碓氷峠めがね橋へのアクセス徹底ガイド!駐車場はもちろんイニシャルDで御馴染み聖地巡礼の情報まで。
碓氷峠めがね橋へのアクセス方法完全ガイドへようこそ。この記事では、めがね橋はそもそもどこにある?という基本情報から、アプトの道として蘇った廃線跡としての歴史、そして絶景を巡るおすすめドライブコースの魅力を解説します。
イニシャルDの聖地巡礼スポットや、キムタクも訪れたロケ地?という噂にも触れつつ、横川駅から徒歩での所要時間、タクシーやバスの利用について、無料駐車場の場所と収容台数まで具体的にご案内。
事前に確認したい現地の天気や、重要な国道18号旧道の通行止め情報も網羅し、まとめとして碓氷峠めがね橋へのアクセスを完璧に計画できるようサポートします。
- めがね橋の基本情報と歴史的背景
- 車、バス、徒歩など手段別のアクセス方法
- イニシャルDの聖地としての見どころ
- 訪問前に確認すべき天気や通行止め情報
碓氷峠めがね橋の魅力とアクセス前の知識
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- めがね橋はそもそもどこにある?
- アプトの道として蘇った廃線跡
- 絶景を巡るおすすめドライブコース
- イニシャルDの聖地巡礼スポット
- キムタクも訪れたロケ地?
めがね橋はそもそもどこにある?
通称「めがね橋」、正式名称「碓氷第三橋梁」は、群馬県安中市松井田町坂本に位置しています。ここは、群馬県と長野県の県境にまたがる碓氷峠の群馬県側にあたります。かつて交通の難所として知られたこの峠越えのルート上に、めがね橋は建設されました。
最寄りの駅はJR信越本線の「横川駅」で、そこから国道18号(旧道)を軽井沢方面へ進んだ道沿いにあります。緑豊かな山々に囲まれており、特に新緑や紅葉の季節には、自然と赤レンガの美しいコントラストを楽しむことができます。
アプトの道として蘇った廃線跡
めがね橋は、もともと明治26年(1893年)に開業した国鉄信越本線(通称:アプト式鉄道)の鉄道橋でした。急勾配の碓氷峠を越えるために「アプト式」という特殊な技術が用いられ、約70年間にわたり地域の交通を支えましたが、新線の開通に伴い廃線となりました。
現在、この廃線跡の一部は「アプトの道」という約6kmの遊歩道として整備されています。めがね橋はこの遊歩道のハイライトであり、訪れる人々は実際に橋の上を歩いて渡ることができます。橋の上からは碓氷の森を一望でき、当時の機関車の息吹を感じながら、歴史と自然を満喫するウォーキングが楽しめます。
橋梁のスペック
- 完成:明治25年(1892年)
- 高さ:31メートル
- 長さ:91メートル
- 使用レンガ数:約200万個以上
日本最大のレンガ造りアーチ橋であり、国の重要文化財にも指定されています。
絶景を巡るおすすめドライブコース
めがね橋が位置する国道18号の旧道は、カーブが連続する峠道であり、運転好きにはたまらないドライブコースとしても人気です。新緑が目にまぶしい春、涼を求める夏、そして赤や黄色に染まる秋と、四季折々の美しい景色の中を駆け抜けることができます。
特に秋の紅葉シーズンは格別で、11月上旬から中旬にかけてが見頃。赤レンガ造りのめがね橋と、燃えるような紅葉のコラボレーションは、多くの写真愛好家を魅了します。道中には他にも旧線のトンネル群など見どころが点在しており、車を停めて散策するのもおすすめです。
イニシャルDの聖地巡礼スポット
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碓氷峠は、人気漫画・アニメ『頭文字D(イニシャルD)』において、女性ドライバーコンビ「インパクトブルー」の佐藤真子と沙雪のホームコースとして描かれたことで有名です。そのため、作品のファンが訪れる聖地巡礼の場所としても絶大な人気を誇ります。
作中では、主人公・藤原拓海が初めてアウェイで戦った場所であり、特に「C=121」と呼ばれるコーナーは象徴的なスポットです。そして、このバトルコースの道中に登場するのが「めがね橋」です。作品の雰囲気を味わいながら、美しい橋を背景に愛車の写真を撮るために、全国から多くのファンが訪れます。
物語の登場人物、池谷先輩が「横川のかまめし屋のかんばんの下で天使に会ってしまった」と語る「おぎのやドライブイン」も横川駅の近くにあります。聖地巡礼とあわせて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
キムタクも訪れたロケ地?
