山形県観光のおすすめ定番&絶景10選
山形県観光のおすすめスポットをお探しですか?この記事では、まず内陸・定番エリアとして、山形県屈指のパワースポット「山寺」や、レトロな山形県郷土館「文翔館」、大正ロマン漂う「銀山温泉」をご紹介します。
さらに、米沢「上杉神社」で歴史に触れる旅や、道の駅寒河江(さがえ)チェリーランドでのグルメも欠かせません。
庄内・絶景エリアでは、国宝「羽黒山五重塔」の荘厳な姿、クラゲドリーム館「鶴岡市立加茂水族館」の幻想的な世界、舟下りが楽しい「最上峡芭蕉ライン」、遊佐の絶景「十六羅漢岩」、そして鳥海山の名水「胴腹滝」まで、魅力的なスポットを網羅。最後に山形県 観光 おすすめ総まとめとして、旅のポイントを振り返ります。
- 山形の内陸・定番スポットの見どころがわかる
- 庄内エリアの絶景や水族館の魅力がわかる
- 各観光地のアクセスや料金、営業時間
- 効率的な山形観光のプランニングに役立つ
山形県観光のおすすめ【内陸・定番】
- 山形県屈指のパワースポット「山寺」
- レトロな山形県郷土館「文翔館」
- 大正ロマン漂う「銀山温泉」
- 米沢「上杉神社」で歴史に触れる
- 道の駅寒河江(さがえ)チェリーランド
山形県屈指のパワースポット「山寺」
「山寺」の通称で知られる「宝珠山立石寺(ほうじゅさん りっしゃくじ)」は、山形県屈指のパワースポットとして名高い天台宗の霊山です。860年に慈覚大師円仁によって開かれたと伝えられています。
麓にある国指定重要文化財の「根本中堂」(ブナ材建築では日本最古)から、奥の院までは約1,000段の石段が続きます。この石段を一段一段登ることで、悪い縁を切り、良縁を結ぶご利益があると言われています。
道中には切り立つ岩の上に建てられた山寺最古の建物「納経堂」や、絶景が広がる「五大堂」など、多くのお堂が点在しています。また、松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」という名句を詠んだ地としても知られ、その句碑も建てられています。
参拝情報
| 参拝時間 | 4月~9月:8:00~16:00 12月~3月:8:30~15:00(閉門16:00) ※冬季は天候により変動あり |
|---|---|
| 入山料金 | 一般(中学生以上) 500円 小学生・幼児(4歳以上) 200円 |
| アクセス | JR仙山線「山寺駅」より登山口まで徒歩約7分 山形自動車道「山形北IC」より車で約15分 |
※1,000段の石段を登るため、歩きやすい靴での訪問をおすすめします。
レトロな山形県郷土館「文翔館」

山形市の中心部に位置する山形県郷土館「文翔館(ぶんしょうかん)」は、1916年(大正5年)に建設された旧山形県庁舎と旧県会議事堂を保存・公開している施設です。
英国近世復興様式(ネオ・ルネッサンス様式)を取り入れたレンガ造りの美しい建物は、国の重要文化財に指定されています。
赤レンガと白い石材のコントラストが印象的な外観はもちろん、豪華な装飾が施された内装も見どころです。館内は山形の歴史や文化に関する資料が展示されているほか、旧知事室や議場などが当時の姿に復元されています。
そのレトロで魅力的な雰囲気から、多くの映画やドラマのロケ地としても使用されています。美しい中庭もあり、入場無料ながらも見ごたえのあるスポットです。
施設情報
| 開館時間 | 9:00~16:30 |
|---|---|
| 休館日 | 第1・第3月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3) |
| 入館料 | 無料 |
| アクセス | JR「山形駅」よりバスで約10分/山形自動車道「山形蔵王IC」より車で約10分 |
大正ロマン漂う「銀山温泉」
銀山温泉(ぎんざんおんせん)は、江戸時代に栄えた「延沢銀山」の坑夫によって発見されたと伝わる温泉地です。最大の特徴は、銀山川の両岸に大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が立ち並ぶ、ノスタルジックな温泉街の風景です。
この大正ロマン漂う街並みは、NHK連続テレビ小説「おしん」の舞台となったことで全国的に有名になりました。日が暮れるとガス灯に明かりが灯り、一層幻想的な雰囲気に包まれます。冬の雪景色も格別です。
温泉街には誰でも気軽に利用できる「和楽足湯(わらしゆ)」があり、足湯に浸かりながら名物のカレーパンや立ち食い豆腐を味わうのもおすすめです。
アクセスと宿泊について
