
府中市美術館へ行ってみたいけれど、どんな作品を見られるのか、企画展やコレクション展の内容、料金、開館時間、アクセスなどが気になっている人も多いのではないでしょうか。
東京都府中市にある府中市美術館は、都立府中の森公園の中にある美術館です。江戸時代から現代までの幅広い作品を収蔵していて、江戸絵画を紹介する展覧会や近現代美術の企画展、牛島憲之をはじめ府中や多摩地域にゆかりのある作家の作品などに触れられます。
府中市美術館の展覧会を目的に訪れるなら、現在開催中の企画展やコレクション展だけでなく、観覧料、休館日、最寄り駅からの行き方も確認しておきたいところです。府中市美術館の駐車場やカフェ、ミュージアムショップ、美術図書室などについても知っておくと、当日の過ごし方をイメージしやすくなります。
この記事では、府中市美術館の見どころから企画展、コレクション、料金、開館時間、アクセス、駐車場、カフェ、子連れで訪れるときに知っておきたいポイントまでまとめて紹介します。
- 府中市美術館の特徴と主な見どころ
- 企画展とコレクション展の楽しみ方
- 料金や開館時間、休館日などの基本情報
- アクセスや駐車場、カフェなどの館内情報
府中市美術館はどんな美術館?
府中市美術館は、美術作品を鑑賞するだけでなく、創作や学習などを通じて美術と身近に出会える場所としてつくられています。公園の中にある立地も特徴で、美術館と自然を一緒に楽しめるのが魅力です。
府中の森公園の中にある美術館
府中市美術館は2000年10月に開館した市立美術館です。場所は東京都府中市浅間町で、緑の多い都立府中の森公園の中にあります。
美術館の基本テーマは「生活と美術」。難しい知識がなければ楽しめない場所ではなく、普段の暮らしの延長で美術に触れられる施設を目指しているのが特徴です。
私がこうした地域の美術館で面白いと思うのは、有名な作品を見るだけではなく、その地域と美術のつながりを知れるところですね。
公園を散策する時間と美術鑑賞を一緒に楽しめるので、府中周辺で半日ほどゆっくり過ごしたいときにも予定へ組み込みやすいと思います。
府中市美術館は都立府中の森公園内にあります。展覧会だけを目的にするのではなく、公園散策と組み合わせて楽しめるのも大きな魅力です。
1階は無料で利用できるスペースも多い
建物は地上2階、地下1階で、展示室は主に2階にあります。
1階には美術図書室、市民ギャラリー、公開制作室、ミュージアムショップ、カフェなどがあり、1階のスペースは基本的に無料で利用できます。
美術館というと観覧券を購入して展示室を見る場所という印象がありますが、府中市美術館は展示を見る以外にも立ち寄れる場所が多いですね。
公園を散策したあとにカフェを利用したり、美術図書室で気になる作家について調べたりする楽しみ方もできます。
府中市美術館の企画展を楽しむ
府中市美術館を訪れる大きな目的になるのが企画展です。開催内容は時期によって変わるので、訪問する日が決まったら最初に展覧会スケジュールを確認しておくのがおすすめです。
幅広いテーマの企画展を開催
府中市美術館では、「生活と美術」という基本テーマを軸に、年間を通してさまざまな企画展が開催されています。
近現代の美術だけではなく、江戸時代の絵画や特定の作家に焦点を当てた展覧会など、扱われるテーマはかなり幅広いです。
同じ美術館でも訪れる時期によって展示内容が大きく変わるため、一度行ったことがある人でも別の展覧会を目的に再訪できます。
私なら府中市美術館へ行く日を決める前に展覧会予定を確認して、気になるテーマが開催されている時期を選びます。
江戸絵画の企画にも注目
府中市美術館で注目したいのが、江戸絵画を取り上げる企画です。
江戸時代の絵画というと少し難しそうに感じるかもしれませんが、作品そのものをじっくり見ると、人物の表情や動物の描き方、色使いなど、知識がなくても楽しめる部分がたくさんあります。
最初から作品の意味をすべて理解しようとしなくても大丈夫です。気になる絵を見つけて、そこから作家や時代について知っていくくらいの楽しみ方でも十分だと思います。
企画展は会期が決まっています。展示替えや臨時休館などが設定される場合もあるため、見たい展覧会がある場合は開催期間を確認してから訪れましょう。
コレクション展も府中市美術館の見どころ
企画展だけでなく、美術館が所蔵している作品を紹介するコレクション展にも注目です。府中や多摩地域に関係する作品を含め、江戸時代から現代まで幅広い美術に触れられます。
2700点を超えるコレクション
府中市美術館では、これまでに2700点を超える作品を収集しています。
近代洋画を中心に、版画、写真、立体作品、映像などコレクションのジャンルは多彩です。
すべての作品が一度に展示されているわけではなく、コレクション展ではその中から作品を選び、テーマを設けながら紹介しています。
