【北海道神宮 見どころ】歴史と限定グルメ!最強パワースポットを巡る旅

【北海道神宮 見どころ】歴史と限定グルメ!最強パワースポットを巡る旅

こんにちは。にほん旅さんぽ、運営者の「ちょぼ」です。

北海道旅行を計画しているなら、札幌の総鎮守である北海道神宮への参拝は外せないですよね。ただ、「見どころ」が多すぎて、どこから回るのがベストなのか迷うかもしれません。

強力な開拓三神が祀られていて、ご利益も幅広そうですし、境内でしか食べられない六花亭の限定グルメ「判官さま」も気になります。さらに、女性に人気の恋愛成就や子宝祈願で有名な頓宮の存在も知っておきたいところ。

いつ行くかによって、桜や梅の絶景、6月の札幌まつりなど、楽しめる季節のイベントも違ってきます。この記事では、私が実際に参拝してわかった、歴史的な背景から限定グルメ、そしてアクセスまで、北海道神宮の見どころをギュッと濃縮してお伝えしますね。

初めての方でも、これを見れば効率的に神宮の魅力を堪能できるかなと思います。

  • 北海道神宮が「北海道総鎮守」である理由と強力なご利益
  • 境内でしか味わえない六花亭の限定グルメ「判官さま」の詳細
  • 桜や梅の共演、エゾリスとの遭遇など自然の見どころ
  • 本社と頓宮(恋愛成就・子宝祈願)の賢い巡り方とアクセス戦略
目次

北海道神宮の歴史と神徳:強力なパワースポットの見どころ

まずは、北海道神宮がなぜこれほどまでに強力なパワースポットなのか、その歴史と御祭神から紐解いていきましょう。単に立派な建物を見るだけでなく、神様のルーツを知ることで、参拝のご利益もぐっと深まりますよ。

歴史とご利益の中心「開拓三神」の神徳

北海道神宮には、広大な北海道の開拓と発展の守護神として祀られた三柱の神様がいます。これが「開拓三神(かいたくさんじん)」ですね。

開拓三神の強力なご利益

  • 大国魂神(おおくにたまのかみ):北海道の国土そのものを司る神様です。大地や自然、地域全体の安寧を守ってくださる、普遍的なご利益が期待できます。
  • 大那牟遅神(おおなむちのかみ):出雲大社の主祭神、大国主神(おおくにぬしのかみ)と同じ神様で、国土経営の神様です。さらに、縁結びや福の神としても親しまれていますので、人間関係や幸運を願う方は必見ですね。
  • 少彦名神(すくなひこなのかみ):大那牟遅神と一緒に国造りを行った神様で、特に医療、酒造、温泉といった生活や産業に関わるご利益が深いです。健康祈願や商売繁盛にも強い味方になってくれますよ。

この三柱が司るご利益は、国土創設という壮大なテーマから、健康、農業、人間関係まで、私達の日々の暮らしに密着した願いを幅広く叶えてくれるのが最大の魅力です。

御祭神についてもっと深く知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

明治天皇増祀で確立した総合的なご利益

開拓三神に加え、北海道神宮にはもう一柱、明治天皇(めいじてんのう)が祀られています。

明治天皇は近代日本の礎を築かれた方で、昭和39年(1964年)に増祀された際、社名が「札幌神社」から「北海道神宮」に改称されました。

開拓三神が「古代からの国土」という基盤を司るのに対し、明治天皇は「近代化と発展」という国家的な権威を象徴しています。

この二重構造があるからこそ、北海道神宮は、単なる地方の神社という枠を超えて、ビジネスの成功、学業の達成、社会的な地位の向上といった、現代的な願いも強力に後押ししてくれる総合的なパワースポットとなっているんですね。

伊勢神宮古材を使用、威厳ある社殿の見どころ

現在の社殿は、素木造りで直線を主体とした簡素で清浄なデザインが特徴的です。これは古来の神道建築、特に伊勢神宮にも通じる美学が継承されているためです。

私が個人的に「すごい!」と思った見どころが、大正時代に造営された旧社殿の歴史です。

伊勢神宮古材の利用

大正2年の造営時、なんと明治22年に行われた第56回伊勢神宮式年遷宮の外宮正殿の古材が、わざわざ払い下げられて使用されていたんです。

地方の開拓神社でありながら、日本の最高権威である伊勢神宮の古材を使っていたという事実は、北海道神宮がいかに国家プロジェクトとして重要視されていたかを物語っていますね。

