香取神宮の見どころと所要時間は?勝運の参拝完全ガイド

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香取神宮

こんにちは。にほん旅さんぽ、運営者の「ちょぼ」です。

千葉県にある香取神宮へ行こうと計画しているけれど、広い境内を回るのにどれくらいの時間を見ておけばいいのか、アクセスや駐車場はどうなっているのか気になりますよね。

特にバスで行く場合は本数が限られているので、事前の準備が欠かせません。また、せっかく行くなら有名な厄落とし団子や周辺の美味しいランチ、そして最強の勝運パワースポットとしての見どころも余すことなく楽しみたいものです。

  • 目的別に合わせた3つの参拝モデルコースと具体的な滞在時間
  • バスの空白時間に注意が必要なアクセス情報と無料駐車場の選び方
  • 絶対に外せない要石や奥宮などの強力なパワースポットとご利益
  • 参拝後に楽しみたい参道の名物グルメや佐原観光とのセットプラン
目次

香取神宮の見どころや所要時間を網羅した参拝ガイド

香取神宮

香取神宮はとても広く、見どころがたくさんあるので、事前にどのルートで回るか決めておくとスムーズです。ここでは、アクセス方法から具体的なモデルコース、そして絶対に外せない境内のスポットまで、私の体験をもとに詳しくご紹介しますね。

車やバスでのアクセスと無料駐車場の場所

まず、香取神宮へのアクセスについてお話しします。車で行くのが一番便利ですが、バスで行く場合もポイントを押さえれば大丈夫ですよ。

車の場合は、東関東自動車道の「佐原香取IC」から約2km、5分ほどで到着します。高速を降りてすぐなので、運転があまり得意でない私でも安心でした。

駐車場のポイント 香取神宮には無料の参拝者専用駐車場があります。 おすすめは、表参道商店街の目の前にある「第1駐車場」です。ここが一番便利でお店にも近いです。 もし満車の場合は、総門の南東側にある「第3駐車場」を目指しましょう。

次に、電車とバスを利用する場合です。JR成田線の「佐原駅」からバスに乗るのですが、ここで一つ大きな注意点があります。

バスの「魔の空白時間」に注意! 佐原駅から香取神宮行きのバスは、本数が決して多くありません。 特に注意したいのがお昼の時間帯です。11時半頃のバスを逃すと、次は13時過ぎまでバスがない…なんてこともあります。

もしこの時間に当たってしまったら、駅周辺でランチを済ませるか、タクシー(約2,000円程度)を利用するのが現実的です。

目的別モデルコースと参拝の平均所要時間

「どれくらい時間がかかるの?」という疑問にお答えするために、目的別のモデルコースを考えてみました。ご自身のスケジュールに合わせて選んでみてくださいね。

コース名所要時間こんな人におすすめ
①クイック参拝30〜40分バスの待ち時間にサクッと参拝したい方
②スタンダード60〜90分初めての方、要石や奥宮も回りたい方
③ディープ&グルメ2時間以上写真撮影や食事、買い物を満喫したい方

個人的に一番おすすめなのは、「②スタンダードコース」ですね。本殿でお参りした後、奥にある要石や奥宮まで足を伸ばして、帰りに参道でお団子を食べる。これくらい余裕があると、香取神宮の良さをしっかり感じられると思います。

時間がない方は、本殿だけお参りするクイックコースでも十分神聖な空気を感じられますが、駐車場から本殿までは歩いて片道10分くらいかかるので、往復の時間だけは計算に入れておいてくださいね。

勝運のご利益と最強パワースポットの由緒

香取神宮がなぜこれほど人気なのかというと、やはりその凄まじい「ご利益」にあると思います。

祀られている神様は「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」。日本書紀にも登場する武神で、国譲りの神話で活躍した神様です。 その神話から、「勝運」「交通安全」「災難除け」のご利益があるとされています。

「神宮」という称号 明治時代以前から「神宮」と名乗ることが許されていたのは、伊勢神宮、鹿島神宮、そしてこの香取神宮の三社だけだったそうです。 それだけ別格の存在ということですね。

特に「ここぞ!」という勝負の時や、人生の決断を迫られている時に訪れると、背中を押してくれるような強いパワーを感じます。私も新しいことを始める時には、必ずご挨拶に来るようにしています。

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本殿や要石など境内で外せないスポット

香取神宮

広い境内には見どころがたくさんありますが、私が「これだけは見てほしい!」と思うスポットを厳選しました。

楼門(重要文化財)と本殿(重要文化財)

朱色が鮮やかな楼門は、見上げるとその大きさに圧倒されます。掲げられている額は、あの日露戦争で活躍した東郷平八郎元帥の筆によるもの。これだけでも勝運パワーを感じますよね。

そして本殿。多くの神社が朱塗りや素木なのに対し、香取神宮の本殿は「黒漆塗り」なんです。黒と金の装飾が杉林の緑に映えて、本当にかっこいい!この重厚感は必見です。

要石(かなめいし)

地震を鎮めると伝わる不思議な石です。地上に出ている部分は小さいのですが、地中深くまで埋まっていて、あの大ナマズの尾を押さえつけていると言われています。 ちなみに、鹿島神宮にある要石は大ナマズの頭を押さえているそうで、二つの神社で対になっているなんて、ロマンがありますよね。

奥宮(おくのみや)