展示内容が入れ替わるため、企画展と同じように訪れる時期によって違った作品と出会えるのが面白いですね。
府中や多摩地域にゆかりのある作品
府中市美術館では、府中市や多摩地域にゆかりのある作家の作品も重要な収集対象になっています。
全国的に有名な作品だけではなく、その土地と関係する美術に触れられるのは地域の美術館ならではです。
旅行で美術館を訪れる場合、その地域にどんな芸術家が暮らし、どのような作品が生まれてきたのかを知ると、街を見る視点も少し変わります。
府中という街を美術から知るという楽しみ方ができるのも、府中市美術館の魅力だと思います。
牛島憲之の作品にも注目
府中市美術館を代表するコレクションの一つとして知っておきたいのが、洋画家牛島憲之の作品です。
牛島憲之は風景を題材にした作品を数多く残した画家で、府中市美術館ではその作品を収蔵しています。
風景画というと実際の景色をそのまま描いた作品を想像するかもしれませんが、画家によって景色の切り取り方や色、形の捉え方は大きく違います。
普段何気なく見ている街や自然が、画家の目を通すとどう見えるのか。そんな視点で鑑賞すると面白いですね。
公開制作室で作品が生まれる過程を見る
府中市美術館には、完成した作品を見るだけではなく、アーティストの制作活動に触れられる公開制作室があります。一般的な展示室とは少し違う、美術館ならではの体験ができる場所です。
アーティストの制作を身近に感じられる
公開制作室は、作家が実際に通いながら作品を制作するためのスペースです。
美術館では完成した作品を見ることが多いですが、その作品がどのような過程で生まれていくのかを見る機会はなかなかありません。
公開制作では、制作途中の作品やアーティストの試行錯誤に触れられる場合があります。
完成品だけを見るのとは違って、「ここからどんな作品になるんだろう」と想像しながら見るのも面白いですね。
開催内容は時期によって変わる
公開制作室でいつでも同じアーティストが制作しているわけではありません。
開催される公開制作の内容や期間は変わるため、興味がある場合は展覧会と一緒にスケジュールを確認しておくといいでしょう。
府中市美術館では、完成した作品を鑑賞するだけでなく、公開制作を通して「作品が生まれる場所」に触れられることがあります。企画展とは違った美術の楽しみ方ができます。
美術図書室やミュージアムショップも楽しめる
展示を見終わったあとも楽しめる施設があります。特に美術図書室は無料で利用できるため、展覧会で気になった作家についてもう少し知りたいときに便利です。
美術図書室で気になる作品を調べる
美術図書室では、主に近現代美術に関する画集、美術雑誌、事典などを閲覧できます。
展示室で作品を見ていると、「この画家のほかの作品も見てみたい」「この時代にはどんな絵が描かれていたんだろう」と気になることがありますよね。
そんなときに、そのまま館内で調べられるのは便利です。
展覧会を見る前に利用して予備知識を入れておくのもいいですし、鑑賞後に立ち寄って興味を深めるのもおすすめです。
ミュージアムショップで展覧会の余韻を楽しむ
館内にはミュージアムショップもあります。
展覧会図録をはじめ、絵はがき、書籍、オリジナルグッズなどが販売されています。
私は美術館へ行くと、展示を見たあとにショップへ立ち寄るのも楽しみにしています。気に入った作品のポストカードなどを見つけると、帰宅してからも展覧会を思い出せるんですよね。
府中市美術館のカフェでひと休み
美術鑑賞の前後に休憩したいときは、館内のカフェを利用できます。府中の森公園の景色を感じながら過ごせるのも、公園の中にある美術館ならではです。
公園を眺めながら過ごせるカフェ
府中市美術館の1階にはカフェがあります。
府中の森公園の四季を感じながら、喫茶や軽食を楽しめます。
美術館では思っている以上に歩いたり立ち止まったりするので、展示を見終わるころには少し休みたくなることもあります。
美術鑑賞と公園、カフェをまとめて楽しめるのは、府中市美術館の過ごしやすさにつながっています。
展示の前後に利用するのもおすすめ
企画展をじっくり見る予定なら、先にカフェで休憩してから展示室へ向かう方法もあります。
反対に、展覧会を見終わってからカフェへ行き、印象に残った作品について話しながら過ごすのもいいですね。
カフェの営業日時は美術館の開館日時と異なる場合があります。カフェ利用を目的に訪れる場合は、営業状況を事前に確認しておくと安心です。
府中市美術館の料金
府中市美術館では、コレクション展と企画展で料金体系が異なります。企画展の観覧料は展覧会ごとに設定されるため、訪問前に確認しておきましょう。
コレクション展の基本料金
コレクション展のみを観覧する場合の基本料金は、一般200円、高校生・大学生100円、小学生・中学生50円です。
| 区分 | コレクション展観覧料 |
