新宮熊野神社ライトアップ2025!見頃や駐車場と夜ラーメン情報
こんにちは。にほん旅さんぽ、運営者の「ちょぼ」です。
秋の夜長に浮かび上がる黄金色の絶景、見たことはありますか。福島県喜多方市にある新宮熊野神社の長床は、知る人ぞ知る紅葉の名所です。
特に2025年のライトアップシーズンは、樹齢800年を超える大イチョウが織りなす「黄金の絨毯」を一目見ようと、多くの旅行者が訪れるはずです。
でも、現地は駅から遠いのか、駐車場は止められるのか、そして何より「夜の喜多方でラーメンは食べられるのか」など、不安な点も多いですよね。
私自身も初めて訪れた際は、寒さと夕食場所に少し困った経験があります。この記事では、そんな現地のリアルな情報や、まこと食堂なきあとの最新グルメ事情を交えて、失敗しない旅のプランをシェアします。
- 2025年のライトアップ開催期間と点灯時間の詳細
- 大イチョウの見頃や「黄金の絨毯」を撮影するコツ
- まこと食堂閉店後の喜多方ラーメン最新事情と夜の食事
- 寒さ対策や駐車場の混雑を回避するアクセス情報
新宮熊野神社のライトアップ2025に関する開催情報
まずは、旅のメインイベントであるライトアップの基本情報をしっかり押さえておきましょう。新宮熊野神社の「長床(ながとこ)」は、壁がない吹き抜けの構造が特徴的な国指定重要文化財です。2025年の秋、この歴史ある建物と大イチョウが光に照らされる姿は、言葉を失うほどの美しさですよ。
期間や点灯時間はいつからいつまで
旅行の計画を立てる上で一番大切なのが日程ですよね。例年の傾向や過去の開催実績から予測すると、2025年のライトアップ期間は、イチョウの色づきに合わせた11月中旬から下旬にかけて設定される可能性が非常に高いです。
具体的には、週末を含む2025年11月15日(土)〜11月24日(月・祝)あたりが有力かなと思います。点灯時間は、あたりが暗くなる17:30から19:30頃までが一般的です。
ここがポイント
期間中は毎日ライトアップされることが多いですが、天候やイチョウの葉の散り具合によって変更になる場合もあります。出発前には必ず喜多方市の観光協会公式サイトなどで最新情報をチェックしてくださいね。
間違いやすいポイント
インターネットで検索すると、和歌山県の「熊野本宮大社」のライトアップ情報が出てくることがよくあります。今回ご紹介しているのは「福島県喜多方市」の新宮熊野神社ですので、場所を間違えないように注意しましょう。
大イチョウの見頃と黄金の絨毯
新宮熊野神社の主役といえば、なんといっても樹齢800年とも言われる大イチョウです。ライトアップ期間中、このイチョウがどのような姿を見せてくれるのか、時期によって楽しみ方が変わるのが面白いところなんです。
期間の前半(11月中旬頃)は、枝いっぱいに茂った葉が黄金色に輝き、夜空に浮かび上がるような迫力ある姿を楽しめます。そして、私が個人的に一番おすすめしたいのが、期間の後半(11月下旬)に見られる「黄金の絨毯」です。
散り落ちたイチョウの葉が地面を埋め尽くし、ライトの光を反射して、足元一面が金色に輝くんです。この光景は本当に幻想的で、写真好きの方にはたまらないシャッターチャンスになりますよ。
撮影のアドバイス
夜間の撮影になるので、三脚があると便利ですが、混雑時は使用が制限されることもあります。手持ちで撮る場合は、手すりなどを利用してカメラを固定し、ISO感度を少し上げて撮影するときれいに撮れますよ。

駐車場やアクセスの混雑回避方法
新宮熊野神社は、喜多方駅や市街地から少し離れた場所にあります。アクセス方法としては車かタクシーがメインになりますが、ライトアップの時間帯は混雑が予想されます。
神社には約50台分の駐車場がありますが、点灯開始直後の17:30〜18:30頃は特に混み合います。満車で入れないという事態を避けるためには、少し早めの16:30頃に到着しておくのがベストです。
まだ明るいうちに到着して、昼間の長床の荘厳な雰囲気を楽しみつつ、徐々に日が暮れてライトアップが始まる瞬間を待つ。この「トワイライトタイム」の変化を楽しむのが、混雑回避と満足度アップの一石二鳥の作戦です。
| アクセス手段 | 所要時間(駅から) | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 自家用車 | 約10分 | 自由度が高い | 駐車場が満車のリスクあり |
| タクシー | 約10分 | 確実・飲酒もOK | 往復約3,500円と割高 |
| 徒歩 | 約40-50分 | 費用がかからない | 夜道は暗く寒いため非推奨 |
ちなみに、11月下旬の喜多方の夜はかなり冷え込みます。気温が一桁台になることも珍しくありません。長床は「吹き放し」で壁がないため風が通り抜けます。ダウンジャケットやマフラー、手袋など、真冬並みの防寒対策をしていくことを強くおすすめします。
限定御朱印の対応と拝観料について
御朱印を集めている方にとっては、ライトアップ限定の御朱印があるかどうかも気になりますよね。過去の開催時には、ライトアップ期間に合わせて特別な御朱印が授与されたこともあります。