温泉街の道幅は非常に狭く、車両の乗り入れが制限されています。宿泊者は宿の指定駐車場に停め、送迎を利用するのが一般的です。日帰り客は温泉街手前の共同駐車場を利用します。
アクセス: JR山形新幹線「大石田駅」よりバスで約40分。
米沢「上杉神社」で歴史に触れる
米沢市にある上杉神社は、米沢城の本丸跡に建立された、戦国武将・上杉謙信公を祭神とする神社です。米沢市民の心の拠り所として、初詣や七五三などで多くの参拝者が訪れます。
境内は米沢城址公園(松が岬公園)として整備されており、歴史散策に最適です。隣接する「稽照殿(けいしょうでん)」は宝物殿となっており、上杉謙信公や米沢藩中興の名君・上杉鷹山公、直江兼続など、上杉氏ゆかりの甲冑や刀剣、古文書など貴重な文化財が多数収蔵・展示されています。
毎年春(4月29日~5月3日)には、謙信公の命日にちなんだ例大祭を含む「米沢上杉まつり」が開催され、甲冑姿の武者行列や迫力ある川中島の合戦が再現されます。
施設情報
| 参拝時間(神社) | 6:00~17:00(11月~3月は7:00~) |
|---|---|
| 稽照殿(宝物殿) | 9:30~16:00(最終入館 15:45) ※冬期(11月下旬~3月下旬)は閉館(雪灯篭まつり期間を除く) |
| 稽照殿 拝観料 | 一般 700円、高校・大学生 400円、小・中学生 300円 |
| アクセス | JR「米沢駅」からバスで「上杉神社前」下車すぐ/東北中央道「米沢中央IC」より車で約15分 |
道の駅寒河江(さがえ)チェリーランド
「日本一のさくらんぼの里」として知られる寒河江市にある道の駅寒河江(さがえ)チェリーランドは、東北最大級の規模を誇る道の駅です。さくらんぼを中心に、山形県内各地の名産品や工芸品が豊富に揃います。
敷地内には複数の施設があり、物産センターでのショッピングのほか、日本初のさくらんぼ資料館や、姉妹都市トルコ・ギレスン市にちなんだ「トルコ館」などを見学できます。
グルメも充実しており、特に人気なのが「さくらんぼ会館」で味わえる手作りアイスクリームです。名物のさくらんぼ味はもちろん、米「つや姫」味など、地元素材を活かした10種類以上のアイスが揃っています。
施設情報
| 営業時間 | 施設により異なります(物産センターは 9:00~17:30 ※季節変動あり) |
|---|---|
| 定休日 | 施設により異なる(さくらんぼ会館は1/1休み) |
| アクセス | 山形自動車道「寒河江IC」より車で約5分 |
| 駐車場 | 無料駐車場完備(普通車 1,000台) |
山形県観光のおすすめ【庄内・絶景】
- 国宝「羽黒山五重塔」
- クラゲドリーム館「鶴岡市立加茂水族館」
- 舟下りが楽しい「最上峡芭蕉ライン」
- 遊佐の絶景「十六羅漢岩」
- 鳥海山の名水「胴腹滝」
- 山形県観光のおすすめ総まとめ
国宝「羽黒山五重塔」

出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)の玄関口にあたる羽黒山。その杉木立の中にひっそりと、しかし優美にそびえ立つのが国宝「羽黒山五重塔」です。
平安時代に平将門が創建したと伝えられ、現在の塔は約600年前に再建されたものとされています。山形県内唯一の国宝建造物です。
高さは約29m。一切の彩色が施されていない「素木造り」と、屋根の「杮(こけら)葺き」が特徴で、長い軒がまるで白鳥が翼を広げたかのような美しさをみせています。
随神門から続く表参道(石段)を下り、徒歩約10分で到着します。近くには樹齢1,000年を超える巨木「爺杉」もあり、荘厳で神秘的な空気に包まれたパワースポットです。
屋根改修工事について
羽黒山五重塔は2023年から2024年にかけて、20年に一度の杮葺屋根修繕工事が行われました。2025年からは改修後の美しい全景を拝観いただけます。(※2025年6月時点の情報)
アクセス
JR「鶴岡駅」からバス(羽黒山頂・月山八合目方面行き)で約35分、「随神門」バス停下車、徒歩約10分。車の場合は山形自動車道「庄内あさひIC」より約40分です。
クラゲドリーム館「鶴岡市立加茂水族館」

山形県唯一の水族館である鶴岡市立加茂水族館は、「クラゲドリーム館」の愛称で知られ、クラゲの展示種類数(50種以上)でギネス世界記録に認定されています。
最大の見どころは、世界最大級・直径5mの円形水槽「クラゲドリームシアター」です。約1万匹のミズクラゲがゆらゆらと漂う姿は、音楽と照明も相まって非常に幻想的です。他にも、クラゲの生態を学べる解説コーナーや、アシカやアザラシのショーも楽しめます。
