埼玉県のおすすめ観光スポット11選!定番から穴場まで紹介

「埼玉県のおすすめ観光スポットってどこだろう?」と検索しているあなたへ。都心からのアクセスも良く、日帰りでも楽しめる魅力的な場所が埼玉県には数多く存在します。
この記事では、パワースポットで有名な三峯神社や、縁結びの神様として名高い川越氷川神社といった定番の名所はもちろんのこと、絶景の長瀞渓谷で自然を満喫できるアクティビティ、子どもから大人まで楽しめるクレヨンしんちゃんの聖地を巡るプラン、そして浮き城の伝説が残る忍城址のような歴史ロマンあふれるスポットまで、幅広くご紹介します。
さらに、奥深い埼玉県を知るためのテーマ別おすすめ観光スポットとして、圧巻の地下神殿と称される首都圏外郭放水路や、異国情緒あふれる台湾の聖天宮、新一万円札の顔として話題の渋沢栄一記念館、人形のまち岩槻人形博物館の魅力、そして神秘的な古代蓮の里を訪ねる旅も提案します。
最後の、まとめ:埼玉県のおすすめ観光スポット巡りまで読めば、あなたの次の休日の計画がきっと見つかるはずです。
- 埼玉県の定番観光スポットが分かる
- テーマ別で探せる穴場スポットが見つかる
- 各スポットへのアクセスや料金が把握できる
- 日帰り旅行やデートプランの参考になる
必見!埼玉県のおすすめ観光スポット【定番編】
- パワースポットで有名な三峯神社
- 縁結びの神様として名高い川越氷川神社
- 絶景の長瀞渓谷で自然を満喫
- クレヨンしんちゃんの聖地を巡る
- 浮き城の伝説が残る忍城址
パワースポットで有名な三峯神社

埼玉県秩父市の山深い場所に鎮座する三峯神社は、関東屈指のパワースポットとして絶大な人気を誇ります。標高約1,100mの澄んだ空気の中に佇む境内は、日常の喧騒を忘れさせる神秘的な雰囲気に満ちています。
その歴史は古く、約1900年前に日本武尊(やまとたけるのみこと)が国生みの神である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉册尊(いざなみのみこと)を祀ったのが始まりと伝えられています。
全国的にも珍しい三つの鳥居を連ねた「三ツ鳥居」や、狛犬の代わりに神の使いであるオオカミ(山犬)の像が鎮座しているのが大きな特徴です。
特に人気を集めているのが、拝殿近くにあるご神木です。このご神木に触れて「氣」をいただくことで、活力が湧いてくると言われています。また、毎月1日にのみ頒布される白い「氣守」は、入手困難なほど人気のお守りとして知られていますが、現在は頒布が休止されていますのでご注意ください。
三峯神社の見どころ
三峯神社の魅力は、その荘厳な雰囲気だけではありません。色彩豊かな彫刻が施された拝殿や、遥拝殿から望む奥秩父の山々の絶景も訪れる人々を魅了します。四季折々で異なる表情を見せるため、どの季節に訪れても新たな発見があるでしょう。
アクセスに関する注意点
三峯神社は山奥に位置するため、アクセスには時間と準備が必要です。公共交通機関の場合、西武秩父駅からバスで約75分かかります。車で向かう場合も、山道が続くため運転には十分な注意が求められます。特に冬期は積雪や路面凍結の恐れがあるため、冬用タイヤやチェーンの装着が必須です。
所在地 | 埼玉県秩父市三峰298-1 |
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アクセス | 【電車・バス】西武鉄道「西武秩父駅」から西武観光バス三峯神社行きで終点下車 【車】関越自動車道「花園IC」より約120分 |
