姫路城の見どころは?世界遺産・白鷺城を徹底ガイド

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姫路城の見どころは?世界遺産・白鷺城を徹底ガイド

兵庫県を代表する観光スポットのひとつが姫路城です。真っ白な大天守の姿は写真でも有名ですが、実際に行こうとすると、姫路城の見どころはどこなのか、なぜ白鷺城と呼ばれるのか、世界遺産になった理由、入場料、営業時間、所要時間、アクセス、駐車場など、知っておきたいことがたくさんあります。

姫路城は国宝であり、1993年には日本で最初に登録された世界文化遺産のひとつになりました。現在の大天守は池田輝政による大改築で1609年に完成したもので、江戸時代初期の城郭建築がまとまって残っているところが大きな特徴です。

城内では大天守だけでなく、西の丸や百間廊下、化粧櫓、菱の門、石垣、お菊井戸なども見ることができます。千姫との関係や羽柴秀吉、池田輝政、本多忠政といった歴代城主の歴史を知ってから歩くと、白く美しいだけではない姫路城の面白さが見えてきますね。

この記事では、姫路城の歴史と見どころを中心に、2026年の入場料、営業時間、休城日、見学に必要な所要時間、JR姫路駅からのアクセス、駐車場、桜やライトアップ、混雑時の注意点まで、初めて訪れる前に知っておきたい情報をまとめます。

  • 姫路城の歴史と世界遺産に登録された理由
  • 大天守・西の丸・百間廊下などの見どころ
  • 2026年の入場料・営業時間・所要時間
  • 姫路駅からのアクセスと観光時の注意点
目次

姫路城はどんな城?まず知っておきたい特徴

姫路城は兵庫県姫路市の姫山に築かれた平山城です。白い外観から白鷺城の愛称で親しまれていますが、最大の魅力は見た目の美しさだけではありません。江戸時代初期に完成した天守や櫓、門などがまとまって残っている、日本を代表する現存城郭です。

