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宝徳寺をレビュー!床もみじの見どころや御朱印も紹介

宝徳寺をレビュー!床もみじの見どころや御朱印も紹介。和傘の床演出の写真もあり。

SNS映えする写真スポット

群馬県桐生市にある宝徳寺のレビューをお届けします。この記事では、宝徳寺の見どころをレビューすべく、名物「床もみじ」の幻想的な世界や桐生氏ゆかりの歴史ある寺院としての側面に迫ります。

SNS映えする写真スポットや、鮮やかな和傘のアートも必見です。さらに、宝徳寺の参拝レビューとアクセス情報として、アートな月替わり御朱印が人気である理由や、平和の火で願掛けをする意味、公共交通機関でのアクセス方法も解説。

特別公開期間中の混雑状況や、天気とおすすめの訪問時期にも触れ、まとめとして宝徳寺の総合レビューを完成させます。

  • 名物「床もみじ」の魅力と特別公開期間
  • アートな御朱印や境内の見どころ
  • アクセス方法、駐車場、拝観料などの基本情報
  • 混雑を避けるためのポイントとおすすめの服装
目次

宝徳寺の見どころをレビュー!床もみじと歴史

  • 群馬県桐生市にある禅寺
  • 桐生氏ゆかりの歴史ある寺院
  • 名物「床もみじ」の幻想的な世界
  • SNS映えする写真スポット
  • 鮮やかな和傘のアートも必見

群馬県桐生市にある禅寺

宝徳寺は、群馬県桐生市の豊かな自然に囲まれた川内町に位置する、臨済宗建長寺派の禅寺です。市街地の喧騒から離れた静かな山間にあり、訪れる人々に心穏やかな時間を提供してくれます。

織物の街として知られる桐生の奥座敷ともいえる場所にあり、四季折々の自然の美しさを存分に感じられるのが大きな魅力です。特に新緑や紅葉の季節には、周囲の山々が色鮮やかに染まり、境内からの眺めは格別です。

桐生氏ゆかりの歴史ある寺院

宝徳寺は、室町時代の宝徳年間(1450年頃)に創建された、570年以上の歴史を持つ由緒あるお寺です。開基(創建の支援者)は、当時の桐生地域の領主であった桐生正綱公。桐生城の裏手を守る要害として、この地に建てられました。

一度は庇護者を失い荒廃したものの、地域の人々の力によって再興され、江戸時代には住職が臨済宗大本山建長寺の管長を務めるなど、再び隆盛を極めました。桐生氏ゆかりの寺として、地域の歴史と文化を今に伝える重要な役割を担っています。

名物「床もみじ」の幻想的な世界

宝徳寺が全国的に有名になった最大の理由が、この「床もみじ」です。これは、丁寧に磨き上げられた本堂の床に、窓の外に広がる紅葉や新緑が鏡のように映り込む現象のことを指します。

床に映る鮮やかな紅葉は、まるで一枚の絵画のようで、息をのむほどの美しさです。この景色が見られるのは、春・夏・秋の特別公開期間中のみ。28畳の広さがある本堂の床一面に広がるリフレクションの世界は、見る人の心を静かに癒してくれます。関東では見られる場所がほとんどなく、自由に写真撮影が許可されている点も、宝徳寺ならではの大きな魅力です。

SNS映えする写真スポット

SNS映えする写真スポット

宝徳寺は、床もみじ以外にも写真好きの心をくすぐる「SNS映え」スポットが満載です。境内は随所に手入れが行き届いており、どこを切り取っても絵になります。

主な写真スポット

  • 枯山水庭園:本堂の前に広がる美しい石庭。山々を借景にした鶴亀蓬莱の庭は、静かで趣があります。
  • お地蔵さま:境内には約50体もの可愛らしいお地蔵さまが点在。季節ごとに帽子や洋服を着せてもらっており、訪れる人を和ませてくれます。
  • 風鈴まつり:夏期には約3,000個の風鈴が飾られ、涼やかな音色と共にカラフルな景色が広がります。

これらのスポットは、訪れるたびに異なる表情を見せてくれるため、何度でもカメラを向けたくなります。美しい写真を撮ることを目的に訪れるのも、宝徳寺の楽しみ方の一つです。

鮮やかな和傘のアートも必見

鮮やかな和傘のアートも必見

床もみじの特別公開期間中には、本堂内に色鮮やかな和傘が飾られ、幻想的な風景に華を添えます。これは「福が重なり訪れるように」という願いを込めた「福かさねがさね」という開運祈願の一環です。

床に映るもみじの色と、天井や床の間に飾られたの色彩が合わさり、他では見ることのできない独創的なアート空間を生み出します。緑のもみじと和傘を一緒に写せば華やかな雰囲気に、もみじだけを切り取れば静謐な雰囲気に、と一枚の写真で様々な表現が可能です。

宝徳寺の参拝レビューとアクセス

宝徳寺の参拝レビューとアクセス
  • アートな月替わり御朱印が人気
  • 平和の火で願掛けをする
  • 公共交通機関でのアクセス方法
  • 特別公開期間中の混雑状況
  • 天気とおすすめの訪問時期
  • まとめ:宝徳寺の総合レビュー

