向井千秋記念子ども科学館の所要時間は?料金・見どころ完全ガイド

写真は公式サイトより引用
群馬県館林市にある向井千秋記念子ども科学館への訪問を計画中ですね。気になるのは、やはり滞在の目安となる向井千秋記念子ども科学館の所要時間ではないでしょうか。
この記事では、意外と知らない?施設の読み方から、科学館は群馬県のどこにある?といった基本的な疑問、さらには電車やバスでのアクセス方法や無料で使える駐車場の場所といった交通情報まで、事前に知っておきたい情報を網羅しています。
また、最新の開館・閉館などの営業時間や、入館料金とプラネタリウム料金、そして利用できる支払い方法についてもしっかり解説。向井千秋記念子ども科学館の所要時間を左右する魅力として、絶対に外せない館内の見どころや、天候を気にせず雨の日でも安心して楽しめるスポットである理由もご紹介します。
さらに、科学館と巡る近くの観光スポットもピックアップしました。この記事を読めば、あなたのプランに合った向井千秋記念子ども科学館の所要時間の目安がきっと見つかります。
- 科学館の滞在時間や見どころがわかる
- 料金や割引、支払い方法がわかる
- アクセスや駐車場の情報がわかる
- 周辺の観光スポットもわかる
向井千秋記念子ども科学館の所要時間と基本情報
- 意外と知らない?施設の読み方
- 科学館は群馬県のどこにある?
- 電車やバスでのアクセス方法
- 無料で使える駐車場の場所
- 最新の開館・閉館などの営業時間
- 入館料金とプラネタリウム料金
- 利用できる支払い方法について
意外と知らない?施設の読み方
施設の正式名称である「向井千秋記念子ども科学館」、その正しい読み方は「むかいちあききねんこどもかがくかん」です。
この科学館は、館林市出身で日本初の女性宇宙飛行士として知られる、向井千秋(むかい ちあき)さんの功績を記念して設立されました。館内には向井さんゆかりの貴重な資料も多数展示されており、科学の不思議だけでなく、宇宙への夢や挑戦についても学ぶことができるスポットになっています。
豆知識:向井千秋さんってどんな人?
向井千秋さんは、医師(心臓血管外科医)として活躍された後、1985年に宇宙開発事業団(現在のJAXA)に入団。1994年と1998年の2度にわたりスペースシャトルに搭乗し、アジア初の女性宇宙飛行士として宇宙での科学実験などに貢献しました。
科学館は群馬県のどこにある?
向井千秋記念子ども科学館は、群馬県館林市城町2-2にあります。
この場所は、館林市の中心市街地に位置しており、かつて館林城があった城沼(じょうぬま)のほとりにあります。周辺は「つつじが岡公園」や「田山花袋記念文学館」などがある緑豊かな文化エリアで、歴史や自然散策もあわせて楽しむのに最適なロケーションです。
市の中心部にあるので、アクセスしやすく、他の観光スポットとの組み合わせで一日中楽しめるのが魅力ですね。
電車やバスでのアクセス方法
公共交通機関を利用する場合、いくつかのアクセス方法があります。ご自身の出発地や時間に合わせて最適なルートを選んでください。
電車を利用する場合
最寄り駅は、東武伊勢崎線「館林駅」です。
館林駅から科学館までは、徒歩で約20分ほどの距離です。散策を楽しみながら向かうのも良いでしょう。時間がない場合や荷物が多い場合は、駅から出ている路線バスの利用が便利です。
路線バスを利用する場合
館林駅の東口バス乗り場から、路線バス「館林・板倉線」に乗車するのが最も簡単な方法です。
- 館林駅東口から:
「板倉東洋大前駅西口行き」に乗り、「子ども科学館前」バス停で下車します。所要時間は約7分です。 - 板倉東洋大前駅西口から:
「館林駅東口行き」に乗り、「子ども科学館前」バス停で下車します。こちらの所要時間は約25分です。
バス利用の注意点
日曜・祝日はバスの運行本数が少なくなる傾向があります。訪問する際は、事前にバスの時刻表を公式サイトなどで確認しておくことを強くおすすめします。
自動車を利用する場合
自動車でのアクセスも非常に便利です。
最寄りのインターチェンジは、東北自動車道「館林IC」で、そこから一般道を約15分走ると到着します。
無料で使える駐車場の場所
向井千秋記念子ども科学館には専用の駐車場はありませんが、すぐ近くに大規模な市営駐車場があり、無料で利用することができます。
利用する駐車場は「市営尾曳(おびき)駐車場」です。科学館の東側交差点に位置しており、約240台という広い駐車スペースが確保されているため、週末や連休中でも比較的安心して利用できます。
駐車場のポイント
- 名称:市営尾曳駐車場
