神奈川県 観光 おすすめスポットをお探しですか？神奈川には見どころが満載です。
ベイエリアでは、横浜赤レンガ倉庫・赤レンガパークや、よこはまコスモワールドの観覧車、食べ歩きが楽しい横浜中華街、カップヌードルミュージアム 横浜、港の景色が広がる山下公園、八景島シーパラダイス（水族館）などがあります。
少し足を延ばせば、新横浜ラーメン博物館や、鎌倉の象徴「鶴岡八幡宮」、鎌倉大仏殿高徳院、金運アップの銭洗弁財天宇賀福神社も外せません。この記事では、神奈川県観光のおすすめ総まとめとして、必見のスポットを詳しく解説します。
- 横浜ベイエリアの定番観光スポットと見どころがわかる
- 鎌倉・新横浜エリアの歴史ある必見スポットがわかる
- 各スポットのアクセスや料金、営業時間などがわかる
- 効率的な観光プランを立てるためのヒントが得られる
神奈川県観光のおすすめ【横浜ベイエリア】
- 横浜赤レンガ倉庫・赤レンガパーク
- よこはまコスモワールドの観覧車
- 食べ歩きが楽しい横浜中華街
- カップヌードルミュージアム 横浜
- 港の景色が広がる山下公園
- 八景島シーパラダイス（水族館）
横浜赤レンガ倉庫・赤レンガパーク
横浜赤レンガ倉庫は、明治・大正時代に国の模範倉庫として建設された歴史的建造物を活用した、横浜を代表する観光スポットです。港町・横浜ならではのノスタルジックな景観が楽しめます。
施設は2棟に分かれています。
- 1号館: 主に文化施設として利用され、ホールや多目的スペースでは演劇やコンサートなどが開催されます。1階には横浜らしいお土産を扱うショップも入っています。
- 2号館: おしゃれな雑貨店やカフェ、レストランが約50軒集まるショッピングモールになっています。
2棟の間にあるイベント広場では、春の「ストロベリーフェスティバル」や秋の「横浜オクトーバーフェスト」、冬の「クリスマスマーケット」など、季節ごとに大規模な人気イベントが開催されます。夜になると建物全体がオレンジ色にライトアップされ、みなとみらいの夜景と共に幻想的な雰囲気を楽しめます。
施設情報
| 営業時間 | 1号館 10:00～19:00 ／ 2号館 11:00～20:00 ※カフェ・レストランは店舗により異なります。 |
|---|---|
| アクセス | みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」より徒歩約6分 JR・市営地下鉄「桜木町駅」または「関内駅」より徒歩約15分 |
| 駐車場 | 提携駐車場あり（タイムズ 金森赤レンガ倉庫駐車場）。施設利用額に応じた割引サービスがあります。 |
よこはまコスモワールドの観覧車
よこはまコスモワールドは、みなとみらいの景色に欠かせない、大観覧車「コスモクロック21」がシンボルの都市型立体遊園地です。入園料は無料で、アトラクションごとに料金を支払うシステムになっています。
園内は3つのゾーンに分かれており、約30種類のアトラクションが揃っています。水中に突入するジェットコースター「バニッシュ！」などのスリル満点のものから、小さなお子様が楽しめるものまで、家族全員で楽しむことが可能です。
やはり一番人気は、世界最大の時計機能付き観覧車「コスモクロック21」です。約15分の空中散歩では、横浜港やみなとみらいのビル群を一望できます。夜になると約100万球のイルミネーションが輝き、みなとみらいの夜景を特等席で楽しむデートスポットとしても最適です。
施設情報
- 営業時間: 日によって異なります。公式サイトの営業日カレンダーをご確認ください。
- 料金: 入園無料（アトラクションごとに100円～1,000円のチケットが必要）
- アクセス: みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩約2分／JR・市営地下鉄「桜木町駅」より徒歩約10分
※チケットの購入は現金のみです。クレジットカード等は利用できませんのでご注意ください。
食べ歩きが楽しい横浜中華街
横浜観光で外せないスポットといえば、世界最大級の規模を誇る「横浜中華街」です。約600軒以上の店舗がひしめき合い、異国情緒あふれる活気に満ちています。
本格的な中華料理のコースを味わえるレストランはもちろん、食べ歩きグルメの宝庫としても有名です。焼きたての豚まんや小籠包、タピオカドリンク、甘栗などを片手に、風水思想に基づいて建てられたきらびやかな「牌楼（パイロウ）」や、商売繁盛の神様を祀る「関帝廟（かんていびょう）」などを巡るのが醍醐味です。
近年は電車の相互乗り入れにより、渋谷や池袋、川越方面からも乗り換えなしでアクセスできるようになり、さらに便利になりました。
アクセス情報
- みなとみらい線: 「元町・中華街駅」より徒歩約1分、「日本大通り駅」より徒歩約5分
