青森県の観光!おすすめ定番&絶景スポット10選

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青森県の観光!おすすめ定番&絶景スポット10選

青森県 観光 おすすめスポットをお探しですか?

青森には、青森市文化観光交流施設 ねぶたの家 ワ・ラッセで祭りの熱気に触れ、弘前城(東北唯一の現存天守)で歴史を感じ、八食センター(八戸グルメ)で海の幸を堪能できる定番スポットが満載です。

さらに、文豪ゆかりの太宰治記念館「斜陽館」や、鶴の舞橋(日本一の木造橋)の美しい姿も見逃せません。絶景を求めるなら、奥入瀬渓流の散策や十二湖(青池)の神秘的な青、髙山稲荷神社の千本鳥居、日本三大霊山の一つである恐山霊場、そして仏ヶ浦(海上からの奇岩)の奇観が待っています。

この記事では、青森県 観光 おすすめ総まとめとして、必見のスポットを詳しく解説します。

  • 青森の定番観光地と歴史的建造物の見どころがわかる
  • 奥入瀬や十二湖など絶景スポットの魅力がわかる
  • ねぶたやグルメなど青森ならではの体験がわかる
  • 各スポットのアクセスや料金情報をまとめて確認できる

目次

青森県 観光 おすすめ【定番・歴史編】

  • 青森市文化観光交流施設 ねぶたの家 ワ・ラッセ
  • 弘前城(東北唯一の現存天守)
  • 八食センター(八戸グルメ)
  • 太宰治記念館「斜陽館」
  • 鶴の舞橋(日本一の木造橋)

青森市文化観光交流施設 ねぶたの家 ワ・ラッセ

青森の夏の夜を焦がす「ねぶた祭」。その熱気と迫力を一年中体感できるのが、青森市文化観光交流施設 ねぶたの家 ワ・ラッセです。JR青森駅のすぐ隣という絶好のロケーションにあります。

館内の「ねぶたホール」には、実際にお祭りに出陣した大型ねぶた4台が常設展示されており、そのスケールと精巧な作りに圧倒されます。ねぶたの起源や歴史を紹介するミュージアムもあり、祭りの魅力を深く知ることができます。

さらに、ここでは「ハネト(踊り手)」や「囃子(おはやし)」の生演奏を体験できるイベントも毎日開催されています(時間は要確認)。青森ねぶた祭のすべてが詰まったこの施設は、青森観光のスタート地点として最適です。

施設情報

営業時間9:00~18:00(5月~8月は19:00まで)
料金(ねぶたミュージアム・ホール)大人 620円、高校生 460円、小中学生 260円
休館日8月9日・10日、12月31日、1月1日
アクセスJR「青森駅」より徒歩約1分

弘前城(東北唯一の現存天守)

弘前城は、津軽藩の居城として築かれ、東北地方で唯一、江戸時代に建てられた天守が現存する名城です。現在の三層の天守(御三階櫓)は1810年に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。

もともとは五層の天守がありましたが落雷で焼失し、幕府の許可を得て櫓(やぐら)を改築する形で現在の天守が造営されました。城内には天守のほか、3棟の櫓と5棟の城門が当時の姿のまま残されており、これらもすべて重要文化財です。

現在は「弘前公園」として整備され、日本有数の桜の名所としても知られています。春には約2,600本の桜が咲き誇り、多くの観光客で賑わいます。

石垣修理工事に関する注意

現在、弘前城本丸の石垣修理工事が2026年までの予定で進められています。これに伴い、天守は2015年に元の位置から約70m離れた仮天守台へ移動(曳屋)されました。

石垣修理完了後、天守を元の位置に戻す「曳戻し工事」と、天守本体の保存修理・耐震対策工事が行われるため、天守の内部公開は令和7年(2025年)11月24日から当面の間(数年間)、休止となる予定です。最新の公開情報を必ずご確認ください。

利用情報

本丸・北の郭(有料区域)4月1日~11月23日(9:00~17:00 ※さくらまつり期間は時間延長)
入場料金(本丸・北の郭)大人 320円 / 子供 100円
アクセスJR「弘前駅」からバス(土手町循環100円バス)で約15分、「市役所前」下車

八食センター(八戸グルメ)

青森県南部の中心都市・八戸市でグルメを堪能するなら「八食センター」が外せません。水揚げされたばかりの新鮮な魚介類をはじめ、乾物、珍味、地酒、お土産など、八戸の名物が一堂に会する巨大な市場です。

場内には約60店の専門店が軒を連ね、活気に満ちあふれています。飲食エリアも充実しており、「厨スタジアム」や「味横丁」では、回転寿司や八戸ラーメン、海鮮丼など、八戸の食を心ゆくまで味わえます。