授与所の対応時間は通常16:00頃までですが、イベント期間中は延長される場合が多いです。ただ、書き置きでの対応になることもあるので、御朱印帳を持っていく際は小銭も用意しておくとスムーズですね。
また、拝観料については、通常は大人300円ですが、ライトアップの時間帯は無料開放されるケースが過去には多く見られました。2025年も同様の対応になる可能性がありますが、文化財保護のための協力金箱などが設置されていたら、ぜひ気持ちを納めてきましょう。
長床の歴史と建築的な見どころ
ただきれいな景色を見るだけでなく、その背景にある歴史を知っていると、感動もひとしおですよね。新宮熊野神社の起源は平安時代にまで遡り、源頼義や頼朝といった源氏にゆかりがあると言われています。
拝殿である「長床」の最大の特徴は、直径約45cmもの太い柱が44本も等間隔に並んでいることです。壁や扉が一切ないこの構造は、かつてここで修験者たちが厳しい修行を行ったり、集まって交流したりするための「道場」だった名残だそうです。
ライトアップされると、この44本の柱が暗闇に浮かび上がり、その奥に本殿が見え隠れする様子は、まるで平安時代にタイムスリップしたような厳かな気持ちにさせてくれます。

新宮熊野神社のライトアップ2025と楽しむ周辺観光
せっかく喜多方まで行くなら、ライトアップまでの時間も有効に使いたいですよね。ここからは、「花より団子」ならぬ「紅葉よりラーメン」な方のために、最新のグルメ情報と観光プランをご提案します。
喜多方ラーメンのランチおすすめ店
喜多方に着いたら、まずは本場のラーメンで腹ごしらえといきたいところ。朝からラーメンを食べる「朝ラー」文化があるこの街には、美味しいお店がたくさんあります。
朝食利用なら、透き通った塩スープが絶品の「喜一(きいち)」や、あっさりしてお肉が美味しい「香福(こうふく)」がおすすめです。どちらも朝から行列ができる人気店ですが、並ぶ価値は十分にありますよ。
ランチタイムに地元の人たちに混ざって定食やラーメンを楽しみたいなら、「キッチン スペース ガーデン」や「御食事処 SEASON」といった穴場店も選択肢に入れてみてください。観光客向けのガイドブックにはあまり載っていない、家庭的な温かい味が楽しめます。
まこと食堂閉店後の人気店勢力図
喜多方ラーメンファンにとって衝撃だったのが、2023年の老舗「まこと食堂」の閉店です。76年もの間、多くの人に愛されてきた味がなくなってしまったのは本当に寂しいですよね。
「まこと食堂に行こうと思っていたのに…」という方も多いと思いますが、現在はその客足が他の人気店に流れています。特に、「坂内食堂」への集中は以前にも増して凄まじいことになっています。
しかし、喜多方にはまだまだ名店があります。例えば、元祖喜多方ラーメンの味を守る「源来軒」や、背脂たっぷりのじとじとラーメンが名物の「らーめん一平」など、まこと食堂に負けない個性豊かなお店が味を競い合っています。これを機に、新しいお気に入りの一杯を見つけるのも旅の醍醐味かもしれません。
坂内食堂など行列店の待ち時間対策
「やっぱり有名な坂内食堂で肉そばが食べたい!」という方は、行列覚悟で挑む必要があります。特にライトアップ期間中の週末は、2時間以上の待ち時間が発生することも珍しくありません。
対策としては、お昼のピークタイム(12:00〜13:30)を外し、朝早い時間帯か、もしくは15:00頃の遅めのランチを狙うのがおすすめです。ただし、「食堂はせ川」のように15:00で閉店してしまうお店も多いので、営業時間の確認は必須です。
売り切れに注意
人気店は「スープがなくなり次第終了」というルールが多いです。営業時間内であっても、夕方前には暖簾が下りてしまうことがあるので、絶対に食べたいお店には午前中に行くのが鉄則です。
夜営業しているラーメン店の探し方
これが今回の記事で一番お伝えしたいポイントかもしれません。実は、喜多方のラーメン店は夕方にはほとんど閉まってしまうんです。
「ライトアップを見た後に、冷えた体を温かいラーメンで温めよう」と思っても、お店が開いていなくて「夕食難民」になってしまう旅行者が続出しています。私も初めて行った時は、危うくコンビニご飯になるところでした。
夜20時以降も営業している貴重なお店としては、以下の店舗があります。
- 来夢(らいむ)喜多方本店:深夜まで営業しており、駐車場も広くて安心です。
- くるくる軒:地元の人に愛される中華食堂で、夜営業も行っています。
- 昭和ホルモン亭 喜多方店:焼肉屋さんですが、美味しいラーメンも提供していて夜遅くまで入れます。
もしこれらのお店も混雑している場合は、車で30分ほど移動して会津若松市内で夕食をとるのも賢い選択です。会津若松なら夜遅くまで開いている居酒屋や飲食店がたくさんありますよ。
新宮熊野神社のライトアップ2025で幻想的な体験を
新宮熊野神社のライトアップは、平安時代の厳かな建築美と、自然が作り出す黄金色の紅葉が見事に融合した、他では見られない絶景です。2025年の秋、寒さ対策と事前の食事計画をしっかり立てて、心に残る幻想的な夜を過ごしてくださいね。喜多方ラーメンでお腹を満たし、長床で心を満たす。そんな素敵な旅になりますように。