埼玉県立近代美術館の所要時間は?見どころや料金を解説

埼玉県立近代美術館の所要時間についてお調べですね。初めて訪れる方にとって、滞在時間の目安は計画を立てる上でとても重要です。
この記事では、美術館はどこにある?という基本的な情報から、少しマニアックな美術館の読み方と愛称MOMAS、そして便利な北浦和駅からのアクセス方法や、車で行くなら提携駐車場へ向かうのがおすすめである点まで、詳しく解説します。
さらに、開館営業時間と休館日、気になるMOMASコレクションの料金や、利用できる支払い方法一覧といった実用的な情報も網羅しました。埼玉県立近代美術館の所要時間を満喫する見どころとして、鑑賞だけじゃない!館内の見どころや、天候を気にせず雨の日でも楽しめるお出かけスポットとしての魅力、あわせて立ち寄りたい近くの観光スポットもチェックできます。
最後に、埼玉県立近代美術館の所要時間まとめとして、あなたの訪問計画に役立つ情報を凝縮してお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 埼玉県立近代美術館の所要時間の目安
- アクセス、料金、開館時間などの基本情報
- 作品鑑賞以外の楽しみ方や館内の見どころ
- 一緒に訪れたい周辺の観光スポット
埼玉県立近代美術館の所要時間と基本情報
- 美術館はどこにある?
- 美術館の読み方と愛称MOMAS
- 北浦和駅からのアクセス方法
- 車で行くなら提携駐車場へ
- 開館営業時間と休館日
- MOMASコレクションの料金
- 利用できる支払い方法一覧
美術館はどこにある?
埼玉県立近代美術館は、埼玉県さいたま市浦和区の「北浦和公園」内にあります。緑豊かな公園に溶け込むように建てられており、アート鑑賞だけでなく、公園の散策もあわせて楽しめるのが魅力です。最寄り駅からのアクセスも良く、気軽に立ち寄れる立地です。
美術館を訪れる際は、公園の自然を感じながら向かうことができます。周辺は落ち着いた環境で、ゆっくりとした時間を過ごしたい方に最適なロケーションと言えるでしょう。
基本情報
| 施設名 | 埼玉県立近代美術館(MOMAS) |
|---|---|
| 所在地 | 〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1 |
| 電話番号 | 048-824-0111 |
| 公式サイト | 埼玉県立近代美術館 公式サイト |
美術館の読み方と愛称MOMAS
埼玉県立近代美術館の正式な読み方は「さいたまけんりつ きんだいびじゅつかん」です。
また、この美術館にはMOMAS(モマス)という親しみやすい愛称があります。これは、英語表記の「The Museum of Modern Art, Saitama」の頭文字を取ったものです。公式サイトやSNSなどでもこの愛称が使われており、多くの人に親しまれています。
MOMASという愛称は、美術館をより身近に感じてもらうための工夫の一つです。訪れた際には、ぜひ「モマス」と呼んでみてくださいね。
北浦和駅からのアクセス方法
埼玉県立近代美術館へのアクセスは、電車を利用するのが非常に便利です。最寄り駅はJR京浜東北線の「北浦和駅」で、西口から出て徒歩わずか3分で到着します。駅の目の前にある北浦和公園の中にあるため、道に迷う心配もほとんどありません。
都心からのアクセスも良好で、東京駅や新宿駅からはそれぞれ約35分で北浦和駅に到着します。駅から美術館までの道のりも公園内を歩くため、気持ちの良い散策気分を味わえます。
バスを利用する場合は、国際興業バスまたは西武バスで「北浦和駅西口」バス停で下車し、そこから徒歩3分です。どの交通機関を使ってもアクセスしやすいのが嬉しいポイントです。
車で行くなら提携駐車場へ
埼玉県立近代美術館には専用の駐車場がありません。そのため、車で訪れる場合は、提携しているコインパーキング「タイムズ 埼玉県立近代美術館東」を利用するのがおすすめです。
この提携駐車場では、美術館の観覧券を提示することで駐車料金の割引サービスを受けられます。
- 企画展を観覧した場合:300円引き
- MOMASコレクション(常設展)を観覧した場合:100円引き
観覧内容によって割引額が異なるので注意しましょう。駐車券を忘れずに美術館の受付に提示してください。
駐車場利用時の注意点
提携駐車場は国道17号線に面していますが、渋滞緩和のため右折での入庫はできません。東京方面から来る場合は、一度通り過ぎてからUターンするなど工夫が必要です。また、50ccを超えるバイクの専用駐輪場はないため、近隣の駐輪場を事前に探しておくことをおすすめします。