|---|---|
| 一般 | 200円 |
| 高校生・大学生 | 100円 |
| 小学生・中学生 | 50円 |
| 未就学児 | 無料 |
企画展の観覧券を持っている場合は、同時開催されているコレクション展も観覧できます。
また、府中市内の小中学生や府中市在住の70歳以上の人など、条件によって無料になる制度もあります。
企画展の料金は展覧会によって異なる
企画展の観覧料は一律ではありません。
展覧会の規模や内容によって料金が設定されるため、見たい企画展が決まったら、その展覧会の案内ページで料金を確認してください。
企画展とコレクション展を両方見られる場合もあるので、時間には少し余裕を持っておくと楽しみやすいですね。
観覧料や無料対象、各種割引制度は変更される場合があります。掲載している数値はあくまで一般的な目安として、訪問時の料金は最新情報を確認してください。
府中市美術館の開館時間と休館日
展覧会をゆっくり見るなら、閉館時間だけでなく最終入場時間も確認しておきたいところです。休館日は祝日によって変更される場合があります。
開館時間は10時から17時まで
府中市美術館の通常の開館時間は、10時から17時までです。
展示室への入場は16時30分までとなっています。
16時30分近くに入館すると、企画展やコレクション展をゆっくり見る時間は限られます。特に両方を鑑賞するなら、余裕を持って訪れたほうがいいですね。
基本の休館日は月曜日
基本的な休館日は月曜日です。
月曜日が祝日の場合は開館し、その翌日が休館となります。また、年末年始は12月29日から1月3日まで休館です。
このほかにも臨時休館や臨時開館が設定される場合があります。
展覧会の会期と美術館の開館日は別々に確認するのがおすすめです。展示替えなどによって、目的の展示を見られない期間が設定される場合があります。
府中市美術館の所要時間はどれくらい?
府中観光の予定へ美術館を組み込むなら、気になるのが滞在時間です。企画展の規模や作品を見るペースによって変わりますが、おおまかな目安を考えておくと予定を立てやすくなります。
展示を見るなら1時間から2時間程度が目安
企画展やコレクション展を一通り鑑賞するなら、1時間から2時間程度を一つの目安にするといいと思います。
ただし、これはあくまで一般的な目安です。
作品の解説をじっくり読む人や、企画展とコレクション展を両方見る人なら、さらに時間が必要になる場合があります。
逆に、気になる作品を中心に見るなら短い時間でも楽しめます。
公園やカフェまで楽しむなら半日でも
府中市美術館の魅力は、美術館だけで一日を完結させなくてもいいところです。
展示を見たあとにカフェで休憩し、府中の森公園を散策するなら、半日程度の予定にしても楽しめます。
天気の良い日は、時間に追われず公園まで歩いてみたいですね。
展示だけなら1時間から2時間程度を一つの目安にし、美術図書室、ショップ、カフェ、公園散策まで楽しむ場合はさらに余裕を持った予定がおすすめです。
府中市美術館へのアクセス
府中市美術館は駅前ではなく、府中の森公園内にあります。電車とバスを組み合わせるとアクセスしやすく、府中駅や東府中駅方面から向かう方法があります。
府中駅からバスでアクセスできる
京王線の府中駅から向かう場合は、バスを利用すると便利です。
京王バスの天神町二丁目(府中市美術館)で下車し、徒歩約3分が目安です。
府中駅からはコミュニティバスのちゅうバスを利用する方法もあり、府中の森公園で下車して徒歩約6分です。
バスの運行時刻は曜日や時間帯によって変わるため、当日の時刻表を確認しておくと安心ですね。
国分寺駅方面からもバスを利用できる
JR中央線の国分寺駅南口からもバスで向かうことができます。
京王バスの府中駅行きを利用し、天神町幼稚園で下車して徒歩約8分が目安です。
どの駅から向かうかによって便利な路線が変わるので、出発地に合わせてルートを選びましょう。
府中市美術館の駐車場
車で訪れる場合は、美術館周辺の駐車場事情も確認しておきたいところです。美術館では府中市臨時駐車場を案内していますが、駐車できる台数には限りがあります。
府中市臨時駐車場を利用できる
車で訪れる場合は、府中市臨時駐車場を無料で利用できます。
ただし、駐車可能台数には限りがあり、イベント開催日や休日などは混雑する可能性があります。
満車の場合は近隣の有料駐車場を利用する必要があります。
休日は時間に余裕を持って訪れたい
府中の森公園周辺には美術館以外の施設もあり、休日やイベント開催時には人が集まりやすくなります。
車で訪れる場合は、開館直後など比較的早い時間帯を選ぶのも一つの方法です。
駐車場の利用条件や駐車可能台数は変更される場合があります。満車になる可能性もあるため、車で訪れる場合は周辺の有料駐車場も含めて事前に確認しておくと安心です。
子連れでも府中市美術館を楽しめる?