本殿からさらに奥へ進んだ静かな場所にあります。ここは経津主大神の「荒魂(あらみたま)」をお祀りしていて、より鋭く強いエネルギーを感じる場所です。 本殿の賑わいとは違って、静寂に包まれた空間は、心が洗われるようです。

種類豊富な御朱印や人気のお守りの授与

香取神宮

参拝の証として頂きたい御朱印やお守りもチェックしておきましょう。

御朱印は主に以下の3種類があります。

  • 香取神宮(本殿)
  • 奥宮
  • 要石

週末などには、限定のデザインが頒布されることもあるので、授与所で確認してみてくださいね。拝殿横の授与所ですべて頂けますが、奥宮や要石の御朱印は、奥宮近くの授与所が開いている場合はそちらで頂くこともできます。

香取神宮

お守りでは、やはり「勝運守」が人気です。スポーツをしている方や、受験生へのお土産にも喜ばれると思いますよ。 また、要石にちなんだ「災難除け」のお守りも、頼もしい味方になってくれそうです。

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香取神宮の見どころと所要時間を活かす周辺情報

参拝が終わったら、お楽しみのグルメや周辺観光へ!香取神宮の魅力は境内だけじゃありません。ここからは、参拝後の楽しみ方についてご紹介します。

参道の名物厄落とし団子やランチの楽しみ

香取神宮に行ったら絶対に食べてほしいのが、参道の名物「厄落とし団子」です。

参道の入り口にある「亀甲堂」さんと、その並びにある「梅乃家」さんが有名ですね。 柔らかい草団子にあんこがきな粉がたっぷりで、歩き疲れた体に甘さが染み渡ります。 「参拝で心の厄を落とし、団子を食べて体の厄を落とす」と言われているそうで、これを食べないと帰れません(笑)。

食べ比べも楽しい! お店によってお餅の食感やあんこの甘さが微妙に違うので、お腹に余裕があれば食べ比べをしてみるのもおすすめですよ。

美味しい蕎麦やうなぎが評判の周辺グルメ

しっかりランチを食べたい方には、お蕎麦やうなぎがおすすめです。

参道にある「野の花庵」さんは、自家製粉の手打ち蕎麦が評判のお店。隠れ家のような雰囲気で頂くお蕎麦は絶品です。 ただ、お昼の時間帯(11:30〜14:00頃)しか営業していないことが多く、定休日も多いので、事前に営業しているかチェックすることをおすすめします。

また、このあたりは水郷地帯なので、うなぎも有名です。 参道の食堂でも頂けますし、もし時間に余裕があれば、車で10分ほどの佐原の市街地まで行って、「山田」「そう馬」といったうなぎの名店に行くのも贅沢なプランですね。

佐原の町並み観光とセットで楽しむプラン

香取神宮から車で10〜15分ほどの場所にある「佐原(さわら)」の町並みは、セットで訪れるのに最高のスポットです。

「小江戸」と呼ばれる古い町並みが残っていて、小野川沿いの柳並木を眺めながら散策するのはとても気持ちがいいですよ。 サッパ舟風の観光船に乗って川から町を眺めるのも風情があります。

香取神宮での参拝(約90分)+佐原でのランチと散策(約120分)で、半日たっぷりと楽しめる充実したコースになります。

東国三社巡りの順番と効率的に回るルート

もっとパワースポット巡りを極めたい!という方には、「東国三社巡り」がおすすめです。 これは、香取神宮、鹿島神宮(茨城県)、息栖神社(茨城県)の三社を巡るもので、江戸時代から続く人気の巡礼コースなんです。

おすすめのルート(車の場合) 地図上で三角形を描く位置にあるので、車なら半日(4〜5時間)で回れます。 個人的なおすすめルートは以下の通りです。

  1. 鹿島神宮からスタート(境内が広いので午前中に!)
  2. 息栖神社へ移動(静かな佇まいです)
  3. 香取神宮でゴール(高速インターに近いので帰りが楽!)

三社それぞれでシールやパーツを集めて完成させる「三社守」という特別なお守りもあるので、これを集めるのを目標にするのも楽しいですよ。

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参拝に適した服装やマナーのポイント

最後に、参拝時の服装について少しアドバイスを。 香取神宮の参道は砂利道が多く、本殿から要石や奥宮へ向かう道は少し坂になっていたり、舗装されていなかったりする場所もあります。

靴選びは慎重に! ヒールの高い靴や歩きにくいサンダルだと、砂利に足を取られて疲れてしまうかもしれません。 スニーカーや、ヒールの低い歩きやすい靴で行くのが正解です。

服装は、神聖な場所なのであまりに露出が多いものは避けたほうが無難ですが、基本的には動きやすい服装で大丈夫です。 冬場は木々に囲まれていて冷えるので、一枚羽織るものを持っていくと安心ですね。

香取神宮の見どころと所要時間のまとめ

香取神宮の見どころや所要時間についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。 「勝運」の神様としてのパワーはもちろん、黒塗りの本殿の美しさや、参道での美味しいお団子など、魅力が詰まった場所です。

  • 所要時間:スタンダードな参拝なら60〜90分を目安に。
  • アクセス:バス利用時は11:30〜13:00の空白時間に注意!
  • 見どころ:本殿だけでなく、要石と奥宮は必見。
  • グルメ:厄落とし団子はマスト!時間があれば佐原のうなぎも。
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