
栃木県立美術館へ行ってみたいけれど、どんな作品が見られるのか、現在の展覧会や企画展は何が開催されているのか、料金はいくらなのか気になっている方もいるのではないでしょうか。
栃木県立美術館は宇都宮市にある美術館で、栃木県ゆかりの作家をはじめ、日本や西欧の近現代美術、版画、写真、工芸、マイセン磁器など幅広いコレクションを所蔵しています。展覧会の内容は定期的に変わるので、何度か訪れても違った作品に出会えるのが面白いところですね。
初めて訪れる場合は、栃木県立美術館の所要時間、開館時間、休館日、観覧料、割引、無料の日、アクセス、駐車場、写真撮影なども事前に知っておきたいところです。宇都宮駅からバスで行けるため、車を使わない宇都宮観光にも組み込みやすいと思います。
この記事では、栃木県立美術館の見どころからコレクション展や企画展の楽しみ方、料金、所要時間、混雑、アクセス、無料駐車場まで、初めて訪れる前に知っておきたい情報をまとめて紹介します。
- 栃木県立美術館のコレクションと見どころ
- 企画展・コレクション展の違いと楽しみ方
- 料金・開館時間・休館日・所要時間
- 宇都宮駅からのアクセスと無料駐車場
栃木県立美術館はどんなところ?
栃木県立美術館は、宇都宮市の中心部から比較的アクセスしやすい場所にある県立の美術館です。栃木県に関係する美術だけに限定せず、国内外の近現代美術まで幅広く鑑賞できるのが特徴です。
1972年に開館した公立の近現代美術館
栃木県立美術館は1972年に開館した、日本の公立近現代美術館の先駆けの一つです。
建物は建築家の川崎清による設計で、1981年には常設展示室が増築されています。半世紀を超えて栃木県の美術文化を支えてきた施設なので、美術作品だけでなく美術館そのものにも歴史があるんですね。
コレクションは栃木県を中心とする国内の近現代美術をはじめ、フランス、イギリス、ドイツなど西欧の近現代美術、版画、挿絵本、写真、工芸など幅広い分野に及びます。
私が面白いと思うのは、いわゆる「栃木県の作家だけを見る美術館」ではないことです。地域の美術を入口にしながら、そこから日本、さらに海外へと視野を広げられます。
栃木県立美術館は、栃木県ゆかりの美術と国内外の近現代美術の両方を楽しめる美術館です。企画展とコレクション展が開催されるため、訪問時期によって鑑賞できる作品が変わります。
宇都宮市桜にある落ち着いた美術館
所在地は栃木県宇都宮市桜4丁目2番7号です。
JR宇都宮駅から少し離れていますが、路線バスを利用できるので、公共交通機関でも訪れやすい場所です。
大型観光施設のように一日中アトラクションを楽しむ場所ではなく、作品と向き合いながらゆっくり過ごしたい日に向いています。宇都宮観光の途中で少し落ち着いた時間を過ごしたいときにも候補にしやすいですね。
栃木県ゆかりの作家に注目
栃木県立美術館を訪れるなら、まず見ておきたいのが栃木県に関係する作家たちの作品です。地域の美術館だからこそ出会える作品があり、栃木の文化を違った角度から知るきっかけになります。
清水登之や川上澄生などの作品を収集
コレクションには、清水登之や川上澄生をはじめとする栃木県ゆかりの作家の作品が含まれています。
観光で栃木県を訪れると、どうしても自然、温泉、神社仏閣、グルメなどへ目が向きがちですが、美術を通して地域を見るのも面白いものです。
作品を鑑賞していると、その土地で生まれた人や活動した人が、どんな時代に何を見て、どのような表現をしてきたのかが少しずつ見えてきます。
作品そのものだけでなく、作家と栃木県とのつながりを意識して鑑賞してみると、県立美術館らしさをより感じられるかなと思います。
展示作品は定期的に入れ替わる
美術館が所蔵している作品が、いつでもすべて展示されているわけではありません。
栃木県立美術館では所蔵品によるコレクション展が行われ、テーマに合わせて作品が紹介されます。展示替えがあるため、以前訪れたことがある人でも違った作品を見る機会があります。
逆に、特定の作家や作品を見ることを目的に訪れる場合は注意が必要です。
所蔵作品だからといって常時展示されているとは限らないので、目当ての作品がある場合は開催中のコレクション展の内容を確認してから出かけるのがおすすめです。
美術作品は保存上の理由などから展示期間が限られることがあります。特定の作品を目的に訪れる場合は、展示中かどうかを事前に確認してください。
西欧の近現代美術も見どころ
栃木県立美術館のコレクションは地域美術だけではありません。日本の作品と合わせて、西欧の近現代美術にも目を向けてみると鑑賞の幅が一気に広がります。
