青森

霊場恐山へのアクセス方法や営業時間について

恐山とは?

恐山(おそれざん)は下北半島の中央部に位置する活火山であり、宇曽利山湖の湖畔に恐山菩提寺があります。

古くは宇曽利山(うそりやま)と呼ばれていたそうですが、日が経ちおそれやまと呼ばれ今のおそれざんになったそうです。

この地域は比叡山、高野山とともに日本三大霊場の一つであり、温泉も湧き出しています。

また、恐山周辺は下北半島国定公園に指定されています。霊場恐山として知られるこの地域は、観光や信仰の場として重要視されています。

宇曽利山湖の湖畔にある恐山菩提寺は、日本三大霊場の一つであり、9世紀である862年に天台宗の慈覚大師円仁によって開基された1000以上の歴史のある場所です。

本尊は延命地蔵尊であり、現在は曹洞宗の寺院となっています。恐山は死者の集まる山とされ、恐山大祭では、恐山菩提寺の境内でイタコの口寄せも行われます。

イタコの口寄せとは?

死者の霊魂を呼び寄せ、イタコに憑依させます。イタコは死者の声を模して、遺族や縁者と対話を行うそうです。内容しては、下記の通りです。

イタコの口寄せで行う事

  • 死者がなぜ亡くなったのかの説明
  • 遺族への言葉がけや励まし
  • 未解決の問題についての助言
  • 死後の世界の様子の描写

イタコの口寄せをおこなう理由

  • 心の整理をつける
  • 死を受け入れやすくなる
  • ストレスを軽減する

特に自殺や事故死、幼い子供を亡くした場合など、受け入れ難い死に直面した遺族の心のケアに役立つことがあります。

単なる霊能力の披露ではなく、遺族の悲しみに寄り添い、心の整理をつける手助けをする役割を果たしています。

地域の相談役として、人々の心の支えとなってきた歴史があるようです。

霊場恐山で見られる不思議な現象

霊山を登る霊魂の光景

非常に霊感の強い人には、霊たちが山を這い上がって頂上を目指しているような光景が見えるとされています。

異様な雰囲気

火山性の地形と硫黄の匂いが立ち込める環境が、この世とあの世の境界のような不思議な雰囲気を醸し出しています。

イタコの口寄せ

夏の例大祭や秋詣りの期間に行われるイタコの口寄せでは、死者の魂を呼び寄せて言葉を伝えるという現象が起こります。

パワーレスな感覚

恐山菩提寺院代によると、恐山はパワースポットではなくパワーレススポットだとされています。この「無の空間」だからこそ、亡くなった方の感情を感じることができるとされています。

これらの現象は個人の感覚や信仰に基づくものが多く、科学的に証明されているわけではありません。

しかし、恐山の独特な環境と長い歴史が、訪れる人々に強い印象を与え、このような体験談を生み出していると考えられます。

霊場恐山の期間や料金

開山期間毎年5月1日~10月31日
開門時間午前6時~午後18時
入山料500円
大祭典毎年7月20日~24日
秋祭典毎年10月の第二週の三連休

霊場恐山へのアクセス

むつの街から恐山までは約15キロとなっています!

  • バスだと約35分ほど
  • 車だと約20分ほど
  • タクシーを利用して約6000円前後

霊場恐山へ行った人の感想

恐山は名前もこわそう。そして霊場であった事実。なのに観光地としても人気が高い。

この世に自分ひとりしかいないような非現実世界を味わえた。自分を見つめなおすきっかけになった
何か引き寄せられて行ってしまった

少し怖い感じもしますが、何かを変えるきっかけやパワーを求めて行く観光客も多いようです。

恐山の情報

公式サイトなし
住所青森県むつ市大畑町
営業時間
料金
電話番号
駐車場はありますか?あり


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