東京国立近代美術館の見どころ|MOMATコレクションを楽しむ

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東京国立近代美術館の見どころ|MOMATコレクションを楽しむ

東京国立近代美術館は、東京都千代田区の北の丸公園にあり、日本の近現代美術をじっくり楽しめる国立美術館です。東京の美術館を探していて、開催中の展覧会やチケット料金、アクセス、所要時間などが気になっている方も多いのではないでしょうか。

東京国立近代美術館の大きな見どころが、所蔵作品展のMOMATコレクションです。日本画、洋画、版画、彫刻、写真、映像など幅広い作品を収蔵していて、展示替えをしながら日本の近現代美術の流れを紹介しています。企画展も開催されるので、いつ訪れるかによって楽しめる作品が変わるのも特徴ですね。

初めて行くとなると、入館料はいくらなのか、チケットの予約は必要なのか、開館時間や休館日はどうなっているのか、最寄り駅の竹橋駅から何分くらい歩くのかも気になるところです。館内には皇居を望める眺めのよい部屋やミュージアムショップもあり、作品鑑賞以外にも立ち寄りたい場所があります。

この記事では、東京国立近代美術館の見どころを中心に、MOMATコレクション、企画展、料金、チケット、所要時間、アクセス、ミュージアムショップなど、訪れる前に知っておきたい情報をまとめて紹介します。

  • 東京国立近代美術館ならではの見どころ
  • MOMATコレクションと企画展の楽しみ方
  • 料金・チケット・開館時間・所要時間の目安
  • 竹橋駅からのアクセスと館内施設
目次

東京国立近代美術館はどんな美術館?

東京国立近代美術館は、皇居や北の丸公園のすぐ近くに位置する美術館です。日本の近現代美術を幅広く収集していて、一つの時代や作家だけではなく、日本美術がどのように変化してきたのかをたどれるところに大きな魅力があります。

日本で最初の国立美術館

東京国立近代美術館は1952年に開館した、日本で最初の国立美術館です。現在は英語名称のThe National Museum of Modern Art, Tokyoから、MOMATという略称でも親しまれています。

場所は東京都千代田区の北の丸公園。皇居に近く、東京の中心部とは思えないほど緑を感じられるエリアにあります。

所蔵しているのは、19世紀末から現代までの日本美術を中心とした作品です。日本画や洋画だけではなく、版画、水彩、素描、彫刻、写真、映像などジャンルも幅広く、近現代の日本美術をまとめて見られるのが面白いところですね。

一つの美術館を歩きながら100年以上にわたる日本美術の変化をたどれるというのは、東京国立近代美術館ならではの魅力かなと思います。

国内最大級の近現代美術コレクション

東京国立近代美術館は、14,000点近い近現代美術の作品を所蔵する国内最大級のコレクションを持っています。

これだけ聞くと、とても一日では見られないと思いますよね。実際、すべての所蔵作品が常時展示されているわけではありません。

中心となる所蔵作品展MOMATコレクションでは、収蔵作品の中から会期ごとに約200点が選ばれ、展示替えをしながら公開されています。

そのため、一度訪れたことがある方でも、時期を変えて行けば違う作品と出会える可能性があります。

東京国立近代美術館は、作品数の多さだけでなく、日本の近現代美術を時代の流れと一緒に見られるところがポイントです。美術に詳しくなくても、順番に見ていくことで時代による表現の違いを感じやすいと思います。

工芸館は現在は金沢へ移転

東京国立近代美術館について調べていると、工芸館という名前を見かけることがあります。

以前は東京国立近代美術館の工芸館が北の丸公園にありましたが、2020年に石川県金沢市へ移転しています。

現在は国立工芸館として金沢で活動しているため、東京国立近代美術館を訪れても旧工芸館で展示を見ることはできません。

古い旅行情報などを見ると混同しやすいところなので、工芸作品を目的にしている場合は注意したいですね。

周辺観光

合わせて行きたい観光スポット

この場所の近くにある人気の観光スポットはこちら。

東京国立近代美術館の見どころ

東京国立近代美術館でまず見ておきたいのがMOMATコレクションです。有名作家の作品だけを追いかけるより、時代の流れを意識しながら歩いてみると、この美術館の面白さがより分かりやすくなります。

