国内旅行おすすめWiFi厳選比較!無制限や当日レンタルも解説

旅行の計画を立てていると現地の美味しいグルメや観光スポットのことばかり考えてワクワクしますよね。
でもふと移動中の暇つぶしや現地での調べ物をするときにスマホのギガが足りなくなるかもしれないという不安がよぎることはありませんか。せっかくの国内旅行なのに通信制限を気にして動画が見られなかったり地図アプリがサクサク動かなかったりするのは避けたいものです。
最近では無制限で使える格安のレンタルWiFiや当日に空港で受け取れるサービスなど選択肢も増えてきました。この記事では国内旅行におすすめのWiFiサービスを比較しながら1ヶ月の長期滞在や一時帰国で使えるプランについてもお話しします。
また北海道や沖縄など旅行先でもしっかりつながるのかといった通信エリアに関する疑問や安いだけではない失敗しない選び方についても触れていきますね。
- 旅行スタイルに合わせた最適な通信手段の選び方がわかる
- データ容量を気にせず使える無制限プランの実態が把握できる
- 料金の安さと利便性を兼ね備えたおすすめサービスを知れる
- 当日の急な手配や長期利用など状況別の対処法が見つかる
失敗しない国内旅行におすすめのWiFi選び方
「とりあえず安いやつでいいや」と適当に選んでしまうと、旅先で全く繋がらなかったり、追加料金が発生したりして後悔することになりかねません。まずは、自分の旅行スタイルにはどのような通信環境が必要なのか、基本的な選び方のポイントを一緒に見ていきましょう。
国内旅行でWiFiは必要か徹底解説
「普段使っているスマホがあるから、わざわざWiFiなんていらないんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんね。確かに、LINEでメッセージを送ったり、少しWEBサイトを見る程度ならスマホの契約プランだけで十分なことも多いです。
でも、旅行中は意外とデータ通信量(ギガ)を消費してしまう場面が多いんです。例えば、知らない土地で地図アプリをナビ代わりに使い続けたり、移動時間の長い新幹線やバスの中で高画質の動画を見たり、旅の思い出をSNSにたくさんアップしたりしますよね。これらを積み重ねると、あっという間に数ギガを使ってしまい、旅の途中で通信制限がかかってしまうことも珍しくありません。
フリーWiFiのリスクに注意 ホテルやカフェのフリーWiFiは便利ですが、セキュリティ面でのリスクがあります。また、多くの人が同時に接続するため速度が遅く、夜のリラックスタイムに動画が止まってしまってイライラ…なんてことも。自分専用のWiFiがあれば、セキュリティも安心で、どこでも快適にネットが使えますよ。
特に、仕事の連絡をする可能性がある方や、お子様にタブレットでアニメを見せてあげたいファミリー層にとっては、安定した通信環境は「あってよかった」ではなく「ないと困る」必須アイテムと言えるでしょう。
データ容量が無制限のプランを比較
レンタルWiFiを選ぶときに一番魅力的な言葉、それが「無制限」ですよね。でも、この言葉には少し注意が必要です。実は「無制限」と書いてあっても、完全に使い放題というわけではないプランが存在するからです。
「無制限」の2つのパターン
- 実質無制限(条件付き):月間の上限はないけれど、「1日3GBまで」や「3日間で10GBまで」といった短期間の制限があるタイプ。これを超えると速度が遅くなります。
- 完全無制限:基本的にどれだけ使っても制限がかからないタイプ(WiMAXの5Gプランや一部のキャリアプランなど)。
例えば、1人で動画を見るくらいなら「1日3GB」あれば十分楽しめますが、家族みんなでシェアする場合や、Zoom会議などでガッツリ使う場合は、短期間の制限がない「完全無制限」に近いプランを選ぶのが安心かなと思います。予約画面の小さな文字で書かれている「注意事項」をしっかりチェックするようにしましょう。
レンタルとテザリングの違いを比較
