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国立競技場のキャパは?ライブ・サッカーでの収容人数

国立競技場のキャパは?ライブ・サッカーでの収容人数

国立競技場のキャパについて、ライブやコンサート、サッカーの試合で収容人数がどう変わるのか気になりますよね。日本で一番大きいスタジアムとも言われますが、他のスタジオや代々木体育館と比べてどうなのでしょうか。

この記事では、イベントごとのキャパの違いから、アクセスに便利な最寄り駅、雨の日の屋根の範囲、トイレの場所まで、訪れる前に知っておきたい情報を徹底解説します。

  • イベントごとの具体的な収容人数(キャパシティ)
  • 他の主要スタジアムとのキャパシティ比較
  • 座席の層ごとの特徴や雨の影響について
  • アクセスに便利な最寄り駅や施設情報
目次

国立競技場のキャパを徹底比較

  • 基本となる公式の収容人数
  • 日本で一番大きいスタジアムなの?
  • 他のスタジオとのキャパ比較
  • 代々木体育館との収容人数の違い
  • サッカー開催時の座席数について
  • ライブやコンサートでの変動

基本となる公式の収容人数

国立競技場の基本的な観客席、つまり常設されている座席の収容人数は67,750人です。この数字には、約500席の車椅子席や約1,500席のVIP席も含まれています。

スタジアムは3層のスタンド構造になっており、内訳は以下の通りです。

  • 1層スタンド:23,007人
  • 2層スタンド:17,383人
  • 3層スタンド:27,360人

この67,750人という数字が、陸上競技のようにフィールド部分を観客席として使用しないイベントでの基本的なキャパシティとなります。

ただし、サッカーやラグビー、ライブなどのイベントでは、この基本収容人数からさらに座席を増やすことが可能です。イベントの種類によってキャパが変動するのが、国立競技場の大きな特徴です。

日本で一番大きいスタジアムなの?

「国立競技場は日本で一番大きいスタジアムですか?」という質問をよく耳にします。答えは、「最大収容人数で言えば、日本で一番大きいスタジアムの一つ」となります。

常設の座席数(約6.8万席)だけで見ると、神奈川県の日産スタジアム(横浜国際総合競技場)の約7.2万席に次ぐ規模です。

しかし、国立競技場はフィールド部分に仮設席を設けることで、最大約80,000人まで収容可能とされており、この最大キャパシティは日産スタジアム(最大約7.5万人)を上回ります。

結論:イベント次第で最大級になる

つまり、常設席では日産スタジアムが最大ですが、コンサートなどでアリーナ席を最大限に活用した場合の潜在的な収容能力では、国立競技場が国内最大級の規模を誇る、と言えるでしょう。

他のスタジオとのキャパ比較

国立競技場の規模感をより具体的に理解するために、国内の他の主要なスタジアム(スタジオ)やドームと比較してみましょう。

主要スタジアム・ドームとのキャパシティ比較
会場名 最大収容人数(目安)
国立競技場 約80,000人
日産スタジアム(横浜国際総合競技場) 約72,000人
埼玉スタジアム2002 約63,700人
東京ドーム 約55,000人
味の素スタジアジアム 約48,000人

このように比較すると、国立競技場のキャパシティがいかに大きいかが分かります。特に、他のスタジオ(大規模会場)と比較して、ライブやコンサート開催時には圧倒的な動員力を誇ることが可能です。アーティストにとって「夢の舞台」とされる理由の一つが、この収容能力の高さにあります。

代々木体育館との収容人数の違い

都内の主要なアリーナ会場として知られる国立代々木競技場・第一体育館と比較すると、その規模の違いはさらに明確になります。

国立代々木競技場・第一体育館の最大収容人数は約12,000人~13,000人です。一方、国立競技場はライブ開催時で最大約80,000人を収容できます。

規模感の比較

単純計算で、国立競技場は代々木体育館の約6倍以上のキャパシティを持つことになります。代々木体育館が「アリーナクラス」と呼ばれるのに対し、国立競技場は「スタジアムクラス」に分類され、求められる演出の規模や動員計画が全く異なるレベルであることがわかります。

代々木体育館も歴史と格式のある素晴らしい会場ですが、収容人数という点では、国立競技場は別格の存在と言えるでしょう。

サッカー開催時の座席数について

国立競技場でサッカーの試合が開催される際のキャパシティは、イベントの重要度や対戦カードによって変動します。

基本的な座席数は約6.8万席ですが、サポーター同士の衝突を避けるための「緩衝地帯」を設ける場合、その分の座席が使用できなくなり、収容可能人数は減少します。Jリーグの試合などでは、5万人台から6万人弱の動員となることが多いです。

一方で、日本代表戦や注目度の高い決勝戦などでは、緩衝地帯を最小限にしたり、立ち見エリアを設けたりすることで、6万人を超える観客を動員します。過去の日本代表対ブラジル代表戦では63,638人、2023年の天皇杯決勝では62,837人という記録があります。

サッカーの試合では、対戦カードや大会の性質によって、キャパシティが柔軟に調整されているのが特徴です。

ライブやコンサートでの変動

ライブコンサートでのキャパシティは、ステージの設営方法によって最も大きく変動します。

スタジアムの片側にメインステージを設置する「エンドステージ」形式の場合、ステージ裏側の座席が使用できなくなるため、キャパは5万人~6万人台になることが一般的です。

