茨城観光のおすすめ10選!定番から穴場まで

茨城観光のおすすめスポットをお探しではありませんか。茨城県は都心からアクセスも良く、魅力的な観光地が豊富です。
この記事では、国営ひたち海浜公園の四季の花々や、名山・筑波山と筑波山神社、神磯の鳥居で有名な大洗磯前神社、日本三名瀑・袋田の滝、ギネス認定の牛久大仏といった定番スポットをご紹介します。
さらに、茨城観光のおすすめ歴史・体験として、日本三名園・偕楽園の梅や、日本三大稲荷・笠間稲荷神社、関東最古の神社・鹿島神宮、アクアワールド茨城県大洗水族館やミュージアムパーク茨城自然博物館といった家族で楽しめる施設も解説。茨城観光のおすすめ総まとめとして、訪問前に知りたい情報を凝縮してお届けします。
- 茨城県の定番観光スポット10選の詳細
- 各スポットの営業時間、料金、アクセス方法
- 花の名所やパワースポット、体験施設など多彩な魅力
- 初めての茨城観光で失敗しないためのポイント
茨城観光のおすすめ定番スポット
- 国営ひたち海浜公園の四季の花々
- 名山・筑波山と筑波山神社
- 神磯の鳥居・大洗磯前神社
- 日本三名瀑・袋田の滝
- ギネス認定の牛久大仏
国営ひたち海浜公園の四季の花々
茨城観光でまず外せないのが、「国営ひたち海浜公園」です。
この公園は、自然あふれる茨城を象徴するスポットで、その最大の魅力は一年を通して咲き誇る美しい花々にあります。特に春の「みはらしの丘」をライトブルーに染め上げるネモフィラは圧巻の一言。カラフルなチューリップも人気です。
また、秋には紅葉するコキア(ほうき草)が丘を真っ赤に染め上げ、多くの観光客を魅了します。夏はヒマワリ、冬でもアイスチューリップなど、どの季節に訪れてもフォトジェニックな絶景に出会えるのが特徴です。イベントも豊富で、一日中楽しめます。
施設情報(国営ひたち海浜公園)
開園時間 | 9:30~17:00(3/1~7/18、9/1~10/31) 9:30~18:00(7/19~8/31) 9:30~16:30(11/1~2月末日) ※時期により変動あり |
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休園日 | 火曜(祝日の場合は翌日)、12/31、1/1、2月第1月~金曜 |
入園料金 | 大人450円、シルバー210円、中学生以下無料 ※2025年春季(4/4~5/6)と秋季(10/10~10/26)は季節料金(大人+350円)が別途必要です。 |
アクセス | 【電車】JR常磐線「勝田」駅より路線バスで約15分 【車】常陸那珂有料道路「ひたち海浜公園」ICすぐ |
名山・筑波山と筑波山神社
古くから「西の富士、東の筑波」と称されてきた関東の名山が「筑波山」です。
男体山と女体山の二つの峰を持ち、山自体が「筑波山神社」のご神体として崇められてきました。標高は約880mと比較的低いものの、山頂からは関東平野を一望でき、天気が良ければ富士山まで遠望できます。
この山の魅力は、ケーブルカーやロープウェイで気軽に山頂付近まで行けるアクセスの良さにもあります。もちろん登山道も整備されているため、初心者から登山愛好家まで楽しめます。縁結びにご利益があるとも言われ、茨城屈指のパワースポットとして人気です。
施設情報(筑波山)
アクセス:【電車】つくばエクスプレス「つくば」駅より筑波山シャトルバスで約50分
【車】常磐自動車道「土浦北」ICより約40分
神磯の鳥居・大洗磯前神社
茨城で神秘的な風景に出会いたいなら、「大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)」の「神磯の鳥居(かみいそのとりい)」がおすすめです。
海岸の岩礁の上に立つ鳥居は、荒波が打ち付ける中にたたずむ神々しい姿が特徴。海岸線が真東を向いているため、鳥居越しに昇る美しい日の出を拝むことができる、茨城屈指の初日の出スポットとしても知られています。
日の出の時間帯はもちろん、夕暮れ時も空の色と鳥居のコントラストが美しく、多くの写真家を惹きつけてやみません。水戸光圀公もこの景観を歌に詠んだとされています。
施設情報(大洗磯前神社)
アクセス:【電車】大洗鹿島線「大洗」駅よりタクシーで約10分
【車】東水戸道路「水戸大洗」ICより約15分
日本三名瀑・袋田の滝

