城造りに利用しています。
現在の景色を眺めながら昔の海岸線を想像してみると、単純な山城とは違う宇和島城の立地が見えてきますね。
宇和島城では石垣も見逃せない
宇和島城へ行ったら、天守だけでなく登城途中の石垣にも注目してみてください。城山には現在も各時代の石垣が残っており、城が改修されてきた歴史を感じられます。
城山を歩くとさまざまな石垣が現れる
宇和島城は藤堂高虎による築城後、宇和島伊達家によって大規模な改修が行われています。
そのため城山には、時代や場所によって特徴の異なる石垣が残されています。
石をあまり加工せず積み上げたように見える場所もあれば、整った石材を組み合わせた場所もあります。
こうした違いを探しながら登ると、山頂までの道そのものが見どころになります。
本丸・二之丸などの郭跡も残る
現在は天守だけが目立っていますが、かつての宇和島城には本丸、二之丸、三之丸などがあり、多数の櫓や門が存在していました。
建物の多くは失われてしまいましたが、城山には郭跡や石垣が残っています。
天守だけを単独の建物として見るのではなく、城山全体がひとつの城だったと考えながら歩くと宇和島城の規模をイメージしやすくなります。
宇和島城は「天守を見に行く場所」であると同時に、「城山を歩いて城郭の構造を感じる場所」です。時間があれば石垣や郭跡にも注目してみてください。
上り立ち門は天守とともに残る貴重な建物
宇和島城では多くの城郭建築が失われましたが、天守以外にも歴史的な門が残っています。それが南側の登城口にある上り立ち門です。
薬医門形式の上り立ち門
上り立ち門は宇和島城南側の登城口に残る門です。
薬医門と呼ばれる形式の門で、宇和島市の指定文化財になっています。
宇和島城にはかつて多くの門や櫓がありましたが、現在残る城郭建築は非常に限られています。
そのため上り立ち門は、天守とともに往時の宇和島城を伝える貴重な存在です。
門だけを見て通り過ぎず、柱や屋根なども少し立ち止まって眺めてみたいですね。
宇和島城には「空角の計」と呼ばれる縄張の工夫がある
築城の名手として知られる藤堂高虎らしい工夫として語られるのが、宇和島城の縄張です。城の外周を単純な四角形にせず、攻める側に錯覚を与える構造だったとされています。
五角形の城を四角形に見せる仕掛け
藤堂高虎時代の宇和島城は、外郭が不等辺五角形になるよう設計されていました。
一方、城を外側から見ると四角形のように感じられるよう工夫されていたとされ、一般に「空角の計」と呼ばれています。
攻める側が城の規模や構造を正確に把握しにくくするための仕掛けと考えられています。
現在は堀や三之丸などが失われているため、当時の縄張をそのまま目で確認するのは難しいです。
それでも、宇和島城が単に丘の上へ天守を建てただけの城ではなく、地形と縄張を組み合わせて造られた城だったことを知っておくと面白いですね。
宇和島城の別名は鶴島城
宇和島城には鶴島城という別名があります。城の姿から自然に生まれた呼び名と思われがちですが、宇和島伊達家の歴史に関係しています。
5代藩主の伊達村候が名付けたとされる
宇和島城の別名として知られているのが鶴島城です。
この名称は宇和島伊達家5代藩主の伊達村候によって名付けられたとされています。
現在では宇和島城という名称が一般的ですが、城の歴史を調べると鶴島城という名前も出てきます。
旅行前に覚えておくと、現地の案内や歴史資料を読むときにも分かりやすいと思います。
宇和島城の天守観覧料
宇和島城の城山へ入ること自体は無料ですが、現存天守の内部を見学する場合には観覧料が必要です。比較的手頃な料金なので、登城したなら内部まで見学してみたいところです。
大人の天守観覧料は200円
2026年10月時点の宇和島城天守の一般的な観覧料は次の通りです。
| 区分 | 観覧料 |
|---|---|
| 大人 | 200円 |
| 65歳以上 | 160円 |
| 中学生以下 | 無料 |
65歳以上の料金を利用する場合は身分証明書の提示が必要です。また、高校生以下など年齢確認が必要な場合には学生証などの提示を求められることがあります。
障がい者手帳を持っている人は、条件を満たす場合に本人と介助者1人が無料となる制度もあります。
観覧料や減免制度は変更される場合があります。ここで紹介した数値は2026年10月時点の情報ですので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
宇和島城の営業時間は季節によって異なる
宇和島城では城山そのものと天守で利用できる時間が異なります。また、天守の開館時間は夏季と冬季でも変わるので、夕方に訪れる場合は特に注意してください。
天守は3月から10月まで9時~17時
宇和島城天守の開館時間は季節によって次のようになっています。
| 施設 | 期間 | 利用時間 |
|---|---|---|
| 城山 | 3月~10月 | 6:00~18:30 |
| 城山 | 11月~2月 | 6:00~17:00 |
| 天守 | 3月~10月 | 9:00~17:00 |
| 天守 | 11月~2月 | 9:00~16:00 |
基本的には年中無休ですが、台風などで警報が発表された場合には閉城することがあります。
特に冬は天守の終了時間が早くなるため、午後から訪れる場合は時間を確認しておきたいですね。
宇和島城の所要時間はどのくらい?