特に人気なのが、買った魚介類をその場で炭火焼きにして食べられる「七厘村」(有料)です。新鮮なホタテやイカを熱々で味わう体験は格別です。

施設情報

  • 営業時間: [市場棟]9:00~18:00 / [厨スタジアム]9:00~21:00
  • 定休日: [市場棟・味横丁]水曜日(時期により変動あり)/[厨スタジアム]年中無休
  • 料金: 入場無料
  • アクセス: JR八戸線「本八戸駅」より路線バスで「八食センター」下車すぐ

太宰治記念館「斜陽館」

五所川原市金木町は、文豪・太宰治の出身地です。その生家である旧津島家住宅が、記念館「斜陽館」として公開されています。

この建物は1907年(明治40年)に建てられた和洋折衷の豪邸で、米蔵に至るまで青森ひばをふんだんに使用した贅沢な造りが特徴です。建物自体が国の重要文化財建造物に指定されています。

館内では、太宰が生前に着用していたマントや執筆用具、直筆原稿、初版本などが展示されており、彼の生涯や作品世界に深く触れることができます。太宰文学のファンはもちろん、明治期の貴重な建築物としても一見の価値があります。

施設情報

営業時間9:00~17:00(最終入館 16:30)
料金一般 600円、高・大学生 400円、小・中学生 250円
アクセス津軽鉄道「金木駅」より徒歩約7分

鶴の舞橋(日本一の木造橋)

北津軽郡鶴田町にある「鶴の舞橋」は、津軽富士見湖に架かる、全長300メートルを誇る日本一長い木造の三連太鼓橋です。岩木山の雄大な姿を湖面に映す景色は、まさに絵画のような美しさです。

青森県産の「ひば」を使用し、日本古来の建築技術を駆使して造られたこの橋は、その優美なアーチが鶴が空に舞う姿に見えることから名付けられました。また、「長い木の橋」=「長生きの橋」として、渡ると長生きができるというパワースポットとしても人気があります。

橋を渡った先には「丹頂鶴自然公園」もあり、つがいの丹頂鶴が飼育されていることから、縁結びのスポットとしても知られています。

補修工事による通行止め情報

鶴の舞橋は老朽化による補修工事のため、2025年9月から2026年3月末までの期間、通行止めとなる予定です。訪問時期によっては橋を渡ることができない可能性があるため、必ず事前に最新の工事情報をご確認ください。

施設情報

  • 料金: 無料
  • アクセス: JR五能線「陸奥鶴田駅」よりタクシーで約10分
  • 駐車場: 無料駐車場あり

青森県 観光 おすすめ【絶景・神秘編】

  • 奥入瀬渓流の散策
  • 十二湖(青池)の神秘的な青
  • 髙山稲荷神社の千本鳥居
  • 恐山霊場(日本三大霊山)
  • 仏ヶ浦(海上からの奇岩)
  • 青森県 観光 おすすめ総まとめ

奥入瀬渓流の散策

十和田湖から流れ出る唯一の川が奥入瀬渓流です。十和田湖畔の「子ノ口(ねのくち)」から「焼山」までの約14kmにわたり、変化に富んだ美しい流れが続きます。十和田八幡平国立公園を代表する景勝地の一つであり、国指定の特別名勝および天然記念物です。

渓流沿いには車道と遊歩道が整備されており、誰でも気軽に散策を楽しめるのが魅力です。木々のトンネルの中を歩けば、清らかな水の音とマイナスイオンに包まれます。

阿修羅の流れ」や「銚子大滝」をはじめ、大小さまざまな滝や清流、奇岩が点在しており、見どころは尽きません。特に新緑の季節(5月~6月)と、紅葉の季節(10月中旬~下旬)は、息をのむような美しさを見せます。

アクセスと注意点

新青森駅や八戸駅からJRバス「みずうみ号」が運行しており、「焼山」や「子ノ口」などで下車可能です。ただし、このバスは冬期(11月中旬~4月中旬頃)は運休となるため注意が必要です。また、遊歩道は散策しやすいですが、滑りにくい靴(スニーカーなど)での訪問をおすすめします。

十二湖(青池)の神秘的な青

世界自然遺産・白神山地の西麓に位置するのが、33の湖沼群が点在する「十二湖」です。江戸時代の大地震による山崩れでできたとされ、展望地から12の湖が見えたことからこの名がつきました。

数ある湖沼の中で最も有名で、多くの観光客を惹きつけるのが「青池」です。その名の通り、まるで青いインクを流し込んだかのように水面が真っ青に輝いており、水底に沈む倒木まではっきりと見えるほどの透明度を誇ります。なぜこれほどまでに青いのか、その理由は未だに解明されていません。

太陽の光が差し込むと、青のグラデーションがより一層際立ち、幻想的な光景が広がります。

アクセス

JR五能線「十二湖駅」から弘南バス奥十二湖行きに乗車し、「奥十二湖」で下車後、徒歩約10分です。車の場合は秋田自動車道「能代南IC」から約60分で、駐車場から徒歩すぐです。

