
こんにちは。にほん旅さんぽ、運営者の「ちょぼ」です。 海外旅行や国内出張でネット環境を確保したいけれど、話題のWiFiBOXの使い方がわからなくて不安を感じていませんか。
無人で受け取りや返却をするのは便利そうですが、本当にスマホだけで借りられるのか、ネットに繋がらない時はどうすればいいのか、充電器は必要なのかなど、疑問は尽きないものですよね。
- 予約から受取や返却までの具体的な手順
- 充電器が付属しない注意点と対処法
- 繋がらない時の解決策とサポート体制
- 延滞や紛失による高額請求のリスク管理
- 国内でも海外でも使える!
- プランが豊富で自分に最適化できる!
- 全国の空港や駅で受け取りや返却が出来る!
- 即日レンタルOK!
- ネット予約が難しい方には不向き。
- QRコードの読み取りが必要。
初めてでも安心なWiFiBOXの使い方と予約の流れ
WiFiBOXは従来のWi-Fiレンタルとは異なり、すべてが非接触で完結する次世代のサービスです。ここでは、予約から実際に端末を手にするまでの流れや、知っておくべきハードウェアの特徴について、私の経験を交えて詳しく解説していきます。
当日予約やキャンセル料金の仕組み
WiFiBOXの大きな魅力は、その予約の柔軟性にあります。Webブラウザから簡単に手続きができ、在庫さえあれば当日の予約も可能です。急な出張や、空港に向かう途中で「やっぱりWi-Fiが必要かも!」と思った時でも間に合うのは嬉しいポイントですね。
また、個人的にすごく便利だと感じているのが「2日前無料受取サービス」です。通常は出発日が課金開始日になりますが、その2日前の0時から端末を受け取ることができます。事前に自宅近くで受け取ってパッキングを済ませておけば、当日の空港でバタバタせずに済みますよ。
キャンセルの重要ルール
キャンセル料は、日本時間の出発日(利用開始日)の23時59分まで無料です。ただし、一度でも端末を受け取ってしまうと、たとえ使っていなくてもキャンセルは不可となります。「とりあえず受け取っておこう」と早めにピックアップした後に旅行が中止になった場合などは、料金が発生してしまうので注意が必要です。
QRコードを使った端末の受け取り方
空港や駅に設置されている貸出機(ボックス)での受け取りは、スマホ一つで完結します。専用アプリのインストールは不要で、予約完了メールに記載されているリンクからQRコード読み取り画面を開くだけです。
具体的な手順は以下の通りです。
- スマホで貸出機のモニターにあるQRコードを読み取る。
- 「受け取る」ボタンをタップする。
- 貸出機のスロットから端末が「カシャッ」とロック解除され、少し手前に出てくる。
- 手で端末を引き抜く。
スロットから端末が出てくるまで、5秒〜20秒程度のタイムラグがあることがあります。反応がないからといって焦らず、少し待ってみてください。また、自動販売機のように完全にポロッと落ちてくるわけではなく、少し頭を出した状態で止まるので、最後は自分で引き抜く必要があります。
設置場所が満杯時の返却方法と地図
旅行から帰ってきて、いざ返却しようとしたら「スロットが全部埋まっている!」というケースが稀にあります。特に利用者が多い空港のカウンター付近では、返却用の空きスロットがない「満杯」状態になることがあるんです。
この場合、絶対にやってはいけないのが「ボックスの上や横に置いて帰る」ことです。これは返却とみなされず、後述する高額な延滞金や弁済金の対象になってしまいます。
満杯の場合は、WiFiBOX公式サイトの「設置場所マップ」を使って、近くにある別のボックスを探しましょう。空港内であれば、出発ロビーと到着ロビーで階が違えば空いていることもよくあります。帰国時はフライトの疲れもあると思いますが、必ずスロットに挿入して、返却完了メールが届いたことを確認してから帰宅するようにしてくださいね。
3タイプのケーブル内蔵で充電器不要
WiFiBOXの端末は、Wi-Fiルーターとモバイルバッテリーが一体化した便利な設計になっています。本体の裏側には、以下の3種類のケーブルが内蔵されています。
| ケーブル種類 | 主な対応機種 |
|---|---|
| USB Type-C | Androidスマホ、iPhone 15以降、iPadなど |
| Lightning | iPhone 14以前のモデルなど |
| Micro USB | 古いAndroid、デジカメ、ハンディファンなど |
これらを引き出してスマホに挿せば、そのまま充電が可能です。別途ケーブルを持ち歩く必要がないので、荷物が減らせるのが最大のメリットですね。ポーチも付属しないので、ポケットにこれ一つ入れておけばOKという手軽さは、一度使うと手放せません。
ルーターのスペックと充電方法の注意点
ここで一つ、私が最も声を大にして伝えたい注意点があります。それは、「WiFiBOX本体を充電するためのACアダプタ(コンセントに挿す部分)は付属しない」ということです。
WiFiBOX本体を充電するには、本体側面から出ている短い「USB Type-A」ケーブル(パソコンのUSBポートに挿すような平たい形のもの)を使用します。最近のスマホの充電器は、差込口が小さくて丸い「USB Type-C」になっているものが増えていますが、これだとWiFiBOX本体を充電できません。
ACアダプタの持参を忘れずに!