- 料金:無料
- 収容台数:240台
- 場所:科学館から徒歩すぐ
駐車料金を気にすることなく、ゆっくりと館内や周辺施設を見学できるのは大きなメリットです。
最新の開館・閉館などの営業時間
訪問前に必ず開館時間と休館日を確認しておきましょう。時期によって変動する可能性もあるため、公式サイトで最新の情報をチェックするのが確実です。
開館時間
基本的な開館時間は以下の通りです。
- 開館時間:午前9時から午後5時
- 最終入館:午後4時30分まで
閉館時間の30分前が最終入館となるため、時間に余裕を持ったスケジュールを立てることをおすすめします。
休館日
主な休館日は以下の通りですが、設備の点検などで臨時休館することもあります。
- 毎週月曜日(休日の場合は翌日)
- 国民の祝日の翌日(土・日曜日を除く)
- 年末年始
- 設備の点検日など
特に月曜日が祝日の場合、翌日の火曜日が休館日になることが多いので注意が必要ですね。訪問前には必ず公式サイトの「開館スケジュール」を確認しましょう。
入館料金とプラネタリウム料金
向井千秋記念子ども科学館の料金は、入館料とプラネタリウム観覧料に分かれています。プラネタリウムを観覧する場合は、別途料金が必要です。セット券を利用すると少しお得になります。
| 区分 | 内容 | 個人料金 | 団体料金 |
|---|---|---|---|
| 入館料 | おとな(高校生以上) | 330円 | 260円 |
| こども(中学生以下) | 無料 | 無料 | |
| プラネタリウム観覧料 (別途入館料が必要) | おとな(高校生以上) | 550円 | 440円 |
| こども(小・中学生) | 220円 | 170円 | |
| 未就学児 | 無料 | 無料 | |
| プラネタリウム観覧付 入館券 | おとな(高校生以上) | 800円 | 640円 |
団体料金は、有料の方が20名様以上の場合に適用されます。また、各種減免制度(障害者手帳をお持ちの方、65歳以上の方など)もありますので、詳細は公式サイトでご確認ください。
利用できる支払い方法について
料金の支払い方法については、いくつか注意点があります。
まず、入館券やプラネタリウム券の購入は、基本的に現金のみの対応となっています。券売機での購入となりますので、事前に小銭や千円札を用意しておくとスムーズです。
一方で、館内1階にあるミュージアムショップでは、電子マネーの「PayPay」を利用することが可能です。お土産などを購入する際に便利です。
支払い方法の注意点
クレジットカードは、券売機・ミュージアムショップともに利用できません。訪問の際は現金の準備を忘れないようにしましょう。

向井千秋記念子ども科学館の所要時間を左右する魅力
- 絶対に外せない館内の見どころ
- 雨の日でも安心して楽しめるスポット
- 科学館と巡る近くの観光スポット
- 向井千秋記念子ども科学館の所要時間の目安
絶対に外せない館内の見どころ
向井千秋記念子ども科学館の所要時間は、これらの魅力的な見どころをどれだけじっくり体験するかによって大きく変わります。特に人気の展示や施設をいくつかご紹介します。
エントランス:月の重力体験「ムーンウォーカー」
館内に入ってすぐ、多くの来館者の注目を集めるのが「ムーンウォーカー」です。これは、地球の約6分の1とされる月面での重力を疑似体験できる人気の展示物です。体がふわっと浮くような不思議な感覚は、子どもから大人まで楽しめます。
ムーンウォーカー体験の条件
- 身長:110cm以上
- 体重:60kg未満
- 整理券:必要(各時間枠の10分前から配布)
体験は1時間に8名までとなっており、整理券が必要です。体重が軽い場合は効果が不十分になる可能性があり、安全のためヘルメットとシートベルトの着用が義務付けられています。
プラネタリウム:県内最大の巨大ドーム
この科学館のもう一つの目玉は、群馬県内最大級の直径23mを誇るプラネタリウムです。最新のデジタルシステムを導入しており、4K解像度の高精細な映像と5.1chの臨場感あふれるサウンドで、まるで宇宙空間にいるかのような没入感を味わえます。
子ども向けの番組から、季節の星座解説付きの一般番組まで、時期によって様々なプログラムが投影されます。プラネタリウムを観覧する場合、上映時間(約45分)が追加で必要になるため、所要時間を計算する際には考慮しておきましょう。
展示室:体験して学ぶ科学の世界
館内は複数の展示室に分かれており、それぞれテーマに沿った体験型の展示が充実しています。
