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岡山城の所要時間と見どころを写真付きで解説。【観光】

岡山城の観光所要時間は?後楽園と巡るプランも解説しているので旅の参考に!

岡山城の城門前の写真

岡山城の所要時間と見どころが気になるあなたへ。この記事では、岡山城400年の歴史や、城を作った人は宇喜多秀家であること、そして岡山県三名城の一つとしての価値を解説します。

天守閣や月見櫓など必見のみどころはもちろん、隣接する日本三名園「後楽園」と合わせて楽しむ方法も提案。岡山城の所要時間を決める観光プランとして、天守閣の開館時間と営業時間、JR岡山駅からのアクセス方法、周辺の駐車場と料金について、さらには岡山城周辺でのランチスポットや夜間ライトアップなどの祭り情報も網羅。

まとめとして、あなたが岡山城の所要時間を計画できるよう、全ての情報をお届けします。

  • 岡山城観光の目的別所要時間の目安
  • 天守閣や月見櫓など歴史的な見どころ
  • 後楽園とセットで楽しむ観光プラン
  • アクセス、駐車場、お得な共通券の情報

目次

岡山城の所要時間と見どころ

岡山城のライトアップの写真
  • 岡山城400年の歴史
  • 城を作った人は宇喜多秀家
  • 岡山県三名城の一つとしての価値
  • 天守閣や月見櫓など必見のみどころ
  • 隣接する日本三名園「後楽園」

岡山城400年の歴史

岡山城は、戦国時代の末期、慶長2年(1597年)に完成した歴史ある城です。築城には8年の歳月が費やされ、安土桃山時代の壮麗な文化を今に伝えています。

黒漆塗りの外観から「烏城(うじょう)」の愛称で親しまれていますが、創建当時は金箔瓦が用いられていたことから「金烏城(きんうじょう)」とも呼ばれていました。

豊臣秀吉の庇護のもとで築かれたこの城は、その後、関ヶ原の戦いを経て小早川氏、そして江戸時代には池田氏の居城となり、岡山の藩政の中心地として栄えました。

国宝に指定されていた天守は1945年の空襲で焼失しましたが、1966年に往時の姿で再建され、岡山のシンボルとして愛され続けています。400年以上にわたる歴史の中で、数々のドラマの舞台となった場所です。

城を作った人は宇喜多秀家

岡山城を現在の形に築き上げた作った人は、戦国武将の宇喜多秀家(うきたひでいえ)です。秀家は、豊臣秀吉の養子の一人であり、五大老にも名を連ねた有力な大名でした。

父である宇喜多直家(なおいえ)が拠点とした石山の城の隣にあった「岡山」という丘に、秀家は新たな本丸を定め、豊臣秀吉の指導を受けながら8年の歳月をかけてこの壮大な城を完成させました。不等辺五角形の天守台や黒塗りの外観は、織田信長の安土城を模したとも言われ、当時の最新鋭の城郭建築でした。

若き五大老の夢の城

関ヶ原の戦いで西軍の主力として敗れた秀家は、八丈島へ流罪となり、波乱の生涯を送りました。彼が若き日に築いたこの城は、天下統一を目指した豊臣政権の栄華と、そこに生きた作った人の夢の跡を今に伝えています。

岡山県三名城の一つとしての価値

岡山城は、「岡山県三名城」の一つに数えられています。これは、岡山県内に現存、あるいはかつて存在した城の中でも、特に歴史的価値や知名度が高い城を指す呼称です。

岡山県三名城

  • 岡山城(岡山市):日本三大平山城の一つ。黒い天守が特徴。
  • 備中松山城(高梁市):日本三大山城の一つ。現存天守を持つ唯一の山城。
  • 津山城(津山市):日本三大平山城の一つ。桜の名所として有名。

それぞれが異なる特徴を持つ名城ですが、岡山城はその中でも岡山市の中心部に位置し、城下町の原型を作ったという点で特別な価値を持っています。他の二城と合わせて巡ることで、岡山県の豊かな歴史をより深く体感することができるでしょう。