現在の大天守は1609年に完成した

姫路城の歴史をさかのぼると、姫山に初めて砦が築かれたのは1333年頃と伝えられています。

その後、戦国時代になると羽柴秀吉が姫路城へ入り、1581年には三層の天守を持つ城へと整備しました。

現在につながる大規模な城郭を築いた人物が池田輝政です。

関ヶ原の戦いの後、1600年に姫路城主となった池田輝政は翌1601年から大改築を開始します。そして1609年、大天守を中心とする壮大な天守群が完成しました。

さらに1617年に本多忠政が城主となると、西の丸などが増築され、現在見ることのできる姫路城の全容が整っていきます。

現在の姫路城は復元天守ではありません。江戸時代初期に建てられた大天守が現存しており、その周囲にも櫓や門など多くの歴史的建造物が残っています。

姫路城は「現存12天守」のひとつ

日本にはかつて数多くの天守がありましたが、江戸時代以前に建てられた天守が現在まで残っている城はわずかです。

そのうちのひとつが姫路城です。

一般に現存12天守と呼ばれる城の中でも、姫路城は大天守だけでなく小天守や渡櫓などが組み合わさった壮大な姿を残しています。

外から眺めるだけでなく、約400年前の木造天守の内部を実際に歩けるというところが、姫路城の大きな魅力ですね。

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姫路城が白鷺城と呼ばれる理由

姫路城と聞いて、まず真っ白な姿を思い浮かべる人も多いと思います。白鷺城という美しい別名でも知られていますが、その白さには城を守るための実用的な意味もあります。

白漆喰で覆われた城壁が大きな特徴

姫路城の外観を特徴づけているのが白漆喰総塗籠造りです。

壁だけでなく軒裏なども白漆喰で覆われているため、城全体が白く輝いて見えます。

白漆喰には美観だけではなく、防火性能を高める役割もあります。

木造建築にとって火は大きな脅威です。姫路城を見るときは「きれいだから白くした」というだけではなく、城を守るための技術でもあったことを知っておくと面白いですね。

白い鷺が羽を広げた姿に例えられる

姫路城は古くから白鷺城という愛称で親しまれています。

読み方は「はくろじょう」や「しらさぎじょう」とされています。

白い鷺が羽を広げたような優美な姿に例えられることが多く、姫路城を象徴する呼び名になっています。

大天守だけを近くから見るより、少し離れた場所から複数の小天守や屋根が重なった姿を見ると、白鷺城と呼ばれる雰囲気を感じやすいかなと思います。

姫路城は日本初の世界文化遺産のひとつ

姫路城は日本を代表する城というだけでなく、世界的に価値を認められた文化遺産です。日本の世界遺産の歴史を語るうえでも重要な場所になっています。

1993年に世界文化遺産へ登録された

姫路城は1993年12月11日、法隆寺地域の仏教建造物とともに日本で最初の世界文化遺産のひとつとして登録されました。

城郭建築としての完成度だけでなく、木造建築群の優れた保存状態などが評価されています。

明治時代の廃城、戦争、自然災害など、日本の城はさまざまな理由で失われてきました。

その中で姫路城は大天守をはじめとする多数の建造物が残り、近世日本の城郭の姿を現在に伝えています。

国宝と重要文化財がまとまって残っている

姫路城では、大天守、東小天守、西小天守、乾小天守と、それらをつなぐ渡櫓が国宝に指定されています。

さらに城内には数多くの重要文化財があります。

私は姫路城を見るときに大切なのは、天守だけが文化財なのではなく、城郭全体として多くの建物が残っていることだと思います。

門を通り、狭い道を曲がり、櫓や石垣の間を抜けて天守へ向かう。その一連の空間そのものが見どころなんですね。

姫路城では毎年12月11日の世界遺産登録記念日に、姫路城をはじめ一部の周辺施設が無料開放されています。実施内容は変更される場合があるため、訪問する年の案内を確認してください。