お体の不自由な方の駐車場について
お体の不自由な方が車で来館される場合は、業務用の駐車場を利用できます。ただし、台数に限りがあるため、事前の連絡が必要です。利用を希望される方は、美術館(Tel: 048-824-0111)へ直接お問い合わせください。
開館営業時間と休館日
埼玉県立近代美術館の開館時間は、午前10時から午後5時30分までです。ただし、展示室への最終入場は閉館30分前の午後5時までとなっているため、時間に余裕を持って訪れるようにしましょう。
休館日は、原則として月曜日です。月曜日が祝日または埼玉県民の日(11月14日)にあたる場合は開館し、翌日の火曜日が休館となります。その他、年末年始とメンテナンス期間も休館しますので、訪問前には公式サイトで最新の開館情報を確認することをおすすめします。
開館時間・休館日のまとめ
| 開館時間 | 10:00~17:30 (展示室入場は17:00まで) |
|---|---|
| 資料閲覧室(3階) | 火・木・土曜日の13:00~17:00 |
| 休館日 | ・月曜日 (祝日・県民の日の場合は開館) ・年末年始 ・メンテナンス日 |
MOMASコレクションの料金
埼玉県立近代美術館は、入館料自体は無料です。ただし、展示を観覧するには別途観覧料が必要になります。常設展である「MOMASコレクション」の観覧料は、非常にリーズナブルな設定となっています。
| 区分 | 個人料金 | 団体料金(20名以上) |
|---|---|---|
| 一般 | 200円 | 120円 |
| 大高生 | 100円 | 60円 |
企画展の観覧料は、展覧会ごとに異なります。嬉しいことに、企画展の観覧券を持っていれば、MOMASコレクションもあわせて観覧できます。
観覧料の割引・無料対象
中学生以下の方、および障害者手帳等をお持ちの方(付き添い1名を含む)は、MOMASコレクション・企画展ともに無料で観覧できます。受付で学生証や手帳を提示してください。
お得な年間観覧券
頻繁に訪れる方には、MOMASコレクションを1年間何度でも楽しめる「年間観覧券」がおすすめです。料金は一般1,200円、大高生600円で、美術館の受付にて販売されています。
以前は65歳以上の方の観覧料は無料でしたが、平成25年7月1日より有料(一般料金)となっていますのでご注意ください。
利用できる支払い方法一覧
観覧料の支払いには、現金だけでなく、キャッシュレス決済も利用できます。ただし、利用できるブランドが限られているため、事前に確認しておくとスムーズです。
電子マネーには対応していないので、その点だけ注意が必要ですね。
対応している支払い方法は以下の通りです。
対応決済方法
| 現金 | ◯ |
|---|---|
| クレジットカード | VISA, mastercard |
| QRコード決済 | PayPay, 楽天ペイ, d払い, au PAY |
| 電子マネー | × (非対応) |
埼玉県立近代美術館の所要時間を満喫する見どころ
- 鑑賞だけじゃない!館内の見どころ
- 雨の日でも楽しめるお出かけスポット
- 近くの観光スポットもチェック
- 埼玉県立近代美術館の所要時間まとめ
鑑賞だけじゃない!館内の見どころ
埼玉県立近代美術館の標準的な所要時間は、60分から120分程度が目安です。しかし、この美術館には作品鑑賞以外にも多くの魅力があり、じっくり楽しむなら半日ほど時間を確保するのがおすすめです。あなたの興味にあわせて、滞在時間を調整しましょう。
建築家・黒川紀章が設計した美しい建物
美術館の建物自体が、見どころの一つです。設計は、国立新美術館なども手掛けた世界的な建築家・黒川紀章氏によるもの。
彼が初めて設計した美術館としても知られています。グリッド(格子)を基調としたデザインや、開放的な吹き抜け空間など、建築好きにはたまらない魅力が詰まっています。建物の内外を散策するだけでも楽しめます。
座れる椅子のコレクション
MOMASは「椅子の美術館」とも呼ばれ、館内のいたるところにデザイン性の高い椅子が置かれています。
これらの椅子の多くは、実際に自由に座ることができます。作品を鑑賞する合間に、名作椅子に腰かけて休憩する、という贅沢な時間を過ごせます。お気に入りの椅子を見つけて、記念撮影するのもおすすめです。
多彩なMOMASコレクション