宇和島城観光では、天守を見る時間だけでなく城山を登る時間も必要です。登城口から山頂までは石段や坂道が続くため、余裕を持って予定を組むと安心です。
城山と天守を合わせて1時間前後が目安
宇和島城を一通り見学するなら、45分~1時間程度がひとつの目安になります。
ただし、これはあくまで一般的な目安です。
石垣をじっくり見たり、天守内部をゆっくり見学したり、写真を撮りながら歩いたりするなら1時間~1時間30分ほど確保してもいいと思います。
城山は標高約73mなので本格的な登山というほどではありませんが、平坦な観光施設でもありません。
登りのペースによって所要時間がかなり変わります。
時間に余裕があるなら「登城口から天守へ登ってすぐ戻る」のではなく、石垣や城山の自然を見ながら1時間程度かけて散策すると宇和島城らしさを楽しみやすいです。
JR宇和島駅から宇和島城へのアクセス
宇和島城は宇和島市中心部にあるため、鉄道を利用した旅行でも訪れやすい城です。JR宇和島駅から城山の登城口までは徒歩で移動できます。
JR宇和島駅から城山までは徒歩圏内
JR宇和島駅から宇和島城の城山登城口までは徒歩でおよそ10~15分程度がひとつの目安です。
そこから城山を登り、天守まではさらに15分前後を見ておくといいでしょう。
駅から天守までを合わせると、徒歩で25~30分程度を想定しておくと予定を組みやすいと思います。
宇和島市街を歩きながら城へ向かえるので、車を使わない旅行でも比較的訪れやすいですね。
バスを利用する方法もある
歩く距離を少なくしたい場合は路線バスを利用する方法もあります。
南予文化会館前など城山周辺の停留所から登城口へ向かうことができます。
ただし、バスの運行本数や時刻は変更される場合があります。公共交通機関を利用する場合は訪問当日の時刻表を確認してください。
宇和島城の駐車場はある?
車で宇和島城を訪れる場合は、城山周辺の市営駐車場などを利用できます。天守のすぐ横まで車で上がれるわけではないので、駐車後は徒歩で城山を登ります。
城山周辺の市営駐車場を利用する
宇和島城周辺には観光で利用できる駐車場があります。
宇和島市が案内する市営駐車場には普通車46台を収容できる駐車場があります。
ただし、利用料金や利用可能時間、大型車の扱いなどは駐車場によって異なります。
イベント開催時や観光シーズンには混雑する可能性もあるので、車で訪れる場合は時間に余裕を持っておきたいですね。
駐車場の収容台数、料金、利用時間は変更される可能性があります。車で訪れる場合は、出発前に宇和島市が案内している最新の市営駐車場情報を確認してください。
日本100名城スタンプは天守にある
お城巡りをしている人なら、日本100名城スタンプの場所も気になると思います。宇和島城は日本100名城に選定されており、スタンプは城山を登った先にあります。
宇和島城は日本100名城の83番
宇和島城は日本100名城の83番に選定されています。
日本100名城スタンプは宇和島城天守内に設置されています。
そのため通常は天守の開館時間内に訪れる必要があります。
身体上の理由などで登城が難しい場合には、条件によって麓の施設「シロシタ」で押印できる対応も行われています。
郵送や電話などによるスタンプ対応は行われていないので、日本100名城巡りをしている人は訪問時間に注意してください。
宇和島城の御城印もチェック
近年のお城巡りでは御城印を集めている人も増えています。宇和島城でも登城の記念になる印状が用意されています。
宇和島城登城記念印状が販売されている
宇和島城では一般に御城印として親しまれている宇和島城登城記念印状が販売されています。
時期によって販売方法やデザインなどが変更される場合があるため、御城印を目的に訪れる場合は最新情報を確認しておくと安心です。
現存12天守や日本100名城を巡っている人なら、スタンプと一緒に旅の記念として集めるのも楽しみのひとつですね。
城山の自然も宇和島城の見どころ
宇和島城の城山は歴史的な城跡であると同時に、豊かな自然が残されている場所です。市街地の中心とは思えないほど木々に囲まれた登城道を歩けます。
長期間守られてきた豊かな植生
宇和島城の城山では長い期間にわたり大規模な伐採などが避けられてきたため、豊かな植生が残っています。
登城道は木々に囲まれている場所が多く、石垣と自然が一体になった景色を見ることができます。
天守だけを目的にすると「坂道を登らなければならない」と感じてしまいますが、城山そのものを散策するつもりで歩くと印象が変わります。
季節によって植物や木漏れ日の雰囲気も変わるので、歴史と自然の両方を楽しめる場所ですね。
宇和島城を見学するときの服装と注意点
宇和島城は一般的な観光施設とは違い、山の上に残された史跡です。登城道や石段、天守内部の急な階段があるため、服装や体調にも少し気を配っておきたいところです。
歩きやすい靴で登城したい
宇和島城へ向かう道には石段や坂道があります。
