浅草寺の滞在時間は?見どころやアクセス・仲見世も解説!気になるご利益や神様の情報も満載。

浅草寺の滞在時間はどのくらい見ておけば良いか、初めて訪れる方は気になりますよね。
この記事では、まず浅草寺の正しい読み方や、いつ建てられた?1400年の歴史、なんの神様で何を祀ってるのか、そして所願成就などのご利益について解説します。
境内には何があるのか、スタート地点の雷門から見どころを巡ります。さらに、浅草寺の滞在時間を決める観光プランとして、仲見世通りの営業時間や参拝の入場料は無料であること、おすすめの地下鉄の出口、スカイツリーまで徒歩何分かという情報も網羅。
まとめとして、あなたの旅に最適な浅草寺の滞在時間を計画できるようサポートします。
- 浅草寺観光の目的別・滞在時間の目安
- 雷門や本堂など、境内の見どころと参拝ルート
- 所願成就をはじめとする様々なご利益について
- 仲見世通りの営業時間やアクセス、拝観料などの基本情報
浅草寺の滞在時間と見どころ
- 浅草寺の正しい読み方
- いつ建てられた?1400年の歴史
- なんの神様で何を祀ってる?
- 所願成就などのご利益
- 境内には何がある?
浅草寺の正しい読み方
まず基本情報として、お寺の名前の読み方を確認しておきましょう。「浅草寺」は「せんそうじ」と読むのが正式な名称です。地名の「浅草(あさくさ)」という読み方とは異なるため、混同しないように注意が必要です。
地元の方や多くの人々からは親しみを込めて「浅草の観音様」とも呼ばれています。お寺の名前は音読みで呼ばれることが多いため、「浅草寺」は「せんそうじ」と覚えておくと良いでしょう。
いつ建てられた?1400年の歴史

浅草寺がいつ建てられたかというと、その歴史は非常に古く、創建は飛鳥時代の推古天皇36年(628年)と伝えられています。これは都内最古のお寺であり、約1400年もの長い歴史を誇ります。
その始まりは、檜前浜成・竹成(ひのくまのはまなり・たけなり)という兄弟の漁師が宮戸川(現在の隅田川)で漁をしていた際、網に一体の仏像がかかったことでした。土地の長であった土師中知(はじのなかとも)が、それが聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)の尊像であると知り、自らの家を寺として篤く祀ったのが浅草寺の起源とされています。
なんの神様で何を祀ってる?
浅草寺は仏教寺院ですので、祀られているのは神様ではなく仏様です。ご本尊として何を祀ってるかというと、「聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)」です。一般的には「観音さま」として親しまれています。
聖観世音菩薩は、人々が苦しんでいる時にその声(音)を観じ取り、救いの手を差し伸べてくださる、非常に慈悲深い仏様です。様々な姿に変化して人々を救うとされ、その基本となるお姿が聖観音とされています。
絶対秘仏のご本尊
浅草寺のご本尊は「絶対秘仏」とされており、そのお姿を直接拝むことはできません。住職でさえも見ることが許されていないと言われています。私たちは本堂(観音堂)の内陣に安置されている御宮殿(ごくうでん)に向かって、その先にいらっしゃる観音様に祈りを捧げます。
所願成就などのご利益
浅草寺の観音様は、どのような願い事も分け隔てなく聞き入れてくださるとされ、「所願成就(しょがんじょうじゅ)」という、あらゆる願いが叶うご利益があることで知られています。これが、浅草寺が持つ最も大きなご利益です。
もちろん、より具体的な願い事に対するご利益も数多くあります。
- 商売繁盛・金運アップ
- 家内安全・心願成就
- 厄除け・災難除け
- 病気平癒・身体健全
- 学業成就・合格祈願
- 縁結び・恋愛成就
境内には、それぞれの願い事に特化したお堂も点在しており、自分の目的に合わせてお参りすることができます。
境内には何がある?
広大な浅草寺の境内には、何があるかというと、有名な雷門や本堂の他にも数多くの見どころがあります。主な建物を知っておくと、参拝がより一層楽しくなります。
境内の主な見どころ
- 雷門(風雷神門):浅草のシンボル。巨大な赤提灯が有名です。
- 仲見世通り:雷門から宝蔵門まで続く、日本で最も古い商店街の一つ。
- 宝蔵門:巨大な仁王像と、裏手に吊るされた大わらじが特徴の門。
- 本堂(観音堂):ご本尊を祀る浅草寺の中心的なお堂。
- 五重塔:本堂の左手にそびえる美しい塔。
- 常香炉(じょうこうろ):本堂前にある大きな香炉。煙を浴びると体の悪いところが良くなると言われています。
これらの主要な建物のほかにも、小さなお堂や歴史的な石碑などが点在しており、見どころは尽きません。
浅草寺の滞在時間を決める観光プラン
- スタート地点の雷門
- 仲見世通りの営業時間
- 参拝の入場料は無料
- おすすめの地下鉄の出口
- スカイツリーまで徒歩何分?
- まとめ:浅草寺の滞在時間を計画しよう
スタート地点の雷門