MOMATコレクションで日本美術の流れを見る

MOMATコレクションは、東京国立近代美術館が所蔵する作品から選ばれた作品を紹介する所蔵作品展です。

横山大観、菱田春草、岸田劉生など、日本の近現代美術を語るうえで名前を目にすることの多い作家をはじめ、さまざまな時代の作品を見ることができます。

私が面白いと思うのは、有名な作品だけが独立して展示されているのではなく、時代背景や表現の変化を意識しながら作品を見られるところです。

明治、大正、昭和、そして現代へと時代が進むにつれて、絵の描き方や題材、作品そのものの考え方まで変化していきます。

美術史を詳しく知らなくても、「さっきまでの作品と雰囲気が変わってきたな」と感じながら歩くだけでも十分楽しめます。

重要文化財を含む作品にも注目

東京国立近代美術館のコレクションには、重要文化財に指定されている作品も含まれています。

ただし、保存上の理由などからすべての作品がいつでも展示されているわけではありません。

特に日本画や紙を使った作品などは、作品保護のため展示期間が限られることがあります。

「この作品を絶対に見たい」という目的がある場合は、作品を所蔵していることだけで判断せず、訪問予定日に実際に展示されているかまで確認しておくのがおすすめです。

MOMATコレクションは展示替えがあります。同じ展示室でも訪問時期によって作品が変わるため、気になる作品がある場合は開催中の展示内容を確認してから訪れると安心です。

企画展では国内外の多彩な美術を紹介

東京国立近代美術館では、MOMATコレクションとは別に企画展も開催されています。

特定の作家を深く掘り下げる展覧会や、テーマを設定して作品を紹介する展覧会など、内容はその時々で変わります。

企画展を目的に訪れた場合でも、時間に余裕があればMOMATコレクションまで見てみるのがおすすめです。

企画展のチケットで所蔵作品展も鑑賞できる場合がありますが、展覧会によって条件が異なるため、購入するチケットの内容を確認しておきましょう。

眺めのよい部屋から皇居を見渡す

作品鑑賞の途中でぜひ立ち寄りたいのが、最上階にある展望休憩室の眺めのよい部屋です。東京国立近代美術館は皇居のすぐそばにあるため、美術館の中から東京らしい景色を楽しめます。

皇居と丸の内方面を望める休憩スペース

眺めのよい部屋は、名前の通り景色を楽しみながら休憩できるスペースです。

窓の向こうには皇居の緑が広がり、その先には丸の内方面のビル群を見ることができます。

東京というと高層ビルが並ぶ都会的な風景を想像しますが、その手前に皇居の大きな緑が広がっているのが印象的です。

美術作品を見たあとに、皇居の緑と東京の街並みを一緒に眺められるのも、この立地だからこその楽しみですね。

鑑賞の途中で休憩する場所としても便利

MOMATコレクションをじっくり見ていると、思っている以上に歩きます。

作品数も多いため、最初から最後まで一気に見ようとすると後半で疲れてしまうこともあります。

そんなときは眺めのよい部屋で少し休憩してから、残りの展示を見るのもいいと思います。

美術館では「全部しっかり見なければ」と考えてしまいがちですが、気になる作品で立ち止まりながら、自分のペースで回るくらいがちょうどいいですね。

東京国立近代美術館の料金とチケット

東京国立近代美術館では、所蔵作品展MOMATコレクションと企画展で料金体系が異なります。また、料金改定が行われる場合もあるため、実際に訪れる際は最新料金を確認することが大切です。

MOMATコレクションの観覧料金

MOMATコレクションは比較的利用しやすい料金で、日本の近現代美術を幅広く楽しめるのが魅力です。

ただし、東京国立近代美術館では所蔵作品展の観覧料金改定が案内されているため、過去に訪れたことがある方も最新料金を確認したほうが安心です。

所蔵作品展の料金は改定される場合があります。企画展は展覧会ごとに料金が設定されるため、訪問時の正確な情報は公式サイトをご確認ください。

企画展の料金は展覧会ごとに異なる

企画展には一律の料金が設定されているわけではありません。

開催される展覧会によって一般、大学生などの料金が変わり、高校生以下や18歳未満などが無料になる場合もあります。

企画展によってはオンラインチケットが販売されることもあります。

人気の高い展覧会では混雑する可能性もあるため、企画展を目的に訪れる場合は料金だけでなく、日時指定や予約の有無も確認しておくと安心ですね。

無料観覧日が設定されることもある

東京国立近代美術館では、所蔵作品展を無料で観覧できる日が設定されることがあります。

こうした日は通常より多くの人が訪れる可能性があるため、料金だけでなく混雑とのバランスも考えて利用するといいでしょう。

割引制度や無料対象になる場合は、年齢や学生資格などを確認できる証明書の提示を求められることがあります。利用予定の場合は必要なものを事前に確認しておきましょう。

東京国立近代美術館の開館時間と休館日

東京国立近代美術館は通常17時までですが、金曜日と土曜日は夜まで開館しています。平日の昼間だけでなく、東京観光の夕方以降に組み込みやすいのも便利なところです。

通常は10時から17時まで

項目内容
通常の開館時間10:00~17:00
金曜日・土曜日10:00~20:00
最終入館閉館30分前まで
主な休館日月曜日、展示替期間、年末年始
月曜日が祝休日の場合開館し翌平日が休館
所在地東京都千代田区北の丸公園3-1

