
鎌倉の小町通り周辺でランチを探していると、どこも混雑していてお店選びに迷ってしまうことってありますよね。「せっかくだから美味しいものが食べたいけれど、観光地価格でガッカリしたくない」「一人でもゆっくりできる穴場を知りたい」そんなふうに思っている方も多いのではないでしょうか。
実は私も、路地裏にある隠れ家的なお店でお米がとにかく美味しいと噂の場所を見つけたんです。そこでおこめ天松堂のメニューやレビューについて、実際にリサーチした情報をもとに詳しくまとめてみました。
おにぎりの種類や予約のコツなど、気になるポイントをシェアしますね。
- ランチで選べるおむすびの種類の豊富さと、コスパの良いセットメニューの内容
- 土鍋炊きとお櫃(ひつ)で仕上げる「冷めても美味しいお米」の秘密
- 唎酒師(ききざけし)が厳選する日本酒ペアリングと昼飲みの魅力
- 迷わず行けるアクセス方法と、混雑を回避するための予約テクニック
おこめ天松堂のメニューとレビューで知る魅力
ここでは、実際に訪れた人の口コミやメニューの詳細を深掘りしていきます。単なるおにぎり屋さんとは一味違う、こだわりが詰まったラインナップは必見ですよ。
ランチで人気のおむすびの種類と値段

おこめ天松堂のランチといえば、やっぱり主役は「おむすび」です。にほん旅さんぽで訪問した時に驚いたのは、その種類の豊富さと価格帯の広さでした。
シンプルな塩むすびから、ちょっと贅沢な具材まで揃っているので、その日の気分やお財布事情に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。
主なメニューと価格の目安をまとめてみたので、参考にしてみてくださいね。
| カテゴリ | メニュー名 | 価格(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| エントリー | 塩むすび | 230円 | お米本来の甘みを楽しめる基本の一品 |
| 定番 | 紀州南高梅 | 310円 | 昔ながらの酸っぱい梅干し |
| 人気 | ツナマヨ | 320円 | 子供から大人まで大好きな味 |
| おすすめ | 卵黄醤油漬け | 350円 | 濃厚な味わいで見た目も「映える」一品 |
| 贅沢 | 鮭いくら | 580円 | 親子共演のプチ贅沢メニュー |
ランチタイムには、これらのおむすびにプラス料金でセットにすることができます。というか、おにぎり+セットは何かしら選ばないといけないようなシステムです。
お得なランチセットの仕組み

- 味噌汁・漬物セット(+500円):シンプルに楽しみたい方向け。
- 日替わりおばんざいセット(+630円):一番人気!おばんざい2品が付いて満足感アップ。
- 欲張りセット(+820円):おばんざいが3品になり、ガッツリ食べたい方におすすめ。
おむすび2個におばんざいセットをつけても1,300円〜1,400円程度で収まるので、鎌倉ランチの相場を考えるとかなりコストパフォーマンスが高いといえそうですね。
ただ、小町通りの近くにあるのでおにぎりを2~3個食べてしまうとお腹いっぱいになるので食べ歩きは楽しめなくなるので注意が必要です。

