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錦帯橋は何がすごい?魅力と観光ポイントを完全ガイド

錦帯橋は何がすごい?魅力と観光ポイントを完全ガイド。時間があるなら岩国城もセットでお得に楽しもう。

錦帯橋

錦帯橋何がすごいのか、その魅力を探っていませんか?この記事では、まず錦帯橋の正しい読み方や、美しい名前の由来とは何か、そして錦帯橋は何県にあるの?橋は一体誰が作ったのかという歴史的背景を解説します。

さらに、渡るのに必要な入場料といった実用情報もご案内。この記事を読めば、錦帯橋の何がすごいかを体験する観光ガイドとして、観光の所要時間の目安、最寄駅や駐車場からの行き方、岩国城からの絶景もセットで楽しむ方法がわかります。

がっかりしないためのポイントを押さえ、周辺のグルメや名物を満喫する情報まで、錦帯橋の何がすごいか総まとめとしてお届けします。

この記事で分かること

  • 錦帯橋の歴史と世界唯一と言われる構造の秘密
  • 料金・所要時間・アクセスなど観光の基本情報
  • 岩国城や周辺グルメを満喫するモデルコース
  • 四季の絶景と「がっかり」しないための楽しみ方
目次

錦帯橋は何がすごいの?歴史と基本情報

  • 錦帯橋の正しい読み方
  • 美しい名前の由来とは
  • 錦帯橋は何県にあるの?
  • 橋は一体誰が作ったのか
  • 渡るのに必要な入場料

錦帯橋の正しい読み方

まず最初に、この有名な橋の名前ですが、正しい読み方は「きんたいきょう」です。地元の方をはじめ、正式名称として定着しています。

時々「きんたいばし」と呼ばれることもありますが、観光の際には「きんたいきょう」と覚えておくと良いでしょう。

この美しい響きが、これからご紹介する橋の優雅な姿と歴史にぴったり合っていることを感じていただけるはずです。

美しい名前の由来とは

「錦帯橋」という雅な名前は、創建当時からあったわけではなく、以前は「大橋」などと呼ばれていました。この名前の由来には、いくつかの説が伝えられています。

由来に関する主な説

  • 地名由来説:岩国の儒学者が残した書物の中に「錦見(にしみ)の里に近きを以てなり」という記述があり、橋の近くの地名から名付けられたという説です。
  • 風景由来説:創建のヒントになったと言われる中国・西湖の橋の風景が、美しい「錦の帯」のようであったことから名付けられたという説です。

どちらの説が真実かは定かではありませんが、5連のアーチが織りなす姿が、まるで美しい絹の帯のように見えることから、この名前が広く定着したと言われています。

錦帯橋は何県にあるの?

錦帯橋は、山口県岩国市にあります。山口県の東部に位置しており、広島県との県境にも近いため、広島観光とセットで訪れる方も多い人気のスポットです。

橋が架かっているのは、山口県内一の大きさを誇る清流「錦川(にしきがわ)」。この穏やかで美しい川の流れが、木造のアーチ橋の景観を一層引き立てています。豊かな自然と歴史的建造物が見事に調和した場所に、錦帯橋は存在します。

岩国観光協会が提供する観光マップはこちら

橋は一体誰が作ったのか

この独創的で美しい橋を創建したのは、江戸時代初期の1673年(延宝元年)、第三代岩国領主であった吉川広嘉(きっかわ ひろよし)です。

当時の岩国では、城下町を分断する錦川の洪水によって橋がたびたび流失し、領民は大変な苦労を強いられていました。「洪水に絶対に流されない橋を」という広嘉の強い情熱が、この複雑なアーチ橋を生み出す原動力となったのです。

残念ながら完成の翌年に一度は流失したものの、すぐに橋脚の構造を強化して再建。その後は1950年のキジア台風で流されるまで、276年間もの間、その姿を保ち続けました。現在の橋も市民の熱い想いによって木造で再建され、創建当時の技術が今に伝えられています。

渡るのに必要な入場料

錦帯橋は文化財であり、その美しい姿を維持管理していくため、渡る際には入橋料が必要です。料金は往復分で、一度支払えば対岸の散策後に戻ってくることができます。

対象個人料金(往復)団体料金(15名以上)
大人(中学生以上)310円260円
小学生150円120円
幼児無料

岩国城も見るならセット券が断然お得!

錦帯橋の対岸からロープウェイで登れる「岩国城」も一緒に観光するなら、「錦帯橋・ロープウエー・岩国城」の3施設がセットになった券の購入がおすすめです。

  • 大人:970円(通常1,140円から170円割引)
  • 小学生:460円(通常530円から70円割引)

料金所の営業時間は通常8時から17時までですが、シーズンによっては延長されます。営業時間外でも、夜間料金箱に料金を投入すれば24時間いつでも渡ることが可能です。

錦帯橋の何がすごいかを体験する観光ガイド

  • 観光の所要時間の目安
  • 最寄駅や駐車場からの行き方
  • 岩国城からの絶景もセットで
  • がっかりしないためのポイント
  • 周辺のグルメや名物を満喫
  • 錦帯橋の何がすごいか総まとめ

観光の所要時間の目安

錦帯橋周辺の観光に必要な時間は、どこまで見るかによって大きく変わります。ご自身の旅行プランに合わせて、滞在時間を計画しましょう。

  • お急ぎコース(約30分~1時間):橋の往復と写真撮影、橋の下からの見学が中心。名物のソフトクリームを味わう時間も確保できます。
  • 定番コース(約1.5時間~2時間):上記のコースに加えて、対岸の吉香公園を散策し、ロープウェイで岩国城の天守閣まで登る、最も人気のプランです。
  • じっくり満喫コース(3時間以上):定番コースに加え、周辺の史跡や資料館を見学したり、屋形船に乗ったり、カフェでゆっくり休憩したりと、岩国の魅力を余すことなく楽しむプランです。

せっかく訪れるなら、岩国城まで足を延ばす定番コースがおすすめです。橋を上から見下ろすことで、その壮大さと城下町との位置関係がよく分かり、感動もひとしおですよ!