参拝時間 | 開門・閉門時間は特に定めなし(社務所は9:00~16:00) |
公式サイト | 三峯神社 公式サイト |
縁結びの神様として名高い川越氷川神社

「小江戸」として知られる川越で、縁結びの神様として古くから厚い信仰を集めているのが川越氷川神社です。今から約1500年前に創建されたと伝わる歴史ある神社で、川越の総鎮守として地域の人々に親しまれてきました。
ご祭神に素盞嗚尊(すさのおのみこと)をはじめとする五柱の神様を祀っており、その中には二組の夫婦神様が含まれていることから、「夫婦円満・縁結びの神様」として特に有名になりました。境内には、良縁を願う多くの人々が訪れ、温かい雰囲気に包まれています。
夏の風物詩「縁むすび風鈴」
川越氷川神社の夏の代名詞ともいえるのが、例年7月上旬から9月上旬にかけて開催される「縁むすび風鈴」です。期間中、境内には2,000個以上の江戸風鈴が飾られた「風鈴回廊」が登場し、涼やかな音色と色鮮やかな光景が広がります。夜にはライトアップも行われ、幻想的な空間は多くの人々を魅了する人気のイベントです。
ユニークなお守りとおみくじ
川越氷川神社には、良縁を願うユニークなお守りやおみくじが豊富にあります。特に、釣り竿で鯛の形をしたおみくじを釣り上げる「あい鯛みくじ」は、楽しみながら運勢を占えるため大変人気です。また、境内の小川で人形(ひとがた)を流して厄を落とす「人形流し」も体験できます。
神社で執り行われる「結い紐の儀」は、赤い水引で編まれた紐をお互いの小指に結び合う、川越氷川神社独自の儀式です。日本の「運命の赤い糸」の言い伝えを形にしたロマンチックな儀式として、神前挙式を挙げるカップルに選ばれています。
所在地 | 埼玉県川越市宮下町2-11-3 |
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アクセス | 【電車・バス】JR・東武東上線「川越駅」から東武バス「川越氷川神社」下車すぐ 【車】関越自動車道「川越IC」より約20分 |
参拝時間 | 境内自由(社務所は9:00~17:00) |
公式サイト | 川越氷川神社 公式サイト |
絶景の長瀞渓谷で自然を満喫
埼玉県の秩父地方に位置する長瀞渓谷は、荒川の清流が作り出した国の名勝および天然記念物に指定されている景勝地です。都心から日帰りで行ける距離にありながら、ダイナミックな自然の造形美を存分に味わうことができます。
長瀞観光のハイライトは、何と言っても畳を何枚も敷き詰めたように見える広大な岩盤「岩畳(いわだたみ)」です。この岩畳の上を歩きながら、対岸にそびえる「秩父赤壁」と呼ばれる絶壁を眺めることができます。地質学的にも貴重な場所で、「地球の窓」とも呼ばれ、自然の雄大さを肌で感じられるスポットです。
迫力満点の長瀞ラインくだり
長瀞の魅力をよりアクティブに楽しむなら、「長瀞ラインくだり」がおすすめです。船頭さんの巧みな竿さばきと軽快なガイドを聞きながら、和船で渓谷を下ります。緩やかな流れの「瀞(とろ)」と、水しぶきが上がる急流の「瀬」を交互に体験でき、スリルと美しい景色を同時に楽しめるのが魅力です。新緑や紅葉の季節は特に美しく、多くの観光客で賑わいます。
冬の楽しみ「ぽかぽか こたつ舟」
冬期(1~2月)には、通常のラインくだりに代わって「ぽかぽか こたつ舟」が運航されます。舟に設置されたこたつで暖を取りながら、冬の静かな渓谷美をゆったりと楽しむことができます。流れの穏やかな場所を周遊するため、寒い季節でも心地よく長瀞の自然を堪能できます。
天候による運休に注意