府中市美術館は、公園の中にあることもあり、子どもと一緒に訪れる予定を立てやすい美術館です。館内には授乳室やおむつ交換設備なども用意されています。
子どもと一緒に作品を楽しむ
子どもと美術館へ行くときは、大人と同じように作品の意味を理解してもらおうとしなくてもいいと思います。
「どの絵が好き?」「これは何に見える?」など、作品を見ながら自由に話してみるだけでも美術館ならではの体験になります。
展覧会によっては子ども向けの鑑賞プログラムやワークショップなどが行われることもあります。
作品について勉強するというより、まずは美術に触れてみるくらいの気持ちで訪れると楽しみやすいですね。
授乳室やバリアフリー設備もある
館内には授乳室やおむつ交換設備付きトイレがあります。
また、車いす対応エレベーター、バリアフリートイレ、車いすの貸し出しなどにも対応しています。
小さな子どもや車いすを利用する人と一緒に訪れる場合は、必要な設備の場所を最初に確認しておくと館内を回りやすくなります。
雨の日の府中観光にも利用しやすい
府中周辺を観光する日に雨が降ってしまった場合でも、美術館は予定へ組み込みやすい屋内スポットです。暑さや寒さが厳しい日にも利用しやすいですね。
屋内でゆっくり美術鑑賞できる
雨の日に屋外の観光地を歩き続けるのは大変ですが、府中市美術館なら館内で落ち着いて過ごせます。
企画展とコレクション展を鑑賞し、美術図書室やショップ、カフェにも立ち寄れば、ある程度まとまった時間を屋内で過ごせます。
天候に左右されにくい府中の観光スポットとして覚えておくと便利ですね。
晴れた日は府中の森公園も散策したい
逆に天気が良ければ、美術館だけで帰るのは少しもったいないと思います。
美術館がある府中の森公園は緑が多く、季節によってさまざまな景色を楽しめます。
午前中に展覧会を見て、カフェで休憩してから公園を歩くといった過ごし方もいいですね。
府中市美術館へ行く前に確認したいこと
府中市美術館は、企画展やコレクション展の内容が時期によって変わります。最後に、訪問前に確認しておきたいポイントをまとめます。
開催中の展覧会を確認する
まず確認したいのが、訪問日に開催されている展覧会です。
府中市美術館では企画展とコレクション展が行われていますが、それぞれに会期があります。
特定の作家や江戸絵画などを目的に訪れる場合は、展覧会名だけでなく開催期間まで確認しておきましょう。
料金と休館日も合わせてチェック
企画展の料金は展覧会によって異なります。
月曜日を基本とする休館日に加えて、展示替えや臨時休館などが設定される可能性もあります。
遠方から訪れる場合は特に、展覧会、観覧料、開館時間、休館日、交通アクセスをまとめて確認しておくと安心です。
美術に詳しくなくても気軽に訪れてみよう
府中市美術館は、美術について詳しい人だけの場所ではありません。
気になる企画展を見たり、コレクションの中から好きな作品を探したり、公開制作をのぞいたり、美術図書室やカフェで過ごしたりと、自分に合った楽しみ方ができます。
私なら展覧会だけで予定を終わらせず、府中の森公園まで含めてゆっくり歩きたいですね。
作品を見る時間と自然の中で過ごす時間を一緒に楽しめることが、府中市美術館ならではの魅力かなと思います。
府中市美術館を訪れるなら、企画展だけでなくコレクション展、公開制作室、美術図書室、ミュージアムショップ、カフェにも注目してみてください。時間に余裕があれば府中の森公園の散策まで組み合わせると、よりゆったり楽しめます。
展覧会、観覧料、開館時間、休館日、交通アクセス、駐車場、カフェなどの情報は変更される場合があります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。
また、移動やバリアフリー設備、健康面、安全面などで個別の配慮が必要な場合は事前に施設へ確認し、専門的な判断が必要となる内容については、最終的な判断は専門家にご相談ください。
府中市美術館の基本情報
| 住所 | 東京都府中市浅間町1-3 都立府中の森公園内 |
|---|---|
| 電話番号 | 050-5541-8600 |
| 営業時間 | 10:00~17:00(入場16:30まで) |
| 定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、展示替期間 |
| 駐車場 | 府中の森公園駐車場(有料)を利用 |
| アクセス | 京王線 東府中駅北口から徒歩約17分/府中駅からバス利用 |
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