新宮熊野神社の滞在時間は？バスや車での所要時間を場面別に解説
こんにちは。にほん旅さんぽ、運営者の「ちょぼ」です。
福島県喜多方市にある新宮熊野神社へ行こうと計画している皆さん、スケジュールの調整は順調でしょうか。
特に「長床（ながとこ）」と呼ばれる拝殿は有名ですが、実際に行ってみるとどのくらいの滞在時間を見ておけばいいのか、悩みますよね。次のバスまでの時間を持て余さないか、逆に時間が足りなくて焦ってしまわないか、あるいはランチはどうすればいいのか。
私自身も旅行前は現地の時間配分がわからず、いろいろと調べた記憶があります。この記事では、私が実際に訪れた経験やリサーチをもとに、移動手段や季節ごとの最適な時間配分について詳しくお話しします。
- 車やバスなど移動手段によって異なる滞在時間の目安
- 週末のみ運行する観光バス利用時の注意点とダイヤ
- 周辺のランチ事情と喜多方ラーメン店への移動時間
- 紅葉シーズンの混雑やライトアップ時の撮影所要時間
目的別に見る新宮熊野神社の滞在時間
新宮熊野神社での滞在時間は、移動手段や「何をメインに見たいか」によって大きく変わってきます。サッと見学してラーメンを食べに行きたい人と、バスのダイヤに縛られる人、あるいは写真をじっくり撮りたい人では、必要な時間が全く異なるんです。
長床と本殿参拝に必要な所要時間
車やタクシーで訪れて、基本的な見どころを回るだけの「標準的な観光」であれば、滞在時間は30分程度を見ておけば十分かなと思います。
新宮熊野神社の境内は、すごく広いというわけではありません。駐車場から参道を歩いて5分、メインの長床（拝殿）を見学して、奥にある本殿にお参りするのに15分ほど。あとは写真を撮ったり境内を少し散策したりして、トータル30分あれば満足できるはずです。
【30分コースの内訳イメージ】
- 到着・参道移動：約5分
- 長床の見学・写真撮影：約10分
- 本殿への参拝：約5分
- 御朱印・散策：約10分
長床は壁がない吹き抜けの構造なので、建物の外側から全体を眺めたり、中に入って柱の並びを見たりするスタイルになります。細部を凝視するというよりは、空間全体の雰囲気を味わう場所なので、意外とサクサク見学できますよ。
宝物殿や御朱印も含む見学時間
もし、歴史が好きで「重要文化財をしっかり見たい」という方や、御朱印をいただく予定の方は、45分から1時間弱を見ておくと安心です。
境内のすぐ脇には「宝物殿」があります。拝観料は大人300円かかりますが、ここには国の重要文化財である銅鉢や、木造千手観音立像などが収蔵されています。口コミでも「ガラスケース越しだけど、すごく近くで見られて迫力がある」「意外な穴場」と評価が高いんです。
宝物殿について 有料エリアに入ると、「せっかくだから元を取ろう」という心理も働いて、解説をじっくり読んだりしますよね。そうなるとプラス15分〜20分は必要になります。
また、御朱印をいただく場合、混雑状況によっては待ち時間が発生することもあります。時間に余裕を持ったスケジュールを組むのがおすすめです。
バスのダイヤに合わせた滞在計画
公共交通機関、特に観光循環バス「ぶらりん号」を利用する場合は、自分の意思で滞在時間を決めるというよりは、「バスの運行間隔に合わせて滞在時間が決まってしまう」点に注意が必要です。
【超重要】ぶらりん号の運行日に注意 ぶらりん号は、基本的に4月から11月の「土・日・祝日のみ」の運行です。平日は走っていない可能性が高いので、必ず事前に最新情報をチェックしてください。
バスの時刻表を見ると、例えばお昼の時間帯なら「13:00頃に到着して、帰りのバスが13:53発」というパターンが多くなります。この場合、滞在時間は約50分で固定されます。
実はこの50分という時間は、長床を見て、参拝して、宝物殿も見て、最後にちょっとお土産を見るのにぴったりの長さなんです。「バス旅のゴールデンタイム」と言ってもいいかもしれませんね。
紅葉やライトアップの撮影時間
11月中旬から下旬にかけて、あの大イチョウが黄色く染まる時期は、話が全く別になります。この時期は「観光」というより「撮影イベント」に参加する感覚に近いです。
特にカメラを持っていく方は、最低でも60分、できれば90分以上の時間を確保しておきたいところです。
- 構図の確保： 多くの人が写真を撮っているので、人が途切れるのを待つ時間が必要です。
- ライトアップ： 夕方17:30頃からライトアップが始まりますが、日没前の薄暗い時間（マジックアワー）から待機する人も多いです。
