千葉工業大学スカイツリータウンは無料?ロボットやマクロス展示も

こんにちは。にほん旅さんぽ、運営者の「ちょぼ」です。
東京スカイツリータウンといえば、展望台や水族館、ショッピングが定番ですが、実は知る人ぞ知る穴場スポットがあるのをご存知でしょうか。それが「千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス」です。
検索エンジンでこの場所を見つけた方の多くは、アクセスや場所が何階にあるのか、本当に料金は無料なのか、チケットや予約は必要なのかといった基本情報から、子供連れやデートでの評判、所要時間やランチ情報まで気になっていることでしょう。
この記事では、そんな皆さんの疑問を解消しつつ、実際に訪れて感じた魅力をお伝えします。
- 完全無料で楽しめる最新技術と3Dシアターの利用方法
- ロボット操縦やマクロス実物大展示など見どころの全貌
- ソラマチ8階への迷わないアクセスと所要時間の目安
- 子供連れやデートで訪れる際の注意点と周辺ランチ情報
千葉工業大学の東京スカイツリータウンキャンパスの見どころ
ここでは、実際に私が足を運んで感動した展示内容を中心に、なぜここが「知る人ぞ知る穴場」と言われているのかを深掘りしてご紹介します。無料とは思えないクオリティの数々に、きっと驚かれるはずですよ。
入場料金やチケット予約は無料なのか
まず最初に、皆さんが一番気になっているであろう「料金」についてお話ししますね。結論から言うと、入場料金は完全無料です。
「えっ、大学の研究施設だから、一部有料なんじゃないの?」と疑ってしまう気持ち、すごく分かります。でも、展示エリアに入るのも、ロボットを操縦するのも、後ほど紹介する3Dシアターを見るのも、すべてタダなんです。チケットの購入や事前の予約も、個人の場合は一切必要ありません(10名以上の団体のみ予約が必要な場合があるようです)。
スカイツリーの展望台や水族館はお財布に少し響くこともありますが、ここはフラッと立ち寄れるのが最大の魅力ですね。「お買い物の合間にちょっと時間が空いたな」という時に、気軽に入れるスポットとして覚えておくと便利かなと思います。
ここがポイント
お財布を出さずに、最新の科学技術を体験し放題。予約不要なので、当日の気分で立ち寄れます。
300インチ3Dシアターの上映時間
無料エリアの中でも、特に「これでお金取らなくていいの?」と心配になってしまうのが、300インチの巨大スクリーンで楽しむ3D宇宙シアターです。
ここでは「宇宙138億年の旅」という壮大な映像作品が見られるんですが、専用の3Dメガネをかけて見る映像は迫力満点。上映時間は約15分間と、長すぎず短すぎずちょうど良い長さなんですよね。歩き疲れた時に、座って涼みながら宇宙の神秘に触れられるなんて、最高の休憩タイムになると思いませんか?
上映スケジュールは、基本的に11:00、14:00、15:00、16:00、17:00の1日5回です。開始時間の少し前にシアター前に行けば入れますが、席に限りがあるので、週末などは早めにチェックしておくと安心かもしれません。
ロボット操縦やマクロス実物大展示
メカ好き、ロボット好きにはたまらないエリアが「Area I」です。ここに入ってまず目に飛び込んでくるのが、アニメ『マクロスF』に登場する可変戦闘機「バルキリー VF-25F」の実物大模型。
「アニメのロボット?」と思うなかれ。これは千葉工業大学のロボット研究センター(fuRo)が、本気で「架空のメカを現実の技術視点で解釈したらどうなるか」に取り組んだ展示なんです。ガウォーク形態の迫力は凄まじく、写真映えも間違いなしですね。
そして、絶対に見逃せないのが災害対応ロボットの操縦体験です。福島第一原発にも投入されたロボットの技術をベースにしたシミュレーターなんですが、コントローラーを見てびっくり。なんと、家庭用ゲーム機のコントローラーが使われているんです。
なぜゲームのコントローラー?