「スマホのテザリング機能を使えば、わざわざルーターをレンタルしなくていいのでは?」という疑問もよく聞きます。確かにテザリングは手軽で便利ですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
| 項目 | レンタルWiFi | スマホのテザリング |
|---|---|---|
| バッテリー | 独立しているのでスマホの電池は減らない | スマホの電池消耗が激しくなる |
| 通信制限 | 大容量・無制限プランが多い | スマホの契約プラン(20GBなど)を消費 |
| 接続台数 | 複数台でも安定しやすい | 複数台つなぐとスマホが発熱しやすい |
| コスト | レンタル料金がかかる | オプション無料なら追加費用なし |
私自身の経験ですが、テザリングをオンにしたまま観光していたら、夕方にはスマホの充電が切れてしまい、肝心の地図が見られなくなって焦ったことがあります。もしテザリングを使うなら、大容量のモバイルバッテリーは必須ですね。
キャリアの「テザリング上限」に注意 スマホのプランが「使い放題」でも、テザリング利用には「月30GBまで」といった上限が設けられているケースがあります(SoftBankのメリハリ無制限やauの使い放題MAXなど)。PCを繋いで仕事をしようと考えている方は、ご自身の契約内容を必ず確認してくださいね。
当日や空港で受け取り可能か確認
旅行の準備でバタバタしていて、「WiFiの手配を忘れてた!」なんてこと、ありますよね。そんな時でも諦めなくて大丈夫です。多くのレンタルサービスでは、当日のWEB申し込みに対応していて、空港のカウンターでその場で受け取ることができます。
特に「WiFiレンタルどっとこむ」のような大手サービスだと、主要な空港(成田、羽田、関西、福岡、新千歳など)にカウンターがあるので便利です。飛行機に乗る前にサッと受け取って、帰りは空港のポストや返却BOXに入れるだけなので、手間もかかりません。
空港受取の注意点 早朝便や深夜便を利用する場合、カウンターの営業時間外で受け取れないことがあります。その場合は、前日までに自宅に配送してもらうか、ロッカー受取(WiFiBOXなど)が利用できるかを確認しましょう。
北海道や沖縄など通信エリアを確認
国内旅行といっても、行き先によって電波状況は大きく変わります。都市部への旅行ならどの機種を選んでもほとんど問題ありませんが、北海道の大自然を満喫したり、沖縄の離島に行ったり、山間部の温泉地へ行く場合は注意が必要です。
おすすめなのは、「Cloud SIM(クラウドSIM)」という技術を使った端末です。これは、ドコモ、au、ソフトバンクの中から、その場所で一番繋がりやすい電波を自動で選んで接続してくれる優れものです。「ソフトバンクだと圏外だけど、ドコモなら繋がる」といった場所でも、自動で切り替えてくれるので安心感が違いますよ。
一方で、通信速度の速さを重視するなら「WiMAX」の5G端末が強力ですが、地下や建物の奥、山間部では電波が弱くなる傾向があります。行き先がリゾートホテルや都市観光中心ならWiMAX、地方を周遊するならCloud SIM、といった使い分けが良いかもしれませんね。
厳選した国内旅行におすすめのWiFiサービス
それでは、数あるサービスの中から、料金、使い勝手、信頼性を総合して、私が「これならおすすめできる!」と感じたWiFiサービスを厳選してご紹介します。ご自身の予算や旅行期間に合わせて選んでみてください。
料金が安いレンタルWiFiランキング
短期の旅行で「とにかく安く済ませたい」という方に向けて、コストパフォーマンスの良いサービスをピックアップしました。
1. WiFiBOX(ワイファイボックス) 最近話題のサービスで、とにかく手軽で安いです。予約から受取までスマホひとつで完結し、空港や駅にある無人の貸出機から「スポッ」と抜くだけ。受取手数料や送料がかからないため、総額で比べると最安クラスになることが多いです。モバイルバッテリー機能が付いているのも旅行者には嬉しいポイントですね。
