かがよふあかり竹灯籠2025の見どころと訪問術

画像は横浜美術大学より引用
群馬県みなかみ町の「かがよふあかり 竹灯籠 2025」が気になりますよね!冬の夜に竹灯籠が揺れるなんて、想像しただけで幻想的です。
でも、実際に行くとなると、2025年の開催期間や点灯時間、見どころはもちろん、アクセスや駐車場の情報、夜はどれくらい寒いのか服装はどうしよう?とか、グルメや屋台はあるのかな?なんて、いろいろと知りたいことが出てくると思います。
この記事では、そんな「かがよふあかり 竹灯籠 2025」の見どころから、訪問前に知っておきたい注意点まで、しっかりまとめてみました。
- 2025年の開催概要と特別な見どころ
- グルメや屋台、口コミに関する注意点
- 会場へのアクセスと駐車場のリアルな混雑状況
- 必須の服装や持ち物、子連れでの楽しみ方
かがよふあかり竹灯籠2025の見どころ徹底分析
まずは、2025年の「かがよふあかり」がどんなイベントなのか、基本的な情報と最大の見どころをチェックしていきましょう!
2025年の開催期間と点灯時間
2025年で第6回を迎える、地域密着型の竹灯籠イベントです。まずは基本情報を表にまとめますね。
【表1】「かがよふあかり 2025」イベント概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| イベント名 | 第6回 かがよふあかり 竹灯籠 |
| 開催期間 | 2025年2月28日(金)~ 3月16日(日) |
| 点灯時間 | 17:00 ~ 21:00 |
| 会場 | たくみの里 熊野神社(群馬県利根郡みなかみ町須川798) |
| 観覧料金 | 無料 |
| 問合せ先 | 道の駅 たくみの里豊楽館 総合案内所 (0278-64-2211) |
注目は開催期間です。もともとは3月14日までの予定だったようですが、好評につき3月16日(日)まで延長が決定しています。それだけ人気が出ているんですね。
また、初期の頃は会場が3エリアに分散していたようですが、近年は「たくみの里 熊野神社」に集約されています。神社の神聖な雰囲気の中で、より密度の濃い竹灯籠の光を楽しめそうです。
週末限定の特別イベント
2025年は、開催期間中の特定の週末に特別な催しが予定されています。これぞ最大の見どころかも!
- 2月28日(金):オープニング点灯式
「でんでこ座三国太鼓」による迫力ある点灯式です。静寂なイベントの幕開けを、太鼓の「動」が彩るドラマチックな瞬間ですね。
- 3月8日(土):郷土の剣法演武
「郷土の剣法神道一心流」による居合道演武。竹灯籠の光の中で見る剣法は、息をのむ荘厳さがありそうです。
- 3月15日(土):焼きりんごお振舞い
17:00頃から、地元の特産品を使った焼きりんごが振る舞われます。ただし「予定」であり「なくなり次第終了」とのことなので、希望する方は早めの時間帯に行くのが良さそうですね。
静寂と手づくりの竹灯籠
「かがよふあかり」の最大の魅力は、ピカピカのイルミネーションとは対極にある「手づくり感」と「静寂」です。
このイベントのコンセプトは「灯りや音のない 静寂な夜を演出します」というもの。BGMや派手な演出はなく、静かな神社の境内で、揺らぐ光そのものと向き合う、内省的な時間を楽しめます。
しかも、竹灯籠はすべて「みなかみ町産」の竹を使い、「地元有志の手によって」手づくりされたもの。地域の人の想いがこもった、温かい光なんです。
点灯に関する注意点
このイベントは環境に配慮し、「太陽光発電とLEDライト」も使用しています。そのため、連日、天候が悪い(曇りや雪)と、一部のライトが暗かったり、点灯していなかったりする可能性があるそうです。
これはイベントの欠陥ではなく、自然のエネルギーを使っている証拠でもあるので、「そういうこともあるかも」と理解しておくと「あれ?」とならずに済みますね。
どのくらいで回れる?所要時間
会場は「たくみの里」全体ではなく、「熊野神社」の境内に限定されています。
一般的な神社の境内をゆっくり見て回ることを考えると、竹灯籠の鑑賞自体は、だいたい30分~60分くらいと見ておくと良さそうです。
もちろん、写真をじっくり撮ったり、静寂な雰囲気に浸ったりすると、もっと時間はかかると思います。これに、駐車場(道の駅たくみの里)から会場の熊野神社までの往復の徒歩時間(約10分)をプラスして計画を立ててみてください。
グルメ、屋台はある?
ここ、一番の注意点かもしれません。
夜のイベントなので屋台や温かいグルメを期待しちゃいますが、「かがよふあかり」では常設の屋台やキッチンカーの出店情報はありませんでした。
会場の「たくみの里」にある「須川茶屋」や「里山食堂」といった食事処も、イベントが始まる17:00より前(16:00や14:30ラストオーダー)に閉まってしまいます。
「食の空白時間」に注意!
2025年のイベントで唯一「食」に関するものは、前述の3月15日(土)の「焼きりんごお振舞い」のみです。しかも、なくなり次第終了です。
つまり、ほとんどの日は会場で夕食をとることができません。
訪問前に月夜野IC周辺や水上温泉街などで食事を済ませるか、鑑賞後に食べにいく計画を立てるのが必須ですね。
口コミ、評判の注意点
「かがよふあかり」の感想を調べようと「口コミ」を検索する方も多いと思います。ここで、私が発見したちょっとした「罠」を共有しますね。
口コミ検索の「罠」に注意!
