サンシャイン水族館はいつできたのだろうと気になって検索している方も多いのではないでしょうか。
実は私も、池袋に遊びに行く計画を立てていて、ふと「あそこって結構昔からあるよね？」と疑問に思ったんです。調べてみると、1978年の開業から何度もの大きなリニューアルを経て、驚くほど進化していることがわかりました。
昔の記憶にある「国際水族館」時代とは全く違う、現在の洗練された姿にはちゃんとした理由があったのです。この記事では、そんなサンシャイン水族館の歴史や変遷について、私が見つけた面白いエピソードも交えながらご紹介します。
- 1978年の開業から現在に至るまでの劇的な変化と歴史がわかります
- 「天空のペンギン」などの人気展示がいつから始まったのか知ることができます
- リニューアルによってどのようにコンセプトが変わったのか理解できます
- 他の都内水族館との比較で、サンシャイン水族館ならではの魅力を再発見できます
サンシャイン水族館はいつできた？1978年の開業と変遷
まずは、サンシャイン水族館が最初にオープンした当時の様子から、現在に至るまでの大きな流れを見ていきましょう。実は「日本初」の試みがたくさん詰まった、すごい歴史があるんですよ。
1978年10月サンシャイン国際水族館としての誕生
サンシャイン水族館が最初にオープンしたのは、1978年（昭和53年）の10月のことです。当時は「サンシャイン国際水族館」という名前だったのを覚えている方もいるかもしれませんね。
私が驚いたのは、ここが日本初の「屋上にある水族館」だったということです。今でこそビルの上の水族館は珍しくないですが、昭和50年代に地上40メートルの高さに大量の水槽を置くなんて、当時の人たちは度肝を抜かれたんじゃないでしょうか。
開業当時は、アジアで最も高いビルだった「サンシャイン60」を中心とした再開発の一環として、非常に注目を集める施設でした。
巣鴨プリズン跡地という意外な歴史的背景
ちょっとディープな話になりますが、サンシャインシティが建っている場所の歴史についても触れておきますね。
ここはもともと「巣鴨プリズン（巣鴨拘置所）」があった場所なんです。戦後の歴史を語る上で重要な場所ですが、1978年のサンシャインシティ開業によって、街のイメージがガラッと変わりました。
暗い歴史を持つ場所を、多くの人が笑顔になれる「エンターテインメントの街」へと生まれ変わらせた象徴が、この水族館だったのかもしれません。敷地内の公園には平和を願う石碑もあるので、歴史に思いを馳せてみるのも良い経験になりそうです。
ウーパールーパーブームを牽引した昭和の国際水族館
40代以上の方なら「懐かしい！」となるかもしれませんが、1980年代に大ブームになった「ウーパールーパー」や「エリマキトカゲ」を日本で広めたのも、実はサンシャイン国際水族館だったそうです。
「国際」という名前が付いていた通り、当時は世界中の珍しい生き物を集めて見せる、ちょっとした「生き物博物館」のようなワクワク感があったんですね。
私も子供の頃、テレビでウーパールーパーを見て「実物が見たい！」と親におねだりした記憶がうっすらあります。流行の発信地として、当時の池袋を盛り上げていたんですね。
2011年8月の全館リニューアルと天空のオアシス
さて、ここからが「現在」のサンシャイン水族館につながる重要な転換点です。
施設の老朽化などもあって、2010年8月末に一度閉館し、約1年間の休館を経て2011年8月4日にグランドオープンしました。
この時に施設名から「国際」が外れ、現在の「サンシャイン水族館」になったんです。コンセプトは「天空のオアシス」。ただ魚を見るだけじゃなく、水と緑に囲まれた癒しの空間へと完全に生まれ変わりました。久しぶりに訪れた人が「別の場所みたい！」と驚くのも無理はないですよね。
天空のペンギンはいつから？2017年の世界初展示
さらに進化は止まりません。今のサンシャイン水族館の代名詞とも言える「天空のペンギン」が登場したのは、2017年7月12日のことです。
屋外エリア「マリンガーデン」の大規模リニューアルで新設されたこの展示は、世界初の展示手法として大きな話題になりました。
頭上の水槽をペンギンが泳ぎ、その向こうに池袋のビル群と空が見える光景は、まさに「空飛ぶペンギン」。
私も初めて見た時は、本当にペンギンが都会の空を飛んでいるような錯覚に陥って、しばらく口を開けて見上げてしまいました。1978年の開業時には想像もできなかったような展示技術ですよね。
サンシャイン水族館はいつできた？現在も進化する魅力
歴史を振り返ったところで、次は「他の水族館と比べてどうなの？」という点や、現在の楽しみ方について、私の視点で掘り下げてみたいと思います。
すみだ水族館や葛西臨海水族園との開業年の比較