姫路城最大の見どころは国宝の大天守

姫路城を訪れたら、やはり大天守は外せません。外観の美しさだけでなく、内部へ入ると太い柱や急な階段など、現存する木造天守ならではの構造を間近で見ることができます。

5層7階の巨大な木造建築

姫路城の大天守は、外から見ると5層の屋根を持っています。

内部は地階を含む7階構成です。

外観から想像する階数と内部の階数が一致しないところも、お城らしい面白さがありますね。

さらに大天守と東小天守、西小天守、乾小天守が渡櫓によってつながる「連立式天守」と呼ばれる構造になっています。

遠くから眺めると大小の屋根が幾重にも重なり、姫路城独特の複雑で美しい姿を作っています。

内部では約400年前の木造建築を体感できる

大天守へ入ると、外観とは雰囲気が一変します。

木造の床、巨大な柱、梁、武具掛けなどがあり、実際に使われていた城の構造を間近で見ることができます。

特に印象的なのが東大柱と西大柱です。

巨大な木造天守を支えてきた柱を見ると、400年以上前にこれほど大規模な建築物を造った技術の高さを感じます。

博物館として復元された城とは違い、建物そのものが歴史資料です。床の感触や階段の角度まで含めて姫路城の見どころだと思います。

天守内部の階段はかなり急

大天守の内部には現代的なエレベーターはありません。

上階へ進むほど階段は急で狭くなり、場所によっては頭上にも注意が必要です。

「天守を見る」のではなく、自分の足で歴史的な木造建築を登る場所と考えておくといいですね。

大天守や櫓には急で狭い階段があり、エレベーターはありません。足腰に不安がある場合は無理をせず、現地スタッフの案内に従ってください。

姫路城は迷路のような防御構造も面白い

白く優雅な姿からは想像しにくいですが、姫路城は実戦を想定した城です。大天守へ向かう道を歩くだけでも、敵を簡単に中心部へ到達させないための工夫を感じられます。

天守が見えているのになかなか到着しない

姫路城を歩いて面白いのが、目の前に大天守が見えているのに、なかなかたどり着けないことです。

城内の道は直線ではなく、何度も曲がりながら進むように造られています。

侵入した敵を迷わせ、進軍速度を落とし、その間に攻撃できるよう工夫されているわけですね。

写真だけでは分かりにくい姫路城の魅力なので、実際に歩いたときは「なぜこんなに曲がるんだろう」と考えながら進んでみてください。

狭間や石落としにも注目

城壁や櫓を見ると、小さな穴がいくつも開いています。

これは狭間と呼ばれ、鉄砲や弓などで敵を攻撃するための設備です。

さらに石垣を登ろうとする敵などに対応するための石落としも設けられています。

優雅な外観だけを見ていると忘れてしまいますが、姫路城は巨大な軍事施設でもあります。

姫路城では大天守だけでなく、天守へ向かう道、門の配置、狭間、石垣などにも注目すると「守るための城」としての姿が見えてきます。

菱の門は姫路城を代表する美しい門

城内へ進んでいくと、天守以外にも多くの歴史的建造物があります。その中でも存在感があるのが菱の門です。

城内最大級の門を間近で見られる

菱の門は、姫路城内でも特に立派な門です。

名前は柱などに施された菱形の装飾に由来するとされ、桃山時代の意匠を感じられる建造物です。

天守を早く見たいと先を急いでしまいがちですが、姫路城は門そのものも文化財です。

屋根や木組み、白漆喰との組み合わせを少し立ち止まって見てみると、細かな意匠にも気づけます。

西の丸と百間廊下は千姫ゆかりの場所

大天守と並んで時間を確保して見ておきたいのが西の丸です。長い百間廊下と化粧櫓が残り、徳川家康の孫である千姫にまつわる歴史を知ることができます。

千姫と本多忠刻が暮らした姫路

千姫は徳川家康の孫で、豊臣秀頼の妻となった人物です。

大坂夏の陣の後、本多忠刻と再婚し、1616年に姫路へやってきました。

翌1617年には忠刻の父である本多忠政が姫路城主となり、西の丸が整備されます。

姫路城というと池田輝政のイメージが強いですが、現在の城を理解するには本多家と千姫の歴史も欠かせません。

百間廊下を実際に歩ける

西の丸には長い渡櫓が続き、一般に百間廊下と呼ばれています。

細長い廊下を歩いていくと複数の部屋が並び、大天守とはまた違った城内の雰囲気を味わえます。

2026年には期間限定で千姫と本多忠刻の復元着物なども公開されています。

大天守だけで満足して帰ってしまうと、西の丸を見逃してしまいます。初めてなら時間に余裕を持ち、こちらまで歩いてみたいですね。

播州皿屋敷で知られる「お菊井戸」もある

姫路城には歴史的建築だけでなく、有名な伝説にまつわる場所も残っています。それがお菊井戸です。

お菊の伝説が残る井戸

城内にはお菊井戸と呼ばれる井戸があります。

皿を「一枚、二枚……」と数える怪談で知られる播州皿屋敷のお菊にまつわる井戸として伝えられています。

伝説なので史実とは分けて考える必要がありますが、姫路城に伝わってきた物語のひとつとして見ると面白いですね。

壮大な大天守とはかなり雰囲気の違うスポットなので、城内散策の途中で探してみてください。

姫路城の石垣もじっくり見てみたい

姫路城では白い建物に目を奪われますが、その下を支える石垣も見どころです。築城された時期や場所によって積み方に違いがあり、城が拡張されてきた歴史を感じられます。

扇の勾配と呼ばれる美しい石垣

姫路城の石垣には、下部が緩やかで上へ行くほど急になる曲線を描いたものがあります。

一般に扇の勾配と呼ばれる美しい形です。

見た目の美しさだけではなく、高い石垣を安定させるための工夫でもあります。

天守を撮影するときに石垣まで含めて見ると、白い城壁との対比もきれいですね。

石棺などが石垣に利用されている

姫路城の石垣をよく見ると、通常の石とは少し違った形のものが見つかります。

築城を急いだ際には大量の石材が必要となり、周辺からさまざまな石が集められました。

中には古墳の石棺などが転用された例もあります。

こうした細かな部分まで探し始めると、姫路城は天守を見るだけでは時間が足りなくなってきますね。

姫路城はなぜ戦争でも焼けずに残った?