最寄駅や駐車場からの行き方

錦帯橋へのアクセスは、公共交通機関と車のどちらも便利です。ご自身の旅行スタイルに合わせて最適な方法を選びましょう。

公共交通機関を利用する場合

新幹線なら「新岩国駅」、JR山陽本線なら「岩国駅」が玄関口となります。それぞれの駅から錦帯橋行きの路線バスが運行しています。

  • 新岩国駅から:バスで約15分
  • 岩国駅から:バスで約20分

車を利用する場合

山陽自動車道の「岩国IC」から約10分で到着します。駐車場は錦川の河川敷に広大なスペースが用意されています。

メイン駐車場「下河原駐車場」

約300台を収容できる最も大きな駐車場です。通常は無料ですが、桜のシーズンや連休など、観光繁忙期の土日祝日は有料(普通車300円)となるので注意しましょう。カーナビの目的地は「岩国市観光協会(0827-41-2037)」に設定するとスムーズです。

岩国城からの絶景もセットで

錦帯橋のすごさを真に体感するには、橋を渡るだけでなく、対岸の城山にそびえる岩国城からの眺めが欠かせません。

錦帯橋を渡り、吉香公園を抜けるとロープウェイの乗り場があります。約3分間の空中散歩で山頂駅に到着し、そこから少し歩くと岩国城の天守閣が見えてきます。1962年に再建された天守閣の最上階は展望台になっており、ここからの景色は圧巻です。

眼下には、ミニチュアのような錦帯橋が美しい5連のアーチを描き、かつての城下町や錦川の流れ、そして遠く瀬戸内海の島々まで一望できます。橋の構造美と、天然の要害として機能した城下町全体のデザインを立体的に理解できる、最高のビュースポットです。

がっかりしないためのポイント

「ただの橋でしょ?」と思って訪れると、その真の価値を見過ごしてしまうかもしれません。「がっかり」せずに錦帯橋のすごさを120%楽しむためには、3つのポイントを押さえましょう。

  1. 橋の下から「木組みの技」を見上げる
    錦帯橋が世界に誇る最大のすごさは、釘をほとんど使わずに木材を複雑に組み上げた「木組みの技法」にあります。ぜひ橋の下に降りて、アーチの裏側を見上げてください。精巧な幾何学模様のように組まれた木々の構造美は、まさに芸術品です。
  2. 四季折々の風景と共に味わう
    錦帯橋は、周囲の自然と調和して初めてその美しさが完成します。春の桜、夏の新緑と鵜飼、秋の紅葉、冬の雪景色。訪れる季節によって全く違う表情を見せてくれるため、何度訪れても新しい感動があります。
  3. 夜のライトアップを体験する
    日没後、毎日22時まで錦帯橋はライトアップされます。闇の中に黄金色のアーチが浮かび上がり、その姿が静かな川面に映る光景は、昼間とは全く異なる幻想的な美しさです。

周辺のグルメや名物を満喫

錦帯橋周辺は、美味しいご当地グルメやユニークな名物で溢れています。散策の合間にぜひ味わってみてください。

名物ソフトクリーム対決

橋を渡った先には、「むさし」と「佐々木屋小次郎商店」という2軒のソフトクリーム店が隣同士でしのぎを削っています。その種類は合わせて100種類以上とも言われ、ユニークな名前のソフトクリームも多数。どちらのお店で食べるか、巌流島の決闘さながらの真剣な選択が楽しめます。

岩国の郷土料理

周辺の食事処では、岩国ならではの伝統料理を堪能できます。

  • 岩国寿司:何層にも具材を重ねて作る、見た目も華やかな押し寿司。お祝いの席で食べられてきた郷土の味です。
  • 瓦そば:熱した瓦の上に茶そばと具材を乗せて、温かいめんつゆでいただく山口県の名物料理です。

美しい景色と共に、その土地ならではの食文化に触れるのも旅の大きな楽しみです。

錦帯橋の何がすごいか総まとめ

この記事のまとめ

  • 錦帯橋の読み方は「きんたいきょう」
  • 山口県岩国市の錦川に架かる日本三名橋のひとつ
  • 創建したのは3代岩国領主の吉川広嘉
  • 名前の由来は錦の帯のように美しい姿から
  • 入場料は大人310円で岩国城とのセット券がお得
  • 観光所要時間は基本コースで1.5時間から2時間が目安
  • 最寄駅は新岩国駅または岩国駅でそこからバスを利用
  • 車の場合は岩国ICから約10分で広大な河川敷駐車場がある
  • すごさの神髄は釘を使わない世界唯一の木組みの技法
  • 橋の下からアーチ構造の美しさを見るのがおすすめ
  • 岩国城の天守閣から見下ろす眺めも必見
  • がっかりしないためには季節の風景やライトアップも楽しむ
  • 春の桜、夏の鵜飼、秋の紅葉、冬の雪景色と四季の魅力がある
  • 周辺には100種類以上のソフトクリームや岩国寿司などの名物グルメも豊富
  • 歴史、技術、景観が一体となった文化的価値の高さがすごい

錦帯橋の情報と地図

公式サイト岩国市公式
住所山口県岩国市岩国1丁目付近
営業時間
料金
電話番号
駐車場は?付近に有料駐車場あり

錦帯橋

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