皇祖皇太神宮は茨城の竹内文書聖地!キリストやモーゼ伝説の聖地へ

こんにちは。にほん旅さんぽ、運営者の「ちょぼ」です。
皆さんは茨城県の北茨城市にある不思議な神社や、そこに伝わる古代のミステリーについて興味を持ったことはありませんか。
モーゼやキリストといった世界的な聖人が日本に来ていたという伝説や、人類のルーツは日本にあるとする五色人の話など、教科書で習う歴史とは全く異なる壮大な物語が、実はこの茨城の地に眠っているのです。
いわゆる都市伝説や偽史として語られることも多いですが、富山から伝わる神秘的な歴史と、磯原という土地が持つ独特の空気感は、訪れる人の知的好奇心を強く刺激してやみません。今回は、そんな謎多き竹内文書の世界と、その中心地である皇祖皇太神宮の魅力について、私なりの視点でご紹介していきたいと思います。
- 竹内文書に記された超古代文明と日本の役割について理解できます
- キリストやモーゼにまつわる驚きの来日伝説の概要がわかります
- 皇祖皇太神宮へのアクセス方法や境内の見どころを把握できます
- 磯原周辺の観光スポットと組み合わせた旅のプランがイメージできます
茨城にある皇祖皇太神宮と竹内文書の謎

ここでは、茨城県の皇祖皇太神宮が伝える「竹内文書」とは一体どのようなものなのか、その衝撃的な内容と世界観について、私なりに噛み砕いてお話しします。歴史の教科書には載っていない、もう一つの歴史物語を覗いてみましょう。
創始者竹内巨麿が公開した超古代史
まず、この壮大な物語の鍵を握る人物、竹内巨麿(たけうちきよまろ)について触れておきましょう。明治から大正にかけて、彼が世に公開した古文書や神宝の数々が、いわゆる「竹内文書(竹内文献)」と呼ばれています。
私が調べてみて驚いたのは、その歴史のスケールです。なんと『古事記』や『日本書紀』といった私たちがよく知る歴史書よりも、はるか昔の出来事が記されているんです。神代文字(かみよもじ)という不思議な文字で書かれたこれらの文書は、茨城の皇祖皇太神宮が所蔵しているとされています。
専門家の間では「偽書(ぎしょ)」、つまり後世に作られた創作物であるという評価が一般的ではありますが、それでも多くの人々を惹きつけてやまない魅力があります。それは単なる作り話として片付けるにはあまりにも壮大で、ある種のロマンに満ち溢れているからではないでしょうか。
世界天皇スメラミコトと天空浮船

竹内文書の中で私が最もワクワクしたのが、古代の天皇に関する記述です。文書によると、かつての上古(じょうこ)時代、日本の天皇はスメラミコト(世界天皇)と呼ばれ、日本だけでなく世界全体を統治していたというのです。
しかも、その移動手段がすごいんです。「天の浮舟(アメノウキフネ)」と呼ばれる飛行体に乗って、世界中を空から巡幸していたと記されています。これって、現代でいうところのUFOや宇宙船を想像させますよね。
ちょっとメモ:
この記述があることから、竹内文書はオカルトファンやUFO研究家の間でも「超古代文明の証拠」として非常に人気があります。
スメラミコトは武力で支配するのではなく、高い徳を持って世界の文明を指導していたそうです。日本が世界の中心だったというこの世界観は、現代の常識からはかけ離れていますが、だからこそ「もし本当だったら?」という知的な興奮を覚えます。
五色人と人類ルーツに関する記述
次にご紹介したいのが、「五色人(ごしきじん)」という考え方です。竹内文書では、世界の人類を肌の色で5つのグループに分けています。
| 色 | 呼称 | イメージされる人々 |
|---|---|---|
| 黄 | 黄人(キビト) | 日本人を含むアジア系 |
| 赤 | 赤人(アカビト) | ネイティブアメリカンやユダヤ系など |
| 青 | 青人(アオビト) | 北欧など肌が白く青みがかった人々 |
| 黒 | 黒人(クロビト) | アフリカやインド系など |
| 白 | 白人(シロビト) | ヨーロッパ系 |
驚くべきことに、これらの人々はすべて、かつての日本(皇祖皇太神宮)で生まれ、そこから世界中に散らばっていったとされているんです。つまり、全人類のルーツは日本にあるというのが竹内文書の主張なんですね。
かつては神宮の大祭に、世界中からこれら五色人の代表が集まっていたという伝承もあるそうです。「世界は一つの家族」というメッセージにも受け取れますし、スピリチュアルな視点で見ると、とても平和的な思想が含まれているようにも感じます。
キリストやモーゼの来日伝説の真偽
「竹内文書」と検索する方が一番気になっているのが、おそらくこの話題ではないでしょうか。イエス・キリストやモーゼといった世界的な聖人が、実は日本に来ていたという伝説です。
竹内文書が伝える聖人伝説のポイント
- イエス・キリスト:ゴルゴタの丘で処刑されたのは弟で、本人は密かに日本へ逃れた。青森県(旧戸来村)で生涯を終えたとされる。
- モーゼ:十戒を授かる前に日本で修行し、晩年に再来日。石川県(宝達志水町)に墓があるとされる。
これらの伝説の根拠となっているのが、茨城にある竹内文書なんです。例えば、青森にある「キリストの墓」の信憑性を裏付ける古文書を公開したのも、竹内巨麿でした。
「まさかそんなはずはない」と思うのが普通ですが、実際に青森や石川にはその伝説に基づいたスポット(キリストの墓やモーゼパーク)が存在し、観光地になっています。茨城の文書が、遠く離れた土地の伝説と繋がっている点が、このミステリーの面白いところですね。
予言やUFOなど竹内文献の神秘性
竹内文書には、過去の歴史だけでなく、未来への予言めいた記述や、失われた大陸に関する記述も含まれていると言われています。
太平洋にあったとされるムー大陸や、大西洋のアトランティス大陸についても言及があり、これらは天変地異で沈んだとされています。19世紀以降の西洋のオカルト話とも妙に一致している部分があり、それがまた「何かあるのではないか」と思わせる要因になっています。
数千億年という途方もない時間軸や、高度なテクノロジーを思わせる記述の数々。真偽はさておき、読み物として、あるいはSF的な想像力を掻き立てる素材として、これほど面白いものはないかもしれません。
竹内文書の聖地である茨城の皇祖皇太神宮
ここまでは文書の中身についてお話ししましたが、ここからは実際に茨城県北茨城市磯原町に鎮座する「皇祖皇太神宮」そのものについて、現地の様子やアクセス情報をご紹介します。机上の空論ではなく、リアルな旅の目的地としての魅力に迫ります。
磯原駅からのアクセス