アートな月替わり御朱印が人気

宝徳寺は、ユニークで美しい御朱印がいただけることでも大変人気があります。特に、季節の風物詩や行事をテーマにした月替わりの限定御朱印は、多くの参拝者の目当ての一つです。

繊細な切り絵でデザインされたものや、可愛らしいお地蔵さまのイラストが入ったものなど、そのデザインは多岐にわたります。これらは「アート御朱印」とも呼ばれ、単なる参拝の証としてだけでなく、それ自体が一つの芸術作品のようなクオリティを誇ります。

御朱印の受付日に注意

宝徳寺の御朱印受付は、火曜日と金曜日がお休みです(郵送対応は可能)。また、特別公開期間中は大変混み合うため、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

平和の火で願掛けをする

宝徳寺の境内には、広島の原爆の残り火から分火された「平和の火」が灯されています。この火は、戦争の悲惨さと平和の尊さを後世に伝えるためのシンボルです。

参拝者は誰でもこのモニュメントの前で、静かに祈りを捧げることができます。個人的な願い事をする場所というよりは、自分や家族の幸せ、そして世界の平和を願うための神聖な場所です。静かに燃え続ける火を見つめながら、心を落ち着けて願掛けをすることで、日々の暮らしへの感謝の念が深まることでしょう。

公共交通機関でのアクセス方法

宝徳寺へのアクセスは、車が便利ですが、公共交通機関を乗り継いで向かうことも可能です。

電車とバスを利用する場合

  1. JR両毛線「桐生駅」または東武桐生線「相老駅」「赤城駅」で下車します。
  2. 桐生駅北口からは、おりひめバス(川内線)に乗車し、「宝徳寺入口」バス停で下車します。バスの所要時間は便によりますが約20分~40分です。
  3. 相老駅や赤城駅から向かう場合は、タクシーの利用が便利です(約10分~15分)。

バスの注意点

おりひめバスは運行本数が限られています。特に休日は便数が少なくなるため、必ず事前に公式サイトなどで時刻表を確認し、計画的に行動することが重要です。

特別公開期間中の混雑状況

床もみじの特別公開期間中、特に紅葉シーズンの土日祝は、一年で最も混雑します。駐車場は満車になり、受付や本堂内も多くの人で賑わうため、時間に余裕を持った訪問が必要です。

比較的混雑を避けたい場合は、以下のポイントを参考にすると良いでしょう。

  • 平日に訪れる。
  • 開門直後の午前9時台、または閉門間際の午後3時以降を狙う。
  • 紅葉の見頃のピーク(例年11月中旬~下旬)を少しだけ外す。

新緑の時期や夏の風鈴まつりの期間も人気ですが、紅葉シーズンほどの混雑になることは少ない傾向にあります。ゆっくりと静かに鑑賞したい方は、時期や時間帯を工夫することをおすすめします。

天気とおすすめの訪問時期

宝徳寺の美しい景色を最大限に楽しむためには、訪れる際の天気も重要な要素です。床もみじは、晴れた日の午前中、太陽の光が庭園に差し込む時間帯が最も綺麗に見えると言われています。

おすすめの訪問時期は、やはり床もみじの特別公開が行われる期間です。

主なイベントと見頃の時期
イベント 時期(目安) 特徴
春の新緑 床もみじ 4月中旬~5月中旬 目に鮮やかな新緑が床に映り、爽やかな景色が楽しめます。
風鈴まつり 7月上旬~9月下旬 涼やかな風鈴の音色と夏の深緑の床もみじが楽しめます。
秋の紅葉 床もみじ 10月下旬~12月上旬 最も人気のあるシーズン。燃えるような紅葉が床に映ります。

※詳細な日程は毎年変動するため、必ず公式サイトでご確認ください。

まとめ:宝徳寺の総合レビュー

群馬県桐生市にある宝徳寺の魅力や見どころをレビューしました。最後に、この記事のポイントをまとめます。

  • 宝徳寺は群馬県桐生市にある室町時代創建の禅寺
  • 最大の見どころは床に紅葉が映る「床もみじ」
  • 床もみじは春・夏・秋の期間限定で特別公開される
  • 境内には枯山水庭園や可愛いお地蔵さまなど写真スポットが多数
  • 夏には風鈴まつり、秋には紅葉まつりが開催される
  • アートな月替わり御朱印が大変人気
  • 広島から分火された「平和の火」で平和を祈願できる
  • アクセスは車が便利だが、桐生駅から路線バスも利用可能
  • 紅葉シーズンの土日祝は特に混雑が予想される
  • ゆっくり見たいなら平日の午前中がおすすめ
  • 床もみじを綺麗に見るなら晴れた日の訪問が良い
  • 拝観料や駐車場の有無は事前に公式サイトで確認を
  • 伝統と現代的な魅力が融合したユニークで珍しい寺院

取材時期:2023年9月頃

宝徳寺の情報と地図

公式サイト宝徳寺
住所群馬県桐生市川内町5丁目1608
営業時間9時00分~16時00分
料金500円から~
電話番号0277659165
駐車場はありますか?無料駐車場あり

SNS映えする写真スポット

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