覚園寺鎌倉のアクセス方法や歴史について！

覚園寺（かくおんじ）は、神奈川県鎌倉市二階堂にある真言宗泉涌寺派の仏教寺院となります。

山号は鷲峰山（じゅぶせん）と称し、本尊は薬師三尊です。

覚園寺の歴史は1218年（建保6年）に北条義時が建立した大倉薬師堂に遡りますが、1296年（永仁4年）に北条貞時が心慧上人を開山として正式に覚園寺を創建されたとされます。

覚園寺の歴史

覚園寺は、北条義時が薬師如来信仰により建てた大倉薬師堂が始まりです。

後に北条貞時が元寇を退けることを祈って寺院に改め、心慧上人を開山として覚園寺を創建しました。

寺は鎌倉幕府の保護を受け、北条氏の滅亡後も後醍醐天皇や足利氏の庇護を受けて繁栄しました

覚園寺の本尊は鎌倉時代の様式を持つ薬師如来坐像で、両脇には日光菩薩坐像と月光菩薩坐像が安置され、左右には十二神将立像がまつられています。

これらはすべて国の重要文化財に指定されています。また、境内全域が1967年に国の史跡に指定されました。

鎌倉駅のJR鎌倉駅東口の5番バスのりばから乗車し、大塔宮までバスで約10分。下車のあとに徒歩で約9分となっています。

JR鎌倉駅から徒歩で約30分です。鎌倉駅東口から若宮大路を南下し、鶴岡八幡宮を経由して覚園寺に向かいます。

覚園寺には専用の駐車場はありません。

鎌倉駅周辺や鶴岡八幡宮付近には複数の有料駐車場があります。これらの駐車場を利用し、そこから徒歩や公共交通機関で覚園寺に向かうことをおすすめします。