- JR根岸線: 「石川町駅」より徒歩約5分、「関内駅」より徒歩約7分
カップヌードルミュージアム 横浜
カップヌードルミュージアム 横浜（正式名称：安藤百福発明記念館 横浜）は、インスタントラーメンの発明者・安藤百福の「創造的思考（クリエイティブシンキング）」をテーマにした体験型ミュージアムです。
子どもから大人まで楽しめるアトラクションが満載ですが、特に人気なのが以下の2つの体験工房です。
- マイカップヌードルファクトリー: 自分でデザインしたカップに、好きなスープと具材を選んで「世界でひとつだけのカップヌードル」を作れる大人気の工房です。（別途利用料が必要）
- チキンラーメンファクトリー: 小麦粉から麺を作り、乾燥させるまでの工程を体験できる工房です。（要予約・別途利用料が必要）
他にも、アジアのナイトマーケットをイメージした空間で世界8カ国の麺料理が味わえる「NOODLES BAZAAR -ワールド麺ロード-」など、見どころが豊富です。
施設情報
| 開館時間 | 10:00～18:00（最終入館 17:00） |
|---|---|
| 休館日 | 火曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始 |
| 入館料 | 大人（大学生以上） 500円 ／ 高校生以下 無料 ※「マイカップヌードルファクトリー」などの体験は別途利用料が必要です。 |
| アクセス | みなとみらい線「みなとみらい駅」または「馬車道駅」より徒歩約8分 |
港の景色が広がる山下公園
山下公園は、関東大震災のがれきを埋め立てて1930年に開園した、横浜で最も有名な公園です。横浜ベイブリッジや港を行き交う船を眺めながら、海沿いの遊歩道をのんびりと散策できます。
園内には見どころが多く、童謡で知られる「赤い靴はいてた女の子像」や、姉妹都市サンディエゴから寄贈された「水の守護神」、在日インド人協会から寄贈された「インド水塔」など、国際都市・横浜らしい記念碑が点在しています。
また、公園の東側は「未来のバラ園」として整備されており、毎年春と秋には約160種1,900株のバラが咲き誇る名所となっています。公園の目の前には、かつてシアトル航路で活躍した重要文化財の貨客船「日本郵船氷川丸」が係留されており、船内の見学（有料）も可能です。
アクセス
みなとみらい線「元町・中華街駅」4番出口から徒歩約3分。横浜中華街や横浜赤レンガ倉庫からも徒歩圏内です。
八景島シーパラダイス（水族館）
「横浜・八景島シーパラダイス」は、横浜市の南端、金沢区の海に浮かぶアミューズメントパークです。島全体がレジャー施設になっており、水族館とアトラクション、レストラン、ホテルなどが集まっています。
施設は大きく分けて、テーマの異なる4つの水族館「アクアリゾーツ」と、アトラクションエリア「プレジャーランド」で構成されています。
- アクアミュージアム: 国内最多の5万尾のイワシが泳ぐ大群泳や、イルカたちのショーが見られる日本最大級の水族館です。
- ドルフィン ファンタジー: イルカたちが自然の光の中で悠々と泳ぐ姿を、アーチ型の水槽や円柱水槽から眺められます。
- プレジャーランド: 海に突き出たスリル満点のコースター「サーフコースター リヴァイアサン」など、子どもから大人まで楽しめます。
料金・アクセス情報
| 営業時間 | 日によって大きく異なります。公式サイトの営業カレンダーをご確認ください。 |
|---|---|
| 料金（ワンデーパス） | 大人・高校生 5,700円、小中学生 4,100円、幼児（4歳以上） 2,400円 ※水族館のみのチケットなどもあります。 |
| アクセス | シーサイドライン「八景島駅」下車すぐ。（JR「新杉田駅」または京急線「金沢八景駅」で乗り換え） |
| 駐車場 | 周辺に複数の提携駐車場あり（1日 1,500円～） |
神奈川県観光のおすすめ【鎌倉・新横浜】
- 新横浜ラーメン博物館
- 鎌倉の象徴「鶴岡八幡宮」
- 鎌倉大仏殿高徳院
- 銭洗弁財天宇賀福神社
- 神奈川県観光のおすすめ総まとめ
新横浜ラーメン博物館
「新横浜ラーメン博物館」（通称ラー博）は、全国選りすぐりのラーメン店が集結した、世界初のフードアミューズメントパークです。「飛行機に乗らずに食べに行ける」をコンセプトに、期間限定で入れ替わる店舗を含め、様々なご当地ラーメンを一度に楽しめます。
館内は、昭和33年（1958年）のレトロな町並みが精巧に再現されており、タイムスリップしたかのような気分を味わえます。ラーメン店だけでなく、駄菓子屋や占いなどもあり、ノスタルジックな雰囲気に浸れます。
食べ比べを楽しみたい方のために、全店で「ミニラーメン」（レギュラーサイズの3/5程度の量）が用意されているのも嬉しいポイントです。
利用上の注意