現在の社殿は焼失後に復元されたものですが、この歴史的背景を知ると、より威厳を感じられると思います。

頓宮限定!「恋愛成就」や「子宝祈願」のご利益

北海道神宮を語る上で欠かせないのが、本社から少し離れた札幌市中央区にある「北海道神宮頓宮(とんぐう)」です。

頓宮は、元々は本社のお神輿が巡行する際の御旅所(おたびしょ)として機能していましたが、戦後に札幌神社の御分霊が祀られ、地域の守護神として独立した歴史を持っています。

頓宮の最大の見どころは、本社が持つ「開拓」という壮大なご利益とは別に、特に恋愛成就や子宝祈願のパワースポットとして知られている点です。

ここでは、オリジナルの狛犬キャラクターの絵馬(恋愛成就・家内安全招福)が授与されており、若い世代や女性にも大人気なんですよ。縁結びにご利益があることを表現した頓宮限定の御朱印帳ケース(初穂料1,500円)もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

効率的な参拝ルート「令和の鳥居」とアクセス

北海道神宮は境内が広いため、効率的なアクセス方法を知っておくことが快適な参拝の鍵です。

車で訪れる方や、特に限定グルメを目当てにしている方におすすめなのが、「令和の鳥居」からのアクセスです。

この鳥居は、令和元年(2019年)の御鎮斎150年を記念して建立された新しい鳥居で、本殿、六花亭神宮茶屋店、そして北一条駐車場に最も近い、現代的な「戦略的入口」として機能しています。

参拝の基本情報

北海道神宮の開門・閉門時間は、季節によって大きく変動します。特に早朝や夜間の参拝を計画している場合は、必ず公式サイトで最新の開閉門時間を確認するようにしましょう。

授与所受付時間も、一般的には午前8時30分から午後5時までが目安となっています。

参拝で体感する北海道神宮の見どころ:季節と限定体験

歴史とご利益を知ったところで、次は実際に訪れた際に、五感で楽しめる「体験型」の見どころを紹介します。これを知っておけば、神宮での時間が数倍楽しくなること間違いなしです!

六花亭 神宮茶屋「判官さま」の限定グルメ

北海道神宮の見どころの中で、多くの人が楽しみにしているのが、境内にある六花亭 神宮茶屋店で販売されている限定の焼き餅「判官さま(はんがんさま)」です。

なぜ「判官さま」なのか?

このお菓子の名前は、北海道開拓の祖であり、神宮の御霊代を札幌へ運び入れた初代主席開拓判官・島義勇(しまよしたけ)にちなんで名付けられています。まさに神宮の歴史を「食べる」ことで追体験できるグルメなんですね。

最高の食体験を味わう秘訣

判官さまは、北海道産のつぶあんをそば粉の入った餅で包み、熱々の鉄板(250度)で丁寧に手焼きされます。

判官さまの最大のポイント

  • 強い限定性:この神宮茶屋店でしか食べられません。
  • 焼きたてが命:焼いた餅は冷めると固くなるため、持ち帰り用の箱入り商品はありません。その場で熱々を頬張るのが唯一無二のルールです。
  • 無料サービス:購入者にはセルフサービスで温かいほうじ茶が無料で提供されます。参拝後の休憩にぴったりですね。

そば粉のほのかな香ばしさと、あんの優しい甘さ、そして焼きたてのとろりとした食感は本当に絶品です。北一条駐車場から入れば、令和の鳥居をくぐってすぐの最短ルートでたどり着けますよ。

桜と梅が同時に咲く春の絶景と見どころ

北海道神宮は、春の美しい景色が最大の見どころの一つです。本州の神社とは異なり、ここでは桜と梅がほぼ同時に開花するという、北海道ならではの稀有な絶景が見られます。

  • 規模:境内には約1,000本のエゾヤマザクラ、ソメイヨシノ、チシマザクラ、そして120本の梅の木が植えられています。
  • 見頃:例年、ゴールデンウィーク(GW)期間に集中します。早い年ではGW前に開花することもありますが、八重桜は5月10日頃まで楽しめる年もあるようです。