「かがよふあかり 口コミ」で検索すると、点数が高い宿のレビューがたくさん出てくることがあります。でも、よく見るとそれ、名前が似ている「隠れ湯の宿 月のあかり」という別の宿泊施設の口コミだったりします(私も最初、間違えそうになりました…)。
イベント自体の口コミを探すときは、この「宿」の評判と混同しないように気をつけてくださいね。
かがよふあかり竹灯籠2025見どころへの訪問計画
幻想的な見どころがわかったら、次はどうやって行くか、ですよね。夜の山間部なので、アクセスと準備は本当に大切です。しっかり計画していきましょう!
アクセスと推奨駐車場
結論から言うと、アクセスは「自動車(自家用車)」がほぼ必須と考えた方が良さそうです。
自動車(自家用車)でのアクセス
一番現実的で、おすすめの方法です。
関越自動車道の「月夜野I.C」から約15分(12km) ほどで会場の「たくみの里」に到着します。
駐車場情報
駐車場は、会場に隣接する「道の駅 たくみの里」の公共駐車場を利用することになります。料金は無料のようですね。
ただし、この駐車場、普通車80台と、イベント規模に対してちょっと心配な台数です…
駐車場の混雑と対策
2025年は会期が延長されるほど人気が出ているイベントです。それなのに、駐車場は80台…。
週末の駐車場は激しい混雑が予想されます!
特に、特別イベントがある週末(金・土曜)の17:00前後は、深刻な駐車場不足になる可能性が非常に高いです。周辺は民家も多いので、路上駐車や私有地への無断駐車は絶対にNGです。
ちょぼ的・混雑対策
私がもし行くなら、こうするかなと思います。
- 平日の夜に訪問する(可能ならこれがベスト)
- 週末なら、点灯開始1〜2時間前(15時〜16時台)に到着し、車を確保してしまう。
ただし、早く着いてもお店は閉まり始めているので、車内で待つ間の寒さ対策は万全にしてくださいね。
バス利用の致命的な注意点
新幹線(上毛高原駅)や在来線(後閑駅)から、会場最寄りの「たくみの里」バス停までは関越交通バスが出ています。
…が!ここに最大の落とし穴があります。
【最重要】日帰りのバス利用は不可能です
イベントは17:00開始ですが、例えば新幹線の上毛高原駅から「たくみの里」へ向かうバスの最終便は、なんと15:50発(2025年2月現在の情報に基づく推定)なんです。
イベントが始まる1時間以上前に、会場へ向かうバスがなくなります。
つまり、公共交通機関(バス)を使って「かがよふあかり」を夜に鑑賞し、その日のうちに駅に戻ることは事実上不可能です。日帰りで訪れる場合は「自家用車」一択。もし公共交通機関なら、タクシーを往復で事前予約するか、みなかみ町に宿泊する必要があります。
必須の服装と防寒対策
3月とはいえ、みなかみ町の夜です。都会のイルミネーションとは訳が違います。
会場は「神社」の境内で、過去の案内にも「気温が非常に低い」「期間中は積雪や悪天候の場合などございます」「足元が大変悪い状況もございます」としっかり明記されています。
服装(防寒)
スキーウェア級の防寒を本気で推奨します。大げさではなく、本当に寒いです。ダウンジャケットはもちろん、インナーにヒートテック、フリースなどを重ね着し、ニット帽、耳当て、手袋、マフラー、厚手の靴下、使い捨てカイロは必須アイテムですね。
足元(靴)
ヒールやパンプス、一般的なスニーカーは絶対ダメです。積雪や、雪が溶けた後の「ぬかるみ」が予想されます。滑り止めのついたスノーブーツや、防水性のトレッキングシューズで臨みましょう。
子連れ、バリアフリー情報
子供向けのお出かけサイトにも掲載されているので、子連れで行くこと自体は想定されています。ただ、前述の通り「極寒」で「足元が悪い」環境です。
小さなお子さんが長時間、暗くて寒い中を歩き続けるのは大変かもしれないので、しっかり防寒対策をして、無理のない計画を立ててくださいね。
かがよふあかり竹灯籠2025見どころまとめ
最後に、「かがよふあかり 竹灯籠 2025」の見どころと注意点をまとめます。
「かがよふあかり 竹灯籠 2025」の見どころと訪問ポイント
- 地元有志の手づくり竹灯籠が「静寂」の中で楽しめる、心温まるイベント。
- 2025年は3月16日(日)まで延長開催。週末には太鼓や剣術、焼きりんごの催しあり。
- 訪問は「自家用車」が必須。公共バスでの夜の日帰りは不可能。
- 週末は「駐車場(80台)」の大混雑に要注意。早めの到着が吉。
- 会場にグルメ・屋台はほぼ無い(3/15除く)。食事は事前に済ませる。
- 服装は「スキーウェア級の防寒」と「スノーブーツ」で万全に。
商業的なイルミネーションとは全く違う、地域の想いが詰まった本物の光を見に行けるイベントですね。アクセスや寒さ対策など、準備は少し大変ですが、それ以上の感動がありそうです。
しっかり準備して、幻想的な夜のさんぽを楽しんでください!ほかにも群馬のイルミネーションまとめ記事を作っておりますので参考にされて下さいね。
