
丸亀城の回り方でまず押さえたいのは、城内を気軽に通り抜ける散策と、天守を目指して城山を上る見学では、必要な歩行量が大きく異なることです。丸亀城は標高約66mの亀山に築かれた平山城で、石垣の名城として知られています。大手門から天守までは徒歩で片道約20分と案内されており、往復するだけでも城内を歩く時間を見込む必要があります。
一方、この「片道約20分」は大手門から天守までの城内移動時間です。天守内部の観覧、石垣や各曲輪を見る時間、休憩時間を含む丸亀城全体の滞在時間として公式に示された目安ではありません。したがって、「丸亀城を何分で回れるか」という問いには一律の時間を当てはめず、天守へ上るかどうか、天守内部を観覧するかどうかを先に決めて予定を組むのが確実です。
結論:天守まで行くかを最初に決める回り方
丸亀城は城内が24時間開場していますが、天守と大手一の門の内部には観覧時間があります。そのため、丸亀城の回り方は大きく次のように整理できます。
- 城内・石垣を中心に見る場合:城内開場の時間帯に、屋外の城跡や石垣を主眼に歩く回り方です。
- 天守まで上る場合:大手門から天守まで徒歩片道約20分の移動を前提に、上り下りの歩行を見込む回り方です。
- 天守内部も観覧する場合:天守への到着時刻だけでなく、内部の入場受付時間を確認してから上り始める回り方です。
- 大手一の門の内部も見たい場合:大手一の門内部の観覧時間内に立ち寄る形で計画します。内部観覧は無料です。
初めて訪れるなら、天守観覧を希望するかを先に判断すると分かりやすいでしょう。天守の入場は16:00までで、天守・大手一の門内部の観覧時間は9:00~16:30です。天守まで歩く時間は城内移動に要する時間であるため、16:00直前に大手門付近へ着く予定では、天守内部の観覧を目的とする計画には注意が必要です。
大手門から天守へ:上り坂を含む城内移動を基準にする
大手門から天守までの徒歩は片道約20分です。丸亀城には見返り坂があり、歩行負担は高いと案内されています。天守まで上る回り方では、平坦な公園内を少し歩くだけの見学とは考えず、坂道を歩くことを前提にしておく必要があります。
特に、往路で天守へ上り、見学後に同じく城内を下る場合は、片道の移動時間だけでなく、帰りの歩行もあります。ただし、公式資料には丸亀城全体を回るための所要時間や、天守観覧を含めた滞在時間の目安は確認できません。見学時間を数字だけで決めるのではなく、坂道を歩く余裕と、天守内部を見たいかどうかを組み合わせて判断してください。
歩行に不安がある場合には、天守を目指すかどうかを無理に決めず、城内の利用条件を確認したうえで訪問計画を立てることが大切です。丸亀城では車いすの無料貸出が案内されており、身体障害者用駐車場もあります。ただし、これらの設備が天守までの坂道を含む全行程でどのように利用できるかは、資料内では確認できません。必要な場合は事前に観覧の問い合わせ先へ確認するとよいでしょう。
石垣と城内の構成を意識すると、目的が定まりやすい
丸亀城は石垣の名城として知られ、本丸・二の丸・三の丸などで構成されています。天守だけを目的にするのではなく、城跡を形づくる石垣や各曲輪にも目を向けると、亀山に築かれた城であることを意識しながら歩けます。
ただし、石垣をどの地点からどの順番で見るか、城内の推奨順路や周回コースについて、今回の確認資料には具体的な案内はありません。そのため、「この順番なら短時間で全て見られる」といった断定的なコースは示せません。確実に言えるのは、天守までの上りを組み込むなら、大手門から天守まで片道約20分の城内移動を計画に入れる必要があるという点です。
歩く目的を「天守内部の観覧」「大手一の門内部の観覧」「石垣や城内の散策」のどこに置くかで、回り方は変わります。すべてを短時間で済ませようとするよりも、優先したい観覧対象を決め、当日の体調や天候に合わせて無理のない範囲で歩くほうがよいでしょう。
天守・大手一の門の観覧時間と料金
城内は24時間開場しています。これに対し、天守・大手一の門の内部を観覧できるのは9:00~16:30です。天守は16:00までに入場する必要があります。城内へ入れる時間と、建物内部を観覧できる時間は異なるため、天守内部を見たい場合は必ず入場締切を基準に考えましょう。
| 対象 | 観覧・利用条件 |
|---|---|
| 城内 | 24時間開場 |