館内のレストランでは、クラゲ入りの「クラゲラーメン」や、コリコリとした食感がクセになる「クラゲアイス」など、ユニークなクラゲグルメも人気です。
施設情報
| 開館時間 | 9:00~17:00(最終入館 16:00) ※年中無休 |
|---|---|
| 料金 | 一般(高校生以上) 1,500円、小中学生 500円、幼児 無料 |
| アクセス | JR「鶴岡駅」よりバスで約30分、「加茂水族館」下車すぐ 山形自動車道「鶴岡IC」より車で約15分 |
【臨時休館情報】2025年11月1日(土)~2026年3月31日(火)の期間は、リニューアル工事のため全館休館となります。
舟下りが楽しい「最上峡芭蕉ライン」
「五月雨をあつめて早し最上川」という松尾芭蕉の句で知られる最上川。その雄大な流れを舟の上から満喫できるのが「最上峡芭蕉ライン舟下り」です。
古口港(戸沢藩船番所)から草薙港までの約12kmのコースを、船頭さんの名調子なガイドと迫力ある「舟唄」を聞きながら、約1時間かけてゆっくりと下ります。最上峡の美しい渓谷美を水面から眺めるのは格別です。
舟下りは一年を通じて運航しており、新緑、紅葉はもちろん、冬は雪景色を「こたつ舟」で楽しめるのも大きな魅力です。1人からでも乗船可能なので、気軽に船旅を体験できます。
乗船情報(片道)
| 営業時間 | 4月~11月:8:20~17:10 / 12月~3月:9:00~16:30 ※運航時間は要確認 |
|---|---|
| 料金(片道) | 大人 2,800円、子ども 1,400円 |
| 料金(往復) | 大人 4,400円、子ども 2,200円 |
| アクセス | JR陸羽西線「古口駅」より古口港まで徒歩約5分 |
※雨天時は屋根付きの舟で運航します。駐車場は無料です。
遊佐の絶景「十六羅漢岩」
山形県最北の町・遊佐町(ゆざまち)の吹浦(ふくうら)海岸にある「十六羅漢岩(じゅうろくらかんいわ)」は、日本海の荒波で命を落とした漁師の霊を供養し、海上安全を願うために刻まれた磨崖仏です。
地元の海禅寺の和尚が発願し、石工たちと共に5年の歳月をかけて明治元年(1868年)に完成させました。16体の羅漢像をはじめ、釈迦牟尼、観音、菩薩など合計22体が岩礁に刻まれています。これだけの規模の磨崖仏が日本海側の岩礁に刻まれているのは非常に珍しく、歴史的にも貴重な資源です。
ここは日本海に沈む夕日の絶景スポットとしても知られています。毎年7月下旬の「十六羅漢まつり」の時期には夜間にライトアップも行われます。
アクセス
JR羽越本線「吹浦駅」より徒歩約15分。日本海東北自動車道「酒田みなとIC」より車で約20分。見学無料です。
鳥海山の名水「胴腹滝」
胴腹滝(どうはらたき)は、遊佐町にある鳥海山(ちょうかいさん)の豊かな伏流水が、山の中腹から直接湧き出している珍しい滝です。その様子が山の「胴腹(どうっぱら)」から水が噴き出すように見えることから、この名が付きました。
杉林の中の小さな杜を挟んで2筋の滝が流れており、古くから安産の神様として崇められています。湧き出す水は「山形県里山環境保全地域」にも指定される名水で、クセのない軟水は大変おいしいと評判です。
地元では「左の滝はコーヒーに、右の滝は日本茶に合う」とも言われており、遠方からわざわざ水を汲みに来る人が絶えません。冬でも凍ることなく湧き続ける神秘的なスポットです。
アクセス
JR「遊佐駅」から車で約10分。日本海東北自動車道「酒田みなとIC」から車で約20分。駐車場(10台程度)があります。
※湧水は殺菌されていない生水です。飲用の際はご注意ください。
山形県観光のおすすめ総まとめ
山形県の観光おすすめスポットを、内陸の定番から庄内の絶景まで幅広くご紹介しました。最後に、この記事の要点をまとめます。
- 山寺は1000段の石段を登るパワースポット
- 文翔館は明治時代の洋風建築が美しい無料スポット
- 銀山温泉は大正ロマン漂う街並みとガス灯が幻想的
- 上杉神社は米沢城跡にあり謙信公や上杉家の歴史に触れられる
- 道の駅寒河江(さがえ)チェリーランドはさくらんぼグルメが充実
- 羽黒山五重塔は東北最古と言われる国宝
- 鶴岡市立加茂水族館はギネス級のクラゲ展示が必見
- 加茂水族館は2025年11月からリニューアル休館予定
- 最上峡芭蕉ラインは舟唄を聞きながらの舟下りが楽しめる
- 十六羅漢岩は日本海に沈む夕日と磨崖仏の絶景スポット
- 胴腹滝は鳥海山の伏流水が湧き出す名水の滝
- 山形は内陸(山形・米沢)と庄内(鶴岡・酒田)で異なる魅力がある
- 冬は雪景色が美しいが、積雪や冬期閉鎖(稽照殿など)に注意
- 温泉地(銀山・上杉神社周辺・鶴岡)も豊富