ターナーなど海外作家の作品も収集
栃木県立美術館では、イギリス絵画を代表する作家の一人として知られるJ.M.W.ターナーをはじめ、西欧の美術作品も収集しています。
地方の県立美術館というイメージだけで訪れると、海外美術までコレクションされていることに少し驚くかもしれません。
栃木県ゆかりの作品と海外作品を同じ美術館で鑑賞できるため、地域や国による表現の違いを比べてみるのも楽しみ方の一つです。
私は美術館では有名な作品だけを探すより、「なぜこの作品をこの美術館が収集したのだろう」と考えながら見るのも好きですね。コレクション全体を見ることで、その美術館の個性が少しずつ分かってきます。
絵画だけに限定されない幅広いコレクション
美術館というと絵画を想像しやすいですが、栃木県立美術館では版画、挿絵本、写真、工芸なども収集しています。
同じ美術でも、絵画と版画、写真、工芸では作品との向き合い方がかなり違います。
普段あまり見ないジャンルの作品が展示されていたら、あえて時間を取って見てみるのもいいと思います。自分では選ばなかった作品に偶然出会えるのも、美術館へ足を運ぶ面白さですね。
マイセン磁器コレクションも見逃せない
栃木県立美術館では絵画や版画だけでなく、ヨーロッパを代表する磁器として知られるマイセンのコレクションにも注目です。
伊東直子マイセン磁器コレクションを展示
館内には伊東直子マイセン磁器コレクションを紹介する展示があります。
マイセンはドイツを代表する磁器として知られ、美しい絵付けや繊細な造形が特徴です。
絵画とはまったく違った立体的な美しさがあり、細かな装飾を眺めていると想像以上に時間が経ってしまいます。
栃木県立美術館へ初めて行くなら、企画展だけを見て帰るのではなく、マイセン磁器を含めて館内全体を見てみるのがおすすめです。
18世紀から20世紀までの磁器を楽しめる
マイセン磁器のコレクションは18世紀から20世紀までに及び、時代によるデザインや表現の変化にも注目できます。
一つひとつの作品を見比べていくと、単なる食器というより、工芸作品としての魅力が分かってきます。
絵画鑑賞にあまり慣れていない方でも、磁器なら色や形、模様などから直感的に楽しみやすいかもしれません。
マイセン磁器についても展示替えがあります。所蔵されているすべての作品を一度に見られるわけではないため、訪問時の展示内容を楽しむのがおすすめです。
企画展によって美術館の印象が変わる
栃木県立美術館では年間を通して企画展が開催されています。企画展のテーマによって扱われる時代や作家、作品のジャンルが変わるため、訪れる前に内容を確認しておきたいですね。
企画展は年間を通して内容が変わる
企画展では、特定の作家を掘り下げる展覧会からテーマ性のある展覧会まで、その時期によってさまざまな内容が取り上げられます。
そのため「栃木県立美術館へ行けばいつでも同じものが見られる」という施設ではありません。
むしろ、開催中の企画展によって美術館の印象そのものが変わると考えた方が分かりやすいと思います。
興味のある企画展に合わせて訪問日を決めるのもいいですし、宇都宮へ出かける予定が決まってから、その時期にどんな展覧会を開催しているのか調べてみるのもいいですね。
コレクション展と一緒に楽しめる
企画展の観覧券ではコレクション展も鑑賞できます。
企画展だけを見るつもりで入館しても、時間に余裕があるならコレクション展まで見ておくのがおすすめです。
企画展では一つのテーマを深く楽しみ、コレクション展では美術館が所蔵する作品から別の魅力に触れることができます。
二つを合わせて見ることで、栃木県立美術館がどんな作品を収集しているのかも分かりやすくなります。
栃木県立美術館の料金
観覧料はコレクション展と企画展で仕組みが異なります。コレクション展は比較的気軽に利用できる料金ですが、企画展は展覧会ごとに料金が設定されます。
コレクション展は一般260円
| 区分 | 通常料金 | 20名以上の団体 |
|---|---|---|
| 一般 | 260円 | 200円 |
| 大学生・高校生 | 120円 | 100円 |
| 中学生以下 | 無料 | 無料 |
コレクション展の観覧料は、一般260円、大学生・高校生120円、中学生以下無料が基本です。
20名以上の場合は団体料金が設定されています。
数百円で所蔵作品を鑑賞できるので、宇都宮観光の途中で少し美術に触れたいという使い方もしやすいですね。
企画展の料金は展覧会ごとに異なる
企画展には一律の観覧料が設定されているわけではなく、開催される展覧会ごとに料金が決まります。