開花時期には屋台も出店し、花見客で賑わいます。本州が梅雨に入る前に、北海道でこの鮮やかな色の共演を楽しめるのは、本当に贅沢な体験ですよ。

6月固定開催「札幌まつり」の賑わいと見どころ

もし6月に北海道旅行を計画しているなら、北海道神宮例祭、通称「札幌まつり」は絶対に見逃せない見どころです。札幌市民にとって最大の年中行事であり、観光のハイライトでもあります。

この祭りの最大の魅力は、開催日程が年によって変わらず、毎年6月14日~16日の3日間で固定開催される点です。

札幌まつりのハイライト(6月14日~16日)

  • 6月16日:華やかな衣装を纏った行列が札幌の街中を巡る「神輿渡御」がクライマックスです。
  • 中島公園の屋台:期間中は、神宮内だけでなく、中島公園にも毎年300店近い屋台や露店、お化け屋敷までが登場し、お祭りの雰囲気を存分に味わえます。
  • 営業時間:中島公園の屋台は例年10:00~21:00頃に賑わっています。

6月は本州が梅雨に入る時期なので、晴天率の高い初夏の北海道でこの伝統的なお祭りを体験できるのは、旅行のタイミングとして最高だと思います。お祭りについてもっと詳しく知りたい方は、こちらのページも参考になるはずです。

北海道神宮例祭(札幌まつり)

境内の人気者!エゾリスとの心温まる遭遇体験

北海道神宮は円山公園と一体化した豊かな森の中にあり、野生動物との出会いも大切な見どころの一つです。

特に、北海道固有種であるエゾリスとの遭遇は、多くの参拝者に喜びを与えています。厳かな参拝の最中に、愛らしいエゾリスがちょこまかと動き回る姿を見つけると、心が和みますよね。

私が見かけることが多いと感じるのは、境内のカツラの巨木周辺や、円山公園側の園路脇(三角ポプラの足元やパークセンター脇など)です。彼らは野生動物なので必ず会えるわけではありませんが、静かに散策していると、予期せぬサプライズがあるかもしれませんよ。

地域資源を活用した独自の授与品と御朱印帳

旅の思い出やお土産として、授与品もチェックしておきましょう。北海道神宮ならではのユニークなアイテムが揃っています。

  • 梅酒と桜湯茶:境内の梅林(桜と梅の共演)にちなんで、北海道神宮の梅酒(初穂料1,000円)や北海道神宮の桜湯茶(初穂料900円)が授与されています。これは、神宮の自然が生み出した、お土産にぴったりな特別な品ですね。
  • 伝統的な授与品:家内安全や必勝を祈願する、鏑矢、絵馬付き破魔矢、熊手(小1,000円、大2,000円)といった伝統的な品も豊富に揃っています。

また、先ほど触れた北海道神宮頓宮には、縁結びをテーマにした頓宮限定の御朱印帳ケースや、狛犬キャラクターの絵馬など、ニッチなニーズに応えるラインナップもあります。本社と頓宮、両方で授与品を見比べてみるのも楽しいかもしれませんね。

最後に:北海道神宮の見どころを巡る旅を

北海道神宮は、北海道総鎮守という重厚な歴史的背景を持ちながらも、六花亭の限定グルメ「判官さま」や、桜と梅の共演、エゾリスとの遭遇、そして札幌まつりといった、現代の観光客が楽しめる体験型の「見どころ」が凝縮された場所です。

開拓三神明治天皇という強力な神徳、そして頓宮恋愛成就・子宝祈願というニッチなご利益を組み合わせれば、きっとあなたの願いを多角的に後押ししてくれるはずです。

この記事で紹介したアクセス戦略や、季節ごとのハイライトを参考に、あなただけの最高の北海道神宮の見どころを巡る旅を計画してみてくださいね。

ただし、神社の開閉門時間や行事の日程、商品の価格などは変動する可能性がありますので、最終的な訪問計画は必ず公式サイトで確認し、ご自身の責任で安全に参拝を楽しんでください。

この記事が、あなたの北海道旅行の参考になれば嬉しいです!北海道のおすすめ観光スポットはこちらの記事でまとめていますのでよろしければ見てね。

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情報と地図

公式サイト北海道神宮
住所北海道札幌市中央区宮ケ丘474
営業時間6時00分~17時00分
料金必要に応じて
電話番号0116110261
駐車場はありますか?1時間無料
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