姫路城の大天守が現在まで残っていること自体が大きな魅力です。明治時代の城郭廃止や第二次世界大戦など、建物を失いかねない危機を何度も乗り越えてきました。

明治時代にも保存の危機があった

明治時代になると、全国各地の城で建物の取り壊しが進みました。

姫路城も例外ではなく、軍用地として使われる中で建物の保存が課題となりました。

老朽化も進みましたが、保存や修理の取り組みによって後世へ受け継がれていきます。

姫路空襲でも大天守が残った

第二次世界大戦末期には姫路市街も空襲を受けました。

姫路城周辺にも被害が及びましたが、大天守をはじめとする主要な城郭建築は焼失を免れました。

その後、1956年から昭和の大修理と呼ばれる大規模な解体修理が行われ、1964年に天守群の工事が完了しています。

さらに2009年から2015年にかけて平成の保存修理が実施され、現在の美しい姿へつながっています。

姫路城が現在まで残っているのは、単に運が良かっただけではありません。長い歴史の中で何度も保存修理が行われ、多くの人によって守り継がれてきた文化財です。

姫路城の入場料は2026年3月に変更された

姫路城では2026年3月1日に入城料金が改定されました。以前の料金を掲載している観光情報も残っているため、これから訪れる場合は新しい料金を確認しておきたいところです。

市外の18歳以上は2,500円

2026年10月時点の一般的な入城料金は次のようになっています。

区分入城料金
一般・18歳以上2,500円
姫路市民・18歳以上1,000円
18歳未満無料
姫路城・好古園共通券2,600円
年間縦覧券5,000円

姫路市民料金を利用する場合には、住所を確認できる公的な証明書などが必要です。

また、18歳未満には年齢確認のため学生証などの提示を求められる場合があります。

市外から訪れる大人の場合、姫路城単独が2,500円、好古園との共通券が2,600円なので、好古園まで見学する予定なら共通券も検討しやすいですね。

入城料金は2026年3月1日に改定されています。団体料金や減免制度など条件によって料金が異なるため、訪問時の正確な情報は公式サイトをご確認ください。

姫路城の営業時間と休城日

姫路城は広く、大天守へ入るまでにも時間がかかります。閉城間際に到着すると十分に見学できない可能性があるため、できれば早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。

通常は9時から17時まで

2026年10月時点の開城時間は午前9時から午後5時までです。

最終入城は午後4時となっています。

項目内容
開城時間9:00~17:00
最終入城16:00
休城日12月29日・30日

終了時間までに退城できるよう、大天守や西の丸、百間廊下などでは午後4時30分頃から窓などが順次閉められます。

最終入城時間ぎりぎりではなく、できれば余裕を持って入城したいですね。

姫路城の所要時間は1時間30分から2時間が目安

姫路城は写真で見る以上に広いです。大天守まで登り、西の丸なども見学するなら、短時間の立ち寄りスポットとは考えないほうがいいと思います。

城全体を見るなら90分から120分程度

姫路市では、スムーズに見学できた場合の所要時間として1時間30分から2時間程度を案内しています。

私なら初めて訪れる場合は最低でも2時間程度は確保します。

大天守内部をじっくり見たり、西の丸や百間廊下まで歩いたり、写真を撮ったりしていると、思っている以上に時間が必要になるからです。

桜や大型連休には待ち時間が発生することもある

注意したいのが混雑です。

3月下旬から4月上旬の桜シーズンやゴールデンウィークなどには、多くの観光客が訪れます。

混雑状況によっては2~3時間程度の待ち時間が発生する場合もあります。

また、文化財保護と安全確保のため、大天守への登城者数には1時間あたりの上限が設定されています。

通常時の見学は1時間30分~2時間程度が一般的な目安です。ただし、桜の季節や大型連休には大幅な待ち時間が発生する可能性があるため、時間に余裕を持った予定がおすすめです。

