牧水荘土肥館のブログで宿泊ガイド|温泉・食事・部屋の魅力を解説。豊富な写真で伊豆旅行を疑似体験。

西伊豆の名湯、牧水荘土肥館への宿泊を検討中ですか?
この記事では、そもそも若山牧水とは?という宿の背景から、西伊豆随一の伊豆温泉の魅力、そしてこだわりの食事について詳しく解説します。宿泊者のリアルな口コミや、女将のブログに見るおもてなしの心もご紹介。
さらに、牧水荘土肥館の宿泊プランと設備として、人気の露天風呂付客室の種類や、最上級の特別室「部屋 BOKUSUI」の詳細、気になるアメニティやお部屋の設備、無料の駐車場について、そして飲み物などの持ち込みは可能?という疑問にもお答えします。
この記事を読めば、牧水荘土肥館の宿泊予約ポイントの全てがわかります。
この記事で分かること
- 歌人・若山牧水ゆかりの宿の歴史と魅力
- 西伊豆随一の源泉かけ流し温泉と貸切露天風呂
- 伊豆の幸を味わう会席料理と食事処のこだわり
- 露天風呂付き客室の種類と予約前の注意点

牧水荘土肥館をブログで魅力と若山牧水について語る

- そもそも若山牧水とは?
- 西伊豆随一の伊豆温泉
- こだわりの食事について
- 宿泊者のリアルな口コミ
- 女将のブログに見るおもてなし
そもそも若山牧水とは?

「牧水荘」という名の通り、この旅館は歌人・若山牧水(わかやま ぼくすい)と非常に深いつながりを持っています。若山牧水は、1885年(明治18年)に宮崎県で生まれた国民的歌人で、旅と酒、そして自然をこよなく愛した人物として知られています。
生涯に数多くの短歌や紀行文を残し、その素朴で情感あふれる作風は、当時の人々だけでなく現代の私たちにも多くの感動を与えます。彼は特に伊豆の風光を愛し、晩年は沼津に移り住みました。
この土肥館も度々訪れた常宿であったことから、その名が付けられたとされています。
宿に泊まる前に少しだけ若山牧水について知っておくと、館内に飾られた作品や宿の名前に込められた想いをより深く感じることができ、旅の趣が一層増すことでしょう。
西伊豆随一の伊豆温泉

牧水荘土肥館の最大の魅力の一つが、その湯量豊富な温泉です。毎日約20万リットルという湧出量は西伊豆随一を誇り、すべての湯舟で源泉100%かけ流しの贅沢を味わうことができます。
広大な大野天風呂(露天風呂)は、湯口に近い「あつ湯」から、離れた場所の「ぬる湯」まで、一つの湯船の中で好みの温度を楽しめるのが特徴です。
他にも、趣の異なる内湯や洞窟風呂、最上階には駿河湾を一望できる3種類の天空貸切露天風呂(有料)も完備されています。
湯めぐりが楽しめる多彩な湯舟
- 大野天風呂:圧巻の広さを誇る大露天風呂。
- 麗人の湯・洞窟風呂:洞窟の探検気分と露天の開放感を味わえます。
- 天空貸切露天風呂:絶景を独り占めできるプライベート空間(有料・予約制)。
男女入れ替え制により、滞在中に様々な湯舟を巡れるのも嬉しいポイントです。
こだわりの食事について

旅の楽しみである食事にも、牧水荘土肥館は並々ならぬこだわりを持っています。銀座の料亭で腕を磨いた料理長が、駿河湾で獲れた新鮮な魚介類や伊豆の山の幸を活かした、彩り豊かな海鮮会席料理を提供します。
食事はすべて壁で仕切られた個室の食事処で提供されるため、プライベートな空間でゆっくりと料理を堪能できます。お食事処は調理場に隣接しており、温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま、最高の状態でテーブルに届けられます。
特に朝食で提供される天日干しのアジの干物は絶品です。陶板で温めながら提供されるため、最後までふっくらと美味しくいただけますよ。
イセエビやアワビ、金目鯛といった伊豆の高級食材を盛り込んだ贅沢なコースから、気軽な温泉旅行に最適なリーズナブルなコースまで、予算や好みに合わせて選べるのも魅力です。