天守閣や月見櫓など必見のみどころ

岡山城には、再建された天守閣以外にも多くのみどころがあります。特に、戦火を逃れて江戸時代から現存する建造物は必見です。

  • 天守閣:「烏城」の名の由来となった黒漆塗りの外観が特徴。内部は博物館になっており、岡山の歴史を学べます。甲冑の着付け体験なども人気です。
  • 月見櫓(つきみやぐら):本丸に現存する唯一の櫓で、国の重要文化財に指定されています。その名の通り、城主が月を眺めた場所と伝えられています。
  • 石垣:宇喜多秀家、小早川秀秋、池田氏と、歴代城主が築いた時代の異なる石垣が残っており、その積み方の違いを見比べるのも面白いです。
  • 不明門(あかずのもん):藩主が暮らす御殿があった本段への入口で、普段は固く閉ざされていたことからこの名がつきました。1966年に再建されたものです。

これらのみどころを巡ることで、岡山城が持つ要塞としての機能美と、藩主の暮らしの痕跡の両方に触れることができます。

隣接する日本三名園「後楽園」

岡山城の最大の魅力の一つが、旭川を挟んで隣接する大名庭園「岡山後楽園」の存在です。金沢の兼六園、水戸の偕楽園と並び、「日本三名園」の一つに数えられる特別な庭園です。

後楽園は、江戸時代に岡山藩主・池田綱政が安らぎの場として作らせたもので、完成までに13年の歳月を要しました。園内からは、旭川の対岸にそびえる岡山城の天守閣を借景として眺めることができ、この二つが一体となって見事な景観を創り出しています。

岡山城と後楽園は月見橋で結ばれており、歩いて簡単に行き来できます。両方を見学できるお得な共通入場券も販売されているので、セットで訪れるのが断然おすすめです!

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岡山城の所要時間を決める観光プラン

  • 天守閣の開館時間と営業時間
  • JR岡山駅からのアクセス方法
  • 周辺の駐車場と料金について
  • 岡山城周辺でのランチスポット
  • 夜間ライトアップなどの祭り情報
  • まとめ:岡山城の所要時間を計画しよう

天守閣の開館時間と営業時間

岡山城観光を計画する上で、まず確認しておきたいのが天守閣の開館時間と営業時間です。時間を有効に使うためにも、事前にチェックしておきましょう。

開館時間9:00~17:30(最終入場は17:00まで)
休館日12月29日~12月31日
入場料(天守閣)大人400円、小・中学生100円
共通券(後楽園+天守閣)大人720円(両方単独で買うより120円お得)

※イベント開催時は開館時間が延長される場合があります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

岡山城の所要時間として最低でも1時間はほしいところ。特段ばかデカいエリアではありませんが、近くの駐車場からでも微妙な距離があるし、お城の中に入るならそこそこの時間がかかってしまいます。

せっかく旅行に来たならプロジェクションマッピングを観たり、写真を撮ったりすると2時間位はあった方が楽しめるかな~と思います。

JR岡山駅からのアクセス方法

岡山城は岡山市の中心部にあり、JR岡山駅からのアクセスも非常に便利です。主な交通手段は路面電車、バス、徒歩の3つです。

  • 路面電車:JR岡山駅前から「東山行」に乗車し、「城下(しろした)」電停で下車(約5分)。そこから徒歩約10分です。風情ある移動を楽しみたい方におすすめ。
  • バス:岡電バスまたは両備バスで「県庁前」バス停下車、徒歩約5分です。
  • 徒歩:JR岡山駅から約2km、徒歩で約25分かかります。岡山の市街地を散策しながら向かうのも良いでしょう。