渡航先でルーターの充電が切れた時、USB Type-AポートがついたACアダプタを持っていないと充電できません。必ず「USB Type-A(従来の四角いUSB)」が挿さる充電器を持参してください。
また、バッテリー容量は5,000mAhと、最近のスマホ1回分程度です。朝から晩までネットもスマホの充電もこれ一台で賄おうとすると、夕方にはバッテリー切れになる可能性が高いです。ヘビーユーザーの方は、別途モバイルバッテリーを用意することをおすすめします。
トラブル解決も網羅したWiFiBOXの使い方のコツ
現地で「繋がらない」「遅い」といったトラブルが起きると焦りますよね。ここからは、トラブル時の具体的な対処法や、お金に関わる重要なリスク管理について解説します。
ネットに繋がらない時の対処法と再起動
現地に着いてネットに繋がらない、あるいは通信速度が極端に遅い場合、まずは慌てずに以下の手順を試してみてください。
1. 端末の再起動 本体側面の電源ボタンを長押しして、一度電源を切り、再度入れ直します。これで基地局をつかみ直し、改善するケースがほとんどです。
2. 場所の移動 地下や建物の奥まった場所では電波が入りにくいことがあります。窓際や屋外に移動して試してみましょう。
3. 周波数帯の変更(可能な場合) 電子レンジやBluetooth機器が多い場所では、電波干渉が起きている可能性があります。場所を変えるか、もし設定画面に入れるなら5GHz帯への切り替えを検討しますが、基本的には「場所移動」と「再起動」が特効薬です。
それでも解決しない場合は、24時間対応のサポートセンターへ連絡する必要があります。WiFiBOXは無人サービスですが、電話サポートは用意されています。
支払い方法はPayPayやカードに対応
以前はクレジットカードのみでしたが、2024年から2025年にかけて支払い方法がかなり充実しました。現在の主な決済手段は以下の通りです。
- クレジットカード・デビットカード(Visa, Mastercard, JCB, Amex, Diners)
- デジタルウォレット(Apple Pay, Google Pay)
- PayPay(2025年4月21日より対応開始)
特に学生さんや、カード情報を入力するのが不安な方にとって、PayPayが使えるようになったのは大きなニュースですね。また、法人利用向けには2025年4月から「請求書払い」も導入されているので、出張での利用もしやすくなっています。
クレジットカードを利用する場合、本人認証サービス(3Dセキュア)の設定が必須となっていることが多いです。出発直前に「決済エラーで予約できない!」とならないよう、事前にカード会社の設定を確認しておきましょう。
悪い評判やデメリットも理解しておく
便利で安いWiFiBOXですが、完璧ではありません。実際に使ってみて感じる、あるいは口コミで見られるデメリットについても正直にお伝えします。
最大のデメリットは「有人サポートがないこと」です。空港カウンターでスタッフに設定してもらったり、手取り足取り教えてもらうことはできません。すべて自分で行う必要があります。また、先ほど触れたように「ACアダプタが付属しない」「専用ポーチがない」という点も、従来のレンタルWi-Fiに慣れている人には不親切に感じるかもしれません。
逆に言えば、スマホの操作に慣れていて、「付属品はいらないからとにかく安く借りたい」という人には、これ以上ない選択肢と言えます。
延滞金や紛失時の弁済金リスクを回避
利用規約の中で最も気をつけてほしいのが、返却遅延と紛失に関するルールです。ここを知らないと、思わぬ高額請求を受けることになります。
「6日ルール」にご注意ください。 返却予定日から6日以内に返却されない場合、システム上で自動的に「紛失」扱いとなります。こうなると、弁済金として一律15,000円(非課税)に加え、6日分の利用料金がクレジットカードから自動決済されます。
決済後は返金不可
一度この決済が行われると、その後ひょっこり端末が出てきて返却したとしても、弁済金の返金は一切されません。
帰国日が延びたり、フライト遅延があった場合は、必ず返却予定日の翌日までにマイページから延長申請を行ってください。「後で連絡すればいいや」は通用しないシステムなので、ここだけはシビアに管理しましょう。
海外旅行でのWiFiBOXの使い方まとめ
WiFiBOXは、予約から受取、返却まで非常にスムーズで、旅のスタイルを身軽にしてくれる素晴らしいツールです。「使い方」さえしっかりと理解していれば、これほどコストパフォーマンスの高いサービスはなかなかありません。
最後に、失敗しないためのポイントをおさらいします。
- 充電用のACアダプタ(USB Type-A対応)を必ず持参する。
- 受取はQRコードをかざして引き抜くだけ。
- 返却はスロットに挿すだけだが、満杯時はマップで別場所を探す。
- 帰国が遅れる場合は、すぐに延長申請をする。
この記事で予習した内容を参考に、ぜひWiFiBOXで快適なインターネット環境を手に入れて、素晴らしい旅を楽しんできてくださいね!
※本記事の情報は執筆時点のものです。最新の料金やキャンペーン、対応エリアについては必ず公式サイトをご確認ください。
- 国内でも海外でも使える!
- プランが豊富で自分に最適化できる!
- 全国の空港や駅で受け取りや返却が出来る!
- 即日レンタルOK!
- ネット予約が難しい方には不向き。
- QRコードの読み取りが必要。