長瀞ラインくだりは、川の増水や強風など、天候によって運休となる場合があります。お出かけ前には、必ず公式サイトやSNSで最新の運行状況を確認することをおすすめします。
所在地 | 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞 |
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アクセス | 秩父鉄道「長瀞駅」より徒歩約5分 |
営業期間 | 3月上旬~12月上旬(1~2月はこたつ舟として運航) |
料金(A・Bコース) | 大人2,000円、小人1,000円(繁忙期は料金変動あり) |
公式サイト | 長瀞ラインくだり 公式サイト |
クレヨンしんちゃんの聖地を巡る

国民的人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の舞台として全国的に知られているのが、埼玉県春日部市です。原作者である臼井儀人氏ゆかりの地であり、街のさまざまな場所でしんちゃんやその仲間たちに出会うことができます。
ファンにとっての聖地の中心となるのが、春日部駅西口から徒歩約10分の場所にある商業施設「ララガーデン春日部」です。ここの3階には「ゲーセン クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ ブリブリシネマスタジオ」があり、作品の世界観を再現した展示やゲーム、限定グッズの販売など、ファンにはたまらない空間が広がっています。
街全体がクレヨンしんちゃん一色
春日部市の魅力は、この施設だけにとどまりません。玄関口である東武鉄道・春日部駅では、ホームの発車メロディーに「オラはにんきもの」が使用されているほか、駅名看板などにもしんちゃんのイラストが描かれています。また、市役所では野原一家が春日部市の「特別住民」として登録されており、その住民票の写しをもらうことも可能です(期間限定の場合あり)。
親子で楽しめるスポットとして、まさにうってつけですね。しんちゃんを探しながら街を散策すれば、普段の何気ない風景も特別な思い出に変わるはずです。しんちゃんが描かれたコミュニティバスも走っているので、見かけたらぜひ乗ってみてください。
豆知識:なぜ春日部が舞台なの?
『クレヨンしんちゃん』の連載が始まった当初、作者の臼井儀人氏が埼玉県に在住しており、身近な地名をということで春日部市が舞台に選ばれたと言われています。作品を通じて春日部市の知名度が全国区になった功績は非常に大きく、今では市を代表する大切なシンボルとなっています。
浮き城の伝説が残る忍城址
埼玉県行田市にある忍城(おしじょう)は、戦国時代の歴史ロマンを感じさせる名城です。関東七名城の一つに数えられ、特に豊臣秀吉の関東平定の際に石田三成が行った水攻めに耐え抜いたエピソードで知られています。
当時、城の周囲は沼や湿地帯に囲まれた天然の要害でした。三成は利根川と荒川の水を引き込み城を水没させようとしましたが、城は沈まずにまるで水に浮いているかのように見えたことから、「浮き城」の異名が生まれたと伝えられています。この物語は、映画『のぼうの城』の題材にもなり、多くの人々に知られるようになりました。
再建された御三階櫓と郷土博物館
明治維新後に取り壊された忍城ですが、現在はかつての本丸跡地に「忍城御三階櫓」が再建され、行田市のシンボルとなっています。櫓の内部は行田市郷土博物館となっており、行田の歴史や文化に関する資料が展示されています。最上階からは市内を一望でき、城主になった気分を味わえるでしょう。
忍城おもてなし甲冑隊に会える!