2. WiFiレンタルどっとこむ 業界最大手だけあって、機種のラインナップが豊富です。1日単位で借りられて、ソフトバンク回線のプランなどは非常にリーズナブル。キャンペーン経由だとさらにお得になることもあるので要チェックです。空港カウンターでの有人サポートがある安心感も魅力です。
3. NETAGE(ネットエイジ) 無制限プランの選択肢が多く、ドコモやauなど特定のキャリア回線を指定して借りたい場合に強いです。料金設定も良心的で、特に「伊豆諸島に行くからドコモがいい」といった具体的な要望がある場合におすすめです。
1ヶ月の長期利用や一時帰国向けプラン
「夏休みに実家に1ヶ月帰省する」「海外からの一時帰国で日本に滞在する」といった長期利用の場合、1日単位のレンタルだと割高になってしまいますよね。そんな時は、「30泊31日プラン」などの長期パック料金が設定されているサービスを選びましょう。
長期プランのコスパは圧倒的! 例えば、1日500円の機種を30日借りると単純計算で15,000円ですが、長期パックなら5,000円〜7,000円程度で借りられることが多いです。1日あたりに換算すると200円前後になることもあり、これなら気軽に借りられますよね。
入院などの急な事情で長期レンタルが必要になった場合でも、こうしたプランを活用すれば費用を抑えることができます。
繋がらないトラブルを防ぐための対策
いざ現地に着いて「電波が入らない!」「ネットが遅い!」となるとパニックになりますよね。トラブルを未然に防ぐため、また起きてしまった時のために、以下の対策を覚えておいてください。
- 再起動を試す:まずは端末の電源を一度切って入れ直してみてください。これだけで電波をつかみ直して改善することが多いです。
- 場所を移動する:窓際や屋外に移動すると改善することがあります。
- 通信モードの確認:WiMAXなどの場合、「省電力モード」になっていないか確認しましょう。
- 安心補償オプション:万が一、端末を落として壊してしまった時のために、数百円の補償オプションに入っておくと精神的に楽です。特に水辺やキャンプに行く方は検討してみてください。
WiFiBOXなど人気サービスの評判
先ほど少し触れた「WiFiBOX」ですが、その手軽さから利用者急増中です。私が見聞きした範囲での評判や特徴をまとめてみますね。
メリットは、やはり「非接触で早い」こと。カウンターに並ぶ必要がないので、急いでいる時でもストレスフリーです。また、当日予約でもキャンセル料が直前までかからない(※プランによる)柔軟さも好評です。
デメリットとしては、「宅配受取に対応していない(基本は設置場所での受取のみ)」という点が挙げられます。自宅で事前に荷造りをしておきたい方や、設置場所がない地方空港を利用する方には不向きかもしれません。また、使い方が全てセルフサービスなので、機械の操作が苦手な方は少し戸惑うかもしれませんね。
国内旅行におすすめのWiFi総まとめ
最後に、これまでのポイントを整理して、あなたにぴったりのWiFi選びをお手伝いします。
あなたにおすすめのWiFiはこれ!
- 安さと手軽さ重視の弾丸旅行なら:WiFiBOXやpovo2.0(テザリング)
- 家族みんなで使う・地方も行くなら:WiFiレンタルどっとこむ(Cloud SIM端末)
- 仕事で高速通信が必要なら:NETAGEやWiMAXの5G端末
- 1ヶ月以上の長期滞在なら:長期パックプランのあるレンタルサービス
国内旅行を快適に楽しむためには、ストレスのない通信環境が欠かせません。「たかがネット、されどネット」。ご自身の旅のスタイルに合った最適なWiFiを選んで、素敵な思い出をたくさん作ってきてくださいね!
※本記事で紹介した料金やサービス内容は執筆時点のものです。最新の情報は必ず各公式サイトをご確認ください。