企画展のチケットでコレクション展も鑑賞できるため、両方を見る場合は企画展のチケットを購入すれば大丈夫です。
企画展によってはオンラインチケットが販売されることもあります。
料金やチケットの販売方法は展覧会ごとに違うため、目当ての企画展がある場合は事前に確認してください。
観覧料金や割引制度は変更される可能性があります。記事内の料金は一般的な目安として考え、訪問時の正確な料金を確認してください。
無料で観覧できる日もある
栃木県立美術館では、通常の無料対象とは別に観覧料が無料になる日が設定されることがあります。タイミングが合えば、美術館へ足を運ぶきっかけにもなりますね。
県民の日や文化の日などに無料日が設定されることがある
年度によっては栃木県民の日に関連する日や文化の日などに、観覧料の無料日が設定されます。
ただし、無料になる日や対象となる展覧会、入館方法などは年度によって確認が必要です。
無料日は通常より来館者が増える可能性もあります。静かな環境を優先するなら通常日に訪れるという考え方もありますね。
料金を優先するのか、混雑を避けたいのかによって訪問日を選ぶといいと思います。
ミュージアム割引を利用できる場合もある
栃木県立美術館では、条件を満たす場合にM割と呼ばれるミュージアム割引を利用できることがあります。
栃木県立美術館や栃木県博物館協会のM割参加館で購入した一定期間内の観覧券半券を提示することで、対象となる展覧会で割引を受けられる仕組みです。
栃木県内の博物館や美術館を複数巡る予定なら、観覧券の半券をすぐに捨てずに保管しておくといいですね。
無料日やM割などの割引条件は変更される場合があります。利用前に対象施設、対象期間、必要な提示物などを確認してください。
開館時間と休館日
美術館は展示替えによる休館があるため、曜日だけを確認して出かけると入館できないことがあります。特に企画展と企画展の間の時期は注意したいですね。
開館時間は9時30分から17時まで
| 項目 | 基本情報 |
|---|---|
| 開館時間 | 9:30~17:00 |
| 最終入館 | 16:30 |
| 基本の休館日 | 月曜日 |
| その他の休館 | 展示替期間・年末年始など |
栃木県立美術館の観覧時間は9時30分から17時までで、最終入館は16時30分です。
基本の休館日は月曜日ですが、祝日、振替休日、県民の日に当たる場合は開館し、翌日が休館となります。
閉館30分前まで入館できますが、企画展とコレクション展の両方を見るつもりなら、16時30分ぎりぎりの入館ではかなり慌ただしくなります。
展示替期間の休館に注意
美術館ならではの注意点が展示替期間です。
企画展が終了して次の展覧会が始まるまでの間などに、作品を入れ替えるため休館することがあります。
曜日だけを見て「火曜日だから開いている」と判断せず、訪問する日付まで確認しておくのがおすすめです。
年末年始にも休館期間があります。
展覧会の日程や休館日は変更される場合があります。遠方から訪れる場合は、当日の開館状況まで確認してから出発すると安心です。
所要時間は1時間から2時間ほどを目安に
美術館の所要時間は、開催されている企画展の規模や作品を見るペースによってかなり変わります。時間に追われず鑑賞したいなら、少し余裕を持って予定を組みたいですね。
コレクション展中心なら1時間前後が目安
コレクション展を中心に館内を見る場合は、1時間前後を一つの目安にするといいかなと思います。
もちろん、作品の解説をどの程度読むかによって時間は変わります。
気になる作品だけを中心に見るなら短時間でも楽しめますし、一点ずつじっくり鑑賞するなら1時間以上必要になることもあります。
美術館では「全部を理解しなければ」と考えるより、自分が気になった作品の前で時間を使うくらいがちょうどいいと思います。
企画展も見るなら1時間30分から2時間ほど
企画展とコレクション展の両方を見るなら、1時間30分から2時間程度を見ておくと動きやすいでしょう。
規模の大きな企画展や資料の多い展覧会では、さらに時間が必要になる場合があります。
映像作品が展示される企画展の場合は、映像を見る時間も加わります。
所要時間はあくまで一般的な目安です。企画展の規模、展示作品数、混雑状況、鑑賞するペースなどによって大きく変わります。
混雑を避けるなら時間に余裕を持とう
通常のコレクション展では比較的落ち着いて鑑賞しやすい一方、注目度の高い企画展や無料観覧日は混雑する可能性があります。
企画展によって混雑状況が大きく変わる
栃木県立美術館の混雑は、いつ訪れても同じというわけではありません。
