
すさみ町立エビとカニの水族館は、和歌山県すさみ町にある、エビやカニを中心としたちょっと珍しい水族館です。一般的な水族館とはかなり雰囲気が違うので、どんな生き物がいるのか、わざわざ立ち寄るほど見どころがあるのか気になっている人もいると思います。
実際に調べてみると、約150種の甲殻類を中心とした展示だけでなく、タカアシガニなどの大型のカニ、タッチング体験、ウミガメ、ペンギンなど、名前から想像する以上にいろいろな楽しみ方があります。子どもと一緒に楽しめるのか、所要時間はどのくらいなのか、料金や営業時間、アクセス、駐車場についても訪れる前に確認しておきたいところですね。
場所は道の駅すさみの中にあり、南紀を車で観光するときにも立ち寄りやすいです。巨大水槽や派手なイルカショーを楽しむタイプではなく、生き物との距離の近さや、エビとカニに思い切って特化した展示をじっくり楽しむ水族館だと思います。
この記事では、すさみ町立エビとカニの水族館の見どころを中心に、展示されている生き物、子どもとの楽しみ方、所要時間の目安、料金、営業時間、アクセスまで紹介します。
- エビとカニに特化した個性的な展示の魅力
- タカアシガニや珍しい甲殻類の注目ポイント
- タッチング体験や子どもと楽しめる場所
- 所要時間・料金・営業時間・アクセスの基本情報
すさみ町立エビとカニの水族館は約150種の甲殻類を展示
この水族館で面白いのは、やはりテーマの分かりやすさです。エビとカニを中心に約150種の甲殻類が展示されていて、大型水族館とはまったく違った方向から海の生き物を楽しめます。
エビとカニを主役としてじっくり観察できる
水族館というと、大型のサメや色鮮やかな熱帯魚、イルカ、クラゲなどを思い浮かべる人が多いかもしれません。
すさみ町立エビとカニの水族館では、その中では脇役になりがちなエビやカニが主役です。
エビやカニとひとまとめにしてしまいがちですが、実際に水槽を順番に見ていくと、体の形、脚の長さ、ハサミ、模様、色などが種類によってかなり違います。
岩の隙間に隠れているものもいれば、水槽の中を動き回るものもいます。正面から見るだけではなく、横や少し低い位置から見てみると、「こんな形をしていたのか」と気付くこともありますね。
派手なショーを見るというより、小さな違いや変わった姿を発見しながら歩くのが、この水族館らしい楽しみ方だと思います。
廃校になった旧江住中学校の体育館を活用
施設そのものにも面白い特徴があります。
現在の水族館は、廃校となった旧江住中学校の体育館を再利用しています。
大型水族館のような巨大な建物を新しく造ったのではなく、地域に残っていた施設を活用しながら水族館として運営しているんですね。
館内も豪華なテーマパークという雰囲気ではありません。だからこそ、生き物を近い距離から一つずつ見て回る、小さな水族館ならではの面白さがあります。
水族館は道の駅すさみの敷地内にあります。水族館だけを目的に訪れるだけでなく、南紀観光の途中に道の駅で食事や休憩をしながら立ち寄れるのも使いやすいところです。
タカアシガニなど大型の甲殻類は迫力がある
小さなエビやカニを観察するだけではありません。甲殻類の中には驚くほど大きくなる種類もいて、そのサイズ感を実際に見られるのも楽しみのひとつです。
世界最大級のカニとして知られるタカアシガニ
エビとカニの水族館で注目したい生き物のひとつがタカアシガニです。
タカアシガニは世界最大級のカニとして知られ、名前の通り非常に長い脚を持っています。
写真で見たことがある人でも、水槽の中にいる実物を見ると脚の長さに驚くかもしれません。
普通のカニをイメージしたまま見ると、同じカニの仲間とは思えないほど独特の体型です。体そのものだけではなく、脚をどのように動かして移動するのかも見てみてください。
過去にはタカアシガニを実際に触れるスペシャルタッチングプールなども開催されており、甲殻類を間近で楽しむことを大切にしている水族館だと感じます。
イセエビなど身近な名前の生き物も見方が変わる
イセエビのように、食材として名前を知っている甲殻類も、水族館で生きている姿を見ると印象が変わります。
長い触角を動かしたり、岩陰に身を寄せたり、水槽の中を移動したりする姿を見ると、当然ですが「海で生活している生き物なんだ」と改めて感じます。
エビとカニの水族館では、こうした知っているつもりだった生き物を改めて観察できるのも面白いところです。
子どもと一緒なら、名前を覚えることにこだわるより、「このカニは脚が長い」「このエビは色がきれい」と違いを探しながら歩いてみるのもいいと思います。
タッチング体験は子どもにも人気
水槽越しに見るだけでなく、生き物を身近に感じられる体験もあります。展示内容は時期によって変わるため、実際に触れられる生き物は当日の案内を確認してください。
海の生き物を間近で観察できる
館内では、タッチングを楽しめる展示が行われています。
これまでにもウニ、ヒトデ、ナマコをはじめ、イセエビ、タカアシガニ、オオグソクムシ、カブトガニなど、さまざまな生き物を対象としたタッチング企画が開催されてきました。