中学生以上のお客様は、お一人様一杯のラーメンの注文が必要です（ミニラーメン可）。また、ラーメン店での席の予約はできません。
施設情報
| 営業時間 | 平日 11:00～21:00 ／ 土日祝 10:30～21:00 （ラストオーダーは閉館30分前） |
|---|---|
| 休館日 | 年末年始（12月31日、1月1日） |
| 1日入場券 | 大人 450円、小中高校生 100円、シニア（65歳以上） 100円 |
| アクセス | JR・市営地下鉄「新横浜駅」より徒歩約5分 |
鎌倉の象徴「鶴岡八幡宮」
鶴岡八幡宮は、古都・鎌倉の象徴として、また武家の守護神として篤い信仰を集める神社です。1063年に源頼義が京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜辺に祀ったのが始まりで、その後1180年に源頼朝公が現在の地に移し、鎌倉幕府の精神的中心としました。
現在の本宮（上宮）は国の重要文化財に指定されており、鮮やかな朱塗りの社殿が印象的です。本宮へと続く大石段からは、若宮大路が由比ヶ浜まで一直線に伸びる、鎌倉の街並みを一望できます。
源平池や流鏑馬（やぶさめ）の馬場など、境内には歴史を感じさせる見どころが点在しています。参拝の前後には、JR鎌倉駅から鶴岡八幡宮まで続く参道「小町通り」で、食べ歩きグルメやスイーツ、お土産探しを楽しむのも定番のコースです。
拝観情報
- 開門時間: 6:00～20:00（通年）
- 拝観料: 境内無料（宝物殿、鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムは別途有料）
- アクセス: JR「鎌倉駅」東口より徒歩約10分
鎌倉大仏殿高徳院
「鎌倉大仏」としてあまりにも有名な鎌倉大仏殿高徳院の御本尊、国宝「銅造阿弥陀如来坐像」。像高約11.3メートル、重量約121トンというその姿は、鎌倉観光のシンボルです。
1252年（建長四年）に造立が開始されたと伝えられています。かつては巨大な大仏殿の中に安置されていましたが、台風や大津波によって建物が倒壊し、室町時代の終わり頃までには現在のような露坐（ろざ：屋根のない屋外に座すこと）の姿になったとされています。
大仏さまの内部は空洞になっており、胎内拝観（別途50円）も可能です。内部から、当時の高い鋳造技術の痕跡を垣間見ることができます。
拝観情報
| 開門時間 | 4月～9月：8:00～17:30 10月～3月：8:00～17:00 （入場は閉門15分前まで） |
|---|---|
| 拝観料 | 中学生以上 300円、小学生 150円 |
| 大仏胎内拝観 | 50円（8:00～16:30） |
| アクセス | 江ノ島電鉄「長谷駅」より徒歩約7分 |
銭洗弁財天宇賀福神社
鎌倉のパワースポットとして絶大な人気を誇るのが、「銭洗弁天」の名で親しまれる銭洗弁財天宇賀福神社です。
創建は1185年（文治元年）。源頼朝公が夢で「この地に湧く水で神仏を供養すれば天下は太平に治まる」という宇賀福神のお告げを受け、社を建てたのが始まりとされています。その後、北条時頼が「この水でお金を洗い清めれば福銭となり、一家は栄える」と自ら銭を洗って祈願したことから、「銭洗い」の信仰が広まったといわれています。
現在も、境内の洞窟（奥宮）に湧き出す霊水「銭洗水」（鎌倉五名水の一つ）でお金を洗うと、何倍にも増えて戻ってくると信じられており、商売繁盛や金運アップを願う多くの参拝者で賑わいます。お金を洗うためのザルも用意されています。
拝観情報
- 拝観時間: 8:00～16:30（最終受付 16:00）
- 拝観料: 志納（無料）
- アクセス: JR「鎌倉駅」西口より徒歩約25分（坂道が続きます）
神奈川県観光のおすすめ総まとめ
神奈川県の観光おすすめスポットを、横浜ベイエリアと鎌倉・新横浜エリアに分けてご紹介しました。最後に、この記事の要点をまとめます。
- 横浜赤レンガ倉庫は明治の歴史建築とイベントが魅力
- よこはまコスモワールドはみなとみらいの夜景デートに最適
- 横浜中華街は食べ歩きグルメと異国情緒が楽しめる
- カップヌードルミュージアムはオリジナルのカップ麺作りが人気
- 山下公園は氷川丸やバラ園など港の景色が広がる
- 八景島シーパラダイスは水族館とアトラクションが揃う複合施設
- 新横浜ラーメン博物館は昭和レトロな空間で全国の味を
- 鶴岡八幡宮は鎌倉の象徴で小町通り散策もセットで
- 鎌倉大仏殿高徳院は国宝の大仏と胎内拝観が必見
- 銭洗弁財天宇賀福神社は洞窟の霊水で金運アップ祈願
- 神奈川観光は「横浜エリア」と「鎌倉エリア」が二大中心
- 横浜は近代的・異国情緒・体験型スポットが充実
- 鎌倉は歴史とパワースポット巡りが中心
- 公共交通機関でのアクセスが非常に便利なスポットが多い
- エリアごとにテーマを決めて効率よく回るのがおすすめ