宿泊者のリアルな口コミ
実際に宿泊した人の口コミを見ると、スタッフの丁寧な対応とおもてなしを高く評価する声が非常に多く見られます。女将さんをはじめ、従業員の方々の心遣いが旅の良い思い出になっているようです。
また、食事の質の高さとボリュームに満足する声も多数寄せられています。「食べきれないほどの量で大満足だった」「アワビや刺身が絶品だった」といった感想が目立ちます。温泉についても、その広さとかけ流しの質を絶賛する意見が多いです。
一方で、こんな意見も
施設の古さに関する指摘も一部で見られます。歴史ある旅館ならではの趣と感じるか、古さが気になるかは個人差がありそうです。
また、「夕食時の飲み物が高い」「部屋の冷蔵庫が持ち込み不可だった」といった料金に関する意見や、「会計でクレジットカードが使えず手間取った」という声もありました。現地での支払いは現金かPayPayのみの場合があるため、事前のカード決済が推奨されます。
実際にお会計時に『クレジットカードは使えますか?』と質問したのですが、現金かpaypayでお願いしますと言われました(笑)宿泊代はネット予約の際にクレカで決済していたので、入浴料とディナーのお酒代の支払いだけだったのでセーフでしたが。
女将のブログに見るおもてなし
牧水荘土肥館の心温まるおもてなしは、女将の哲学に深く根差しています。公式サイトなどで語られる女将の言葉からは、単に顧客の要望に応えるだけではない、一歩踏み込んだサービスの神髄が伺えます。
女将は「お客様のニーズに応えているだけでは、そこに感動も感謝も生まれない」と語ります。お客様が口に出す要望に応えるのは当たり前。
その一歩先を読み、お客様自身も気づいていないような期待を少しだけ超えていく「先回りのおもてなし」こそが、心に残るサービスだと考えているのです。
「ご滞在中はお客様皆様の『母』のような存在になれますよう」という言葉通り、マニュアル的ではない、一人ひとりに寄り添った自然体の心遣いが、多くのリピーターを惹きつけている理由でしょう。
牧水荘土肥館のブログで宿泊プランと設備について語る

- 露天風呂付客室の種類
- 特別室「部屋 BOKUSUI」
- アメニティやお部屋の設備
- 無料の駐車場について
- 飲み物などの持ち込みは可能?
- 牧水荘土肥館の宿泊予約ポイント
露天風呂付客室の種類

プライベートな空間で温泉を心ゆくまで楽しみたい方のために、牧水荘土肥館には趣の異なる露天風呂付き客室が全6室用意されています。
大きく分けると、スタンダードな露天風呂付客室と、より贅沢な造りの特別室・スイートがあります。
- 露天風呂付客室「夕陽」「御殿」:気軽にプライベート温泉を楽しめる客室です。
- 露天付特別室「禪-ZEN」「慧-KEI」「庵-IORI」:広々とした和洋室タイプのお部屋。琉球畳のリビングとベッドルームに、直径150cmの大きな樽露天風呂が備わっています。
- 露天付スイート「牧水-BOKUSUI-」:宿の最高級客室。次の項目で詳しくご紹介します。
記念日や特別な旅行など、シーンに合わせてお部屋を選ぶことができます。人気が高いため、早めの予約がおすすめです。
特別室「部屋 BOKUSUI」

宿の名前を冠した唯一無二の和スイートルームが、露天付スイート「牧水-BOKUSUI-」です。この宿で最も贅沢な時間を過ごせる、最上級の客室です。
総面積は約140平米(約85畳)という圧巻の広さを誇り、客室部分だけでも90平米あります。間取りは寝室12畳、和室6畳、そして広縁のある和室10畳と、ゆったりとした空間が広がります。さらに、50平米もの広さがあるプライベートデッキテラスには、専用の露天風呂が設えられています。
大切な人との記念日や、誰にも邪魔されずに心から寛ぎたい特別な休日に最適な、まさに大人のための隠れ家と言えるでしょう。
ちなみに、これが一つの目の玄関で、少し歩いて離れまで移動します。そこにもう一つお部屋の本当の玄関がありお部屋にたどり着く事ができます。