栃木県の「華厳の滝」、和歌山県の「那智の滝」と並び、日本三名瀑に数えられることもあるのが「袋田の滝」です。
この滝の魅力は、なんといってもそのスケールの大きさ。高さ約120m、幅約73mの岩壁を四段に分かれて水が流れ落ちる姿は圧巻です。
観瀑台(滝見台)が設置されており、トンネルを通って間近で滝の迫力を体感できます。季節ごとに異なる表情を見せるのも特徴で、新緑の季節はもちろん、木々が色づく11月の紅葉シーズンや、滝全体が氷結する冬の「氷瀑」も非常に人気があります。
施設情報(袋田の滝)
アクセス:【電車】JR水郡線「袋田」駅よりバスで約10分
【車】常磐自動車道「那珂」ICより約50分

ギネス認定の牛久大仏
茨城のインパクトある観光スポットとして外せないのが「牛久大仏」です。
その高さはなんと全長120m。青銅製立像としては世界最大としてギネスブックにも登録されています。あまりの大きさに、遠くからでもその姿を確認できるほどです。
この大仏は、ただ大きいだけでなく、胎内(内部)に入って拝観できる点も魅力。内部はいくつかのフロアに分かれており、約3,400体の胎内仏に囲まれた荘厳な「蓮華蔵世界」や、地上約85mの胸部にある展望台などがあります。
展望台からは、天気が良ければスカイツリーや富士山が見えることも。周辺は浄土式庭園や小動物公園になっており、家族連れでも楽しめます。
施設情報(牛久大仏)
拝観時間 | 【3~9月】9:30~17:00(土日祝は17:30まで) 【10~2月】9:30~16:30 |
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拝観料 | セット料金(胎内含む):中学生以上800円、4歳以上400円 |
アクセス | 【電車】JR常磐線「牛久」駅よりバスで約20~30分 【車】圏央道「阿見東」ICより約3分 |
茨城観光のおすすめ歴史・体験
- 日本三名園・偕楽園の梅
- 日本三大稲荷・笠間稲荷神社
- 関東最古の神社・鹿島神宮
- アクアワールド茨城県大洗水族館
- ミュージアムパーク茨城自然博物館
- 茨城観光のおすすめ総まとめ
日本三名園・偕楽園の梅
石川県の兼六園、岡山県の後楽園と並び、「日本三名園」の一つに数えられるのが、水戸市にある「偕楽園」です。
1842年、水戸藩第9代藩主の徳川斉昭によって、学問の場「弘道館」での藩士の休養の場、そして領民と偕(とも)に楽しむ場として造園されました。
偕楽園の最大の魅力は、なんといっても約100種3,000本もの梅が植えられた梅林です。毎年2月~3月に開かれる「水戸の梅まつり」は、春の訪れを告げる一大イベントとして全国から多くの観光客で賑わいます。梅以外にも、初夏のキリシマツツジや秋の萩、紅葉など、四季折々の景観が楽しめます。
施設情報(偕楽園)
開園時間:【2月中旬~9/30】6:00~19:00 / 【10/1~2月中旬】7:00~18:00
料金:大人320円、小人160円
アクセス:【電車】JR常磐線「水戸」駅よりバスで約20分
日本三大稲荷・笠間稲荷神社