| 天守・大手一の門(内部) | 9:00~16:30 |
| 天守の入場 | 16:00まで |
| 天守観覧料 | 大人400円、中学生以下無料 |
| 大手一の門(内部) | 無料 |
天守観覧料は20人以上の団体で2割引です。また、丸亀市在住の65歳以上の人、心身障がい者(児)と介護者は無料とされています。天守・大手一の門は原則として休館日なしですが、警報発令時、施設点検・工事、イベント開催時などには臨時休館となる場合があります。観覧時間や開館状況、料金条件は変更の可能性もあるため、訪問前に丸亀城の公式情報を確認してください。
アクセスと駐車場:到着後の城内歩行とは分けて考える
JR丸亀駅南口から丸亀城までは徒歩約15分です。この時間は駅から城までのアクセス時間であり、大手門から天守までの城内移動時間とは別です。駅から徒歩で訪れ、さらに天守まで上る場合は、「駅から城への徒歩」と「城内の坂道を含む徒歩」を分けて考える必要があります。
車の場合、善通寺IC・坂出ICから約20分と案内されています。城内資料館南側には無料駐車場が約50台あり、利用時間は6:00~19:00です。身体障害者用駐車場を含みます。市民ひろばには無料駐車場が約20台あり、周辺には市営有料駐車場もあります。大型バスは北堀端の専用無料駐車場を利用でき、台数は5台程度ですが予約はできません。
なお、城内資料館南側の無料駐車場はイベント期間中に変更となる場合があります。車で向かう際も、駐車場から天守までの城内歩行が不要になるわけではありません。天守を目指すなら、駐車後も坂道を含む移動があることを踏まえて計画しましょう。
雨天・子ども連れで確認したいこと
丸亀城は屋外の城内と建物内部の両方を含む観光スポットです。雨の影響は高いとされているため、石垣や城内散策、天守までの坂道を予定する場合は、天候によって歩きやすさが変わることを考慮したいところです。警報発令時には天守・大手一の門が臨時休館となる場合もあります。
子ども連れでは、ベビーシート、ベビーキープ、子ども用トイレが案内されています。一方で、ベビーカーでの移動可否や、坂道を含む城内の詳細な利用条件については、今回の資料には明記がありません。必要な設備や移動方法に条件がある場合は、事前確認をおすすめします。
丸亀城の回り方まとめ
丸亀城を回る際の基準は、大手門から天守まで徒歩片道約20分という城内移動です。これは滞在時間そのものではないため、天守内部を観覧するか、大手一の門内部にも立ち寄るか、石垣や城内散策をどこまで行うかによって、必要な時間は変わります。
天守を観覧するなら16:00までの入場締切を起点にし、坂道を含む往復の歩行を見込むことが重要です。屋外を歩く城であること、雨の影響が大きいことも踏まえ、無理のない計画を立てましょう。最新の観覧時間、臨時休館、駐車場の利用条件は、丸亀城の公式サイトで確認してから出かけると安心です。
このスポットのおすすめポイント
標高約66mの亀山に築かれた平山城で、石垣の名城として知られる。
訪れる前に知っておきたいこと
大手門から天守までは徒歩で片道約20分と案内されている。この所要時間は城内移動時間のため、stay_timeには採用していない。
丸亀城の基本情報
| 住所 | 〒763-0025 香川県丸亀市一番丁 |
|---|---|
| 電話番号 | 0877-85-5852(丸亀城天守・大手一の門の観覧/一般財団法人丸亀市観光協会) |
| 営業時間 | 城内は24時間開場。天守・大手一の門(内部)は9:00~16:30(天守の入場は16:00まで)。 |
| 定休日 | 天守・大手一の門はなし。ただし、警報発令時、施設点検・工事、イベント開催時などは臨時休館の場合あり。 |
| 料金 | 天守観覧料:大人400円、中学生以下無料。20人以上の団体は2割引。丸亀市在住の65歳以上、心身障がい者(児)と介護者は無料。大手一の門(内部)は無料。 |
| 駐車場 | 丸亀城内資料館南側に無料約50台(6:00~19:00、イベント期間中は変更あり。身体障害者用駐車場を含む)。市民ひろばに無料約20台。周辺に市営有料駐車場あり。大型バス専用無料駐車場は北堀端に5台程度(予約不可)。 |
| アクセス | JR丸亀駅南口から徒歩約15分。車では善通寺IC・坂出ICから約20分。 |
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