実はこれ、「子供が遊びやすいように」というだけでなく、災害現場で専用機材が壊れても、電気屋で売っている民生品ですぐに代用できるように、という極めて実戦的な理由なんだそうです。深いですよね。
画面を見ながらガレキを乗り越えるミッションに挑戦できるんですが、これが意外と難しい!でも、ゲーム感覚で「人命救助の訓練」ができるなんて、貴重な体験ですよね。
はやぶさ2や魔法のカードの体験内容
「Area II」に進むと、今度は惑星探査の世界が広がります。ここでは、あの小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型が展示されています。ニュースでよく見ていた機体ですが、実物大で見ると「こんなに大きいんだ!」とか「機器がむき出しなんだな」といった発見があって面白いですよ。
また、これから火星の衛星に向かう探査計画「MMX」の模型など、日本の宇宙開発の最前線がここにあるんです。
そして、私が個人的に一番ワクワクしたのが、通称「魔法のカード」と呼ばれる「ON THE FLY PAPER」という展示です。入り口で配られる白い紙をテーブルに置くと、センサーが反応して、紙の上に映像が浮かび上がるんです。紙を指で操作すると映像が動いて、まるで紙がタブレット端末になったみたい。子供はもちろん、大人も「おおっ!」と声を上げてしまう不思議な体験ですよ。
天鉄刀など宇宙と科学の展示詳細
展示の奥深さを象徴するのが、「天鉄刀(てんてつとう)」という日本刀です。これ、ただの刀じゃありません。なんと、鉄隕石(ギベオン隕石など)を原料にして作られた刀なんです。
宇宙から降ってきた隕石を、日本の刀匠が鍛え上げたという、まさに「宇宙と伝統工芸の融合」。刀身には隕石特有の模様がうっすらと浮かんでいて、なんとも言えないロマンを感じます。「宇宙の鉄で切る」なんて、SF映画の世界みたいですよね。
他にも、深海の資源探査に使われるLED技術など、宇宙だけでなく地球の極限環境に挑む技術も紹介されています。「大学の研究」と聞くと難しそうですが、どれも視覚的に楽しめる工夫がされているので、理系じゃなくても全然大丈夫ですよ。
千葉工業大学と東京スカイツリータウンのアクセスや評判
魅力たっぷりのキャンパスですが、広いソラマチの中で迷わずたどり着くにはちょっとしたコツがいります。ここでは、アクセス方法や混雑具合、そして気になる口コミ評判についてまとめておきますね。東京ソラマチについてはこちらの記事を。

場所は何階かソラマチへの行き方
まず、場所をしっかり把握しておきましょう。キャンパスがあるのは、東京スカイツリータウン® ソラマチの8階です。ただし、ソラマチはとても広いので注意が必要です。
目指すべきは「イーストヤード」の「12番地」です。押上(スカイツリー前)駅からアクセスするのが一番スムーズかなと思います。駅直結のエレベーターやエスカレーターを使って、イーストヤードの8階を目指してください。
注意点
「とうきょうスカイツリー駅」からだと少し距離があります。また、ソラマチには複数のエレベーターがあるので、「12番地」という数字を頼りに探すと迷いにくいですよ。
営業時間や休館日と所要時間の目安
営業時間は、基本的に10:30 ~ 18:00です。お買い物ついでに寄るにはちょうどいい時間帯ですね。ただし、年末年始などは時間が変更になったり、メンテナンスで臨時休館になったりすることもあるので、行く前に公式サイトをチラッと確認するのがベターです。
所要時間ですが、サッと展示を見て回るだけなら15分〜30分程度。3Dシアターを見たり、ロボット操縦をじっくり楽しんだりするなら、45分〜1時間くらいを見ておくと良いでしょう。展望台の予約時間までの「隙間時間」を埋めるのにも最適だと思います。
子供連れやデートでの口コミと評判
「子供と行っても大丈夫?」「デートで楽しめる?」という点も気になりますよね。
まず子供連れ(ファミリー)ですが、ロボット操縦や魔法のカードなど、触って楽しめる展示が多いので、小学生くらいのお子さんはかなり食いつくと思います。ただ、Area II(宇宙エリア)は演出上かなり照明が落とされていて暗いので、暗闇が怖い小さなお子さんは少し注意が必要かもしれません。「暗いけど大丈夫?」と声をかけてあげるといいですね。
次にデートでの利用ですが、個人的にはかなりアリだと思います!宇宙エリアの暗がりは雰囲気が良いですし、3Dシアターで並んで座るのも良い感じ。何より「無料」なので、その分のお金を美味しいランチやディナーに回せるのが賢いですよね。「バルキリー」や「天鉄刀」など、会話のネタになる展示も多いので、意外と盛り上がるスポットかなと思います。
周辺のランチ情報や混雑回避のコツ
キャンパス内には飲食スペースはないので、食事はソラマチ内のレストランを利用することになります。週末のランチタイムはどのお店も混み合いますが、少し時間をずらすのがコツです。
子供連れの方には、同じイーストヤードの31階にある「蟻月」などがおすすめ。お子様プレートがあっておもちゃが付いてきたりするので助かりますよね。また、フードコートも充実しているので、サクッと済ませたい場合はそちらも便利です。
キャンパス自体の混雑ですが、平日は比較的空いていて、貸切状態で楽しめることもあります。土日祝日は家族連れで賑わいますが、広いので「混んでて何も見えない」ということはあまりない印象ですね。ただ、ロボット操縦やシアターは順番待ちが発生することもあるので、時間に余裕を持って行くのがおすすめです。
千葉工業大学の東京スカイツリータウンキャンパスまとめ
いかがでしたでしょうか。千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパスは、無料とは思えないほどの充実した展示と体験が待っている、まさに「知のテーマパーク」です。
ロボットを操縦してパイロット気分を味わったり、3Dシアターで宇宙の旅に出かけたり。子供の知的好奇心を刺激するのはもちろん、大人が行っても日本の技術力に感動できる場所でした。スカイツリー観光の際には、ぜひ8階まで足を伸ばして、この「未来」を体験してみてくださいね。