一方、フィールド中央にステージを組む「センターステージ」形式の場合、360度全方向から観覧できるため、より多くの座席を使用でき、キャパは6.5万人以上になることもあります。

さらに、フィールド部分に設けられるアリーナ席をスタンディングにするか、座席指定にするかでも収容人数は変わってきます。

実際に、ステージ設営後に視界が遮られることが判明した席を「機材開放席」として追加販売することもあります。このため、公式発表の動員数は、当初の想定キャパを上回ることもあるんですよ。

このように、ライブやコンサートのキャパは固定ではなく、演出プランと密接に連動しているため、イベントごとに公式情報を確認することが重要です。

国立競技場のキャパとアクセス情報

  • 主要駅からのアクセス方法
  • 用途別の最寄り駅と出口案内
  • 雨の日は濡れる?屋根の範囲
  • トイレの数と設置場所について
  • まとめ:国立競技場のキャパを理解しよう

主要駅からのアクセス方法

国立競技場は複数の駅が利用可能で、アクセスの利便性が非常に高いのが魅力です。どの駅から向かうかによって、競技場までの距離や混雑度が異なります。

国立競技場への主要なアクセスルート
路線名 駅名 出口 徒歩時間
都営大江戸線 国立競技場駅 A2出口 約1分
JR中央・総武線 千駄ヶ谷駅 約5分
JR中央・総武線 信濃町駅 約9分
東京メトロ銀座線 外苑前駅 3番出口 約9分

イベント当日は最寄り駅が大変混雑するため、少し離れた信濃町駅や外苑前駅を利用するなど、帰りのルートを複数考えておくとスムーズです。

用途別の最寄り駅と出口案内

利用するゲートによって、最適な最寄り駅は異なります。チケットに記載されているゲートや座席の位置を確認し、最も近い駅を利用するのがおすすめです。

ゲート別おすすめ最寄り駅

  • 千駄ヶ谷門(A・Bゲート):都営大江戸線「国立競技場駅」(A2出口)が最も近いです。JR「千駄ヶ谷駅」からもアクセスしやすいです。
  • 外苑門(D・Eゲート):東京メトロ銀座線「外苑前駅」(3番出口)が便利です。JR「信濃町駅」からも向かえます。

特に都営大江戸線の国立競技場駅はホームが地下深くにあり、地上に出るまでに時間がかかることがあります。大規模イベントの際は、時間に余裕を持った行動を心がけましょう。

雨の日は濡れる?屋根の範囲

国立競技場の観客席は、ほぼ全ての座席が屋根で覆われています。このため、よほどの強風や横殴りの雨でない限り、観戦中に雨で濡れる心配は少ないです。

ただし、注意が必要なのは1層スタンドの前方列です。屋根の先端よりもフィールド側に位置するため、風向きによっては雨が吹き込み、濡れる可能性が高くなります。具体的には、1層スタンドの15列目あたりより前方の席は注意が必要です。

傘の使用は原則禁止

観客席での傘の使用は、後ろの人の視界を妨げるため、ほとんどのイベントで禁止されています。雨が心配な場合は、レインコートやポンチョを持参するようにしましょう。

2層、3層スタンドは屋根にしっかり覆われているため、雨の影響は受けにくい構造になっています。

トイレの数と設置場所について

大規模イベントで気になるのがトイレの混雑です。国立競技場には、合計で933基の女子トイレ、266基の男子大便器、761基の男子小便器が設置されており、数としては非常に充実しています。

トイレは各層のコンコースに沿って複数箇所に分散して配置されています。さらに、車椅子の方やオストメイト対応、LGBTなどに配慮したアクセシブルトイレも93箇所用意されており、誰もが利用しやすい設計です。

とはいえ、6万人以上の人が一斉に集まるため、ハーフタイムやライブの曲間などは大変混雑します。特に女性用トイレは長蛇の列になりがちです。入場後、早めに済ませておくのが賢明ですね。

各ゲート付近やコンコースの案内表示で位置を確認し、比較的空いている場所を探すなど、計画的に利用することをおすすめします。

まとめ:国立競技場のキャパを理解しよう

国立競技場のキャパシティは、イベントの種類や目的に応じて柔軟に変化する、日本最大級のスタジアムです。最後にこの記事のポイントをまとめます。

  • 国立競技場の基本収容人数は67,750人
  • ライブやサッカーでは仮設席を設け最大約80,000人を収容可能
  • 最大キャパでは日産スタジアムを上回り国内トップクラス
  • 代々木体育館の6倍以上の収容能力を持つ
  • サッカーの試合では5万人台から6万人超まで変動
  • ライブやコンサートではステージ設営によりキャパが大きく変わる
  • アクセスは都営大江戸線やJR総武線など複数路線が利用可能
  • 千駄ヶ谷門は国立競技場駅、外苑門は外苑前駅が最寄り
  • 観客席のほとんどは屋根で覆われ雨に濡れにくい
  • ただし1層スタンドの前方は雨が吹き込む可能性あり
  • トイレの数は非常に多いが、休憩時間は混雑が予想される
  • イベント参加時は事前に公式情報で詳細を確認することが重要
  • 用途によって様々な顔を持つのが国立競技場のキャパの面白さ

国立代々木競技場の情報

公式サイト 国立代々木競技場
住所 〒150-0041 東京都渋谷区神南2丁目1−1
営業時間
料金
電話番号 03-3468-1171
良くある質問


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