水槽越しに見るのと、すぐ近くから観察するのとでは感じ方がかなり違います。
特に甲殻類は、硬そうな殻、脚、ハサミなど体の構造が特徴的です。近くから見ることで、普段は気にしていなかった部分まで目に入ります。
触れることそのものより、生き物の形や動きを近くで観察してみるのがおすすめです。スタッフの案内や注意事項に従い、生き物に負担をかけないよう優しく体験しましょう。
ヤドカリやザリガニなどの体験も楽しみ
時期や当日の展示内容によっては、ヤドカリやザリガニなどに関係する体験を楽しめることもあります。
子どもにとっては、水槽を順番に見るだけではなく、自分から参加できる体験が途中にあるとかなり印象が変わりますね。
館内自体が巨大ではないので、展示を見る、体験する、また違う生き物を見るという流れで回りやすいのも特徴です。
タッチングや体験内容は常設とは限らず、生き物の状態などによって変更される可能性があります。特定の体験を目的に訪れる場合は、当日の実施状況を確認してください。
エビとカニだけではなくペンギンやウミガメもいる
名前を見ると、本当にエビとカニしかいない水族館のように感じますが、館内ではほかの生き物にも出会えます。甲殻類をたっぷり見たあとに違う生き物が現れるので、館内を歩く楽しさにも変化があります。
ペンギンを近い距離から観察
館内ではペンギンも飼育されています。
大型水族館のような大規模なペンギン展示とは違いますが、その分、近い距離から表情や動きを観察しやすいのがいいですね。
じっと立っているときと歩いているときでも印象が違いますし、首や翼を動かす様子を眺めているだけでも意外と時間が過ぎます。
エビとカニが続く館内で突然ペンギンが登場するので、子どもにとっても気分が変わるポイントになりそうです。
ウミガメの大きさも間近で感じられる
ウミガメも人気の生き物です。
ウミガメは映像ではよく見る生き物ですが、実物を近くから見ると甲羅や頭の大きさを実感できます。
タイミングによってはウミガメへの餌やり体験などが行われることもあります。餌を目がけて近づいてくる様子を見ると、普通に泳いでいるときとは違った動きを観察できますね。
実施状況や料金などは変更される可能性があるので、餌やりを楽しみにしている場合は現地または公式情報で確認しておきましょう。
変わった海の生き物に出会えるのも面白い
エビとカニに特化しているとはいえ、展示の面白さは甲殻類だけではありません。季節の企画展示なども行われているので、以前訪れたことがある人でも違った生き物に出会える可能性があります。
オオグソクムシなど独特な姿の生き物も
ちょっと変わった生き物が好きな人なら、オオグソクムシのような生き物にも注目です。
オオグソクムシはダンゴムシなどに近い仲間で、深い海に暮らしています。
陸上で見かけるダンゴムシをかなり大きくしたような独特の姿は、かわいいと感じる人と少し怖いと感じる人で分かれるかもしれません。
ただ、こうした普段なかなか出会わない生き物を間近で観察できるのも、小さな水族館を訪れる面白さですね。
季節ごとの企画展示もチェックしたい
すさみ町立エビとカニの水族館では、テーマを決めた企画展示が開催されることがあります。
過去には深海生物やクラゲ、カエルなどを扱った企画もあり、2026年夏には細長い姿の生き物に注目した「にょろにょろ展」も開催されています。
常設展示だけを見るつもりで訪れても、時期によって思わぬ生き物に出会えることがあります。
旅行の日程が決まったら、その時期にどんな特別展示が行われているのか確認してみると、もうひとつ楽しみが増えると思います。
館内はコンパクトだからこそじっくり見たい
すさみ町立エビとカニの水族館は、巨大水族館のような規模ではありません。そこを物足りないと感じるか、珍しい生き物を近くから見られる場所として楽しむかで印象がかなり変わりそうです。
所要時間は1時間前後を考えておくと回りやすい
館内を見て回る所要時間は、1時間前後をひとつの目安にすると予定を組みやすいです。
これはあくまで一般的な目安で、展示をどれくらいじっくり見るか、タッチングなどの体験をするか、子どもと一緒かによって変わります。
水槽をテンポよく見ていくなら1時間以内で回ることもできますし、生き物の説明まで読みながらじっくり観察すれば、それ以上滞在することもあるでしょう。
南紀旅行では白浜や串本など複数の場所を回ることも多いので、長時間の観光施設だけでなく、こうしたコンパクトな立ち寄りスポットを途中に入れるのも動きやすいかなと思います。
小さい水族館だから生き物との距離が近い
規模だけを比較すれば、大都市にある大型水族館とはかなり違います。
巨大な水槽を魚の群れが泳いだり、大規模なショーを開催したりする施設ではありません。
一方で、水槽の中にいる一匹一匹を近くから見やすいのはこちらの良さです。
珍しいエビを探したり、カニの脚の動きを眺めたり、タッチングを楽しんだりと、距離の近さを生かした見方が合っています。
大型水槽やイルカショーなどを期待して訪れると、イメージとは違う可能性があります。エビやカニを中心とした珍しい生き物を近距離で観察する、小規模で個性的な水族館として訪れると楽しみやすいです。