常設展であるMOMASコレクションでは、モネ、シャガール、ピカソといった海外の巨匠の作品から、埼玉ゆかりの作家や日本の現代アートまで、幅広いジャンルの作品を所蔵・展示しています。定期的に展示替えが行われるため、訪れるたびに新しい発見があるでしょう。
親子で楽しむワークショップ「MOMASのとびら」
土曜日の午後を中心に、子供から大人まで楽しめるアート体感ワークショップ「MOMASのとびら」が開催されています。鑑賞と簡単な制作を組み合わせたプログラムなど、アートをより身近に感じられる企画が満載です。
参加には事前申し込みが必要な場合が多いので、公式サイトをチェックしてみてください。ワークショップに参加する場合は、所要時間にプラスして考えておきましょう!プログラムによっては、さらに数時間楽しめますよ。
ミュージアムショップとレストラン
館内には、オリジナルグッズや美術関連書籍が揃うミュージアムショップと、本格的なイタリアンが味わえるレストラン「ペペロネ」もあります。鑑賞後にショップで思い出の品を探したり、レストランで美味しい食事を楽しんだりする時間も、所要時間に含めて計画すると良いでしょう。
雨の日でも楽しめるお出かけスポット
埼玉県立近代美術館は、天候に左右されずに楽しめるのも大きな魅力です。JR北浦和駅から徒歩3分という駅近の立地なので、雨が降っていてもほとんど濡れずにアクセスできます。
館内はすべて屋内施設のため、雨や風、夏の厳しい暑さや冬の寒さを気にすることなく、快適な環境でゆっくりとアート鑑賞に集中できます。特に、デザイン性の高い椅子に座って窓の外の雨を眺めながら過ごす時間は、雨の日ならではの特別な体験になるかもしれません。
雨の日のメリット
- 駅からのアクセスが良く、濡れにくい
- 快適な屋内で一日中過ごせる
- 館内レストランで食事もできる
- 比較的空いている可能性があり、ゆっくり鑑賞できる
予定していた屋外でのレジャーが雨で中止になってしまった時など、MOMASは最高の代替プランとなるでしょう。
近くの観光スポットもチェック
埼玉県立近代美術館を訪れたなら、ぜひ周辺のスポットにも足を運んでみてください。美術館でのアート鑑賞とあわせて、一日をさらに充実させることができます。
北浦和公園
美術館が立地する公園そのものが、見どころ満載のスポットです。公園内には野外彫刻が点在しており、さながら屋外美術館のよう。また、決まった時間になると音楽に合わせて水が舞う「音楽噴水」は、子供から大人まで楽しめます。芝生広場でのんびり過ごすのもおすすめです。
埼大通りのけやき並木
美術館から少し足を延ばすと、美しいけやき並木が続く「埼大通り」があります。新緑の季節や紅葉の時期には特に美しく、散策にぴったりの場所です。季節の移ろいを感じながら、のんびりと歩いてみてはいかがでしょうか。
さいたま市立うらわ美術館
アートが好きな方なら、浦和駅近くにある「さいたま市立うらわ美術館」へのはしごもおすすめです。MOMASとは異なるテーマのコレクションや企画展を開催しており、二つの美術館を巡ることで、より深くアートの世界に浸ることができます。
埼玉県立近代美術館の所要時間まとめ
この記事では、埼玉県立近代美術館の所要時間を中心に、アクセスや料金、見どころなどの情報を解説しました。最後に、記事の要点をリストでまとめます。
- 美術館の所要時間は60分から120分が目安
- ワークショップや食事を含めると半日ほど楽しめる
- 所在地はさいたま市浦和区の北浦和公園内
- 愛称はMOMAS(モマス)で親しまれている
- 最寄り駅はJR北浦和駅で西口から徒歩3分と好アクセス
- 専用駐車場はなく提携駐車場の利用が推奨される
- 観覧内容に応じて駐車料金の割引サービスがある
- 開館時間は10:00から17:30(入場は17:00まで)
- 休館日は主に月曜日と年末年始
- MOMASコレクションの観覧料は一般200円とリーズナブル
- 中学生以下と障害者手帳をお持ちの方は観覧無料
- 支払い方法は現金、クレジットカード、QRコード決済に対応
- 建築家・黒川紀章が設計した建物も見どころの一つ
- 「椅子の美術館」としてデザイナーズチェアに座れるのが特徴
- 周辺には北浦和公園などあわせて楽しめるスポットがある
情報と地図
| 公式サイト | 埼玉県立近代美術館 |
| 住所 | 埼玉県さいたま市浦和区常盤9丁目30−1 |
| 営業時間 | 10時00分~17時30分 |
| 料金 | 200円 |
| 電話番号 | 0488240111 |
| 定休日 | 月曜日 |