髙山稲荷神社の千本鳥居

つがる市にある髙山稲荷神社は、五穀豊穣、海上安全、商売繁盛の神様として古くから信仰を集める霊験あらたかな神社です。近年、SNSなどを通じて絶景スポットとして大きな注目を集めています。

その理由は、日本庭園内に鎮座する「千本鳥居」です。龍が天に昇るかのように蛇行しながら丘の上へと続く朱色の鳥居の列は、圧巻の一言。鳥居の隙間から見える緑や、冬の雪景色とのコントラストも非常に美しいです。鳥居の数は参拝者の寄進によって年々増え続けていると言われています。

また、この神社は役目を終えた祠(ほこら)や無数の「狛狐(こまぎつね)」を引き取り、供養している場所でもあり、独特の神聖な雰囲気が漂っています。

アクセス情報

公共交通機関でのアクセスはやや難しく、JR「五所川原駅」からバスに乗り「高山神社入口」で下車後、タクシーで約5分かかります。車での訪問が便利で、東北自動車道「浪岡IC」から約50分です。

恐山霊場(日本三大霊山)

下北半島に位置する恐山(おそれざん)は、高野山、比叡山と並ぶ「日本三大霊山」の一つに数えられる神聖な場所です。862年に天台宗の慈覚大師によって開山されたと伝わります。

カルデラ湖である「宇曽利山湖」を中心に、「血の池地獄」や「地獄谷」、「賽の河原」、「極楽浜」など、仏教の世界観を反映した地名が付けられた独特の景観が広がっています。荒涼とした火山岩の風景と、エメラルドグリーンに輝く湖面の美しさが対照的で、この世のものとは思えない独特の雰囲気を醸し出しています。

毎年夏と秋の大祭期間中には、亡くなった人の言葉を伝える「イタコの口寄せ」が行われることでも知られています。

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開山期間に注意

恐山は冬期間、閉山します。観光できるのは5月1日から10月末までの間のみです。また、開山時間も6:00~18:00となっています。

利用情報

  • 入山料金: 大人 700円、小・中学生 300円
  • アクセス: JR大湊線「下北駅」より、恐山行き直通バスで約45分(開山期間中のみ運行)

仏ヶ浦(海上からの奇岩)

下北半島の西海岸に位置する仏ヶ浦(ほとけがうら)は、津軽海峡の荒波によって削り上げられた白緑色の凝灰岩が、約2kmにわたって連なる国の名勝・天然記念物です。

「如来の首」「五百羅漢」「極楽浜」など、一つ一つの奇岩には仏の名にちなんだ名前が付けられており、その神秘的な造形美はまさに自然が創り出した彫刻のようです。

陸路(遊歩道)もありますが、高低差100mの急な坂道が続くため、佐井港からの観光船で海上からアクセスし、上陸するのが一般的です。船上からは仏ヶ浦の全景や、海上からしか見ることのできない「願掛岩」などの絶景も楽しめます。5月~7月頃にはイルカに遭遇できることもあります。

定期観光船情報(佐井港発)

運航期間5月1日~10月31日(天候により運休あり)
所要時間約1時間30分(仏ヶ浦上陸・散策30分を含む)
往復料金大人 3,000円 / 小人 1,500円
アクセスJR「下北駅」より下北バスで「佐井」停下車、佐井港まで徒歩すぐ

※車椅子での乗船は難しいため、事前にご相談ください。

青森県 観光 おすすめ総まとめ

青森県の観光おすすめスポットを、定番の歴史・文化施設から、手つかずの自然が残る絶景・神秘スポットまで幅広くご紹介しました。最後に、この記事の要点をまとめます。

  • ねぶたの家 ワ・ラッセは青森駅徒歩1分で祭りを年中体験できる
  • 弘前城は東北唯一の現存天守で桜の名所
  • 弘前城天守は石垣修理のため2025年11月下旬から内部公開休止予定
  • 八食センターでは新鮮な魚介を「七厘村」で焼いて食べられる
  • 太宰治記念館「斜陽館」は国の重要文化財で太宰の生家
  • 鶴の舞橋は日本一長い木造三連太鼓橋
  • 鶴の舞橋は2025年9月から補修工事で通行止め予定
  • 奥入瀬渓流は新緑と紅葉の時期に特に美しい渓流散策スポット
  • 十二湖(青池)は理由不明の神秘的な青さが魅力
  • 髙山稲荷神社の千本鳥居は龍のように続く朱色の絶景
  • 恐山霊場は5月から10月まで開山する日本三大霊山
  • 仏ヶ浦は観光船で海上から眺め、上陸するのがおすすめ
  • 青森はエリアごとに多彩な魅力を持つ
  • 訪問時期(冬期運休や工事)の事前確認が重要
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