東京のおすすめ観光スポット10選【初心者向け完全ガイド】

東京都のおすすめ観光スポットをお探しではありませんか。世界有数の大都市である東京には、訪れるべき魅力的な場所が数多く存在します。
この記事では、壮麗な赤レンガの東京駅から歴史と文化の中心地である皇居、そして伝統芸能の殿堂、歌舞伎座といった、東京の歴史を感じられる場所を詳しくご紹介します。
さらに、活気あふれる築地場外市場でのグルメ体験や、強運厄除で名高い小網神社での参拝も見逃せません。長年愛される東京のシンボル東京タワーだけでなく、多様な東京都おすすめ観光スポットの中でも特に人気が高い、世界一高いタワー、スカイツリーからの絶景も見どころです。
都会のオアシス新宿御苑で自然に癒やされたり、天空のオアシスサンシャイン水族館で生き物と触れ合ったり、エンタメが集う東京ドームシティで一日中遊んだりと、楽しみ方は無限大です。この記事が、あなたの東京都おすすめ観光スポット巡りの参考になれば幸いです。
- 東京観光で絶対に外せない定番スポット
- 歴史や文化、自然を深く感じられるスポット
- 最新のエンターテイメントやグルメを楽しめるスポット
- 各スポットのアクセス方法や営業時間などの基本情報
定番の東京都おすすめ観光スポット
- 壮麗な赤レンガの東京駅
- 歴史と文化の中心地である皇居
- 伝統芸能の殿堂、歌舞伎座
- 活気あふれる築地場外市場
- 強運厄除で名高い小網神社
- 東京のシンボル東京タワー
壮麗な赤レンガの東京駅
東京の玄関口として知られる東京駅は、単なる交通のハブではありません。特に丸の内側の赤レンガ駅舎は、それ自体が訪れる価値のある壮麗な建築物です。
1914年に辰野金吾の設計で竣工し、2012年には約5年の歳月をかけて創建当時の姿に復原されました。この復原工事により、戦災で失われた南北のドーム屋根や外壁の装飾が蘇り、大正時代の優雅な姿を取り戻しています。
駅舎の内部も見どころが満載です。南北のドームを見上げると、創建当時を再現した美しいレリーフが広がっており、多くの観光客が足を止めてカメラを向けています。
また、駅舎内には「東京ステーションギャラリー」という美術館があり、鉄道やアートに関する様々な企画展が開催されています。歴史に興味がある方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
東京駅の楽しみ方
夜になると駅舎全体がライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気に包まれます。丸の内駅前広場から眺める光景は、絶好のフォトスポットです。駅舎の上層階は「東京ステーションホテル」となっており、特別な記念日に宿泊すれば、窓から東京の夜景を一望する贅沢な時間を過ごせます。
住所 | 東京都千代田区丸の内1-9-1 |
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アクセス | JR各線・東京メトロ丸ノ内線「東京駅」直結 |
駅舎見学 | 24時間可能(店舗の営業時間は各店による) |
公式サイト | JR東日本 東京駅 |
歴史と文化の中心地である皇居
日本の歴史と文化の中心、皇居は、かつての江戸城があった場所に位置しています。現在は天皇皇后両陛下のお住まいである御所や、様々な公的行事が行われる宮殿がありますが、その一部は一般に公開されており、都心とは思えないほどの豊かな自然と静けさを感じることができます。
特に「皇居東御苑」は、申し込み不要で誰でも自由に入苑できるエリアです。旧江戸城の本丸、二の丸、三の丸の一部にあたり、広大な芝生や美しい日本庭園が整備されています。江戸城の天守閣があった天守台跡からの眺めは素晴らしく、歴史の重みを感じられるでしょう。
皇居一般参観で特別な体験を
より深く皇居を知りたい方には、宮内庁が実施している「皇居一般参観」がおすすめです。このツアーでは、普段は入ることができない宮殿東庭や、テレビでよく目にする正門鉄橋(通称:二重橋)などを、ガイドの説明付きで見学できます。桔梗門から出発し、富士見櫓や宮内庁庁舎など、重要な建物を巡る約1時間15分のコースです。
参観ツアーの注意点
皇居一般参観は事前予約が推奨されていますが、定員に空きがあれば当日受付も可能です。ただし、日曜・月曜・祝日や年末年始、その他行事等の都合で休止になる日があるため、訪問前には必ず公式サイトで実施状況を確認してください。(参照:宮内庁 皇居一般参観)
皇居周辺はランニングの聖地としても有名です。一周約5kmのコースは信号がなく、多くのランナーで賑わっています。観光の合間に、体を動かしてみるのも良いかもしれませんね。