さらに天守内部にも急な階段があるため、歩きやすく滑りにくい靴がおすすめです。
雨の日や雨上がりには石段が濡れて滑りやすくなる可能性があります。
夏は気温が高くなるので、水分を持参し、無理のないペースで登ることも大切です。
城山の一部では通行規制が行われる場合がある
城山では安全確保や工事などのため、登城道の一部が通行止めになる場合があります。
2026年には一部区間で通行規制が行われており、8月から上り立ち門と城山郷土館を結ぶ登城道の一部が暫定的に通行できるようになっていますが、児童公園方面へつながる一部区間は引き続き通行止めとなっています。
こうした規制は状況によって変更されるため、訪問前に最新の登城ルートを確認しておくと安心です。
城山には石段、坂道、未舗装に近い場所などがあります。天候や体調によっては無理をせず、安全を優先してください。身体状況などについて個別の判断が必要な場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
宇和島城と一緒に城下町も歩いてみたい
宇和島城を訪れたなら、城だけで観光を終わらせず宇和島市街へ足を延ばすのもおすすめです。宇和島は伊達十万石の城下町として発展してきたため、城の歴史につながる場所が周辺に残っています。
宇和島伊達家の歴史を知ると城歩きがさらに面白い
宇和島は1615年に伊達秀宗が入城してから、明治時代まで宇和島伊達家が治めた城下町です。
宇和島市内には宇和島伊達家に関係する歴史や文化に触れられる場所があり、城と組み合わせることで宇和島の歴史をより立体的に感じられます。
天守だけなら比較的短時間で見学できますが、城下町まで歩くなら半日程度を宇和島観光に使うのもいいですね。
愛媛県内のお城巡りへつなげるのも面白い
愛媛県には宇和島城以外にも歴史好きなら訪れてみたい城があります。
特に松山市の松山城は宇和島城と同じ現存12天守のひとつです。
また、今治市には藤堂高虎が築いた今治城があります。宇和島城の築城にも関わった高虎の城を比較してみると、愛媛のお城巡りがさらに面白くなりますね。
今治方面まで旅行する予定なら、にほん旅さんぽの愛媛県のおすすめ観光スポットも旅先選びの参考になります。
宇和島城の見どころと観光情報まとめ
宇和島城は巨大な城ではありませんが、藤堂高虎が整えた城郭、宇和島伊達家の歴史、江戸時代から残る現存天守を一度に楽しめる場所です。最後に、訪問前に覚えておきたいポイントをまとめます。
天守だけでなく城山全体を歩くと面白い
- 宇和島城は愛媛県宇和島市にある平山城
- 藤堂高虎が1596年から近世城郭として整備した
- 1615年に伊達政宗の長男・伊達秀宗が入城した
- 明治まで宇和島伊達家9代の居城となった
- 現在の天守は2代藩主・伊達宗利が1666年頃に建てた
- 天守は全国に12しかない現存天守のひとつ
- 天守は国の重要文化財、城山は国の史跡
- 石垣や上り立ち門も見どころ
- 日本100名城スタンプは天守内に設置されている
- 城山散策と天守見学は45分~1時間程度がひとつの目安
宇和島城へ行くなら、私は天守だけを見て帰るのは少しもったいないと思います。
城山へ入ったところから宇和島城の観光は始まっています。木々に囲まれた登城道を歩き、時代の違いを感じる石垣を眺めながら本丸を目指す。その先に、350年以上前から残る白い天守が現れます。
現在の天守を造ったのは宇和島伊達家ですが、城郭には築城の名手・藤堂高虎が整備した城の姿が受け継がれています。さらに伊達政宗の長男・秀宗から始まった宇和島伊達家の歴史を知っておくと、宇和島という町そのものにも興味が広がっていきますね。
大規模な天守や豪華な復元施設を見るタイプのお城とは少し違います。宇和島城は、残された石垣や地形、木造天守を自分の足で歩きながら、江戸時代から続く時間を感じる場所だと思います。
記事内の観覧料、営業時間、駐車場、所要時間、交通情報などは2026年10月時点の情報または一般的な目安です。天候や工事、イベントなどによって利用状況が変更される場合がありますので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
また、城山や天守には急な石段や階段があります。年齢や体力、身体状況に合わせて無理のない範囲で見学してください。健康や安全について個別の判断が必要な場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
宇和島城の基本情報
| 住所 | 愛媛県宇和島市丸之内1丁目 |
|---|---|
| 電話番号 | 0895222832 |
| 営業時間 | 9時00分~17時00分 |
| 定休日 | なし |
| 駐車場 | 周辺有料駐車場を利用 |
| アクセス | JR宇和島駅から徒歩約15分で登城口、天守までは石段・坂道あり |
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