周辺の駐車場と料金について

車で訪れる場合、岡山城には専用の駐車場はありません。そのため、周辺の市営駐車場やコインパーキングを利用することになります。

最も近いのは「烏城公園駐車場」ですが、収容台数に限りがあるため、行楽シーズンは満車になることも多いです。その場合は、岡山後楽園の駐車場や、少し歩いた場所にあるコインパーキングを探す必要があります。

イベント時の混雑に注意

後述するライトアップイベントなどの開催期間中は、周辺道路や駐車場が大変混雑します。時間に余裕を持つか、公共交通機関の利用をおすすめします。

岡山城周辺でのランチスポット

岡山城や後楽園の散策でお腹が空いたら、周辺のランチスポットへ。このエリアには、岡山名物を味わえるお店が充実しています。

おすすめランチ

  • 岡山ばらずし:新鮮な海の幸や山の幸を彩り豊かに盛り付けた、岡山の代表的な郷土料理。後楽園内の食事処などでいただけます。
  • デミカツ丼:洋食文化が根付いた岡山ならではのご当地グルメ。濃厚なデミグラスソースがかかったカツ丼は絶品です。
  • カフェ:後楽園の対岸や城下周辺には、岡山城を眺めながらくつろげるおしゃれなカフェも点在しています。季節のフルーツを使ったパフェも人気です。

観光とあわせて、岡山の食文化も満喫しましょう。

夜間ライトアップなどの祭り情報

岡山城のプロジェクションマッピングの様子の写真1

岡山城では、季節ごとに夜間特別開園とライトアップを行うイベント「烏城灯源郷(うじょうとうげんきょう)」が開催されます。これは岡山城観光の大きな魅力の一つです。

春・夏・秋の年3回開催され、期間中は開館時間が21:30まで延長されます。毎回テーマが変わり、和傘や風鈴、竹あかりなどが幻想的に天守閣やその周辺を彩ります。

この期間中は、対岸の後楽園でも「幻想庭園」というライトアップイベントが同時開催されます。昼間の勇壮な姿とは全く違う、幻想的で美しい夜の城と庭園の姿は必見です。この祭りの時期を狙って訪れるのもおすすめです。

岡山城のプロジェクションマッピング

岡山城のプロジェクションマッピングの写真

にほん旅さんぽが撮影した当時は、岡山城へ行く途中のエリアで日没から~20時半までの時間で行われていました。

テーマとしては『金鳥城』をイメージしたとされるプロジェクションマッピングで音や映像の演出が迫力満点で多くの人が足を止めて見入っていました!期間限定のイベントなので、観光の際は公式サイトで確認してから行ってね!

まとめ:岡山城の所要時間を計画しよう

岡山城観光の所要時間と、隣接する後楽園とあわせた楽しみ方について解説しました。最後に、計画のポイントをまとめます。

  • 岡山城天守閣の見学所要時間は約50分~60分が目安
  • 城跡公園全体を散策する場合は1時間半~2時間を見ておくと良い
  • 隣接する後楽園も巡るなら、さらに1時間~2時間は必要
  • 岡山城は宇喜多秀家が築いた歴史ある城で「烏城」とも呼ばれる
  • 天守閣や現存する月見櫓が見どころ
  • 岡山県三名城の一つに数えられる価値ある史跡
  • 日本三名園の後楽園とセットで訪れるのが断然おすすめ
  • お得な共通入場券の利用を検討しよう
  • JR岡山駅からのアクセスは路面電車が便利
  • 車の場合は周辺の有料駐車場を利用する
  • 烏城灯源郷などのライトアップ祭りも大きな魅力
  • ランチには「ばらずし」などのご当地グルメを
  • この記事を参考にあなたの旅に合った岡山城の所要時間を計画しよう

岡山城の情報と地図

公式サイト岡山城の公式サイト
住所岡山県岡山市北区丸の内2-3-1
営業時間9:00~17:00
料金大人400円
小・中学生100円
電話番号086-225-2096
駐車場近くにあり1時間300円
岡山城のライトアップの写真

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