金曜日と土曜日は20時まで開館しているため、昼間に別の観光スポットを回ってから訪れる方法もあります。

ただし、企画展については展覧会によって開館時間が異なる場合があります。

また、展示替えのため通常の休館日以外に休館する期間もあるので、訪問日が決まったら開館カレンダーを確認しておくのがおすすめです。

夜間開館なら落ち着いて楽しみやすい

金曜日や土曜日に予定を組めるなら、夜間開館を利用する方法もあります。

日中に皇居周辺や東京駅周辺を観光して、夕方から美術館へ向かうと一日の予定を組みやすいですね。

季節によっては、眺めのよい部屋から昼間とは違った東京の景色を楽しめるのも魅力です。

ただし、閉館直前に入るとMOMATコレクションを十分に見られない可能性があります。初めて訪れるなら、ある程度余裕を持って入館するのがおすすめです。

東京国立近代美術館の所要時間

東京国立近代美術館の所要時間は、MOMATコレクションだけを見るのか、企画展まで見るのかによってかなり変わります。作品数が多いので、美術館が好きな方は余裕のある予定を組んでおくと安心です。

MOMATコレクションなら1時間30分から2時間が目安

MOMATコレクションを一通り鑑賞するなら、1時間30分から2時間程度をひとつの目安にすると予定を立てやすいと思います。

もちろん、これはあくまで一般的な目安です。

作品をテンポよく見る方なら短時間でも回れますし、解説を読みながら一作品ずつ見ていけば2時間以上かかることもあります。

眺めのよい部屋で休憩したり、ミュージアムショップへ立ち寄ったりする時間も考えるなら、少し余裕を持たせておいたほうがいいですね。

企画展も見るなら2時間30分以上を考えたい

MOMATコレクションと企画展の両方を鑑賞する場合は、2時間30分から3時間以上を見ておくと比較的ゆったり楽しめます。

大型の企画展では、それだけで1時間以上かかることもあります。

美術館を旅行中の立ち寄りスポットとして利用する場合は、すべてを見ることにこだわらず、企画展かMOMATコレクションのどちらかを中心にする方法もありです。

短時間ならMOMATコレクションを中心に約1時間、じっくり見るなら1時間30分から2時間、企画展まで楽しむなら2時間30分以上を目安にすると予定を組みやすいでしょう。

東京国立近代美術館へのアクセス

東京国立近代美術館は公共交通機関でアクセスしやすく、最寄りの竹橋駅から徒歩約3分です。東京駅や大手町方面からも移動しやすいため、東京観光の予定にも組み込みやすい場所です。

竹橋駅1b出口から徒歩約3分

最寄り駅は東京メトロ東西線の竹橋駅です。

竹橋駅の1b出口から東京国立近代美術館までは徒歩約3分。駅を出てすぐの距離なので、初めてでも比較的アクセスしやすいと思います。

そのほか、九段下駅や神保町駅から歩くこともできますが、どちらも美術館までは徒歩約15分です。

駅美術館までの目安
竹橋駅1b出口から徒歩約3分
九段下駅4番出口から徒歩約15分
神保町駅A1出口から徒歩約15分

特に理由がなければ、竹橋駅を利用するのが分かりやすいですね。

ベビーカーや車椅子なら利用する出口に注意

竹橋駅1b出口は美術館に最も近い出口ですが、エレベーターや車椅子用昇降機がありません。

車椅子やベビーカーを利用する場合は、竹橋駅の2番出口からバリアフリールートを利用できます。

九段下駅では6番出口、神保町駅ではA2出口にエレベーターがあります。

最短ルートとバリアフリールートでは利用する駅出口が異なります。階段の利用が難しい場合は、距離だけで出口を選ばず、事前にバリアフリールートを確認しておくと安心です。