忍城址では、週末や祝日を中心に「忍城おもてなし甲冑隊」が観光客を出迎えてくれます。成田家の武将たちに扮した甲冑隊による勇壮な演舞の披露や、記念撮影など、訪れる人々を楽しませてくれます。出陣スケジュールは公式サイトで確認できるので、ぜひ彼らの勇姿を見に訪れてみてください。
所在地 | 埼玉県行田市本丸17-23 |
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アクセス | 【電車】秩父鉄道「行田市駅」より徒歩約15分 【車】東北自動車道「羽生IC」より約25分 |
開館時間 | 9:00~16:30(入館は16:00まで) |
料金(博物館) | 大人200円、高校・大学生100円、小・中学生50円 |
公式サイト | 行田市観光協会(忍城址) |
奥深い埼玉県!テーマ別おすすめ観光スポット
- 圧巻の地下神殿!首都圏外郭放水路
- 異国情緒あふれる台湾の聖天宮
- 新一万円札の顔!渋沢栄一記念館
- 人形のまち岩槻人形博物館の魅力
- 神秘的な古代蓮の里を訪ねる
- まとめ:埼玉県のおすすめ観光スポット巡り
圧巻の地下神殿!首都圏外郭放水路
埼玉県春日部市の地下深くに、まるで古代の神殿のような巨大空間が広がっていることをご存知でしょうか。その正体は、首都圏外郭放水路。洪水から首都圏を守るために建設された、世界最大級の地下放水路です。
この施設のハイライトが、通称「地下神殿」と呼ばれる巨大な調圧水槽です。長さ177m、幅78m、高さ18mの空間に、重さ約500トンの巨大な柱が59本も立ち並ぶ光景は、まさに圧巻の一言。その荘厳で非日常的な雰囲気は、数々の映画やドラマ、ミュージックビデオのロケ地としても使用されています。
見学ツアーで地下の世界へ
この貴重な治水施設は、普段は水を貯めるために使われていますが、稼働していない時には見学会が開催されており、一般の人でも内部を見学することが可能です。見学コースは複数用意されており、地下神殿を気軽に見られるコースから、立坑やポンプ室など普段は入れないエリアまで探検できる本格的なコースまであります。
見学は事前予約が必須
首都圏外郭放水路の見学は、完全予約制です。人気の施設のため、特に週末は早めに予約が埋まってしまうことがあります。公式サイトから予約状況を確認し、計画的に申し込みましょう。また、地下施設のため階段の上り下りが多く、動きやすい服装と靴での参加が推奨されます。
日本の治水技術の結晶ともいえるこの巨大建造物は、ただ見るだけでなく、防災について考える良いきっかけにもなります。社会科見学のような知的好奇心をくすぐる、大人も子どもも楽しめるスポットです。
所在地 | 埼玉県春日部市上金崎720 |
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アクセス | 【電車】東武野田線「南桜井駅」北口より徒歩約30分(タクシー推奨) 【車】圏央道「幸手IC」より約15分 |
見学時間 | 10:00~16:00(コースにより異なる) |
料金 | コースにより異なる(1,000円~) |
公式サイト | 首都圏外郭放水路 公式サイト |
異国情緒あふれる台湾の聖天宮
埼玉県坂戸市に、まるで台湾に瞬間移動したかのような錯覚に陥る場所があります。それが、日本国内で最大級の台湾道教のお宮「五千頭の龍が昇る聖天宮(せいてんきゅう)」です。
15年の歳月をかけて建てられたこのお宮は、台湾から一流の宮大工を呼び寄せて造られました。釘を一本も使わない伝統的な工法で組まれた建物は、まさに芸術品。最大の特徴は、至る所に施された五千頭もの龍の彫刻です。
屋根や柱、扉など、細部に至るまで精巧で豪華絢爛な装飾が施されており、その美しさには思わず息をのむでしょう。
日本で体験する台湾文化
聖天宮では、建物を鑑賞するだけでなく、本場台湾のユニークな参拝やおみくじを体験することもできます。道教の神様である三清道祖が祀られており、健康や学問、商売繁盛などにご利益があるとされています。参拝方法も丁寧に案内されているため、初めての方でも安心して体験することが可能です。
コスプレ撮影の聖地としても人気
その独特でフォトジェニックな景観から、聖天宮はコスプレ撮影のロケ地としても絶大な人気を誇ります。非日常的な空間は、様々なキャラクターの世界観とマッチし、多くのコスプレイヤーが撮影に訪れています。