話題性の高い企画展、会期終了間近の土日祝日、無料観覧日などは来館者が増えることがあります。
混雑した場合には展示室への入室制限や整理券配布が行われる可能性もあります。
じっくり作品を見たいなら、私は開館直後など比較的早い時間帯から訪れるのがいいかなと思います。
会期終了間際より早めの訪問を
企画展は「まだ期間があるから」と思っているうちに、気付けば最終週になってしまうことがありますよね。
一般的に展覧会は会期終了が近づくほど「今のうちに見ておこう」という人が増えやすくなります。
興味のある企画展なら会期前半から中盤に訪れると、予定変更にも対応しやすいです。
写真撮影は作品ごとのルールを確認
美術館で気になるのが写真撮影です。作品によって著作権や所蔵者、展示条件などが異なるため、館内すべてを自由に撮影できるとは限りません。
撮影可能かどうかは展示室の表示を確認
写真を撮りたい場合は、展示室入口や作品付近の案内を確認してください。
企画展とコレクション展でルールが異なる場合や、同じ展示室の中でも撮影できる作品とできない作品が分かれている場合があります。
撮影可能な場合でも、フラッシュ、三脚、自撮り棒などの使用が制限されることがあります。
作品の前で撮影するときは、ほかの鑑賞者の視界や通路を長時間ふさがないことも大切ですね。
撮影条件は展覧会や作品によって異なります。館内表示を優先し、不明な場合はスタッフへ確認してください。
子どもと一緒に美術館を楽しむ
栃木県立美術館は大人だけの施設ではありません。中学生以下はコレクション展を無料で鑑賞でき、展覧会だけでなく子どもが美術に触れられる機会も用意されています。
中学生以下はコレクション展無料
コレクション展は中学生以下の観覧料が無料です。
子どもにとって、美術館は少し難しそうに感じる場所かもしれません。
でも、作品名や美術史を覚える必要はなく、「どの作品が好き?」「何に見える?」と話しながら見るだけでも十分だと思います。
大人には何でもない作品を子どもがずっと見ていたりして、こちらが気付かなかった部分を教えてくれることもありますね。
ワークショップやイベントもチェック
栃木県立美術館では展覧会の鑑賞だけでなく、創作体験や美術に関連したイベントが実施されることがあります。
見るだけではなく、自分で手を動かす体験があると、子どもにとって美術が身近に感じられるかもしれません。
開催日、対象年齢、定員、参加方法などはイベントによって異なるので、参加したい場合は事前に確認してください。
バリアフリーにも配慮されている
車いすなどを利用している方と一緒に訪れる場合は、駐車場や館内設備も確認しておきたいところです。
車いす利用者向けの設備がある
栃木県立美術館には、身体障害者用の駐車スペースやトイレなどが整備されています。
オストメイトに対応した設備も用意されています。
必要な設備やサポートがある場合は、訪問前に美術館へ確認しておくと当日スムーズです。
特に企画展の混雑時には館内の移動状況も変わる可能性があるので、無理のないスケジュールを考えておきたいですね。
栃木県立美術館へのアクセス
美術館はJR宇都宮駅から徒歩ですぐという場所ではありませんが、路線バスを使えばアクセスできます。東武宇都宮駅からもバスを利用できます。
JR宇都宮駅からバスで約15分
JR宇都宮駅からは、西口バスターミナルから関東バスを利用できます。
複数の系統が利用でき、桜通十文字または桜通り十文字のバス停から徒歩すぐです。利用する系統によって下車場所の表記や徒歩時間が少し異なります。
JR宇都宮駅からバスでの所要時間は約15分が一つの目安です。
宇都宮駅周辺を拠点に観光する場合でも、車がなければ行きにくい施設というほどではありません。
東武宇都宮駅からはバスで約5分
東武宇都宮駅を利用する場合は、大通り沿いの東武宇都宮駅前バス停から関東バスを利用できます。
桜通十文字方面までは約5分が目安です。
バスの運行時刻や系統は変更される可能性があるため、当日の時刻表を確認してください。
車なら無料駐車場を利用できる
宇都宮市内や栃木県内を車で観光している場合は、美術館の無料駐車場を利用できます。ただし、駐車可能台数には限りがあります。
駐車場は80台で料金無料
栃木県立美術館の駐車場は80台分が用意され、利用料金は無料です。
利用時間は9時から17時30分までが基本となっています。
駐車料金を気にせず美術館を利用できるのはうれしいですね。
ただし、美術館の閉館後もそのまま車を置いておける駐車場ではありません。
駐車場は17時30分から翌朝9時まで夜間閉鎖されます。閉館後に周辺で長時間過ごす予定がある場合は、車を出す時間に注意してください。