- 第1展示室「体験の世界」:館林の自然をテーマに、巨大なジオラマや竜巻発生装置など、視点を変えて自然を体験できます。
- 第2展示室「観察の世界」:発電トレインやふしぎな鏡など、実験装置を通じて自然のしくみを観察し、学ぶことができます。
- 第3展示室「応用の世界」:オルゴール実験装置や動体視力測定など、科学が生活にどう応用されているかを知ることができます。
- 第4展示室「向井千秋さんと宇宙」:向井千秋さんの生い立ちや宇宙での活動を紹介するコーナー。スペースシャトルの模型や宇宙での生活がわかるジオラマなど、宇宙への興味を掻き立てる展示が満載です。
これらの展示を一つひとつじっくり体験していると、あっという間に時間が過ぎていきます。
雨の日でも安心して楽しめるスポット
向井千秋記念子ども科学館の大きな魅力の一つは、すべての展示が屋内にあることです。
そのため、天候に一切左右されることなく、計画通りに楽しむことができます。急な雨や夏の暑い日、冬の寒い日でも快適に過ごせるため、週末や休日のプランが立てやすいのが嬉しいポイントです。
「せっかくの休みなのに雨で予定が…」という時でも、ここなら安心して楽しめますね。家族連れには特に心強いスポットです。
科学館と巡る近くの観光スポット
科学館の周辺には、徒歩で巡ることができる魅力的な観光スポットが点在しています。科学館の見学とあわせて訪れることで、館林の魅力をより深く体験できます。
| スポット名 | 科学館からの距離(目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| 田山花袋記念文学館 | 約70m(徒歩約1分) | 館林出身の文豪・田山花袋の資料を展示する文学館。 |
| 旧秋元別邸 | 約120m(徒歩約2分) | 歴史的な建造物で、趣のある庭園が見どころ。 |
| カルピスみらいのミュージアム | 約3キロ(車で約8分) | 手作りカルピス体験ができる。 |
| つつじが岡公園 | 約760m(徒歩約10分) | 1万株以上のツツジが咲き誇る日本有数の名勝地。 |
これらのスポットを組み合わせることで、半日から一日かけて館林の文化と自然を満喫するプランを立てることができます。また、少し離れますが『中之条町歴史と民俗の博物館「ミュゼ」』は子供の学習体験にはおすすめ。詳細はこちら。

向井千秋記念子ども科学館の所要時間の目安
前述の通り、向井千秋記念子ども科学館は、その充実した展示内容から、さまざまな楽しみ方ができる施設です。ここでは、目的別の滞在時間の目安をまとめてみました。
目的別!所要時間の目安
- さっと見学コース(約1~2時間)
主に常設展示を一通り見て回る場合の目安です。特に興味のある展示に絞って見学する方に適しています。 - 標準コース(約2~3時間)
常設展示に加えて、プラネタリウムを1回観覧する場合の目安です。多くの方がこのくらいの時間で満足されています。 - じっくり満喫コース(3時間以上)
ムーンウォーカーなどの体験展示に参加し、プラネタリウムも観覧、さらに周辺の公園などを少し散策する場合の目安です。科学好きのお子様や、一日かけてゆっくり楽しみたい方におすすめです。
この記事では、向井千秋記念子ども科学館を訪れる際に役立つ情報を網羅的にご紹介しました。ぜひ、あなたのプランニングの参考にしてください。
- 正式名称は「むかいちあききねんこどもかがくかん」
- 所在地は群馬県館林市城町2-2
- 開館時間は9時から17時で最終入館は16時30分
- 休館日は月曜日や祝日の翌日など不定休のため公式サイトの確認が必須
- 入館料はおとな330円で中学生以下は無料
- プラネタリウムはおとな550円こども220円が別途必要
- 支払いは基本的に現金のみでショップではPayPayが利用可能
- クレジットカードは利用不可
- 最寄り駅は東武伊勢崎線「館林駅」
- 館林駅からバスで約7分「子ども科学館前」下車が便利
- 自動車では東北道「館林IC」から約15分
- 駐車場は無料の「市営尾曳駐車場」が利用可能で240台収容
- 見どころは月の重力体験「ムーンウォーカー」や県内最大のプラネタリウム
- 所要時間は展示のみで1~2時間プラネタリウム込みで2~3時間が目安
- 周辺には田山花袋記念文学館やつつじが岡公園などの観光スポットがある
情報と地図
| 公式サイト | 向井千秋記念子ども科学館 |
| 住所 | 群馬県館林市城町2−2 |
| 営業時間 | 9時00分~17時00分 |
| 料金 | 330円から |
| 電話番号 | 0276751515 |
| 定休日 | 月曜日 |