撮影には事前の許可が必要な場合がありますので、公式サイトをご確認ください。
パスポートなしで行ける海外旅行として、気軽に異国情緒を味わえるのが聖天宮の魅力です。細部までこだわり抜かれた建築美を、ぜひゆっくりと時間をかけて鑑賞してみてください。
所在地 | 埼玉県坂戸市塚越51-1 |
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アクセス | 【電車】東武東上線「若葉駅」よりタクシーで約8分 【車】圏央道「坂戸IC」より約3分 |
拝観時間 | 10:00~16:00 |
料金 | 高校生以上500円、中学生250円 |
公式サイト | 聖天宮 公式サイト |
新一万円札の顔!渋沢栄一記念館
2024年7月から発行された新一万円札の肖像に選ばれ、再び大きな注目を集めている「近代日本経済の父」、渋沢栄一。彼の生まれ故郷である埼玉県深谷市には、その偉大な生涯と功績を伝える「渋沢栄一記念館」があります。
この記念館では、渋沢栄一ゆかりの遺墨や写真などの貴重な資料を通して、彼が関わった約500の企業設立や約600の社会公共事業について学ぶことができます。
日本の近代化を力強く牽引した彼の思想や行動力に触れることで、現代にも通じる多くの学びを得られるでしょう。
必見!渋沢栄一アンドロイドの講義
渋沢栄一記念館の最大の見どころは、何と言っても精巧に作られた「渋沢栄一アンドロイド」による講義です。
70歳代の姿を忠実に再現したアンドロイドが、豊かな表情と身振り手振りを交えながら、自身の理念である「道徳経済合一説」などについて語りかけます。まるで本物の渋沢栄一が目の前にいるかのような臨場感あふれる体験は、訪れる人々に深い感銘を与えています。
見学は完全予約制です
渋沢栄一記念館への入館、およびアンドロイド講義の見学は、ウェブサイトからの事前予約が必須となっています。予約なしでは入館できませんので、訪問を計画する際は必ず公式サイトで予約手続きを行ってください。
ゆかりの地を巡るのがおすすめ
記念館の周辺には、渋沢栄一の生家である旧渋沢邸「中の家(なかんち)」や、彼が設立に尽力した日本煉瓦製造会社の関連施設など、ゆかりのスポットが点在しています。記念館と合わせてこれらの場所を巡ることで、渋沢栄一という人物をより深く理解することができます。
所在地 | 埼玉県深谷市下手計1204 |
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アクセス | 【電車】JR高崎線「深谷駅」または「岡部駅」よりタクシーで約15分 【車】関越自動車道「花園IC」より約25分 |
開館時間 | 9:00~17:00(アンドロイド講義は時間が決まっています) |
料金 | 無料(要予約) |
公式サイト | 渋沢栄一記念館 公式サイト |
人形のまち岩槻人形博物館の魅力
さいたま市岩槻区は、江戸時代から続く日本有数の人形の産地として知られています。その「人形のまち」のシンボルとして2020年に開館したのが、日本で初めての人形専門の公立博物館「さいたま市岩槻人形博物館」です。
この博物館では、ひな人形や五月人形といった節句人形はもちろん、市松人形、御所人形、からくり人形など、多種多様な日本の人形が収蔵・展示されています。
コレクションの中核をなすのは、日本画家でありながら人形玩具研究家としても知られる西澤笛畝(にしざわてきほ)の貴重な収集品です。
人形作りの技と歴史を学ぶ
岩槻人形博物館の魅力は、美しい人形を鑑賞できるだけではありません。人形がどのように作られるのか、その工程や道具、材料などを詳しく紹介する展示も充実しています。映像などを通じて、熟練の職人たちが受け継いできた精緻な技の世界に触れることができ、人形一体一体に込められた想いや歴史の深さを感じ取ることができます。
企画展やワークショップも開催
常設展に加えて、様々なテーマに基づいた企画展も随時開催されており、訪れるたびに新たな発見があります。また、人形作りに関連したワークショップや講座なども行われることがあり、実際に手を動かしながら人形文化への理解を深める機会も提供されています。