専用駐車場はない

東京国立近代美術館には、一般来館者向けの専用駐車場はありません。

車で訪れる場合は周辺の有料駐車場を利用することになります。

東京都心という場所柄、駐車料金や空き状況も考える必要があるので、特別な理由がなければ地下鉄を利用するほうが移動しやすいかなと思います。

なお、身体の不自由な方が利用する車については駐車スペースが用意されています。利用条件などは事前に確認しておきましょう。

ミュージアムショップや館内設備もチェック

作品を見終わったあとも、すぐに帰らず館内を少し見て回るのがおすすめです。ミュージアムショップをはじめ、休憩できる場所や作品鑑賞を助けてくれるサービスがあります。

ミュージアムショップで図録やグッズを探す

美術館巡りが好きな方なら、最後に立ち寄りたくなるのがミュージアムショップですよね。

展覧会に関連する図録や美術書、オリジナルグッズなどを探せます。

鑑賞中に気になった作家についてもう少し知りたいときは、関連書籍を探してみるのも面白いです。

旅行のお土産として、美術館らしいグッズを探すのもいいですね。

作品解説アプリを活用する方法も

東京国立近代美術館では、作品鑑賞をサポートするデジタルコンテンツも用意されています。

美術作品は「何を見ればいいのか分からない」と感じることがありますが、解説があると作品の背景や見どころが分かりやすくなります。

すべての解説を読む必要はありません。気になった作品だけ詳しく調べるくらいでも、鑑賞の印象はかなり変わると思います。

車椅子やベビーカーの貸し出しもある

館内では車椅子やベビーカーの貸し出しが行われています。

また、座って休める場所やコインロッカー、救護スペースなども用意されています。

大きな荷物を持ったまま展示室を歩くより、利用できる設備を活用したほうが作品を見やすくなります。

必要な設備がある場合は、利用条件や当日の状況を事前に確認しておくと安心です。

東京国立近代美術館と一緒に皇居周辺を歩く

東京国立近代美術館は、皇居や北の丸公園に近い立地も魅力です。美術館だけで予定を終わらせず、周辺散策と組み合わせると東京観光の一日を組み立てやすくなります。

北の丸公園を散策する

東京国立近代美術館がある北の丸公園周辺は、東京都心でありながら緑を感じられる場所です。

美術館で長時間作品を見たあとに外へ出て、公園周辺を歩いて気分転換するのもいいですね。

春や秋など歩きやすい季節なら、美術館と公園散策をセットにすることで屋内と屋外の両方を楽しめます。

皇居周辺まで足を延ばす

東京国立近代美術館のすぐ近くには皇居があります。

美術館の眺めのよい部屋から見ていた景色を、今度は実際に歩いてみるという流れも面白いです。

皇居東御苑などを組み合わせる場合は、公開日や入園時間が美術館とは異なるため、それぞれの利用時間を確認してから予定を組みましょう。

東京駅や丸の内方面まで散策範囲を広げれば、美術館から都市観光へ自然につなげることもできます。

東京国立近代美術館は竹橋駅から近いため、美術館だけなら短時間でも訪れやすい場所です。一方で北の丸公園や皇居周辺まで歩くなら、半日程度の時間を確保するとゆったり楽しめます。

東京国立近代美術館で日本の近現代美術を楽しもう

東京国立近代美術館は、日本の近現代美術をまとめて見てみたい方にとって、とても興味深い美術館です。

14,000点近い国内最大級のコレクションから選ばれた作品を展示するMOMATコレクションでは、19世紀末から現代まで、日本美術がどのように変化してきたのかをたどれます。

特定の作家について詳しくなくても、年代を追いながら作品を見ていけば、「この時代になるとずいぶん表現が変わったな」といった発見があります。美術に詳しい人だけでなく、これから日本の近現代美術を見てみたい人にも入りやすい美術館だと思います。

また、企画展、眺めのよい部屋、ミュージアムショップなどを組み合わせれば、作品を見るだけではない楽しみ方もできます。竹橋駅から徒歩約3分というアクセスの良さも、東京観光ではうれしいところですね。

時間に余裕があれば、北の丸公園や皇居周辺まで散策してみるのもおすすめです。美術館の中で日本の近現代美術に触れ、そのあと東京の中心に残る緑の中を歩くという過ごし方も、この場所ならではかなと思います。

展覧会の日程、展示作品、チケット料金、無料観覧日、開館時間、休館日などは変更される場合があります。掲載している料金や所要時間などの数値はあくまで一般的な目安です。訪問前には正確な情報は公式サイトをご確認ください。

また、バリアフリー設備や身体的な負担などについて個別の判断が必要な場合は、施設への事前確認を行い、必要に応じて最終的な判断は専門家にご相談ください。

東京国立近代美術館の基本情報

住所 東京都千代田区北の丸公園3-1
電話番号 050-5541-8600
営業時間 10:00~17:00(金・土曜日は20:00まで)
定休日 月曜日(祝休日は開館し翌平日休館)、展示替期間、年末年始
料金 500円
アクセス 東京メトロ東西線 竹橋駅周辺

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