浅草寺観光のスタート地点となるのが、おなじみの「雷門(かみなりもん)」です。正式名称を「風雷神門(ふうらいじんもん)」といい、門の左右に風神と雷神が祀られていることからこの名がつきました。
中央に吊るされた巨大な提灯は高さ約3.9m、重さ約700kgもあり、浅草の象徴として多くの観光客が記念撮影をしています。現在の門は1960年に、パナソニックの創業者である松下幸之助氏の寄進によって再建されたものです。まずはこの雷門から、浅草寺の参拝を始めましょう。
仲見世通りの営業時間

雷門をくぐると、本堂まで約250mにわたって仲見世通りが続きます。約90軒もの土産物店や菓子店が軒を連ね、活気に満ちあふれています。
仲見世通りのお店の営業時間は、店舗によって異なりますが、多くは午前10時頃から午後6時頃までです。人気の人形焼や揚げまんじゅうのお店は、早い時間から開いていることもありますが、夕方以降は閉まる店が多いため、食べ歩きや買い物を楽しみたい方は日中に訪れるのがおすすめです。
食べ歩きのマナー
仲見世通りは非常に混雑するため、安全や衛生上の理由から「食べながら歩く」行為は推奨されていません。購入した商品は、お店の前や指定のスペースでいただくようにしましょう。
参拝の入場料は無料
浅草寺を訪れる際に嬉しいポイントの一つが、入場料です。浅草寺の境内への入場や、本堂での参拝には、料金は一切かかりません。無料で誰でも自由にお参りすることができます。
ただし、おみくじを引いたり、お守りを授かったり、本堂内でご祈祷を受けたりする場合は別途料金が必要です。また、境内にある「日向神話館」などの施設は有料となります。基本的な参拝だけであれば、費用を気にせず訪れることができるのは大きな魅力です。
おすすめの地下鉄の出口

浅草寺の最寄り駅は「浅草駅」ですが、4つの異なる路線(東京メトロ銀座線、都営浅草線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレス)が乗り入れています。どの路線を使うかによって、雷門に最も近い出口が異なります。
路線別のおすすめ出口
- 東京メトロ銀座線:1番出口。雷門に最も近く、徒歩1~2分です。
- 都営地下鉄浅草線:A4出口。徒歩2~3分で、銀座線乗り場とも地下で繋がっています。
- 東武スカイツリーライン:正面口。徒歩2~3分です。
- つくばエクスプレス:A1出口。他の路線より少し離れており、徒歩7~8分かかります。
迷わずスムーズに観光を始めるなら、東京メトロ銀座線の利用が特に便利です。
スカイツリーまで徒歩何分?

浅草観光とセットで訪れる人が多いのが、東京スカイツリーです。浅草寺から隅田川の対岸にそびえるスカイツリーは、徒歩でアクセスすることが可能です。
浅草寺から隅田川にかかる吾妻橋を渡り、川沿いを歩くルートが一般的です。距離は約1.5kmで、徒歩何分かかるかというと、およそ20分~25分が目安です。
途中には、隅田川沿いを歩ける「すみだリバーウォーク」や、おしゃれな店舗が集まる商業施設「東京ミズマチ」などもあり、散策を楽しみながら向かうことができますよ。

まとめ:浅草寺の滞在時間を計画しよう
東京最古のお寺、浅草寺。観光を楽しむための滞在時間や見どころについて解説しました。
- 浅草寺の読み方は「せんそうじ」が正式名称
- 創建は628年と伝わる約1400年の歴史を持つ寺院
- 祀られているのは聖観世音菩薩で絶対秘仏
- ご利益はあらゆる願いを叶える「所願成就」
- 境内には雷門や五重塔など見どころがたくさんある
- 観光のスタート地点は大きな赤提灯の雷門
- 仲見世通りは午前10時から午後6時頃まで営業する店が多い
- 境内や本堂への入場料は無料
- 地下鉄銀座線の1番出口が雷門に最も近い
- スカイツリーまでは徒歩で約20~25分
- 参拝のみなら滞在時間は約30~40分
- 仲見世での買い物や食べ歩きを含めると60分~90分が目安
- 周辺のお堂も巡るなら2時間以上を計画すると安心
- この記事を参考にあなたの旅に合った浅草寺の滞在時間を計画しよう
浅草寺の情報
公式サイト | あさくさかんのん |
住所 | 東京都台東区浅草2-3-1 |
営業時間 | AM6:00~PM17:00 |
料金 | 拝観料無料 |
電話番号 | 03-3842-0181 |
浅草寺の交通アクセスは? | 浅草駅から徒歩で1分 |