アメニティやお部屋の設備

快適な滞在をサポートするアメニティや設備も充実しています。基本的なものは一通り揃っているので、少ない荷物で訪れることが可能です。
カテゴリ | 内容 |
---|---|
バス・洗面 | シャンプー、リンス、ボディソープ、洗顔ソープ、タオル、バスタオル、ハミガキセット、ドライヤー、カミソリ、シャワーキャップ、くし |
室内設備 | テレビ、電話、冷蔵庫、湯沸かしポット、お茶セット、金庫、洗浄機付トイレ |
その他 | 浴衣、スリッパ、無線LAN(Wi-Fi)接続 |
貸出品 | ズボンプレッサー、アイロン、加湿器など |
特別室には専用アメニティが用意されるなど、お部屋のグレードによって内容が一部異なります。必要なものがあれば、予約時に確認しておくと安心です。
無料の駐車場について

牧水荘土肥館では、宿泊者向けに無料の駐車場を完備しています。駐車料金はかかりません。
旅館の玄関前に車をつけると、係のスタッフが出迎えてくれ、車を駐車場まで移動してくれます(バレーサービス)。そのため、自分で駐車場を探したり、狭い場所に停めたりする手間がありません。鍵はフロントで預かってもらえます。
チェックアウトの日には、目の前に車が用意されています。会計後にお車の鍵を受け取るようになっていますが、受け取った鍵にある工夫がされています(笑)
バイクでの訪問も安心
オートバイでお越しのお客様のために、屋根付きの駐輪場(収容20台)や、さらにセキュリティの高いシャッター付きのガレージ(収容7台)も用意されています。ツーリングでの利用を考えている方は、事前に予約しておくと良いでしょう。
滞在中に車で出かける予定がある場合は、到着時にその旨を伝えておくと、出やすい場所に駐車してもらえるなど、細やかな配慮もしてくれます。
飲み物などの持ち込みは可能?
旅館での滞在において、飲み物などの持ち込みが可能かどうかは気になるポイントです。口コミ情報によると、客室の冷蔵庫は飲み物が詰まった昔ながらのミニバー形式で、持ち込んだものを冷やすためのスペースはないようです。
一般的に、食事処への飲み物の持ち込みはマナー違反とされています。客室への持ち込みについても、旅館のルールが定められている場合があります。
持ち込みに関する注意点
基本的に、食事処への持ち込みは不可と考えましょう。客室への持ち込みについても、節度を守る必要があります。特に離乳食やアレルギー対応食など、特別な事情がある場合は、事前に宿へ直接電話で相談・確認するのが最も確実で、お互いに気持ちよく過ごすためのマナーです。

牧水荘土肥館の宿泊予約ポイント
この記事のまとめ
- 宿名は歌人・若山牧水が常宿とした歴史に由来
- 西伊豆随一の湯量を誇る源泉100%かけ流しの伊豆温泉が魅力
- 食事は伊豆の幸を活かした本格的な海鮮会席料理
- 料理やスタッフのおもてなしに関する口コミ評価が非常に高い
- 一方で施設の古さや支払い方法に関する指摘も一部ある
- 露天風呂付客室は6室あり、特別室やスイートも用意されている
- 最上級の部屋「BOKUSUI」は140平米の広さを誇る
- アメニティは充実しており、Wi-Fiも利用可能
- 宿泊者用の無料駐車場があり、スタッフが車を移動してくれる
- 客室冷蔵庫はミニバー形式で、持ち込み用のスペースはない
- 飲み物等の持ち込みは事前に宿へ確認するのがマナー
- 天空貸切露天風呂は有料で到着後の予約制
- 支払いは現地では現金かPayPayのみの場合があるため事前決済が推奨
- 小学生低学年以下の子供は宿泊できないプランがあるので注意
- 女将の「ニーズを先回りする」おもてなしの心が宿の魅力の核
牧水荘土肥館の情報と地図
公式サイト | 牧水荘土肥館 |
住所 | 静岡県伊豆市土肥289−2 |
時間 | チェックイン時間: 15:00 チェックアウト時間: 10:00 |
料金 | プランによる |
電話番号 | 0558981050 |
駐車場はありますか? | 無料駐車場あり |