伝統芸能の殿堂、歌舞伎座
銀座の地にひときわ映える和の殿堂、それが歌舞伎座です。1889年の開場以来、幾度もの建て替えを乗り越え、日本の伝統芸能である歌舞伎を上演し続けてきました。
現在の建物は2013年に開場した第五期のもので、世界的建築家・隈研吾氏が設計を手掛けています。伝統的な意匠と現代的な機能が融合した美しい劇場です。
歌舞伎を観劇するのが初めてという方でも、心配は無用です。比較的安価な料金で一幕だけを鑑賞できる「一幕見席(ひとまくみせき)」が用意されていることがあります。
まずは気軽に、歌舞伎の世界に触れてみてはいかがでしょうか。イヤホンガイドを借りれば、あらすじや役柄、独特の約束事などを分かりやすく解説してくれるので、より深く楽しめます。
観劇以外にも楽しみが
歌舞伎座の魅力は舞台だけにとどまりません。地下2階の「木挽町広場」は、観劇チケットがなくても誰でも利用できるお土産処です。歌舞伎グッズや和雑貨、限定のお菓子などが豊富に揃っています。また、建物の5階には「歌舞伎座ギャラリー」があり、実際に使われた衣装や小道具の展示を通じて、歌舞伎の裏側を学ぶことができます。
住所 | 東京都中央区銀座4-12-15 |
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アクセス | 東京メトロ日比谷線・都営浅草線「東銀座駅」3番出口直結 |
営業時間 | 公演時間・店舗により異なる |
公式サイト | 歌舞伎座 |
活気あふれる築地場外市場
「東京の台所」として世界的に有名だった築地市場。2018年に場内市場は豊洲へ移転しましたが、築地場外市場は今も変わらず、その場で営業を続けています。約400軒もの専門店がひしめき合い、プロの料理人から観光客まで、多くの人々で早朝から賑わいを見せています。
場外市場の最大の魅力は、なんといっても新鮮な食材を活かしたグルメの食べ歩きです。新鮮な魚介を使った寿司や海鮮丼はもちろん、老舗の玉子焼き店「丸武」の焼きたて玉子焼き、練り物、海鮮串焼きなど、目移りしてしまうほどの美味しいものがたくさんあります。狭い路地を散策しながら、気になるものをつまんでみるのが築地流の楽しみ方です。
初めて訪れる方は、まず総合案内所「ぷらっと築地」でマップを手に入れるのがおすすめです。お店が密集しているので、マップがあると効率よく回れますよ。活気があるので、朝早くに行くのが一番です!
食だけではない築地の魅力
築地場外市場は、食材を売る店だけではありません。料理人御用達の包丁専門店や、こだわりの食器、調理器具を扱う店も多くあります。日本の食文化を支える道具の数々を見るのも、また一興です。お土産に、質の良い乾物や海苔、お茶などを探すのも楽しいでしょう。
訪問時の注意点
多くのお店は午後早めに閉まってしまいます。また、日曜・祝日は休業のお店が多いので注意が必要です。市場のカレンダーを事前に公式サイトで確認してから訪れることをお勧めします。(参照:築地場外市場 公式サイト)
強運厄除で名高い小網神社
日本橋人形町エリアに佇む小網神社は、小さいながらも絶大なご利益があるとして、連日多くの参拝者で賑わうパワースポットです。そのご由緒は「強運厄除」の神様として知られています。
第二次世界大戦の際、この神社の御守りを受けて出征した氏子の兵士が全員無事に生還したという逸話があります。また、東京大空襲の際には、周辺が焼け野原になる中で社殿を含む境内建物が奇跡的に戦災を免れました。これらのことから、小網神社は災いを避け、強運を授かる神社として篤い信仰を集めるようになったのです。
東京銭洗い弁天のご利益も
境内には「銭洗いの井」があり、ここで金銭を清めて財布に納めておくと財運を授かると言われています。「東京銭洗い弁天」とも呼ばれ、金運アップを願う人々が後を絶ちません。また、鳥居をくぐって左手には福禄寿様も祀られており、健康長寿や人徳、財徳など様々な「徳」を授けてくださいます。
小網神社は、社殿に施された「昇り龍」と「降り龍」の彫刻も見事です。強運厄除の象徴とされるこの龍の彫刻は、参拝時にぜひ注目してみてください。
住所 | 東京都中央区日本橋小網町16-23 |
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アクセス | 東京メトロ日比谷線「人形町駅」A2出口から徒歩5分 |
参拝時間 | 24時間(授与所の受付は9:00~18:00) |
公式サイト | 小網神社 |
東京のシンボル東京タワー
