
こんにちは。にほん旅さんぽ、運営者の「ちょぼ」です。鎌倉観光といえば小町通りの食べ歩きが有名ですが、鶴岡八幡宮のすぐそばで、ひっそりと行列を作っているお店をご存知でしょうか。
今回は、私が実際に足を運んで感動したアルブルノワールの鎌倉焼きについてレビューします。1個90円という驚きの値段や、気になる賞味期限、通販やお取り寄せはできるのかといった情報まで、鎌倉焼きに関する疑問をこのブログ記事ですべて解決します。
これから鎌倉へ行く方は、ぜひチェックしてみてください。
- 宇治抹茶と胡麻餡の絶妙なバランスが生む、大人の味わいと食感
- 1個90円という驚異のコストパフォーマンスと購入のしやすさ
- お土産にする際の賞味期限の目安と、夏場の配送に関する注意点
- バス待ちの10分間を有効活用できる、店舗の立地と楽しみ方
アルブルノワールの鎌倉焼きをレビュー!90円の抹茶菓子
鎌倉には数えきれないほどのスイーツがありますが、私が自信を持っておすすめしたいのが「鎌倉焼き」です。実際に食べてみて感じた味の感想や、お店の雰囲気について詳しくレビューしていきますね。
宇治抹茶と胡麻餡の味や特徴

まず目を引くのが、その鮮やかな緑色のビジュアルです。手のひらにちょこんと乗る一口サイズで、真ん中に「鎌倉」という焼き印が押されているのがとっても可愛いんですよね。これだけで「鎌倉に来た!」という気分を盛り上げてくれます。
食べてみると、生地はパンケーキのようにフワフワでモチモチした食感です。宇治抹茶が練り込まれているので、口に入れた瞬間にふわりと抹茶の香りが広がります。そして中に入っているのは、普通のあんこではなく「胡麻餡(ごまあん)」なんです。
この胡麻餡がまた絶品で、甘さがかなり控えめに作られています。黒胡麻の香ばしさとコクが強く、抹茶のほろ苦い生地との相性が抜群でした。甘いものが苦手な方でも、これならペロリと食べられると思いますよ。
1個90円という値段と価格設定
最近は観光地のグルメも値上がりしていて、ワンコイン(500円)で買えるものが少なくなってきましたよね。そんな中、この鎌倉焼きはなんと1個90円(税込)なんです!以前は60円だった時期もあるようですが、原材料が高騰している今でも100円でお釣りが来る価格を維持してくれているのは、本当にありがたい企業努力だと思います。
ここがポイント
1個からバラ売りしてくれるので、お財布の紐を気にせず気軽に購入できます。小銭を用意しておくとスムーズですよ。
食べ歩きに最適なサイズと口コミ
鎌倉焼きは直径5センチほどの一口サイズなので、食べ歩きの休憩にぴったりです。ただ、鎌倉市では「歩き食べ(歩きながら食べる行為)」は自粛が求められています。お店の周りやベンチなど、立ち止まって食べる「食べ歩き(外で食べること)」を楽しみましょう。
口コミサイトやSNSを見てみても、「サイズ感がちょうどいい」「罪悪感のない大きさ」といった声が多く見られます。クレープやソフトクリームだと量が多くてランチに響く…なんてこともありますが、このサイズならちょっとしたおやつに最適ですね。
薬味屋アルブルノワールの評判
実はこの鎌倉焼きを作っている「アルブルノワール ヤクミ(arbrenoir YAKUMI)」さんは、名前の通り「薬味の専門店」なんです。店内には柚子胡椒や実山椒、にんにく胡椒などが、まるで宝石のように綺麗な瓶詰めで並んでいます。
「薬味屋さんがスイーツ?」と最初は驚きましたが、薬味という素材の味を大切にするプロだからこそ、抹茶や胡麻といった素材の香りを最大限に活かしたお菓子が作れるのかもしれません。お店自体も非常に清潔感があり、ガラス越しに鎌倉焼きが次々と焼きあがる様子を見るのも楽しいですよ。
豆知識
お店は、有名な日本料理店「くろぎ」の姉妹店だそうです。通りで味が上品で洗練されているのも納得ですね。
もっと鎌倉の美味しいものを知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
バスの待ち時間に楽しむ魅力
個人的にこのお店の最大のメリットだと思っているのが、「バス停の目の前にある」という立地です。鶴岡八幡宮の参拝を終えて、さらに奥の「報国寺(竹の寺)」や「浄妙寺」へバスで向かう際、どうしてもバスの待ち時間が発生しますよね。
そんな時、バスが来るまでの10分ほどの間に、焼きたての鎌倉焼きを1個買ってパクつくのが最高の時間の使い方なんです。いい匂いにつられて、ついつい買ってしまう観光客の方も多いですよ。