茨城県笠間市にある「笠間稲荷神社」は、京都の伏見稲荷、佐賀の祐徳稲荷などと共に「日本三大稲荷」の一つに数えられることが多い、由緒ある神社です。
創建は661年と伝えられ、1340年以上の歴史を持ちます。古くから五穀豊穣や商売繁栄の神様として篤い信仰を集めており、年間350万人以上の参拝者が訪れる、茨城県内でも有数のパワースポットです。
見事な彫刻が施された本殿や、国の重要文化財に指定されている拝殿など、見どころも多数。また、参拝後には門前町で、蕎麦や山の幸を使った「笠間いなり寿司」を味わうのも楽しみの一つです。
施設情報(笠間稲荷神社)
アクセス:【電車】JR水戸線「笠間」駅から徒歩約20分
【車】北関東自動車道「友部」ICから約15分
関東最古の神社・鹿島神宮
「鹿島神宮」は、紀元前660年創建と伝えられる、非常に長い歴史を持つ神社です。
日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社であり、古くから物事の始まりにご利益がある「鹿島立ち」の神様として信仰されてきました。
東京ドーム約15個分とも言われる広大な神域には、「鹿島神宮の森」として天然記念物に指定されている豊かな森が広がります。朱塗りの鮮やかな楼門(日本三大楼門の一つ)や、徳川秀忠が奉納した本殿、奥参道を進んだ先にある「鹿園」、そして1日に400kl以上の湧水がある「御手洗池(みたらしのいけ)」など、見どころが満載です。
施設情報(鹿島神宮)
アクセス:【電車】JR鹿島線「鹿島神宮」駅より徒歩約10分
【車】東関東自動車道「潮来」ICから約15分

アクアワールド茨城県大洗水族館
家族連れやカップルに特におすすめなのが「アクアワールド茨城県大洗水族館」です。
この水族館の最大の特徴は、サメの飼育種類数が日本一であること。シロワニをはじめ、約50種類ものサメが展示されており、迫力満点です。
2020年12月の大規模リニューアルで新設された、約10,000匹のミズクラゲを展示する大水槽「くらげ365(さんろくご)」は、幻想的な光と音の演出で必見です。また、イルカ・アシカオーシャンライブや、キッズコーナーも充実しており、子どもから大人まで一日中楽しむことができます。
施設情報(アクアワールド茨城県大洗水族館)
営業時間 | 9:00~17:00(最終入館 16:00)※季節により変動あり |
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料金 | 高校生以上 2,300円、小中学生 1,100円、3歳以上 400円 |
アクセス | 【電車】大洗鹿島線「大洗」駅よりバスで約15分 【車】北関東自動車道「水戸大洗」ICより約15分 |
ミュージアムパーク茨城自然博物館
「ミュージアムパーク茨城自然博物館」は、地球の誕生から現代までの歴史を、自然環境の視点から学べる体験型ミュージアムです。
館内に入ると、まず世界最大級のマンモスの全身骨格化石や、大型恐竜ヌオエロサウルスの骨格標本が訪れる人を圧倒します。動く恐竜の展示なども迫力満点です。
この施設の魅力は、本館の展示だけではありません。広大な野外施設も充実しており、自然発見工房や、菅生沼(すごうぬま)での野鳥観察など、豊かな自然と直接ふれあうことができます。菅生沼はコハクチョウの越冬地としても知られています。
施設情報(ミュージアムパーク茨城自然博物館)
営業時間 | 9:30~17:00(最終入館 16:30) |
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休館日 | 月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始 |
料金 | 【通常期】一般 610円、高校生 380円、小中学生 110円 |
アクセス | 【車】常磐自動車道「谷和原」ICより約20分 |
茨城観光のおすすめ総まとめ
- 茨城観光は都心からのアクセスが良好
- 国営ひたち海浜公園はネモフィラやコキアが有名
- 筑波山はケーブルカーで気軽に登頂可能
- 大洗磯前神社の神磯の鳥居は日の出が絶景
- 袋田の滝は日本三名瀑の一つで迫力満点
- 牛久大仏はギネス認定の世界最大青銅製立像
- 偕楽園は日本三名園の一つで梅の名所
- 笠間稲荷神社は日本三大稲荷で商売繁盛にご利益
- 鹿島神宮は紀元前創建の歴史ある総本社
- アクアワールドは日本一サメの種類が多い水族館
- ミュージアムパークはマンモスの骨格標本が圧巻
- 茨城は自然と歴史と体験が揃う魅力的な観光地
- 家族連れからカップルまで楽しめるスポット多数
- 季節ごとの花々や景色も見どころ
- この記事で茨城観光のおすすめをチェック