JR姫路駅から姫路城へのアクセス

姫路城は鉄道で訪れやすい城です。JR姫路駅から大手前通りをほぼ一直線に進めるため、初めてでも場所が分かりやすいですね。

JR姫路駅から徒歩約20分

姫路城はJR姫路駅または山陽姫路駅から徒歩約20分です。

JR姫路駅の北口へ出ると、大手前通りの正面方向に姫路城が見えます。

駅を出た時点で目的地が見えているというのは、旅行者にとってかなり分かりやすいですね。

大手前通りを歩きながら少しずつ天守が大きくなっていくので、私は徒歩で向かうルートも姫路城観光の一部として楽しめると思います。

バスなら大手門前から徒歩約5分

歩く距離を減らしたい場合は、姫路駅北口から神姫バスを利用できます。

大手門前で下車し、そこから姫路城改札口までは徒歩約5分です。

姫路城周辺の観光スポットを巡る城周辺観光ループバスも運行されているため、複数の施設を回りたい場合には便利ですね。

車の場合は姫路城周辺の有料駐車場を利用する

姫路城へ車で行く場合は、城周辺にある有料駐車場を利用します。桜の季節や連休などは混雑しやすいため、駐車時間まで含めて余裕を持っておきたいところです。

城周辺には複数の有料駐車場がある

姫路城周辺には大手門駐車場など複数の有料駐車場があります。

利用料金や営業時間、車両制限などは駐車場によって異なります。

特に土日祝日、桜の開花時期、大型連休などは混雑する可能性があります。

姫路城の公式情報では周辺駐車場の混雑状況も案内されているため、車で訪れる場合は出発前に確認しておくと安心です。

周辺道路や駐車場の混雑状況は日によって大きく変わります。駐車料金や利用可能時間も変更される場合があるため、正確な情報は利用予定の駐車場で確認してください。

姫路城と好古園は一緒に回りやすい

姫路城を訪れるなら、すぐ隣にある好古園も候補に入ります。2026年の料金改定後は共通券も設定されているので、時間に余裕があれば組み合わせやすいですね。

姫路城西側にある日本庭園

好古園は姫路城西御屋敷跡庭園として整備された日本庭園です。

姫路城のすぐ西側にあり、城を見学したあと徒歩で移動できます。

城内を長時間歩いたあとに、庭園の落ち着いた景色を眺めるという組み合わせもいいですね。

姫路城と好古園の共通券は2026年10月時点で2,600円です。

市外の18歳以上の場合、姫路城単独の料金との差が小さいので、時間があるなら選択肢に入りやすいと思います。

姫路城の桜は春の大きな見どころ

白い天守と桜を一緒に見られる春は、姫路城でも特に人気の高い季節です。その分、混雑しやすい時期でもあります。

白い天守と桜の組み合わせを楽しめる

春になると姫路城周辺では桜が咲き、白亜の天守との美しい景色を楽しめます。

例年の見頃は3月下旬から4月上旬頃がひとつの目安ですが、開花状況はその年の気候によって変わります。

三の丸広場など、天守と桜を一緒に眺められる場所もあります。

ただし、桜シーズンは年間でも特に混雑しやすい時期です。

桜を目的に訪れる場合は「通常の姫路城観光より時間がかかる」と考えておくほうがいいですね。

夜の姫路城ではライトアップも楽しめる

姫路城は昼と夜で印象が大きく変わります。姫路市内に宿泊するなら、夜の白鷺城も見てみたいところです。

毎日行われる彩雲ライトアップ

姫路城では彩雲ライトアップが行われています。

白い城壁が夜空に浮かび上がり、昼間とは違った姫路城を見ることができます。

季節やイベントに合わせて特別な演出が実施される場合もあります。

ただし、天守のライトアップと夜間入城は別です。ライトアップされていても通常の見学時間を過ぎれば城内へ入れるわけではありません。

夜間のライトアップ時間や演出内容は変更される場合があります。特別イベント期間には通常と異なる場合もあるため、訪問日の情報を確認してください。

姫路城は日本100名城のひとつ

城巡りをしている人なら、日本100名城スタンプや御城印も気になるところだと思います。姫路城は全国のお城を巡る旅でも重要な訪問先ですね。

日本100名城スタンプを集めている人にも人気

姫路城は日本100名城に選定されています。

日本100名城スタンプを集めて全国を巡っている人にとっても外せない城のひとつです。

ただし、12月29日と30日の休城日には日本100名城をはじめとするスタンプ類も利用できません。

スタンプや御城印などを目的に訪れる場合は、販売場所や受付時間を事前に確認しておくと安心ですね。

姫路城を見学するときの服装と注意点

姫路城は現存する歴史的建造物なので、現代の観光施設とは設備が大きく異なります。特に階段、暑さ、歩く距離については訪問前に知っておきたいところです。

歩きやすい靴がおすすめ

姫路城は約46mの小高い丘に築かれており、城内には坂道や階段が多くあります。

大天守内部の階段もかなり急です。