鎌倉焼きのレビューから分かる賞味期限や通販と店舗情報
お土産として購入する場合、気になるのが日持ちや保存方法ですよね。ここでは、お土産選びで失敗しないための実用的な情報や、通販に関する注意点をまとめました。
お土産の賞味期限と日持ちの日数
鎌倉焼きは、保存料をたっぷり使った長期保存用のお土産とは違い、「生菓子」に近い繊細なお菓子です。店頭で焼きたてを購入した場合、基本的にはその日のうちに食べるのがベストです。
お土産用として箱詰めしてもらう場合や、持ち歩き時間が長い場合は、お店の方が蒸れないように冷ましたものを包んでくれるなどの配慮をしてくれます。日持ちに関しては季節や包装状態によって異なりますが、購入の翌日〜数日程度と考えておいた方が無難です。
注意点
正確な消費期限は、購入時にスタッフの方に「いつまでに食べればいいですか?」と確認するか、パッケージの記載を必ずチェックしてくださいね。
通販やお取り寄せができる期間
「遠方で買いに行けない」という方のために、アルブルノワールではオンラインショップでの販売も行っています。ただし、ここには大きな注意点があります。
鎌倉焼きは品質保持のため、夏季(5月〜10月頃)は配送を行っておらず、店頭販売のみになります。抹茶や胡麻餡は高温多湿に弱いため、美味しい状態で届けるためのこだわりなんでしょうね。
通販やお取り寄せを利用したい場合は、秋から春にかけての涼しい時期を狙いましょう。
店舗へのアクセスと地図の確認
お店の場所は、鎌倉駅東口から出て小町通りを抜け、鶴岡八幡宮に向かって右側の並びにあります。「雪ノ下」というエリアですね。
| 店名 | アルブルノワール ヤクミ(arbrenoir YAKUMI) |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下1-8-39 |
| 営業時間 | 10:00~18:00 |
| 定休日 | 年中無休(変更の場合あり) |
鶴岡八幡宮を正面に見て右側(若宮大路沿い)へ少し歩くと、黒いシックな外観のお店が見えてきます。バス停「鎌倉八幡宮」のすぐ近くなので、迷うことはないと思います。
箱買いの値段とパッケージ詳細
バラ売りだけでなく、お土産用の箱入りも用意されています。10個入りで約900円〜1,000円程度(箱代込み)で購入できます。
箱はシンプルながらも上品なデザインで、職場や友人への手土産としても恥ずかしくないクオリティです。個包装にはなっていませんが、きれいに並んだ緑色のお饅頭はインパクトがありますよ。
鳩サブレーなど他のお土産と比較
鎌倉のお土産といえば「鳩サブレー」や鎌倉五郎の「半月」が定番ですよね。これらと鎌倉焼きを比較して、どのようなシーンで選ぶべきか考えてみました。
| 商品名 | 特徴 | おすすめシーン |
|---|---|---|
| 鎌倉焼き | 賞味期限が短い・現地感・和風 | 自分用、親しい人へ、すぐに渡せる場合 |
| 鳩サブレー | 日持ちする・定番・個包装 | 職場へのバラ撒き、失敗したくない時 |
| 鎌倉半月 | 日持ちする・クリーム・軽い | 子供や女性向け、持ち運びやすさ重視 |
鎌倉焼きは日持ちが短い分、「鎌倉に行ってきました感」や「特別感」は抜群です。逆に、渡すまでに日が空く場合は、日持ちのするサブレーなどを選ぶのが賢明ですね。
鎌倉焼きのレビュー情報のまとめ
今回は、アルブルノワールの「鎌倉焼き」について詳しくレビューしました。
1個90円という手軽さ、薬味屋さんが作るこだわりの抹茶と胡麻餡の味、そしてバス待ちの時間に楽しめるロケーションと、知っておくと鎌倉観光がより楽しくなる要素が詰まっています。
賞味期限は短めですが、それもまた「現地でしか味わえない味」の証拠です。皆さんも鎌倉を訪れた際は、ぜひこの緑色の可愛いお饅頭を味わってみてくださいね。きっと旅のいい思い出になるはずです。

情報と地図
| 公式サイト | 鎌倉焼き |
| 住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下1丁目8−39 |
| 営業時間 | 10時30分~18時00分 |
| 料金 | 90円から |
| 電話番号 | |
| 駐車場はありますか? | 有料駐車場あり(付近) |