米の品種を選べるこだわりと評判

このお店の最大の特徴は、なんといっても「お米の品種を選べる」というシステムです。普通のおにぎり屋さんだと「今日のお米」は決まっていることが多いですが、ここでは常時3種類ほど用意された銘柄から、自分の好みで選ぶことができるんです。
例えば、「北海道産のゆめぴりか」ならモチモチとした粘りと甘み、「山形県産のつや姫」ならバランスの良い旨味、といった具合に、お米ごとの個性を楽しめます。
美味しさの秘密は「お櫃(ひつ)」にあり レビューを見ていると、「お米の粒が立っている」という声が多くありました。実はこれ、土鍋で炊いたご飯をあえて木製の「お櫃」に移しているからなんです。
木が余分な水分を吸ってくれるので、冷めてもベチャッとせず、最高の食感をキープできるそうですよ。
「具材」だけでなく「お米」そのものを指名買いできる体験は、日本人としてなんだかワクワクしますよね。
日本酒ペアリングや昼飲みの楽しみ方
「おこめ天松堂」という名前からは想像がつかないかもしれませんが、実はここ、日本酒バーとしてもかなり本格的なんです。店主さんは認定唎酒師(ききざけし)の資格を持っていて、お料理に合うお酒を提案してくれます。
日本酒は常時15〜20種類ほどあり、週替わりで銘柄が変わるのでいつ行っても新しい出会いがありそうです。サイズも60mlから選べるので、「少しずつ色々飲みたい」という私のようなタイプにはたまりません。
土日祝日には「昼飲み」も推奨されていて、こんな素敵なセットがあるようです。
週末限定!昼呑みセット(2,200円) 日本酒3種の飲み比べと、おつまみ3種がセットになったプラン。鎌倉散策の途中で、明るい時間から美味しいお酒とお米を楽しむ…なんて最高の贅沢ですよね。
絶品おばんざいセットの実食感想
実際に訪れた方のレビューをチェックしてみると、おむすびだけでなく「おばんざい(サイドメニュー)」のクオリティに感動している声が多く見受けられました。
特に評判が良かったのが「肉みそ」や「卵黄醤油漬け」。濃厚な味わいが、こだわりの白米と相性抜群だそうです。また、季節によっては「生茄子」がフルーツのように甘かったり、「じゃがいものフライ」が絶品だったりと、野菜を使ったメニューも評価が高いですね。
ボリュームに関する注意点 「上品な量なので、男性や腹ペコの時には少し物足りないかも」という口コミもありました。しっかり食べたい場合は、最初から「欲張りセット」にするか、おむすびの個数を調整すると良いでしょう。
テイクアウトや持ち帰りの対応状況
「天気が良い日は海辺や公園で食べたい」「帰りの新幹線で食べたい」という時に便利なテイクアウト。おこめ天松堂でも、もちろん持ち帰りが可能です。
ただし、衛生管理の観点から「いくら」などの生モノ系はテイクアウト不可の場合があるので注意が必要です。おむすび1個から注文できるので、観光の合間の小腹満たしにも重宝しそうですね。
おこめ天松堂のメニューやレビュー以外の情報
メニューの魅力がわかったところで、次は実際にお店に行くために知っておきたい「アクセス」や「予約」などの実用的な情報をお届けします。路地裏にあるお店なので、迷わないように要チェックです!
予約方法と混雑を避ける狙い目
人気店かつ席数が12席と少ないため、ランチタイムは行列ができることもしばしば。特に週末は混雑必至です。
確実に席を確保したい場合は、予約をするのがベストです。ランチタイムの予約は「11:00〜12:00」の枠で受け付けているようなので、早めのランチを予定に組み込むのが賢い選択かもしれません。
狙い目の時間帯 予約なしで突撃するなら、開店直後の11:30を狙うか、一回転したあとの13:30頃が比較的入りやすいようです。ただ、お米がなくなり次第終了の可能性もあるので、やはり事前予約か電話確認が無難ですね。
鎌倉駅から店舗へのアクセスと場所
お店の場所は、鎌倉駅東口から徒歩約8分。若宮大路を鶴岡八幡宮方面へまっすぐ進みます。
ここで一番重要なのが、「路地の入り口」を見逃さないことです!
目印は「八幡宮前」のバス停。そこから八幡宮方面へたったの30歩進んだところにある左手の路地を入ります。路地の入り口には黒板のサンドイッチ看板が出ているので、それを探してみてください。路地を奥まで進むと、左手に見える黒いモダンな建物がお店です。
店内の雰囲気と一人ランチの居心地
店内は、高い天井と白い壁、そして木の温もりを感じるインテリアで統一されています。鎌倉の喧騒を忘れてしまうような、静かで落ち着いた空間です。
座席はカウンターが6席とテーブルが6席。この「カウンター席」があるおかげで、女性一人でも非常に入りやすい雰囲気になっています。「ソロ活」を楽しむ美食家の方や、一人で静かにお酒と食事を楽しみたい方にはぴったりの隠れ家ですね。
子連れやベビーカーでの利用可否
「こんなにオシャレで静かなお店、子供連れでも大丈夫かな?」と心配になるパパ・ママもいるかもしれませんが、安心してください。おこめ天松堂はお子様連れ大歓迎のお店です。
ファミリーに優しいポイント
- ベビーカーでの入店OK
- 子供用の椅子や食器の用意あり
- 離乳食の持ち込みも相談可(念のためお店に確認してくださいね)
おにぎりなら小さなお子様でも食べやすいですし、家族みんなで美味しいお米を囲めるのは嬉しいですよね。
おこめ天松堂のメニューとレビューまとめ
今回は、鎌倉の路地裏に佇む名店「おこめ天松堂」について詳しくご紹介しました。
ただお腹を満たすだけでなく、産地にこだわったお米を選んだり、唎酒師厳選のお酒を合わせたりと、「食体験」そのものを楽しめるお店だということがわかりました。
記事のポイントまとめ
- お米の品種を選べる土鍋炊きおむすびが絶品
- ランチセットはコスパ良好だが、量は上品なので調整が必要
- 唎酒師がいるので、昼飲みやペアリングも楽しめる
- 席数が少ないため、事前予約か時間をずらした訪問がおすすめ
鎌倉観光のランチ選びで「失敗したくない」「美味しいお米でほっこりしたい」と思ったら、ぜひおこめ天松堂を訪れてみてくださいね。
情報と地図
| 公式サイト | おこめ天松堂 |
| 住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下1丁目8−37 |
| 営業時間 | 11時30分~14時00分 |
| 料金 | 1000円くらいから |
| 電話番号 | 0467604356 |
| 駐車場はありますか? | なし |