伝統工芸品としての価値はもちろん、時代ごとの人々の願いや美意識が反映された人形の世界は、非常に奥深いです。気軽に立ち寄れる手頃な入館料も嬉しいポイントですね。
所在地 | 埼玉県さいたま市岩槻区本町6-1-1 |
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アクセス | 【電車】東武アーバンパークライン「岩槻駅」より徒歩約10分 【車】東北自動車道「岩槻IC」より約12分 |
開館時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
料金 | 一般300円、高校・大学生・65歳以上150円、小中学生100円 |
公式サイト | さいたま市岩槻人形博物館 公式サイト |
神秘的な古代蓮の里を訪ねる
埼玉県行田市にある「古代蓮の里」は、約1400年から3000年前のものとされる蓮の種子が自然発芽して生まれた「行田蓮(古代蓮)」が咲き誇る、世界的にも珍しい公園です。
行田蓮は、他の蓮に比べて花びらの数が少ないなど、原始的な特徴を持っています。その可憐で神秘的な姿は、見る人々の心を惹きつけます。
蓮の花は早朝に咲き始め、午後には閉じてしまうため、最も美しい姿を見るためには午前中に訪れるのがおすすめです。見頃は例年6月中旬から8月上旬で、この時期には園内が幻想的な雰囲気に包まれます。
ギネス認定!田んぼアートも必見
古代蓮の里のもう一つの大きな見どころが、夏から秋にかけて現れる壮大な「田んぼアート」です。広大な水田をキャンバスに見立て、色の異なる稲を植えることで巨大な絵を描き出します。その規模と芸術性の高さは世界的に評価され、2015年には「世界最大の田んぼアート」としてギネス世界記録にも認定されました。
展望タワーからの眺めは絶景
田んぼアートの全景を最も美しく見ることができるのが、公園内にある高さ約50mの古代蓮会館展望タワーです。ここから見下ろす田んぼアートはまさに圧巻。
毎年デザインが変わるため、リピーターも多く訪れます。また、冬にはイルミネーションが施され、年間を通じて楽しめるスポットとなっています。
蓮の花が咲く静かな早朝の散策も、展望タワーからのダイナミックなアート鑑賞も、どちらも特別な体験になります。自然の神秘と人間の創造力が見事に融合した、ユニークな公園です。
所在地 | 埼玉県行田市小針2375-1 |
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アクセス | 【電車・バス】JR高崎線「行田駅」から市内循環バスで約21分「古代蓮の里」下車 【車】東北自動車道「羽生IC」より約25分 |
開園時間 | 公園は終日利用可(古代蓮会館は9:00~16:30 ※蓮の開花期は変動あり) |
料金 | 公園は無料(古代蓮会館は有料:大人400円) |
公式サイト | 古代蓮の里 公式サイト |
まとめ:埼玉県のおすすめ観光スポット巡り
この記事では、定番から穴場まで、埼玉県の多彩な魅力を持つおすすめ観光スポットを11ヶ所厳選してご紹介しました。最後に、各スポットのポイントを一覧で振り返ってみましょう。
- 埼玉県には都心からアクセスしやすい魅力的な観光地が多数
- 三峯神社は標高1100mに位置する関東屈指のパワースポット
- 川越氷川神社の縁むすび風鈴は夏の風物詩として人気
- 長瀞渓谷ではラインくだりでダイナミックな自然を体感できる
- 春日部市はクレヨンしんちゃんの聖地として家族で楽しめる
- 忍城址は石田三成の水攻めに耐えた浮き城の歴史を持つ
- 首都圏外郭放水路では圧巻の地下神殿を見学可能
- 聖天宮は日本にいながら本格的な台湾の雰囲気を味わえる場所
- 渋沢栄一記念館ではアンドロイドによる講義が体験できる
- 岩槻人形博物館は日本初の人形専門公立博物館
- 古代蓮の里では神秘的な行田蓮と田んぼアートが大きな魅力
- 歴史や文化に深く触れるスポットが県内各地に豊富
- 美しい自然や四季折々の絶景を楽しめる場所も多い
- ユニークな体験ができる個性的な穴場スポットも点在
- 日帰り旅行からじっくり巡る旅までプランニングは自由自在
あなたの興味を引くスポットは見つかりましたか。次の休日は、ぜひ奥深い埼玉県の魅力を探しに出かけてみてください。