城全体を見学すると90分から120分ほど歩くことになるため、歩きやすい靴がおすすめです。

ヒールの高い靴などは歩きにくい場所もあるので、観光のしやすさを優先した服装がいいかなと思います。

夏の天守には冷房がない

夏に訪れる場合は特に注意が必要です。

姫路城は現存する国宝の木造建築であり、天守内部には冷房がありません。

建物の中だから涼しいだろうと思っていると、かなり暑く感じる場合があります。

2026年の公式案内でも、6月頃から10月頃にかけて熱中症が疑われる来城者が多いとして、水分補給や帽子、日傘、冷却グッズなどの利用が呼びかけられています。

夏季は天守内部でも気温や湿度が高くなる場合があります。水分を用意し、体調に異変を感じたら無理に見学を続けないようにしてください。

車いすでは見学できる範囲に制限がある

姫路城は歴史的建造物であるため、城内全体をバリアフリー化することは難しく、大天守などにはエレベーターがありません。

坂道や急な階段も多いため、車いすを利用する場合には見学できる範囲に制限があります。

介助者の人数などによって案内も異なるため、必要なサポートがある場合は訪問前に姫路城管理事務所へ確認しておくと安心です。

姫路城は朝から訪れるとゆっくり楽しみやすい

姫路城を初めて訪れるなら、私はできるだけ午前中、それも開城に近い時間から歩き始めたいです。見どころが多いうえ、混雑すると大天守への入場にも時間がかかるためです。

大天守と西の丸を両方見るなら時間に余裕を持つ

姫路城で最低限見ておきたいのは、大天守と西の丸です。

さらに菱の門、お菊井戸、石垣などを見ながら歩いていると、1時間30分から2時間はあっという間に過ぎます。

好古園まで組み合わせるなら、半日程度を姫路城周辺の観光時間として確保してもいいと思います。

姫路駅へ戻って食事や買い物を楽しむこともできるので、朝から動けば一日の予定を組みやすいですね。

姫路城の見どころと観光情報まとめ

姫路城は、白い大天守を写真に撮るだけでも印象的ですが、実際に城内を歩くことで本当の面白さが見えてくる城です。最後に、訪問前に覚えておきたいポイントをまとめます。

美しさと防御力を両方感じながら歩いてみたい

  • 姫路城の歴史は1333年頃の砦にさかのぼるとされる
  • 羽柴秀吉が近世城郭の基礎を築いた
  • 池田輝政が1601年から大改築を進めた
  • 現在の大天守は1609年に完成した現存天守
  • 1993年に日本初の世界文化遺産のひとつとして登録された
  • 白漆喰で覆われた姿から白鷺城の愛称で親しまれている
  • 大天守だけでなく西の丸や百間廊下も見どころ
  • 通常の見学所要時間は1時間30分~2時間程度が目安
  • JR姫路駅・山陽姫路駅から徒歩約20分
  • 2026年3月から市外の18歳以上は入城料2,500円

姫路城へ行くと、最初はどうしても真っ白な大天守に目が向きます。実際、その姿を見るだけでも来た価値を感じられると思います。

でも、せっかく訪れるなら天守だけで終わらせず、そこへ向かう道にも注目してみてください。何度も曲がる通路、次々に現れる門、狭間のある白壁、高い石垣。歩いているうちに、姫路城が美しいだけではなく、敵を簡単には近づけないよう徹底して考えられた城だったことが分かってきます。

そして大天守の内部へ入ると、約400年前から残る木造建築を自分の足で登ることになります。復元された外観を見るのとは違い、柱や梁、床、急な階段まで含めて歴史そのものを体感できる場所です。

時間があれば西の丸にも足を延ばし、百間廊下や化粧櫓を歩きながら千姫の歴史にも触れてみてください。さらに好古園を組み合わせれば、姫路城周辺だけでもかなり充実した観光になるかなと思います。

記事内の入城料金、開城時間、所要時間、交通情報などは2026年10月時点の情報または一般的な目安です。イベント、保存修理、混雑状況などによって変更される場合がありますので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

また、姫路城には急な階段や坂道があり、夏季には熱中症への注意も必要です。体力や身体状況に合わせて無理のない見学計画を立ててください。健康や安全について個別の判断が必要な場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。

 

 

姫路城の基本情報

住所 兵庫県姫路市本町68
電話番号 0792851146
営業時間 通常9:00~17:00(入城16:00までを基本)
定休日 12月29日・30日を基本。最新情報を確認
駐車場 周辺有料駐車場を利用
アクセス JR・山陽電鉄姫路駅から徒歩約20分

姫路城の場所

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