東京には素敵な水族館がたくさんありますが、「いつできたか」を並べてみると、それぞれのキャラクターが見えてきます。ちょっと表にまとめてみました。
| 施設名 | 開業・リニューアル | 特徴・印象 |
|---|---|---|
| サンシャイン水族館 | 1978年開業 （2011年/2017年大改装） | 老舗だけど中身は最新。 空と緑の開放感がすごい。 |
| 葛西臨海水族園 | 1989年開業 | バブル期の建築。 巨大マグロ水槽が圧巻。 |
| マクセル アクアパーク品川 | 2005年開業 （2015年リニューアル） | デジタルアートとイルカ。 エンタメ要素が強い。 |
| すみだ水族館 | 2012年開業 | スカイツリー内。 完全屋内でデザイン重視。 |
こうして見ると、サンシャイン水族館は一番歴史が古いですが、リニューアルの頻度が高くて、常に「新しさ」をキープしているのがわかりますね。「古臭いんじゃないか？」という心配は全く無用です！
プロデューサー中村元氏が手掛けた水塊の癒し空間
2011年のリニューアルを成功させた立役者が、有名な水族館プロデューサーの中村元（はじめ）さんです。
中村さんがこだわったのが「水塊（すいかい）」という考え方だそうで、これは「水そのものの美しさやボリューム感」を感じさせる展示のこと。
旭山動物園のような「行動展示」とはまた違って、大人がぼーっと眺めて癒されるような空間作りがされています。確かに、サンシャインラグーン（大水槽）の前に立つと、自分が水の中にいるような不思議な没入感があるんですよね。
リニューアル後の料金推移と現在のチケット価格
施設が新しくなれば、気になるのは料金ですよね。昔の記憶で行くと「あれ、高くなった？」と思うかもしれません。
現在は時期によって料金が変動するシステムになっています。大人の場合、2,400円〜2,600円程度が目安です（2025年時点の調査情報）。
昔は2,000円くらいだった時期もありましたが、あのクオリティの高い展示と、都心の一等地という立地を考えれば、私は十分納得できる価格かなと思います。Webで事前チケットを買うのがスムーズでおすすめですよ。
夜間営業や特別展など大人が楽しめるイベント情報
サンシャイン水族館がすごいのは、常設展示だけじゃないところです。
過去には「お化け屋敷プロデューサー」とコラボしたホラー水族館や、猛毒生物を集めた「猛毒展」など、「えっ、水族館でそれやるの！？」という尖ったイベントを次々と開催してきました。
夜間営業の「サンシャイン水族館ナイト」などもあって、仕事帰りのデートスポットとしても定着しています。1978年の開業当時はファミリー向けだった場所が、今はすっかり「大人の遊び場」としても機能しているんですね。
所要時間や混雑状況から見る休日の楽しみ方
実際に行くとなると、どれくらい時間がかかるかも気になりますよね。
私の感覚だと、サッと見るなら1時間、ショーや屋外エリア（マリンガーデン）をじっくり楽しむなら1時間半〜2時間くらいが目安かなと思います。
混雑回避のコツ： 休日は11:00〜14:00頃がピークです。狙い目は「開館直後」か「夕方16:00以降」。夕方は屋外エリアのライトアップも綺麗なので一石二鳥です！
まとめ：サンシャイン水族館がいつできたか振り返る
今回は「サンシャイン水族館 いつできた」という疑問からスタートして、その歴史や魅力を深掘りしてみました。
- 開業日：1978年10月（当時はサンシャイン国際水族館）
- リニューアル：2011年8月（天空のオアシス）、2017年7月（天空のペンギン）
- 魅力：歴史がありながらも、常に最新技術を取り入れて進化し続けている点
「昔行ったことがある」という方も、今のサンシャイン水族館に行けば、きっとその変貌ぶりに驚くはずです。1978年から続く歴史を感じつつ、最新の「空飛ぶペンギン」に癒やされてみてはいかがでしょうか。
※本記事の情報は2025年12月時点のリサーチに基づいています。営業時間や料金、展示内容は変更される可能性があるため、お出かけの際は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
サンシャイン水族館の情報
| 公式サイト | サンシャイン水族館 公式サイト |
| 住所 | 東京都豊島区東池袋３丁目１ サンシャインシティワールドインポートマートビル 屋上 |
| 営業時間 | 10時00分～18時00分 |
| 料金 | 幼児 ：800円～900円 こども：1300円～1400円 大人 ：2600円～2800円 |
| 電話番号 | 0339893466 |
| 入場制限について | 土日祝は入場制限あり。事前予約が必要 |