佛光山法水寺の所要時間は？バスや階段の移動時間も徹底解説

こんにちは。にほん旅さんぽ、運営者の「ちょぼ」です。

群馬県の伊香保温泉近くにある、まるで台湾に来たかのような巨大寺院「佛光山法水寺」。SNSでも話題のこのスポット、気になっている方も多いのではないでしょうか。

でも、実際にプランを立てようとすると「見学にはどれくらいの所要時間を見ておけばいいの？」「バスの本数が少ないって本当？」「あの長い階段、登り切るのにどれくらいかかるんだろう」といった疑問や不安が出てきますよね。

せっかくの旅行、時間の読みが甘くてバスに乗り遅れたり、時間が余りすぎて困ったりするのは避けたいところです。

そこで今回は、実際に現地を訪れるシミュレーションを重ねた私が、佛光山法水寺の所要時間を徹底的に分析しました。

写真撮影だけでサクッと回る場合から、カフェや写経体験を含めてじっくり楽しむ場合まで、目的別の滞在時間やアクセス時の注意点を詳しく解説します。

• バス利用時は帰りのダイヤによって滞在時間が2時間半以上になるケースがある
• 駐車場から本堂への238段の階段は景色を楽しみながら登ると約15分かかる
• カフェでのランチや写経体験をするなら全体の所要時間は3時間を確保すべき
• 写真撮影と参拝だけの弾丸コースなら45分から60分でも満喫可能

佛光山法水寺への所要時間とアクセス

まずは、現地にたどり着くまでの「移動時間」と、到着してから本堂に辿り着くまでの「アプローチ時間」について詳しく見ていきましょう。特に公共交通機関を利用する方は、ここの計算が旅の満足度を大きく左右しますよ。

渋川駅からバスでのアクセス時間

電車でアクセスする場合、最寄りのJR渋川駅から「関越交通バス」を利用することになります。所要時間は片道約20分から21分です。バス停「佛光山法水寺」で下車すれば、目の前がもうお寺の入り口です。

ただし、ここで最も注意が必要なのが「バスの運行本数」と「接続のタイミング」なんです。

【バス利用の落とし穴】帰りのバスがない！？ 実は、バスの本数は決して多くありません。

例えば、お昼の12:11に法水寺に着くバスに乗ったとします。すると、帰りのバス（渋川駅方面や伊香保温泉方面）が到着のわずか9分後の12:20に出発してしまうことがあるんです。

9分では広大な境内を見て回ることは不可能ですから、必然的にその次のバスを待つことになります。次のバスが来るのは約2時間半後の14:40…なんてことも。

つまり、バスの時刻表次第では「2時間以上の滞在が確定する」ということを覚えておいてくださいね。

事前に必ず往復の時刻表をチェックして、「どのバスで行って、どのバスで帰るか」を決めておくのが鉄則です。

伊香保温泉からの移動所要時間

伊香保温泉に宿泊されている方や、石段街を観光した後に立ち寄る方も多いですよね。伊香保温泉街（バス停「見晴下」付近）からのアクセス所要時間は以下の通りです。

• タクシー・自家用車：約3分〜5分
• バス：約10分
• 徒歩：約30分（※急な山道のため非推奨）

地図上では近く見えますが、かなりの山道を登ることになるので、徒歩での移動は体力に自信がある方以外にはおすすめしません。タクシーを使えば5分程度でサクッと到着できるので、時間を有効に使いたい方はタクシー利用が一番賢い選択かなと思います。

駐車場から本堂への階段と時間

法水寺の名物といえば、駐車場から山門、そして本堂へと続く長い階段です。その数、なんと238段！

「うわっ、大変そう…」と思うかもしれませんが、この階段からの景色が本当に素晴らしいんです。後ろを振り返れば赤城山や渋川の街並みが一望できて、まさに絶景スポット。

所要時間の目安は以下の通りです。

• 休憩なしで登る場合：約5分〜10分
• 景色を楽しみながら登る場合：約15分〜20分

写真を撮ったり、途中にある踊り場で息を整えたりしていると、意外と時間が経ってしまいます。本堂での参拝時間にプラスして、往復のアプローチだけで20分〜30分は見ておいた方が安心ですね。

車椅子用エレベーターの利用時間

「階段はちょっと厳しいかも…」という方もご安心ください。法水寺にはしっかりと車椅子対応のエレベーターが完備されています。

これを使えば階段をショートカットして本堂エリアまで上がることができます。ただし、エレベーターホールへの移動や、待ち時間を含めると、階段をスタスタ登るのと比べて大幅な時短になるわけではありません。「楽に移動できる手段」として捉えておくと良いでしょう。

拝観料と営業時間の基本情報

計画を立てる前に、基本的な情報を押さえておきましょう。

拝観料	無料（駐車場も無料です）
参拝時間	【2月〜11月】9:00〜17:00 【12月〜1月】9:00〜16:00
定休日	無休（※ただしカフェ等は木曜定休）