道の駅すさみと一緒に楽しめる
水族館の立地も大きな特徴です。道の駅すさみの敷地内にあるため、水族館だけで予定を完結させる必要がなく、食事や休憩と組み合わせやすくなっています。
南紀ドライブの途中に立ち寄りやすい
住所は和歌山県西牟婁郡すさみ町江住808-1です。
道の駅すさみの中にあるので、車で南紀を移動している途中に立ち寄りやすい場所です。
白浜方面から串本方面へ向かう途中、あるいはその逆方向へ移動するときに、休憩を兼ねて立ち寄る使い方もできます。
水族館を見たあと、そのまま道の駅で食事をしたり、お土産を見たりできるので、家族旅行でも予定を組みやすいですね。
駐車場は道の駅と共用で無料
車の場合は、道の駅すさみの駐車場を無料で利用できます。
ただし、休日や連休などは道の駅自体を利用する人も多くなるため、駐車場が混雑する可能性があります。
時間に余裕があるなら、昼食時など利用者が集中しやすい時間帯を少しずらして訪れるのもいいかもしれません。
古いカーナビでは、以前の水族館所在地である日本童謡の園が表示される場合があります。車で向かう場合は「道の駅すさみ」または現在の住所を確認して目的地を設定すると安心です。
入館料金と営業時間を確認しておこう
料金は2025年4月に改定されています。古い旅行記事や口コミでは以前の料金が掲載されていることがあるため、現在の料金を基準に予定を立てましょう。
一般料金は大人1000円
一般の入館料金は、大人1,000円、小・中学生500円、3歳以上の幼児300円です。3歳未満は無料となっています。
| 区分 | 一般料金 |
|---|---|
| 大人 | 1,000円 |
| 小・中学生 | 500円 |
| 幼児(3歳以上) | 300円 |
| 3歳未満 | 無料 |
年間パスポートも用意されていて、大人2,000円、小・中学生1,000円、幼児500円となっています。
また、串本海中公園との共通入場券なども設定されています。南紀で複数の水族館を回る予定なら、利用条件を確認してみるのもいいですね。
営業時間は9時から17時まで
開館時間は9時から17時までで、最終入館は16時20分です。
基本的には年中無休で、年末年始も営業しています。
ただし、施設修繕などによる臨時休館が設定される場合があります。実際に2026年にも修繕工事による臨時休館期間が設けられていますので、遠方から訪れる場合は営業状況を直前に確認しておいたほうが安心です。
すさみ町立エビとカニの水族館は個性を楽しむ場所
すさみ町立エビとカニの水族館は、大型水族館とは違った方向に振り切った施設です。
約150種の甲殻類を中心に、タカアシガニなどの大型のカニから、小さくて色鮮やかなエビ、独特な姿をした海の生き物まで、一つずつ観察していく楽しさがあります。
さらにタッチング体験、ペンギン、ウミガメ、季節の企画展示などもあり、名前を見て想像するより館内には変化があります。特に生き物を近くから見たい人や、少し変わった水族館が好きな人には面白い場所ですね。
私なら南紀をドライブするとき、道の駅すさみでの休憩とセットで予定に入れます。1時間前後を確保しておけば、旅程を大きく崩さず、普通の水族館とはかなり違った世界を楽しめると思います。
入館料金、営業時間、休館日、展示生物、タッチング体験、餌やり、企画展示などは変更される場合があります。記事内の所要時間や数値はあくまで一般的な目安です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。
また、生き物とのふれあいに際して健康面や安全面で個別の配慮が必要な場合は施設へ事前に確認し、必要に応じて医療などの専門家に相談したうえで最終的な判断をしてください。
すさみ町立エビとカニの水族館の基本情報
| 住所 | 〒649-3142 和歌山県西牟婁郡すさみ町江住808-1 |
|---|---|
| 電話番号 | 0739-58-8007 |
| 営業時間 | 9:00~17:00(最終入館16:20) |
| 定休日 | 年中無休(年末年始も営業) |
| 駐車場 | 道の駅すさみ併設駐車場/無料 |
| アクセス | JRきのくに線「江住駅」から徒歩約20分。道の駅すさみ内。 |
すさみ町立エビとカニの水族館の場所
このあと、どこ行く?
今いる場所から近い飲食店・観光スポット・神社や寺院・ご当地グルメ・ホテルを探せます。
位置情報は検索のためだけに使用し、この機能では保存しません。
📍 旅を続ける
このあと、どこ行く?
今いる場所から、次に立ち寄れるスポットを探せます。
週末、どこ行く?
日本の魅力を、見つけに行こう
観光スポット・ご当地グルメ・神社やお寺など
あなたの次の旅がきっと見つかる、旅行情報サイト「にほん旅さんぽ」
今から楽しめる場所を探す
今いる場所から、次に行けるスポットを距離順で探せます。
観光・グルメ・神社やお寺・ホテルまで、旅の続きをその場で見つけよう。
🔒 位置情報は検索のためだけに使用し、この機能では保存しません。