1958年の開業以来、長きにわたり東京のシンボルとして親しまれてきた東京タワー。その美しいフォルムと温かみのあるオレンジ色のライトアップは、今もなお多くの人々の心を惹きつけます。高さ333mのタワーからは、東京の街並みを一望できます。
展望台は2つあり、高さ150mの「メインデッキ」と、高さ250mの「トップデッキ」です。メインデッキには、床がガラス張りになっている「スカイウォークウィンドウ」があり、真下を覗き込むスリルを味わえます。一方、トップデッキへは事前予約制の「トップデッキツアー」に参加する必要があり、ドリンクサービスやフォトカードのプレゼントなど、特別な演出と共に絶景を楽しめるプレミアムな体験が待っています。
夜を彩る2種類のライトアップ
東京タワーのライトアップは、季節やイベントによって様々な表情を見せます。基本となるのは、温かいオレンジ色の光でタワーを照らす「ランドマークライト」。もう一つは、17段階の光の階層がカラフルに輝く「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」で、月ごとに色が変化します。訪れるたびに異なる姿を見せてくれるのも、東京タワーの大きな魅力です。
タワーの足元には「フットタウン」という商業施設があり、お土産店やレストラン、イベントスペースなどが充実しています。展望台からの景色を楽しんだ後も、ゆっくりと過ごすことができます。
多様な東京都おすすめ観光スポット
- 世界一高いタワー、スカイツリー
- 都会のオアシス新宿御苑
- 天空のオアシスサンシャイン水族館
- エンタメが集う東京ドームシティ
世界一高いタワー、スカイツリー
東京の新しいシンボルとして絶大な人気を誇るのが、高さ634mを誇る東京スカイツリー®です。自立式電波塔としては世界一の高さで、ギネス世界記録™にも認定されています。その最大の魅力は、やはり展望台からの圧巻の眺望です。
展望台は2層構造になっています。地上350mにある「天望デッキ」は、広々とした空間から関東一円を見渡せる大パノラマが広がります。床の一部がガラスになっている「ガラス床」は、スリル満点の人気スポットです。さらに追加料金で登れる地上450mの「天望回廊」は、ガラス張りのスロープを空中散歩しているかのような感覚で、最高到達点「ソラカラポイント」を目指します。
天気が良い日の昼間の景色も素晴らしいですが、私のおすすめは夜景です。宝石箱のように輝く東京の街並みは、忘れられない光景になりますよ。
東京スカイツリータウン®で一日中楽しめる
スカイツリーの麓には「東京ソラマチ®」という大規模な商業施設が広がっており、300以上のショップやレストランが集結しています。ファッションや雑貨のショッピングから、多彩なグルメまで、一日中いても飽きることがありません。また、「すみだ水族館」や「コニカミノルタプラネタリウム天空」といったエンターテイメント施設も併設されており、タワーと合わせて楽しむのが定番のコースです。
住所 | 東京都墨田区押上1-1-2 |
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アクセス | 東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」すぐ 各線「押上(スカイツリー前)駅」すぐ |
営業時間 | 10:00~21:00(最終入場20:00)※時期により変動あり |
公式サイト | 東京スカイツリー® |
都会のオアシス新宿御苑
高層ビルが立ち並ぶ新宿にありながら、広大な敷地と豊かな緑を誇る新宿御苑は、まさに「都会のオアシス」と呼ぶにふさわしい国民公園です。もともとは皇室の庭園として造られ、戦後に一般公開されました。
園内の見どころは、趣の異なる3つの様式の庭園が巧みに組み合わせられている点です。左右対称の美しいデザインが特徴の「フランス式整形庭園」、広々とした芝生とのびやかな巨木が印象的な「イギリス風景式庭園」、そして池を中心に散策路が巡る「日本庭園」があり、それぞれに四季折々の美しい風景を楽しむことができます。
桜の名所としても有名
新宿御苑は都内有数の桜の名所としても知られています。ソメイヨシノをはじめ、カンザクラやヤエザクラなど約70品種、約900本の桜が植えられており、長い期間にわたってお花見を楽しめるのが特徴です。秋には日本庭園で「菊花壇展」が開催され、皇室の伝統を受け継いだ見事な菊を鑑賞できます。
園内には歴史的な建造物も点在しています。台湾(当時の中華民国)皇太子のご成婚を記念して贈られた「旧御凉亭」や、天皇の休憩所として使われた「旧洋館御休所」など、庭園の散策と合わせて見て回るのもおすすめです。
入園時の注意点