【チェック】臨時休館にご注意を 過去には設備トラブル（断水や停電など）により、建物内に入れない時期があったようです。遠方から行かれる際は、念のため公式サイトや公式SNSで最新の営業状況を確認することをおすすめします。

佛光山法水寺での滞在所要時間と体験

さて、ここからは「現地で何を体験するか」によって変わる滞在時間についてです。単に見るだけなのか、台湾グルメを味わうのかで、必要な時間は大きく変わってきます。

御朱印やおみくじにかかる時間

本堂（大雄宝殿）での参拝を済ませたら、ぜひ体験してほしいのがおみくじと御朱印です。

ここのおみくじ「人生卜事」は、日本の一般的なものとは少し違います。

木製の仏具を使って観音様にお伺いを立てながら引くスタイルで、これだけでもちょっとした体験型アトラクションのよう。解説を読んだりしていると、あっという間に15分くらい経ってしまいます。

御朱印は直書きのもの（初穂料1,000円〜）など数種類あります。混雑状況にもよりますが、書いていただいている間は10分〜15分程度の待ち時間を見込んでおくと良いでしょう。その間に、慈悲宝殿にある素晴らしい壁画や千手観音像をじっくり鑑賞するのがおすすめです。

カフェ滴水坊でのランチ所要時間

私が個人的に「ここは外せない！」と思っているのが、敷地内にある台湾ベジカフェ「滴水坊（てきすいぼう）」です。

肉や魚を使わない精進料理なのですが、これが本当に美味しい！人気の「ちまき」や「ベジヌードル」、デザートの「タロイモまん」など、本格的な台湾グルメが楽しめます。

カフェ利用時の所要時間目安：45分〜60分

ここは景色もごちそうの一部。ファストフードのように急いで食べる場所ではありません。窓からの絶景を眺めながらゆったり過ごすのが醍醐味なので、食事をするなら時間はたっぷりと確保してください。

【注意】木曜日は定休日です カフェ「滴水坊」は毎週木曜日がお休みです。木曜日に訪問される方は、食事の時間を別の場所（伊香保温泉街など）で確保する必要があります。

写経や座禅体験に必要な時間

「もっと深く心を整えたい」という方は、写経や座禅（坐禅）体験に参加してみてはいかがでしょうか。

• 写経体験：30分〜60分（筆ペンで丁寧になぞります）
• 座禅体験：約30分（説明含むと約45分）

どちらも基本的には予約優先ですが、空きがあれば当日参加できることもあります。日常を忘れて無心になる時間は、何物にも代えがたい贅沢なひとときです。体験を希望される場合は、全体のスケジュールに＋1時間は見ておきましょう。

絶景スポットでの撮影と見学時間

佛光山法水寺は、とにかく「映える」スポットの宝庫です。まるで映画のセットのような壮大な門、カラフルな提灯、そして天空に浮いているような本堂前の広場。

写真を撮るのが好きな方なら、建物を見て回るだけで30分以上は余裕で過ぎてしまいます。特に天気が良い日は、階段の上から見下ろす景色が最高すぎて、なかなか先に進めないかもしれません（笑）。

見どころを巡るモデルコースの時間

これまでの要素を組み合わせて、3つの所要時間モデルを作ってみました。ご自身のプランに合わせて参考にしてみてください。

プラン名	所要時間目安	こんな人におすすめ
サクッと参拝コース	45分〜60分	写真撮影と参拝がメイン。 伊香保温泉の前後に立ち寄る方。
標準満喫コース	90分〜120分	参拝＋おみくじ＋じっくり見学。 少し余裕を持って回りたい方。
台湾没入コース	3時間〜4時間	ランチ＋写経体験＋バス待ち。 半日かけて台湾気分に浸りたい方。

まとめ：佛光山法水寺の所要時間

今回は「佛光山 法水寺 所要時間」をテーマに、アクセスや体験ごとの時間を詳しく解説してきました。

結論として、車やタクシー利用でサッと見るだけなら1時間弱、バス利用やランチ・体験を含めるなら3時間程度を見ておくのがベストです。特にバス移動の方は、現地での待ち時間が長くなる可能性が高いので、「待ち時間も楽しむぞ！」という気持ちで、カフェでのんびりしたり、写経で心を落ち着かせたりするのが良い過ごし方かなと思います。

群馬にいながらにして台湾旅行気分が味わえる不思議な空間。ぜひ時間のゆとりを持って、その独特な空気を楽しんできてくださいね！

※本記事の情報は執筆時点のものです。最新の運行状況や営業時間は公式サイト等でご確認ください。

情報と地図

公式サイト	佛光山 法水寺
住所	群馬県渋川市伊香保町伊香保６３７−４３
営業時間	9時00分～16時00分
料金
電話番号	0279722401
駐車場はありますか？	無料駐車場あり