- 駐車場の混雑： 普段はスムーズな駐車場も、この時期だけは入出庫に時間がかかることがあります。
「きれいな写真を撮りたい！」という情熱がある方は、時間は度外視して、ゆったりとした計画を立てることを強くおすすめします。
和歌山県新宮市との混同に注意
リサーチをしていて気付いたのですが、ネットでランチ情報などを探していると、和歌山県にある「熊野速玉大社（新宮市）」周辺の情報が混ざって出てくることがよくあります。
「近くに良さそうなカフェがある！」と思っても、住所を見たら和歌山県だった…なんてことにならないように注意してくださいね。今回ご紹介しているのは、福島県喜多方市の「新宮熊野神社（長床）」です。
新宮熊野神社の滞在時間と周辺ランチ
滞在時間と同じくらい気になるのが、「お昼ご飯をどこで食べるか」ですよね。「神社の近くでサクッと食べてから次の観光に行きたい」と考える方も多いと思いますが、現実は少し違います。
徒歩圏内にある休憩処いっぷく
結論から言うと、新宮熊野神社の徒歩圏内に、本格的なランチができる飲食店はほとんどありません。
唯一、神社の目の前にあるのが「熊野の休憩処 いっぷく」です。ここでは、お蕎麦などの軽食や、じゅうねん（エゴマ）を使った和スイーツなどが楽しめます。「バスの待ち時間に小腹を満たす」とか「ちょっと休憩する」という使い方がメインになるかなと思います。
しっかりとした食事をとりたい場合は、ここでお腹いっぱいにするよりも、次の目的地へ移動するのが賢明です。
喜多方駅周辺のラーメン店へ移動
せっかく喜多方に来たなら、やっぱり「喜多方ラーメン」を食べたいですよね。新宮熊野神社から喜多方駅周辺の市街地までは、車やバスで10分〜15分ほどの距離です。
この「移動時間」と「ラーメン屋での食事時間」をセットで考えることが、旅のスケジュール成功の鍵です。
| 店舗名 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| 坂内食堂 | 超有名店。肉そばが人気。 | 行列必至。待ち時間長め。 |
| 食堂なまえ | 透き通ったスープと太麺。 | 席数が少なめ。 |
| 食堂はせ川 | リピーター多い淡麗系。 | お昼時は混雑。 |
人気店の待ち時間を考慮した工程
ここで重要なのが、人気ラーメン店の「待ち時間」も滞在時間の一部として計算に入れることです。
例えば、有名店の「坂内食堂」などは、休日だと30分から1時間以上並ぶことも珍しくありません。神社の滞在時間を30分で切り上げたとしても、ラーメン屋さんで1時間待つことになれば、トータルの所要時間は2時間近くになってしまいます。
「神社の後はすぐに次の観光地へ！」と詰め込みすぎず、ランチの待ち時間も含めたゆとりあるスケジュールを組んでおくと、イライラせずに旅を楽しめますよ。
朝ラーを活用して効率的に観光
時間を有効に使いたい方におすすめなのが、喜多方名物の「朝ラー（朝ラーメン）」です。
朝7時や8時から営業しているラーメン店で朝食を済ませてから、9時頃に新宮熊野神社へ移動するプランです。これなら、お店の行列も比較的短くて済みますし、神社の境内もまだ人が少なくて静かです。
「朝イチでラーメン食べて、静かな長床を見て、混んでくる前にお昼過ぎには次のエリアへ」という動き方は、私自身もよくやる効率的な回遊ルートです。
新宮熊野神社の滞在時間まとめ
最後に、新宮熊野神社の滞在時間について要点をまとめておきます。
- サクッと観光（車・タクシー）： 30分あれば十分回れます。
- バス利用・じっくり派： 50分〜60分。バスのダイヤに合わせるのが吉。
- 紅葉・撮影ガチ勢： 60分〜90分以上。時間は気にせず没頭しましょう。
- ランチ： 周辺にはお店が少ないので、喜多方駅周辺へ移動してラーメンがおすすめ。
皆さんの旅のスタイルに合わせて、無理のないスケジュールを組んでみてくださいね。長床の吹き抜ける風と、四季折々の景色は本当に素晴らしいので、ぜひ楽しんできてください！
新宮熊野神社の情報
| 公式サイト | 新宮熊野神社 |
| 住所 | 福島県喜多方市慶徳町新宮熊野2258 |
| 営業時間 | 8:30～16:45 |
| 料金 | 大人300円（250円）、高校生200円（150円）、中学生以下無料 |
| 電話番号 | 0241-23-0775 |
| 駐車場はありますか？ | 無料駐車場あり。大型バス可（要問合せ） |