鹿沼ICから約15分
高速道路を利用する場合、東北自動車道の鹿沼ICから約15分が目安です。
同じ東北自動車道の宇都宮ICからは約20分、北関東自動車道の壬生ICからは約25分が目安となります。
道路状況によって所要時間は変わるため、週末や観光シーズンは余裕を持って移動したいですね。
人気企画展の開催日などは駐車場が混雑する可能性もあります。美術館側から公共交通機関の利用が案内される場合もあるため、混雑が予想される日はバス利用も選択肢になります。
栃木県立美術館を楽しむためのポイント
初めて訪れるなら、単純に開館時間だけ確認するのではなく、その日に開催されている展覧会まで調べておくと楽しみやすくなります。
最初に開催中の展覧会を確認する
栃木県立美術館では企画展とコレクション展の内容が変わります。
そのため、まず確認したいのが訪問日に何が展示されているのかです。
特に展示替期間は休館になることがあるので、「美術館へ行ってから考える」というより、展覧会スケジュールを見て訪問日を決めた方が確実です。
目当ての作家がいなくても、企画展のテーマを見て興味を持つこともあります。私は自分が知らない作家の展覧会でも、テーマが面白そうなら行ってみるのはありだと思っています。
企画展だけで帰らずコレクション展も見る
大きく宣伝されるのは企画展なので、どうしてもそちらに目が向きます。
ただ、県立美術館らしさを感じたいならコレクション展も見ておきたいですね。
栃木県ゆかりの作家、西欧美術、版画、写真、工芸など、長い時間をかけて収集してきた作品群はこの美術館の土台ともいえる部分です。
企画展でその日の特別な展示を楽しみ、コレクション展で栃木県立美術館そのものを知るという見方をすると、満足感が高くなるかなと思います。
時間に余裕があれば音声ガイドも活用
栃木県立美術館では、所蔵作品について自分のスマートフォンで聞ける無料の音声ガイドが用意されています。
作品を見ても「どこに注目したらいいのか分からない」というときに、解説があると見方のきっかけになります。
美術に詳しくなくてもまったく問題ありません。むしろ、分からない作品と出会って「これは何だろう」と立ち止まる時間も美術館の楽しさだと思います。
栃木県立美術館は宇都宮でじっくり美術を楽しめる場所
栃木県立美術館は、栃木県ゆかりの作家から日本や西欧の近現代美術、版画、写真、工芸、マイセン磁器まで、幅広い美術に触れられる場所です。
特に面白いのは、地域の美術と世界の美術を同じ施設の中で見られるところですね。
企画展は時期によって内容が変わり、コレクション展も展示替えが行われます。そのため、一度訪れたことがある人でも、次に行ったときには違った作品との出会いがあります。
コレクション展の通常料金は一般260円、大学生・高校生120円、中学生以下無料が基本です。企画展は展覧会ごとに観覧料が異なります。開館時間は9時30分から17時までで、最終入館は16時30分です。
所要時間はコレクション展を中心に見るなら1時間前後、企画展までじっくり楽しむなら1時間30分から2時間程度を一つの目安にしておくといいでしょう。ただし、これらはあくまで一般的な目安で、展覧会の規模や混雑、鑑賞するペースによって変わります。
JR宇都宮駅からは路線バスで約15分、車の場合は80台分の無料駐車場が用意されています。宇都宮市内の観光と組み合わせる場合にも利用しやすい美術館です。
展覧会、展示作品、観覧料金、割引、無料日、開館時間、休館日、イベント、交通機関、駐車場などは変更される場合があります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。
また、バリアフリー設備や個別のサポート、安全面などについて特別な配慮が必要な場合は事前に施設へ確認し、健康や安全に関する個別の対応が必要な場合は最終的な判断は専門家にご相談ください。
栃木県立美術館の基本情報
| 住所 | 栃木県宇都宮市桜4-2-7 |
|---|---|
| 電話番号 | 028-621-3566 |
| 営業時間 | 9:30~17:00(入館16:30まで) |
| 定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、展示替え等による休館あり |
| 駐車場 | 無料80台(9:00~17:30) |
| アクセス | JR宇都宮駅から関東バス約15分「桜通十文字」下車/鹿沼ICから車約15分 |
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