「そんな秘境のような神社、行くのが大変そう…」と思われるかもしれませんが、実はアクセスは驚くほど良好です。私も地図を見てびっくりしました。
皇祖皇太神宮(こうそこうたいじんぐう) 住所:〒319-1541 茨城県北茨城市磯原町磯原835 最寄駅:JR常磐線「磯原駅」
電車で行く場合、最寄りのJR常磐線「磯原駅」西口から徒歩で約2分から5分程度です。駅を降りてすぐそこ、という距離感なので、車がない方でも気軽に訪れることができます。
車の場合は、常磐自動車道の「北茨城インターチェンジ」から約5分ほど。アクセス面でのハードルは非常に低いので、週末のちょっとしたお出かけにもぴったりですね。
駐車場は境内の中に一つと近くに一つあるようですが、平日は封鎖されており境内の中を使用してもよさそうです。ただ、入り口も狭いので注意が必要です!
境内の見どころと菊の御紋や石楠花
境内に入ってまず目に飛び込んでくるのが、立派な鳥居と、そこに掲げられた菊花御紋章(菊の御紋)です。通常、皇室ゆかりの神社で見かけるこの紋章がここにあることは、天津教が「正統な皇統」を守っているという強い自負の表れだと感じます。
また、境内には竹内家に代々伝わるとされる秘伝の植物「石楠花(シャクナゲ)」も見どころの一つです。派手な観光施設があるわけではありませんが、静かに歴史の重みを感じさせるシンボルが点在しています。
独特の空気漂うパワースポット体験
正直なところ、大手旅行サイトの口コミなどを見ると、レビュー数が少なかったり、評価が分かれていたりすることもあります。それはここが、一般的な「映えスポット」や「エンタメ観光地」とは少し違うからでしょう。
しかし、実際に訪れた人の話を聞くと、「静寂で凛とした空気が流れている」「独特の気配を感じる」という感想を持つ方も多いようです。北茨城・磯原という土地特有の、少し寂しげで退廃的な美しさ(メランコリー)と相まって、知る人ぞ知るパワースポットとしての側面を持っています。
注意点:
あくまで宗教施設ですので、参拝の際はマナーを守り、静かに過ごすようにしましょう。
野口雨情や六角堂など周辺観光情報
せっかく磯原まで行くなら、周辺の観光も楽しみたいですよね。このエリアは「赤い靴」などで知られる童謡詩人・野口雨情の生誕地でもあります。皇祖皇太神宮と合わせて、雨情記念館などを巡るのもおすすめです。
また、車で少し移動すれば、岡倉天心が愛した五浦海岸(六角堂)もあります。
おすすめの周遊プラン例
- 午前:磯原駅に到着、皇祖皇太神宮でミステリーな歴史に触れる。
- 昼食:駅周辺や海岸沿いで、名物のアンコウ鍋や新鮮な刺身を堪能。
- 午後:野口雨情の生家周辺を散策して、五浦海岸へ移動。
「竹内文書」というオカルトな要素と、野口雨情や岡倉天心といったアカデミックな文化、そして美味しい海産物。これらを組み合わせることで、かなり充実した「大人の休日」になりそうです。
茨城の皇祖皇太神宮と竹内文書のまとめ
今回は、茨城県にある皇祖皇太神宮と、そこに伝わる竹内文書の謎についてご紹介しました。
スメラミコトによる世界統治、キリストやモーゼの伝説、そしてUFOや超古代文明のロマン。これらが真実かどうかを議論するのも面白いですが、私は、こういった壮大な物語が、静かな茨城の町にひっそりと息づいていること自体に、何とも言えない魅力を感じます。
信じるか信じないかはあなた次第ですが、日常を忘れて「もし日本が世界の中心だったら?」と想像を巡らせながら、磯原の地を歩いてみてはいかがでしょうか。きっと、他では味わえない不思議な体験ができるはずです。
情報と地図
| 公式サイト | 皇祖皇太神宮 |
| 住所 | 茨城県北茨城市磯原町磯原835 |
| 営業時間 | 不明 |
| 料金 | 必要な分 |
| 電話番号 | 0293420087 |
| 駐車場はありますか? | 無料駐車場あり |