新宿御苑では、酒類の持ち込み、喫煙、遊具類の使用が禁止されています。静かな環境で自然鑑賞を楽しむためのルールですので、マナーを守って利用しましょう。また、休園日や開園時間が季節によって異なるため、訪問前に公式サイトで確認することをおすすめします。(参照:新宿御苑 公式サイト)
天空のオアシスサンシャイン水族館
池袋のランドマーク「サンシャインシティ」のワールドインポートマートビル屋上にあるのが、サンシャイン水族館です。そのコンセプトは「天空のオアシス」。ビルの屋上という立地を活かした、他に類を見ないユニークな展示で人気を集めています。
最大の見どころは、屋外エリア「マリンガーデン」です。頭上をペンギンがまるで空を飛んでいるかのように泳ぐ「天空のペンギン」は、サンシャイン水族館を象徴する展示です。ドーナツ型の水槽「サンシャインアクアリング」では、アシカが都会のビル群を背景に泳ぐ姿を真下から見上げることができます。
屋内エリアも充実していますよ。特に、横幅約12mの大きな水槽にたくさんのクラゲが漂う「海月空感(くらげくうかん)」は、幻想的な光と音楽の演出で、非日常的な癒やしの空間が広がっています。
都心で生き物と触れ合える
サンシャイン水族館は、生き物たちの生態を間近で感じられる工夫が随所に凝らされています。南国の海を再現した大水槽「サンシャインラグーン」での水中パフォーマンスや、アシカのパフォーマンスなど、エンターテイメント性も豊かです。定期的に開催される個性的な特別展も見逃せません。
住所 | 東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル屋上 |
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アクセス | 東京メトロ有楽町線「東池袋駅」6・7番出口から徒歩約3分 |
営業時間 | 時期により異なるため公式サイトをご確認ください |
公式サイト | サンシャイン水族館 |
エンタメが集う東京ドームシティ
東京ドームシティは、野球の試合やコンサートが行われる「東京ドーム」を中心とした、巨大なエンターテイメント複合施設です。水道橋駅や後楽園駅からすぐというアクセスの良さも魅力で、一日中飽きることなく楽しめます。
スリルを求めるなら、入園無料の都市型遊園地「東京ドームシティ アトラクションズ」がおすすめです。ビルの壁を駆け抜け、観覧車の中心をくぐり抜けるジェットコースター「サンダードルフィン」は、都心ならではの絶叫体験ができます。また、天然温泉が楽しめるスパ施設「Spa LaQua(スパ ラクーア)」は、遊び疲れた体を癒やすのに最適です。
屋内施設も充実
天候を気にせず楽しめる屋内施設が充実しているのも、東京ドームシティの強みです。宇宙をテーマにしたミュージアム「TeNQ(テンキュー)」や、親子で楽しめる都内最大級の屋内キッズ施設「ASOBono!(アソボーノ)」など、子供から大人まで楽しめるスポットが揃っています。もちろん、ショッピングやグルメの選択肢も非常に豊富で、様々なジャンルのレストランやショップが軒を連ねています。
東京ドームシティは、家族連れ、カップル、友人同士など、誰と訪れてもそれぞれの楽しみ方が見つかる場所です。目的を決めずに訪れて、その日の気分で過ごし方を決めるのも良いでしょう。
東京都おすすめ観光スポット巡りの参考に
この記事では、東京を訪れたらぜひ足を運んでほしい、選りすぐりの観光スポットをご紹介しました。あなたの旅の計画に役立つ情報が見つかりましたでしょうか。
- 東京の玄関口、東京駅は赤レンガ駅舎そのものが美しい観光名所
- 皇居は都心にありながら歴史と豊かな自然を感じられる場所
- 歌舞伎座では日本の伝統芸能に気軽に触れることができる
- 築地場外市場では新鮮なグルメの食べ歩きが楽しめる
- 小網神社は強運厄除のご利益で知られる人気のパワースポット
- 東京タワーは今も昔も変わらない東京の温かいシンボル
- 東京スカイツリーは新しい東京の象徴で圧巻の眺望が魅力
- 東京ソラマチや水族館など周辺施設も充実している
- 新宿御苑は趣の異なる庭園が楽しめる都会の静かなオアシス
- サンシャイン水族館は屋上という立地を活かしたユニークな展示が人気
- 東京ドームシティはアトラクションから温泉まで揃う複合エンタメ施設
- 歴史的な名所から最新のスポットまで東京には多様な魅力がある
- 各スポットの公式サイトで最新の情報を確認してから訪れるのがおすすめ
- この記事を参考にあなただけの東京観光プランを立ててみよう
- 東京の素晴らしい景色、文化、食を存分に満喫してください