碓氷峠とめがね橋は、その独特で美しい景観から、様々なメディアの撮影ロケ地としても使用されてきました。特にファンの間で語られるのが、俳優の木村拓哉さん(キムタク)が主演した1997年のテレビドラマ『Gift』での登場です。
ドラマの重要なシーンでめがね橋が使用されたことから、放送当時に訪れたファンも多く、今でも「キムタクが訪れた場所」として記憶している方も少なくありません。近年でも、ミュージックビデオや各種の撮影で利用されることがあり、その普遍的な魅力はクリエイターたちをも惹きつけています。
碓氷峠めがね橋へのアクセス方法完全ガイド
- 横川駅から徒歩での所要時間
- タクシーやバスの利用について
- 無料駐車場の場所と収容台数
- 事前に確認したい現地の天気
- 国道18号旧道の通行止め情報
横川駅から徒歩での所要時間
公共交通機関を利用する場合の起点となるのは、JR信越本線の「横川駅」です。ここからめがね橋まで、徒歩で向かうことも可能です。
横川駅からめがね橋までは、旧線の線路跡を利用した遊歩道「アプトの道」を歩いていくルートが一般的です。距離は約5km、所要時間は片道で約100分(1時間40分)が目安となります。道中はいくつかのトンネルを通り、碓氷の自然を満喫しながらハイキング気分で楽しめます。
トンネル内照明の時間に注意
アプトの道のトンネル内は照明が設置されていますが、点灯時間は午前7時から午後6時までとなっています。この時間外に通行する場合は、懐中電灯などの照明器具が必須となるため注意が必要です。
タクシーやバスの利用について
長時間の歩行が難しい場合や、時間を節約したい場合は、横川駅からタクシーやバスを利用するのが便利です。
タクシーを利用する場合
横川駅前からタクシーに乗車した場合、めがね橋までの所要時間は約10分~15分です。料金は片道2,000円前後が目安となります。複数人で利用すれば、効率的で快適な移動手段です。
バスを利用する場合
JRバス関東が横川駅から軽井沢駅までを結ぶ路線を運行しています。このバスが「めがね橋」バス停に停車するため利用可能です。ただし、季節運行や便数が限られている場合があるため、乗車前には必ずJRバス関東の公式サイトで最新の時刻表を確認してください。
無料駐車場の場所と収容台数
車で訪れる場合、めがね橋のすぐ近くに無料の駐車場が整備されています。観光シーズンでも安心して利用できるのが嬉しいポイントです。
場所 | めがね橋のすぐ手前(国道18号旧道沿い) |
---|---|
料金 | 無料 |
収容台数 | 普通車22台、大型バス4台 |
設備 | 清潔な公衆トイレ(バリアフリートイレ完備) |
この駐車場は、紅葉シーズンなどの繁忙期には満車になることもあります。その場合は、少し離れた場所にある他の駐車スペースを探すか、時間をずらして訪れるなどの工夫が必要になるかもしれません。
事前に確認したい現地の天気
碓氷峠は標高の高い山間部にあるため、平野部とは天気が大きく異なることがあります。特に春や秋は、麓が晴れていても峠は霧が深かったり、気温が急に下がったりすることが珍しくありません。
訪れる前には、必ずピンポイントの天気予報を確認し、服装を準備することが大切です。夏でも一枚羽織るものがあると安心ですし、冬場は路面凍結や積雪の可能性があるため、車の運転には最大限の注意が必要です。快適な観光のためにも、天気情報のチェックは欠かさないようにしましょう。
国道18号旧道の通行止め情報
めがね橋へアクセスする国道18号(旧道)は、カーブが連続する険しい山道です。そのため、大雨や台風、積雪などの悪天候時には、安全確保のために通行止めとなることがあります。
お出かけ前に必ず確認を!
せっかく訪れたのに通行止めで辿り着けなかった、という事態を避けるため、出発前には必ず道路交通情報を確認してください。群馬県の公式サイトや、日本道路交通情報センター(JARTIC)などで最新の規制情報を得ることができます。
特に、台風シーズンや冬期に訪れる際は、この通行止めのリスクを念頭に置き、代替プランも考えておくと安心です。
まとめ:碓氷峠めがね橋へのアクセス
碓氷峠のめがね橋へのアクセス方法や、その魅力について解説しました。最後に、この記事のポイントをまとめます。
- めがね橋は群馬県安中市の碓氷峠にある
- 正式名称は碓氷第三橋梁で国の重要文化財
- 明治時代の鉄道の廃線跡で、現在は遊歩道「アプトの道」の一部
- イニシャルDの聖地巡礼スポットとして人気
- 車でのアクセスは松井田妙義ICから約15分
- 無料駐車場が完備されておりトイレも清潔
- 公共交通機関の場合はJR横川駅が起点
- 横川駅から徒歩の場合は片道約100分
- タクシーなら約15分、季節運行のバスもある
- アプトの道のトンネル内照明は7時~18時
- 山間部のため天気は変わりやすく服装に注意
- 大雨や積雪で国道18号旧道が通行止めになることがある
- 出発前には必ず道路交通情報を確認すること